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ヘアアイロンで前髪をセットするのは難しい?

コードレスのカールヘアアイロン

ヘアアイロンを使った前髪セット、実はコツさえつかめば思いのほか簡単にできることをご存じですか。
髪へのダメージをおさえて安全にヘアアイロンを使う方法や、簡単にセットできる方法など、ポイントをおさえて解説していきます。

前髪ひとつで顔の印象は大きく変わるともいわれています。

ヘアアイロンを使った前髪アレンジで、ワンランク上のおしゃれなヘアスタイルを目指してみませんか。

ヘアアイロンを使うときのポイント6つ

コードレスヘアアイロンを愛用する女性

ここからは、ヘアアイロンを使うときのポイントを6つに分けて紹介していきます。
スタイリング剤や、ヘアアイロンを使うときに気を付けるポイントについて見ていきましょう。

ヘアアイロンを使うときのポイント1:スタイリング剤を使用する

ヘアアイロンを使用する際には、ヘアアイロン専用のスタイリング剤を使うのがおすすめです。
ヘアアイロン専用のスタイリング剤には、熱に作用してスタイリングを助けてくれるものや、カールやストレートを長持ちさせてくれるものもあります。

ヘアアイロンの熱から髪を守り、補修してくれる効果が期待できるスタイリング剤もあるので、正しく使っていきたいですね。

スタイリング剤を使えない場合もある

また、スタイリング剤を使えない場合もあります。

ヘアアイロンの取扱説明書に、ヘアアイロンの使用前にスタイリング剤は使わないよう注意書きのある場合は、その記載に従ってください。

ヘアアイロンを使うときのポイント2:髪が乾いた状態で使用する

髪は表面を覆っているキューティクルも含めてほとんどがタンパク質でできています。
髪のタンパク質は、乾いた状態よりも濡れた状態の方が熱によるダメージを受けやすくなります。

一度ダメージを受けてしまうと修復することは難しいので、ヘアアイロンは髪が乾いた状態で使用することが大切です。

ヘアアイロンを使うときのポイント3:適した温度で使用する

ヘアアイロンの設定温度は一般的に、150℃~180℃くらいがよいといわれています。
温度が低すぎるとなかなかきれいなカールやストレートができず、ついつい長めにヘアアイロンを使ってしまいがちですが、これは髪を傷める原因となってしまいます。

髪を傷めずきれいにセットするための最適な温度は、髪の太さや硬さ、くせ毛や直毛などの髪質や、カラーリングやパーマや縮毛矯正をしているかなどの状態によっても違ってきます。
150℃くらいから温度を上げるなどして、ご自身の髪に最適な温度を見つけてくださいね。

また、やけどには十分に気を付けて使用しまよう。

ヘアアイロンを使うときのポイント4:前髪は複数に分けて巻く

前髪は複数に分けて巻きましょう。
一度に前髪をまとめてとったり、幅広くとって巻いてしまうと、熱が伝わりにくかったり、むらができてしまったりと失敗の原因になります。

前髪に不自然なあとが付いてしまうこともあるので気をつけましょう。
ここは面倒がらずに、前髪を複数に分けることで丁寧にセットしていくことがポイントです。

ヘアアイロンを使うときのポイント5:同じ部分に何度も当てない

ヘアアイロンを同じ部分に何度も当てるのは髪のダメージにつながります。
思うようなカールができずに、ついつい何度も繰り返してしまいがちですが、髪のためには避けたいポイントです。

うまくいかない場合は、一度に取る髪の量が多いのかもしれません。
できる限り1回でカールが作れるヘアアイロンのかけ方を目指していきましょう。

ヘアアイロンを使うときのポイント6:熱が冷めるまで触らない

ヘアアイロンを使い終わったら、髪の熱が冷めるまで触らずに待ちましょう。
髪が冷める過程でしっかりクセがつき、セットしたスタイルをキープできるようになります。

髪が熱いうちにあわてて触ってしまうと、きれいに作ったカールが崩れたり、長持ちしないことにもつながるので、気をつけていきたいポイントです。

初心者さんにもおすすめ!ヘアアイロンでできる前髪のアレンジ7つ

フェンスの前の女性

さあ、いよいよヘアアイロンでできる前髪のアレンジ7つです。
どれも初心者向けのシンプルな巻き方や流し方になっています。

前髪がはねる、浮く、うねりが気になる、分けたくない位置で割れる、などの悩みも前髪セットによって解消できます。
普段前髪は乾かしっぱなしだった方、ぺったんこ前髪を放置していた方、伸ばしかけの前髪の方、似合う前髪のセット方法がわからず悩んでいた方。

