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「自己顕示欲」の意味とは?

自撮り写真をアップして自己顕示欲を満たす女性

「自己顕示欲」とは、誰かに認めてもらいたい、自分に注目してもらいたいと思って周りの人にアピールしたくなる欲求のことを指します。
人間なら多少なりともこういった欲求を持っているものです。

これを適度にコントロールできれば、向上心が高まって人間として成長することが出来たり、ビジネスの世界でも成功したりと、自分にとって非常に役に立つものとなります。
しかし、これを上手にコントロールできなくなってしまうと、自慢話ばかりして周りの人から「ウザい」と思われたり、自分の意見を他人に押し付けたり、周りの人の迷惑を考えない自分勝手な行動に出たりして、周りの人から敬遠されてしまうことも少なくないのです。

男女200人に聞く!自己顕示欲が強い人の割合

自分の話しかしない、過度にSNSを更新する……あなたの周りに自己顕示欲が強い人はいますか?
今回は、男女200人に「あなたの周りに自己顕示欲が強い人はいるか」を聞いてみました。

Q.あなたの周りに自己顕示欲が強い人はいる?

グラフ_あなたの周りに自己顕示欲が強い人はいる?男性100人へのアンケート

グラフ_あなたの周りに自己顕示欲が強い人はいる?女性100人へのアンケート

男性は80%、女性は75%が「周りに自己顕示欲が強い人がいる」と答えました。
男女問わず、多くの方が自己顕示欲の強い人に悩まされているようです……。

現代ではSNSをやっている人も多く、自己顕示欲が強い人が目立ちやすいのかもしれませんね。

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自己顕示欲が強い人の特徴・心理

自己顕示欲が強いおしゃれな女性

では、自己顕示欲が強い人の特徴や心理をみていきましょう。

  1. 自分が主役でありたい
  2. 向上心がある
  3. 嫉妬しやすい
  4. 自分の利益になることしか考えていない
  5. 自分に構ってもらえないとひどく落ち込む
  6. 人目が気になりやすい
  7. 場の空気が読めない
  8. 周りの人と同じことを嫌う
  9. 他人を否定することが多い
  10. 他人から批判されることを恐れている

続いて、自己顕示欲が強い人の特徴や心理を、それぞれ詳しくみていきます。

特徴・心理① 自分が主役でありたい

自己顕示欲が強い人というのは、常に自分が主役でありたいと考えています。
これは、目立つ存在になりたい、周りの人よりも優れた人間でありたいという気持ちが根底にあるからです。

そのため、グループで会話をしていても、相手が話している途中なのに「私は~」といって自分の話にすり替えようとしてしまったり、自分のステータスや持ち物などで自分がいかに優れているかを示そうとします。
しかし、このようなアピールを繰り返していると、周りの人から「ウザい」と思われて敬遠されたり、自分よりも劣った人間ばかりと付き合ってしまうことで、狭い世界の中で「自分はすごい人間なんだ」と思い込んで自分を過大評価してしまうようになります。

特徴・心理② 向上心がある

自己顕示欲が強い人は、向上心があるという一面もあります。
周りの人からの注目を集めるためには、外見を磨いたり、仕事を頑張ってお金を稼げるようになったりと、それなりの努力をしなければなりません。

もちろん、向上心があるというのはとても良いことで、向上心があることで人間は成長することができます。
しかし、向上心がありすぎて、自分の努力している姿をSNSなどで露骨にアピールしてしまうことで、周りの人から嫌われてしまうことも少なくないのです。

ただ、向上心の高さや自己顕示欲の強さが長所として活かせることもあります。
例えば、自分の個性や能力を売りにする芸能人やスポーツ選手、自分が先頭になって会社を引っ張っていかなければならないような経営者などには向いていると言えるでしょう。

特徴・心理③ 嫉妬しやすい

自分のことが大好きで、自分が一番でないと気が済まない性格をしています。
周りの人から褒められたり、誰よりも自分が優れていることで満足することができます。

そのため、自分よりも周りの人からの注目を集めている人に対して嫉妬心を抱いてしまうのです。
これは、常に自分と他人を比較して優劣をつけ、自分の方が上なら優越感に浸って、自分の方が下なら強い劣等感を抱いてしまうからです。

