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おみくじとは

吊るされたおみくじに記載された順位

日本人にはなじみ深い言葉ですが、さまざまな言い伝えや歴史があることをご存知でしょうか?
歴史を知ることで、より知識が身に付くでしょう。

知識を身に着けることで、おみくじに対する考え方も変わりますよ。
何も考えずに引くよりも歴史を知ったうえで引く方が、長い歴史を歩み続けてきた重みを感じるのではないでしょうか?

さらに、引いた順位によっては現在の生活を見直す必要があります。
以下で、それぞれを詳しく見ていきましょう。

おみくじとは

一般的には、初詣などで神社へ参拝をした際に引くものです。
そのため、自らの足で出向かない限りはおみくじは引けません。

また、引いた人の運勢や現状を占い順位で表しています。
しかし、おみくじの順位よりも内容を正しく理解し、生活の指針にしていくことが大切であると言われています。

また、このような占いや順位だけではなく、物事を遂行するために使われていた歴史もありますよ。
そのため、引いたら順位だけにこだわるのではなく書かれていることを正しく理解し、生活を改めていく気持ちが必要です。

順位よりも書かれていることを自身の生活と照らし合わせ、見直せる部分はしっかり見直しましょう。
気軽に引けるおみくじですが、順位や書かれている内容によっては重く受け止める必要があります。

おみくじの起源

おみくじは順位よりも説明を重視する神社が多い

では、おみくじはいつから日本に広まるようになったのでしょうか?
その歴史は意外と古く、平安時代にさかのぼります。

また、戦国時代では戦の日取りや戦い方を決めるために使われていました。
戦国時代の使い方は、現代とはだいぶ異なりますね。

さらに、現在のように神社へ参拝して引くようになったのは、鎌倉時代の初期からです。
鎌倉時代から現代のおみくじの歴史は、一変することなく受け継がれています。

しかし、近年では順位を表す「凶」を減らしている神社も増えています。
このような場合は、順位よりも説明に重点を置いていますよ。

順位を見て納得してしまう人が多いですが、説明に目を通す必要さも身につけましょう。

おみくじの一般的な順位

結ばれたおみくじと順位にの関係性

大吉から大凶まで、その人の運勢を表す言葉があります。
これらの言葉は7段階と12段階で分かれ、神社によって表現がさまざまです。

そこで、7段階と12段階の順位を細かく見ていきましょう。

7段階

「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」「大凶」の7段階の順位で表されています。
また、「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「末吉」「凶」「大凶」という順位で表す場合もあり、神社によっては順位が異なります。

12段階

さらに12段階では7段階よりも更に細かく順位が表されます。
「大吉」「吉」「中吉「小吉「半吉」「末吉」「半小吉」「凶」「小凶」「半凶」「末凶「大凶」の12種類です。

7段階と同じように、神社によって吉を示す位置が変わる場合もあります。
引く前に確認してみると良いでしょう。

各社ごとに違う場合もある

神社によって段階と順位に違いがあります。
そのため、さまざまな神社で引いている人は、その段階と順位の違いに疑問を持つ人もいることでしょう。

もし段階や順位が気になるようであれば、質問してみてはいかがでしょうか?
神社によっては順位が違うこともあるので、合わせて聞いてみることで正しい理解を得られます。

また、旅行先などで引く場合も、順位や引き方に違いがあるので確認しましょう。

おみくじの「末吉」の意外な意味とは

順位が記載されているさまざまなおみくじ

吉の中でも順位が下な印象を受ける末吉ですが、意外な意味がありますよ。
漢字の末が使われていることでそのような印象を与えていますが、実際は末広がりという意味を持ち合わせています。

現在の運は良いとは言えないものの、これから運が開けていくという意味を持つおみくじです。
そのため、未来に希望が持てるのではないでしょうか?

末吉が出たら、運気の転換に期待しましょう。

おみくじの吉凶の順位より内容の方が大切!

おみくじの順位を気にするカップル

おみくじには7段階と12段階があり、神社によって異なります。
しかし順位よりも大切なことは、書かれている内容でしょう。

書かれている内容と現在を照らし合わせ、生活の指針となるように心がける気持ちが大切ですね。
また、書かれている内容は現在の生活に注意を促していることもあります。

今一度生活を見直し、改めてみてはいかがでしょうか?

