【手相占い】KY線の見方をプロの占い師に聞いた|両手にあるKY線の意味も解説
あなたの周囲に、いい意味でも悪い意味でも空気が読めない人っていますか? そういう人を世間では“KY”と揶揄することがありますよね。 でもKYにも様々なパターンがあり、クスッと笑ってしまうものから、イラッとしてしまう空気感まで実にさまざまです。 そこで今回は、手相占いから「KY線」についてご紹介いたします。
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KY線とは
KY線とは、生命線と頭脳線の起点が2ミリ~1センチ以上離れている手相のことです。
生命線と頭脳線の間の起点が離れていれば離れているほど、頑固で空気が読めない人である傾向が強くなります。
この手相の人はマイペースな人が多く自立心が強くなり、自由を愛する人が多いのが特徴です。
KY線の持ち主は何かを計画してやるよりも、直感で行動することが多く、自分の感覚を大切にする傾向が。
どちらかというと人に何かを頼るのが苦手な傾向があり、依存することを嫌うタイプが多いでしょう。
KY線が右手にある場合、左手にある場合
KY 線が右手にある人(左利きの場合は左手)は、生まれ持って空気を読まない才能があることを意味しています。
小さい頃から人は人、自分は自分とマイペースに生きてきたことを意味しています。
好き嫌いがハッキリしている性格だったのかも。
一方で、KY 線が左手にある人(左利きの場合は右手)は、これから空気を読まなくなるようになることを示しています。
そのため周囲の気持ちがだんだんとわからなくなるかもしれません。
しかし、前向きで明るい性格であるため人から好かれるリーダー的存在になれる人であると言えます。
KY線が両手が両手にある場合
両手にKY線があるとさらにKY線の要素は強くなります。
KY線の特徴は、人の意見に合わせず自分の意見を通す以外に平凡を嫌い、基本的に自分が認めた人以外の話は聞かない傾向があります。
反面、理想に向かって猪突猛進に突き進むので良い結果がでやすく、夢がかないやすい傾向にあるため海外でビッグドリームを掴む方が多くいます。
そのため KY 線が両手にある人は、持ち前のリーダー的資質を発揮でき、周囲の人をうまくまとめて大成功を手にする場合も。
KY線がある人の特徴・性格7パターン
特徴・性格①:期待に答えようとして失敗する
KY線がある人は、期待に答えようとして、無理な形で前に出ようとすると、失敗するケースが多いと言えます。
自己アピール自体はいいことなのですが、無理やりすぎると、その場の空気を壊してしまったり、話の流れを無視したり、関係のない話を突然話し始めてしまうこともしばしば。
わざとやるというよりも、タイミングや状況把握ができていないことが多いでしょう。
特徴・性格②:自分を大事にしている
周囲に合わせたくないと思うため、あえてKYであろうとする人もいます。
人に合わせることで、自分の信念が揺らぐのがイヤだったり、自分の生き方に影響を受けたくないという、ある意味、自分を大事にしている人とも言えます。
しかし周囲から見ると、自分1人だけで生きているかのような勘違いをしているようにも見えるかもしれません。
そのため、一匹狼タイプで、人に頼らなくても生きていける強さを持っているとも言えます。
過去の経験から覚悟を持って生きている人なら、あえてKYに徹しようとする場合も。
特徴・性格③:空気を読もうとして、空回りする
そして、頑張って空気を読もうとして、空回りするKYのタイプも考えられます。
このタイプは、勘違いか経験不足な人が多いと言えます。
勘違いである場合は、自分なりに意識して苦労しないと空気が読めないでしょう。
その場の空気は変化しやすく、ある程度の頭の回転の速さが求められるためです。
経験不足な人は、学生時代に消極的でおとなしいタイプに多いと言えます。
友達の数が少なく、複数人での遊びや集団行動に慣れていないと、空気を読む能力が身につかない場合も。
真剣に質問しているのに、全く的外れな回答を述べる人は、KY線の持ち主が多いと言えます。
特徴・性格④:周りの空気が読めない
KY線の特徴の中でも、もっとも顕著なのが自我の強さでしょう。
自分をできるだけ主張しようという意識、あるいは自分を守ろうとする思いが、ふつうの人とは比べものにならないぐらい強いのです。
