市販カラーリングシャンプーおすすめ10選&美容師直伝ヘアカラーを長持ちさせるコツ
カラーリングシャンプーは、ヘアカラーをしたときに推奨されるシャンプーです。 どんな効果なのか、どうしたら効果が長持ちするのか知っていますか? そんな疑問に今回、美容師の奥谷さんが答えてくださいました! ヘアカラーをしている人必見です!
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カラーリングシャンプーは、カラーケアシャンプーの名前でも呼ばれることがあります。
カラーシャンプーとカラーリングシャンプーは間違えられやすいですが、カラーリングシャンプーは髪の毛に色を入れる効果はありません。
美容院などでカラーリングをした際に、髪に入れたカラーが抜けないようにできるだけ長持ちさせながら、髪や頭皮をケアして洗い上げるタイプのシャンプーをいいます。
カラーリングをした後から約1週間前後使用することで、染毛剤でダメージを受けた髪を補修したり、栄養を与えたりする働きがあるカラーリングシャンプーもあります。
染めた色をキープしやすくしながら汚れを落としたい方、カラーリングをした後の髪のダメージや頭皮の状態が気になる方に、カラーリングシャンプーがおすすめです。
Q. カラーリングシャンプーの効果は?
A. 退色を最低限に抑える
参考記事:市販カラーリングシャンプーおすすめ10選&美容師直伝ヘアカラーを長持ちさせるコツ
市販でおすすめのカラーリングシャンプー
カラーリングシャンプーは数が多く、どれを選んで良いのか迷う場合があるでしょう。
定評のあるカラーリングシャンプーについて紹介します。
おすすめ①:モイスト ダイアン シャンプー パーフェクト ビューティー エクストラダメージリペア
一見洋酒かと思う程のおしゃれなデザインのボトルです。
ダメージを補修する力の強いシャンプーですが、カラーの持ちをよくするカラーリングシャンプーとしても使えます。
ノンシリコンで強い洗浄成分のサリュートフリー(硫酸系の洗浄剤を使っていない)ので、髪や頭皮に刺激を受けることもありません。
パサつきもなくまとまりやすい髪になるでしょう。
おすすめ②:プリオール カラーケアシャンプー
ヘアカラーの色素だけでなく、髪の持つメラニン色素が流れ出るのも防ぐことができるというカラーリングシャンプーです。
カラーリングした髪の色あせがしにくくなります。
白髪染めをしている方や黒染めをした方に、色持ちが長くなると評価されています。
髪のハリやコシも出るため、細い髪の方にも向いているでしょう。
おすすめ③:資生堂プロ ルミノフォースシャンプー
ヘアカラーの退色を防ぐカラーリングシャンプーです。
フルーツ系とバラの香りで、癒やされるという方もいます。
サロン用の商品で美容院で勧められてそのまま使っているリピーターも多いです。
カラーリング後のごわつきがなく、ツヤが出てしなやかさが感じられる髪になると評価されています。
おすすめ④:オルビス(ORBIS) ナチュラルリペア シャンプー
植物由来の天然成分が配合されたアミノ酸系の弱酸性のシャンプーです。
カラーリングシャンプーではないのですが、髪と地肌に負担をかけないように洗い、健康な髪への発毛を促しやすいため、髪のコンディションが整い、カラーリングの色素が流れにくくなるでしょう。
無香料で髪や地肌に優しく、敏感肌の人にも使いやすいです。
おすすめ⑤:レフィーネ カラーセーブシャンプー ローズの香り
ヘアカラーや白髪染めの色持ちを良くするカラーリングシャンプーです。
ノンシリコンで合成香料無添加、天然のバラのアロマオイルが入っています。
敏感肌の人でも安心して使えるでしょう。
植物性の保湿成分が入っているので、髪の指通りもよくなり色あせもしにくいでしょう。
ローズの香り以外には、さっぱりした清涼感のあるラベンダーのカラーリングシャンプーもあります。
おすすめ⑥:シュワルツコフ BCクア カラーセーブ シャンプー
色持ちを良くし、カラーリングで傷んだキューティクルを補修して色止めをする効果のあるカラーリングシャンプーです。
カラーリングで傷んでツヤがなくなったとか、パサつきが気になるという方にもおすすめです。
香りがキツくないので、シャンプーの匂いが気になる方にも使いやすいでしょう。
おすすめ⑦:クシュミ セラミド ヘナシャンプー
ヘナで髪を染めている方におすすめのカラーリングシャンプーです。
ヘナの色素の退色を防ぐ効果があります。
コンディショナー不要のリンスインシャンプーのため、時短にもなるでしょう。
コシのある丈夫な髪になるので、ボリュームを出したい方にも向いています。
防腐剤不使用で肌にも優しいシャンプーです。
おすすめ⑧:レヴール フォーカラー シャンプー
カラーリングでダメージがある髪の指通りを良くしたり、色持ちを良くしたりするカラーリングシャンプーです。
ノンシリコンで、天然由来の保湿成分や補修成分が入り、敏感肌の方でも使いやすいでしょう。
使っているうちに髪がぱさつかず、しっとりとまとまる感じがするという書き込みも多いです。
香りが穏やかで男女を問わずに使えるでしょう。
おすすめ⑨:コーセー スティーブンノル カラーリペア シャンプー
長年髪染めをしてきた方でも髪の毛の質が良くなり、カラーが長持ちしやすくなるというカラーリングシャンプーです。
ブリーチをしてカラーリングを繰り返している方でも、パサつきが収まり、色持ちが良いという声もあります。
髪がさらさらになって、ダメージが収まることでくし通りも良くなります。
即効性はないですが、1本カラーリングシャンプーを使って良さを感じる方が多いです。
おすすめ⑩:ホーユー プロマスター カラーケア スウィーティア シャンプー
カラーリングの色持ちを良くするとともに、ドライヤーやアイロンなどの熱によるダメージを修復する機能があるカラーリングシャンプーです。
ダメージケアにより、柔らかくしっとりした髪質に仕上げられるでしょう。
UVをケアする働きもあるので、日焼けで髪が退色するのも防げます。
ヘアカラーだけでなく、落ちやすいヘアマニュキュアの色も持つようになったという声も上がっています。
おすすめ⑪:カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー
カラーリングシャンプーで色あせを防止する効果もありますし、ダメージを受けやすい状態になっているカラーリング後の髪を保護する働きもあります。
髪同士の摩擦や紫外線、ドライヤーなどの熱からダメージを受けにくいように保護します。
3日分のカラーリングシャンプーとトリートメントのセットもあるので、使い心地などを試すことも可能です。
おすすめ⑫:ナプラ ケアテクトHBカラーシャンプー
カラーリングをした後に、髪に残るアルカリ性の染毛剤の成分を抑える働きがあるヘマチンを配合したカラーリングシャンプーです。
カラーの持ちが良い、肌荒れがしない、髪がボリュームアップしたという口コミが多く、総じて評判が良いです。
ただ、防腐剤が不使用で肌に安心なのは良いのですが、使い切れない場合は冷蔵庫等で保存する必要があるでしょう。
初めは様子を見るために、小さい容器のシャンプーを購入して使うことをすすめます。
カラーリングシャンプーの使い方
美容院ですすめられるサロン用のカラーリングシャンプーの場合、カラーリングをした翌日以降から1週間程度使って、髪から色が抜けないように配慮をしながら、頭皮や毛髪のダメージを補修する集中的なケアができるカラーリングシャンプーもあります。