ヘアアイロンを味方につけて、あか抜けない前髪や、ストレスになってしまった前髪とはお別れしましょう。

ヘアアイロンの前髪アレンジ1:ふんわり前髪

かわいらしいふんわり前髪のスタイリングには、カールアイロンがおすすめです。

まずは、前髪をヘアクリップなどでセンターと両サイドの3か所にブロッキングしておきます。

センターの髪をとり、カールアイロンで軽く内巻きにします。
次に両サイドの髪も同じように巻いていきます。

さらに、前髪の上段の頭頂部寄りの髪だけをとり、もう一度巻きます。
こうすることで自然なふんわり感を作ることができるでしょう。

ヘアアイロンの前髪アレンジ2:シースルーバング

流行のシースルーバングもヘアアイロンで作っていくことができます。
シースルーバングとは、文字通りおでこが透けて見えるような薄い前髪のことです。

前髪はセンターと両サイドの3つの束になるように、ブロッキングしておきます。
センターの髪を取り、ストレートアイロンで挟み、毛先まで滑らせます。

両サイドも同じようにスタイリングしていきます。
髪の熱が取れたら、オイルやワックスなどのヘアスタイリング剤を少量付けて束感を作ればOKです。

もし前髪の量が多い場合は、薄くなるように余分な両サイドの前髪をとり分け、ヘアアイロンで外巻きにしてサイドへ流しておくとよいでしょう。

ヘアアイロンの前髪アレンジ3:流し前髪

人気の流し前髪を、ストレートアイロンを使ってスタイリングしていきましょう。

まずはヘアクリップを使って、前髪をセンターと両サイドの3か所にブロッキングします。

センターの髪をとり、ストレートアイロンで優しく挟み、根元から毛先へ向かってそっとすべらせます。
毛先に近づいたら、流したい方向へ斜めにカーブさせます。

同様に、両サイドの髪もスタイリングしていけば完成です。

ヘアアイロンの前髪アレンジ4:ぱっつん前髪

まっすぐ伸ばしたぱっつん前髪のスタイリングは比較的簡単ですが、だからこそ丁寧に作っていきたいスタイルです。

まずは前髪をセンターと両サイドの3か所にブロッキングします。

ストレートアイロンで、センターの髪を挟み、すっと毛先まで滑らせます。
続いて両サイドの髪も同じようにスタイリングしていきます。

短めの前髪、少し長めの前髪、それぞれに違った印象の個性的なぱっつん前髪が楽しめるでしょう。

ヘアアイロンの前髪アレンジ5:センター分け前髪

センター分け前髪はさわやかな印象で、少し長めの前髪に合うスタイルです。
前髪をセンターで2つに分け、ヘアクリップで留めておきます。

片側の前髪を取り、ストレートアイロンに挟み、毛先まで滑らせていきます。
同様に反対側の前髪もセットします。

フェミニンな印象にしたい場合は、毛先に近づいたらヘアアイロンを内側にカールさせるように巻き込んでみてください。
毛先に少し流れをつくることにより、優しい印象になります。

ヘアアイロンの前髪アレンジ6:かきあげ風前髪

前髪を上げた、かきあげ風前髪も大人っぽいスタイルでステキですね。
まずは、ストレートアイロンで前髪の根元近くを挟みます。

ヘアアイロンを一度内側へ巻いてから、手首を返して上に持ち上げ、そのまま後ろへ流していきましょう。
一度内側へ巻いてから後ろへ流すことによって、前髪を立ち上げてふわっとした自然なスタイルになります。

髪の量が多い場合は、何回かに分けてスタイリングしていきましょう。

ヘアアイロンの前髪アレンジ7:伸ばしかけの前髪

伸ばしかけの前髪は、カールアイロンを使ってふんわりした流し前髪にすると、中途半端な長さの前髪もおしゃれにスタイリングすることができます。

伸ばす途中もストレスなく過ごすために、スタイリングは大切です。

ストレートアイロンで流し前髪を作った時と同様の手順で、3か所にブロッキングします。
センターの髪の根元近くをカールアイロンに挟み、毛先まで滑らせたら流していきます。

同様に両サイドも巻いていきます。
前髪の量が多い場合は、さらに頭頂部寄りの前髪をとって巻いていくと、よりふんわり感が出せるでしょう。

かわいい前髪が作れるおすすめヘアアイロン5選

収納に困るヘアアイロン

ここからは、かわいい前髪を作るのにおすすめのヘアアイロンを5つ紹介していきます。
カールアイロン、ストレートアイロン、2WAYアイロン、それぞれに特徴やおすすめポイントがあるのでチェックしてみてください。