多くの場合、頭の中では「どうしたら自分を人に認めさせられるか、いかにして自分の思うところや希望を人に認めさせられるか」ということを考えている傾向が。
そして、実際にそれを実行しようとするため、場の雰囲気や空気を無視した言動をしてしまうことも。
また、そうした自己主張を意図しないタイプの人でも、「自分」を守ろうという意識が強く働くため、どうしてもマイペースな言動に終始してしまいがちです。
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特徴・性格⑤:KYであることの自覚がない
「自覚がない」というのも、KY線の持ち主に共通した特徴です。
人から指摘されない限り、自分が空気の読めない人間だとは夢にも思っていない場合も。
そのため、自分以外の人がそうした言動をすると、「あなたはKYだ」と逆に指摘しするケースも。
自覚がないため反省することもなく、我が道を突き進んでいくでしょう。
さらに、人から指摘されても「そんなことはない」と反論し、認めようしないという特徴もあります。
そもそも(いい意味でも)鈍感なので空気が読めないわけですが、人に指摘されるとかなり敏感に反応し、時には感情的になって反論しようとするでしょう。
特徴・性格⑥:冗談やジョークが通じない
KY線の持ち主は、ちょっとしたジョークや冗談が通じない人が多数です。
周りは笑って理解しているのに、本気にとってしまったり真面目に深く考えてしまったり、上手い切り返しが出来ないことも。
自分が正しいと思い込んでいるため、自分が空気を読めていないことも理解できず、会話に乗ったり適切なコミュニケーションが苦手なのです。
そして理解できていないため会話のテンポについていけず、ここぞという場面を逃し空気を壊してしまうことも。
柔軟な考えが難しいので、周りに指摘されても受け入れられないことが多いものの、そのキャラクター性を面白いと評価される場合も少なくありません。
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特徴・性格⑦:根が真面目で正直である
KY線が出ているからと言って根が悪いわけではありません。
生真面目すぎて相手の裏や言葉のあやに気づけず、正面からしか人の感情を読み取ることが出来ない場合もあるのです。
相手の気持ちの裏側を読み取れないので、会話のキャッチボールが浅いところでしか出来ず、結果KYな会話になるのです。
行動でもそうですが、手を抜いていいところとそうでないところを臨機応変に対応できず、何でも必要以上に一生懸命に取り組んでしまうことも。
そこが熱心だと評価されて引き立てられるケースも大いにあります。
ただ、本人は真面目に一生懸命やっているつもりなので、わかってもらえないとグチっぽくなってしまうケースも。
不器用だけど一生懸命な人だと、皆思っているのも事実です。
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KY線の種類5選
①知能線の起点が生命線よりも3~4ミリ離れたKY線
知能線のスタート地点が生命線よりも3~4ミリ離れていて、生命線に寄り添うようにカーブを描く相の持ち主は、何事にも前向きで行動派。
どんな相手に対してもひるまずに意見を言える反骨精神の持ち主でしょう。
じっとしているのが苦手で、変化のある人生を望む傾向にあるため、大きなうねりを生み出せる人です。
ただ、少し相手に意見を押し付けがちなKY要素を持っているところが玉にキズかも。
②知能線の起点が生命線よりも1㎝以上離れたKY線
KY線である生命線と知能線の間の距離が1cm以上離れている人は、行動力が非常に高い性格であることを意味しています。
そのため、本能のままに行動し失敗のリスクを恐れない大胆かつアグレッシブなところが。
裏を返すと、様々なことに挑戦できるパワフルな人と言えます。
何かに失敗したり、落ち込むような出来事があっても、すぐに切り替えることができる強さもあるため、その前向きな性格が幸運を呼ぶようです。
③生命線の近くにしっかりとした運命線が刻まれているKY線
生命線が手のひらの真ん中あたりで終わっていて、その近くに運命線がしっかりと刻まれている手相は、運命線が生命線を強化している相。
この手相の持ち主は、頑固で自信家な性格だと言えます。