おみくじの「待ち人」は「恋人」と言う意味ではない

おみくじの順位よりも待ち人が気になるカップル

説明に書かれている「待ち人」が気になっている人も多いのではないでしょうか?
順位に関係なく説明欄に「待ち人」の字が書かれていますが、この「待ち人」とは恋人を意味しているわけではありません。

正確には「運命の人」「出来事」「もの」を表しています。
そのため、仕事や学業での成功を表している場合もあります。

また、思いがけない出会いが人生の転機につながるかもしれません。
このように、恋人を表しているのではなく、引いた人の運命を変えるようなものを表していますよ。

おみくじの引き方

おみくじの順位と引き方について

神様に捧げるお金を納めます。
これを初穂料といい、多くの神社で行われています。

風変わりなおみくじだと、初穂料を多く支払うケースもあります。
おみくじが入っている箱やその横に初穂料を入れられるようになっているので、決められた金額を納めましょう。

箱の中に入っているおみくじを、直感で引きます。
神社によっては手渡しで渡される場合もあります。

おみくじは結ぶべき?持ち帰るべき?

順位のいいおみくじを結べる神社

いい順位を引いたら、記念に持ち帰りたくなりますよね。
しかし、結ぶべきなのか持ち帰るべきなのかで悩んだことはありませんか?

基本的には持ち帰っても結んでも◎
そのため、記念に持ち帰ってもいいでしょう。

しかし、悪い順位であれば手元に残すより、結んで帰る人が多くいます。
このように、順位に合わせて自分自身で判断してOK。

結んで帰る際は納める手間が省けるので、納めるまでの保管に困ることはないでしょう。

おみくじの納め方

順位のいいおみくじを納めてくれる神社

納め方とは処分の方法を表します。
持ち帰った場合に、どのように納めるか悩む人も多くいます。

また、納める前の保管方法においては、丁寧に大切に取り扱いましょう。
神社で納める方法が一般的で、引いた場所に関係なく取り扱ってもらえます。

古札入れやお守り授与所でも返納ができますよ。
順位のいいものは手元に残し、良くないものは納めるなどしてもOK。

納め方も大切ですが引いた後の取り扱いも重要なので、納めるまでは大切に保存しましょう。

おみくじを結ぶ時に気を付けること

おみくじの順位ごとに収納する引き出し

江戸時代からおみくじを結ぶようになったと言い伝えられています。
歴史深いおみくじを正しく結ぶことができたら、歴史を受け継いでいるような気持ちになれるでしょう。

おみくじは縦長なので、縦に3等分か4等分になるように折りたたみます。
たたんだら、結びたい場所へ結びましょう。

折り返しの際に破れないよう、丁寧に取り扱います。
左右対称になるように結ぶとベスト。

意外と知らないおみくじの有効期限

順位のいいおみくじが引ける立派な神社

おみくじには有効期限が記載されていません。
そのため、いい順位でも悪い順位でも、それがいつまで続くのかが気になりますね。

基本的に、願いが成就するまでが有効期限と言われています。
書かれている内容の効果も同様に、成就した時が期限となります。

順位よりも、書かれている内容と自身の願いの成就に着目しましょう。

おみくじは何回でも引いても大丈夫?

順位ごとにまとめられた大量のおみくじ

基本的に、何回も引くことは推奨されていません。
先ほど紹介したように、おみくじの有効期限は願いが成就してからです。

そのため、順位や書いていることが気に入らないからと、何度も引くのはNG。
違う神社に行って引くことも推奨されていません。

順位や書いている内容が気に入らなかったとしても、それを受け入れて願いを成就させることが大切です。

順位を正しく知りおみくじをより理解しよう

おみくじの歴史が深い神社で順位を正しく理解する

おみくじの順位が気になる人もいますが、書かれている内容に着目すると良いでしょう。
書かれている内容を正しく理解し生活を見直すことで、成就の道が開けます。

さらに、おみくじを正しく取り扱い納めるまでは大事に保管しましょう。
結ぶ際も同様に、破れないように丁寧に取り扱う心が大切です。

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ライター
noel編集部

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