どのヘアアイロンも100Vから240V対応なので、海外旅行先でも変圧器なしに使うことができます。

写真をたくさんとる機会のある旅行先でこそ、おしゃれなヘアスタイルにこだわりたいものですよね。

ここで紹介した5つ以外にも、テスコムやクレイツ、絹女などのメーカーのヘアアイロンも人気があります。

おすすめヘアアイロン1:【SALONIA】2WAYストレート&カールヘアアイロン32mm

サロニアの2WAYストレート&カールヘアアイロンは、1台でストレートとカールのどちらのスタイリングもできる優れもの。
立ち上がり速度も最短50秒という速さです。

*お手頃価格ながら、設定温度は100℃から220℃まで用意されたプロ仕様となっています。 *
見やすいデジタル表示で設定温度を確認できるので安心ですね。

直径32ミリなので、ゆるふわカールを作るのにおすすめです。

おすすめヘアアイロン2: 【SALONIA】セラミックカールヘアアイロン

サロニアのセラミックカールヘアアイロンは、髪に優しいセラミックコーティングが特徴です。
*なめらかな表面は、髪をいたわりながらスムーズなスタイリングを助けてくれるでしょう。 *

設定温度は、100℃から210℃まで用意されたプロ仕様です。
見やすいデジタル表示もついているので、設定温度の確認も簡単です。

立ち上がり時間も、最短35秒という速さなので、何かと忙しい朝にはうれしい機能ですね。

おすすめヘアアイロン3:【Panasonic】ストレートアイロン ナノケアEH-HS0E

パナソニックのストレートアイロンナノケアは、パナソニック独自のナノイー機能を搭載しています。

マイナスイオンよりもさらに細かいナノイーの効果で、たっぷりと水分を含んだすべすべの髪に。

新機能の3D密着プレートと高性能ヒーターにより、自宅にいながらサロンのような仕上がりが期待できるでしょう。
立ち上がり時間は約20秒というおどろきの速さ、温度も200℃まで設定することができます。

おすすめヘアアイロン4:【Panasonic】コンパクトブラシアイロン 26mm 2Way EH-HV40

パナソニックのコンパクトブラシアイロン 26mm 2Wayは、ストレートアイロンとブラシアイロンの2WAY仕様です。
カールを作りたいときに、ブラシアイロンは初心者にも使いやすくてとても便利ですね。

キャッチクリップがついているので、短い髪でもしっかりはさむことができ、毛先まできれいなカールを作ることができます。
全長23センチのコンパクトサイズで、持ち運びにもとても便利です。

直径は26ミリなので、しっかりしたカールをつくるのにも向いています。

おすすめヘアアイロン5:【Vidal Sassoon】超音波ミストアイロン VSS-9710/KJ

ヴィダルサスーンの超音波ミストアイロンの特徴は、なんといっても低温でも使える超音波ミスト。
*髪を挟むたびごとに、ヘアアイロンから8秒間超音波ミストが放出されます。 *

その効果によりキューティクルが整えられ、つやのある美しい髪を保ちながらスタイリングをすることができるでしょう。
ストレートアイロンとしてもカールアイロンとしても使える2WAY仕様です。

温度調整は140℃から200℃の4段階で調整が可能となっています。

ヘアアイロン以外で前髪を作る方法3つ

愛用のパドルブラシ

ヘアアイロン以外でも、お手持ちのもので手軽にかわいい前髪を作ることもできます。

ここでは3つ紹介していきます。

それぞれの特徴をふまえて、いろいろなアイテムを試してみるのもよいでしょう。

前髪を作る方法1:コテを使用する

コテを使っても前髪のセットをすることができます。
実際にはコテとカールアイロンは同様の機能をもっており、カールやウェーブを作るのに適しています。

ストレートにするスタイルには向きません。

前髪を作る方法2:カールドライヤーを使用する

カールドライヤーを使うメリットは、髪を乾かしながらスタイリングできることです。

スタイリング力は、ヘアアイロンやコテに比べると落ちてしまうため、しっかりとしたクセ付けというよりは、ゆるめのカールを作るのに向いているでしょう。

前髪を作る方法3:カーラーを使用する

熱を使わないマジックカーラーやスポンジカーラー、温めて使うホットカーラーを使って前髪をスタイリングすることも可能です。

髪の傷みが激しい場合には、スポンジカーラーを夜寝る前に付けて前髪を巻くのもよいでしょう。

マジックカーラーを付けた状態で、ドライヤーを当ててカールを作るという使い方もできます。

ヘアアイロンで前髪をセットしよう!

シーツに横たわる女性

ヘアアイロンを使うときのポイントや、ヘアアイロンで作る前髪のアレンジ7つと、そしておすすめのヘアアイロン5つをご紹介してきました。
ぜひいろいろな前髪アレンジを試して、あなたに似合うステキな前髪を見つけてくださいね。

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ライター
noel編集部

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