なかなか意思を曲げないため、上手くいけばビジネスで能力を発揮できますが、その反面、敵を作りやすくワンマンでKYな一面も。
時には引くことを覚えないと、孤立してしまう可能性もあるので注意しましょう。
④生命線のカーブが大きく中指の延長線をはみ出すKY線
中指から延長上にまっすぐ線を引いたとき、そこからはみ出すくらい生命線が大きなカーブを描く相の持ち主は、何事にも精力的。
そのエネルギーに人が惹きつけられて集まるといえます。
芸能人やスポーツ選手、経営者に多い手相とされ、病気知らずで生活力も旺盛。魅力あふれる性格でしょう。
ただ、ノリが良すぎてウザいKYなところがあるので、突っ込んでくれるなどサポートしてくれる相手が必要かも。
⑤知能線が中指の下一度折れて「月丘」へ向かうKY線
知能線が中指の下で一度折れて、その少し先に、折れたような形の知能線が小指下部の“月丘”に向かって伸びていく相は、頭の回転が速く優秀であることを意味します。
学問や芸術面にも優れ、高い企画力も備えており、とても優秀な人が多いのですが、頑なな性格で他人を見下す“超KY”傾向が。
理屈っぽく人情味に欠けるところがあるため、周囲の人から敬遠されることも。
もう少し謙虚な心をもって人と接するようにしましょう。
KY線を持っている人の適職
KY線を持つ人の中には芸能人やモデル、その他、人がうらやむような仕事に就いたり人気者になる人も多いと言えます。
どちらかというとリーダータイプで周囲に合わせるのは苦手で、アーティストとして活躍したり、アスリートやスポーツ選手としてスケールの大きいことを成し遂げる人もいます。
また、国際結婚などで成功する人も多いと言われています。
孤独だとただの偏屈ものになってしまいますが、周囲に協力者が現れたり、自分を認めてくれる人がいた場合、チャンスをつかむ可能性は倍増。
リーダーシップをとり、周りをまとめて大きなことを成し遂げたり、社会を変えるために人生をかける人になる場合も。
KY線がある人の恋愛傾向
KY線がある人は男女ともに自分の意思を曲げることができないことが特徴です。
さらにあまのじゃくなところもあり、相手と意見がぶつかっても自分を決して曲げることができません。
KY線があるとどうしても自分がリードしたいという気持ちが強く出てしまい、相手に合わせることができないのです。
でも、本当は純粋で一途な気持ちの持ち主であることも少なくありません。
そのため、人に合わせることができる異性と付き合うことができればベストカップルになれるでしょう。
反面、我の強い人とは衝突が絶えないかもしれません。
KYを脱出するには?
KY脱出のコツは、「相手に話させて自分は聞き役に徹すること」です。
矛盾するように見えるかもしれませんが、「沈黙」こそが最大の会話テクニックなのです。
沈黙とはいっても、相手を無視することではありません。
うなずいたり、相槌を打ったりして、相手の話を自分自身のことだと思って聞くのです。
そうすれば、KY手相の良さである「あえて空気を読まない優しさ」を活かすことも可能になり、愛されキャラとして認識されるはずです。
マイペースで個性的な特徴をもつKY線
“空気が読めない”と聞くと、あまりいいイメージがないかもしれません。
そこで、“マイペースで個性的”と考えてみてはどうでしょう。
そう考えると、苦手に感じる相手とも、何とかやっていくことができるはず。
他人を変えることは難しいですが、自分自身の考え方を変えることは可能です。
KYな相手にも、きっといいところがあるはずです。
自分や周囲の人にKY線が出ていたとしても、変な先入観を持たずに良い部分に目を向けて付き合ってみてくださいね。
占いを用いて、多くの企業のコンサルタントとして顧問や取締役を務める。また、占術のロジックを活用し、大学・会社の開運デザイナーとしても活動中。
数多くの雑誌・テレビなどメディアに取り上げられ、テレ朝レギュラー出演のほか、TBS「王様のブランチ」、日テレ「Pon!」、テレビ朝日「ストライクTV」、MXTV「ハーフタイム」にて紹介される。
フジテレビ主催の「開運・占いマーケット」にてトークショー、ミキツーリスト主催「脇田尚揮と行く!占いツアー」にも出演。
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