担当の美容師さんに、詳しい使い方を尋ねると良いでしょう。
市販品のカラーリングシャンプーは、一般的なシャンプーとあまり変わりありません。
Q. カラーリングシャンプーの正しい使い方は?
A. ヘアカラーの後1週間くらいの使用を心掛けて!
カラーをしてから1週間くらいだけ使用してください。
できるだけ退色させないためにぬるめのお湯でしっかり頭の汚れを落としてから使用し、しっかり泡立ててから1回だけ洗うのがおススメです。
カラーリング後のシャンプーの注意点
カラーリングをした後に、シャンプーの仕方について注意することはあるのでしょうか。
例を挙げてみます。
- 当日中のシャンプーは控える
- 洗浄力が穏やかなシャンプーを
- ドライヤーや湯の温度に注意
シャンプーの仕方の注意点について詳しい説明をします。
注意点①:当日中のシャンプーは控える
美容院でもセルフでも、髪の毛を染めた当日は髪を洗うのを控えた方が良いといわれています。
なぜかというと、まだ髪にカラーが定着しないうちに洗うと、髪の表面から染めた色素が抜けてしまうからだということです。
お昼に染めると、夜には洗いたいと思う方もいると思われますが、当日中は我慢をしましょう。
美容院で勧められたカラーリングシャンプーがあったとしても、翌日以降から使うようにしてください。
注意点②:洗浄力が穏やかなシャンプーを
カラーリングをした場合は頭皮や髪にダメージを受けやすいため、洗浄力が穏やかなシャンプーを使う方のが色持ちが良くなるでしょう。
アミノ酸系の洗浄剤を使った弱酸性のシャンプーが、比較的穏やかだといわれています。
アルコールが多く配合されていたり、硫酸系の洗浄剤が使われていたりすると汚れを落とそうとする力が強すぎます。
カラーリングシャンプーであれば、穏やかな洗浄力の物がほとんどですので安心して使えるでしょう。
注意点③:ドライヤーや湯の温度に注意
カラーリングシャンプーを使っていても、髪は熱でダメージを受けやすいですし、頭皮の皮脂を流し過ぎてしまうことがあり乾燥が進みやすくなることがあります。
髪のパサつき、切れ毛や枝毛がひどくなってしまい、カラーの持ちが悪くなることがあるため、注意が必要です。
シャンプーをする時のお湯は、ぬるめで熱すぎないようにしてください。
ドライヤーを使って乾かす時には、髪が熱に耐えられるようにトリートメントやオイルなどを使って保護しながら整えるようにしましょう。
Q. 日常で気を付けるべきヘアカラー後のヘアケアは?
A. ドライヤー、コテの温度に気を付けたり髪を外的刺激から守る
特にアッシュ、グレーといった赤みを除去して透明感を出すような色の場合、熱で色がとんでしまうので注意です。
自然乾燥させないことはもちろん、ドライヤーで最後冷風をあててあげるとキューティクルが閉まり色が抜けにくくなります。
乾かす前にヘアオイルをつけましょう。
夏などは紫外線で色が抜けやすいので髪用の日焼け止めを使うように。
ヘアカラーを長持ちさせたい!シャンプー以外で気をつけるべきポイント
ヘアカラーを長持ちさせるために気をつけたい点を挙げます。
- ノンシリコン製品でのヘアケアを
- 洗ったらすぐに乾かす
- 洗う前にブラッシングする
- 生活習慣を見直す
- トリートメントは優しく付ける
それぞれの注意点について、詳しく説明します。
ポイント①:ノンシリコン製品でのヘアケアを
ヘアケアに使う製品は、ノンシリコンの物の方がカラーの入りが良くなります。
シリコンは髪を保護する働きがありますが、髪に付着してコーティングする力が強く、カラーリングをした時に色素が髪に入りにくいことがあります。
カラーリングシャンプーはノンシリコンでも、コンディショナーやトリートメントなどにシリコンが使われていると意味がないです。
決してシリコンが悪い物ではないですが、次回以降のカラーリングのことを考えて使わない方が良いといわれています。
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ポイント②:洗ったらすぐに乾かす
カラーリングシャンプーで髪を洗ったとしても、すぐに乾かさないと髪の色持ちが悪くなるでしょう。
洗った後は髪の表面のキューティクルが開いている状態で、内部の染めた色素が出てきやすくなります。
カラーリングシャンプーをしても、色が褪せてくるのは避けられません。
しかし、早めに乾かしてキューティクルを閉じるようにするとより色が抜けにくくなるでしょう。
カラーリングシャンプーをした後に、タオルで水気を取ってすぐにドライヤーで乾かしましょう。
ポイント③:洗う前にブラッシングをする
髪を洗う前にブラシや目の粗いコームで髪をほぐすためにブラッシングをしましょう。
カラーリングシャンプーでも、一般的なシャンプーでも洗う時に水で濡らすとキューティクル同士が絡まりやすくなり、余計髪がくっついてもつれることがあります。
もつれるとカラーリングでダメージを受けている髪が、余計にひどくなります。
また、丁寧にブラッシングをすると髪や頭皮に付着したホコリや皮脂が落としやすくなるメリットがありますので、ぜひブラッシングは欠かさないようにしてください。
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ポイント④:生活習慣を見直す
一見、カラーの持ちと関係ないように思えますが、食生活の栄養バランスや夜更かしなどの生活習慣を見直すとカラーの持ちが良くなることがあります。
生活習慣が良くなると、頭皮の環境が良くなり丈夫な髪になっていきます。
ダメージに強い髪になるので、表面が荒れにくくカラーリングをしても持ちが良くなることがあるでしょう。
カラーリングシャンプーなどのケア用品に気を配るだけでなく、内面の側からも整えましょう。
ポイント⑤:トリートメントは優しく付ける
カラーリングを繰り返すと髪が傷むため、補修することができるトリートメントを使う方も多いですが、使い方に問題がある場合があるでしょう。
成分を浸透させようと考えるあまり、髪に揉み込むように付けるとかえって髪をもつれさせて傷めてしまうことがあります。
髪が傷むと色が抜けやすくなりますし、頭皮に付くと毛穴に汚れとして詰まってしまう恐れもあります。
カラーリングシャンプーとセットで使うのも良いのですが、トリートメントは優しく毛先や傷んだ所を中心に付けて、髪の根元に付かないように注意してください。
Q. カラーを長持ちさせるために気をつけるべきことは?
A. シャンプーの頻度、洗浄力に注意
それが難しい場合でも、出来るだけ洗浄力の弱いシャンプーを使ったり、流すお湯の温度をぬるめにしたりするなどして髪への負担を減らしてあげるのがおススメです。
髪色を美しく頭皮のケアができるカラーリングシャンプー
カラーリングシャンプーは、髪の色持ちを良くしてカラーリングでダメージを受けやすくなった髪や頭皮を保護する効果のあるシャンプーです。
ダメージケア用のシャンプーでも同様の効果がある物もあります。
色持ちとともに髪につややハリ、コシが出て健康的な髪の毛に見えるでしょう。
切れ毛や枝毛で悩んでいた人も、ボリュームがアップして若々しく見えます。
髪の摩擦によるダメージ以外に、日光による退色やドライヤーなどの熱からの傷みも防ぐ効果があるカラーリングシャンプーもあります。
出典:Beauty navi
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他にもカラー直後の髪はアルカリ性に傾いてしまうのですが、カラーリングシャンプーにより本来の弱酸性に導いてくれたりする事でカラー直後のダメージを補修してくれます。