そして、場合によっては嫉妬心から相手に対して嫌味を言ったり、嫌がらせをして相手の心を傷つけることもあるのです。

特徴・心理④ 自分の利益になることしか考えていない

自己顕示欲が強い人は、他人のことはどうでも良いと思っており、自分本位でしか物事を考えられない人が多いです。
そのため、基本的に自分の利益になるようなことにしか興味を持つことができず、人のためを思って行動を起こすということができません。

たとえ、他人に対して親切そうに振舞っていても、それはその人のためを思って動いているわけではなく、全ては周りの人から注目されるための材料に過ぎないのです。
そのため、こういった人と付き合っていると、最初は「良い人そうだな」と思えても、次第に「自分勝手な人だな」と思うことも増えてくるかもしれません。

特徴・心理⑤ 自分に構ってもらえないとひどく落ち込む

自己顕示欲が強い人は、常に自分のことを構ってほしいと思っています。
その結果、目立つような言動をしたり、バッチリとメイクした自撮り写真をSNSにアップすることが多いのです。

そこで、友達やフォロワーの人から「可愛いね」「すごいね」とコメントしてもらったり、たくさんの「いいね!」をもらいたいと思っているのです。
ただ、こういった露骨な自己アピールが繰り返し行われていると、友達やフォロワーの人も次第に「うざいな…」と思うようになってきて、コメントを残したり、「いいね!」をすることがなくなっていきます。

そうなると、周りの人から注目されなくなっていることが目に見えて分かるのでひどく落ち込んでしまうのです。
そして、さらに自分の欲求を満たそうとして言動がエスカレートしていってしまうのです。

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特徴・心理⑥ 人目が気になりやすい

人目が気になりやすい自己顕示欲が強い男性

そもそも、人目が気にならないような人であれば、他人にどう思われていようが全く気にすることがないので、不特定多数の人が見るようなSNSで自分をアピールしたいという気持ちはならないでしょう。
しかし、こういった人は、常に自分は他人からどう思われているのか、他人の目に自分はどう映っているのかと、人目が気になりやすい性格をしています。

周りの人からダサいと思われていないか、キモイと思われていないか、能力が低い人間だと思われていないかということが気になってしまいます。
そのため、充実した毎日を送っている様子をSNSに投稿したり、友達との会話の中で自慢話ばかりをして、周りの人からすごいと思われるような人間であることを自らアピールしに行ってしまうのです。

特徴・心理⑦ 場の空気が読めない

自己顕示欲が強い人は、「自分が!自分が!」と自分をアピールするのに熱が入りすぎて、場の空気を読むことができない人が多いです。
こういった人は、自分が目立たせるのが第一で、周りの空気を読んで周りの人に配慮するのは二の次だと考えています。

そのため、TPOをわきまえない奇抜な格好をしてきたり、突拍子もない言動をとってしまったり、相手がまだ話しているのに自分の話にすり替えてしまったりということが多々あります。
日本は個性よりも全体の和を重視する国民性なので、場の空気を読めない自己顕示欲が強い人に対して腹を立てる人も多いことでしょう。

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特徴・心理⑧ 周りの人と同じことを嫌う

「自分だけは違う」「自分は特別なんだ」という意識があるので、基本的に周りの人と同じことを嫌う傾向にあります。
そのため、周りの人がしないようなファッションやメイクをしたり、若いうちに起業して社長になるといった、周りの人とは違った嗜好や生き方を好みます。

また、自分という個性を大事にしすぎてしまった結果、周りの人と同調しなければならない場面でも、あえて突拍子もない発言や行動をとってしまい、周りの人を困らせてしまうことも少なくないのです。

特徴・心理⑨ 他人を否定することが多い

常に自分と他人を比べては優劣をつけて、相手が自分よりも下の人間であると確信すれば、優越感に浸って相手を見下すような発言をしてしまうことも少なくありません。
また、相手が自分より上の人間だと分かった時でも、相手が自分よりも優れているということを素直に受け入れることができません。

そのため、相手の容姿や能力を否定したり、相手の粗探しをして論破しようとしたり、相手の否定して評価を落とすことで、相対的に自分の評価を上げようと考えているのです。

特徴・心理⑩ 他人から批判されることを恐れている

こういった人は、自分は他人のことを批判する癖に、他人から批判されることは誰よりも恐れています。
そもそも、こういった人は自分に自信がなく、精神的にも弱い一面があるからこそ、自分の弱みを隠してキラキラとした自分を見せることによって、周りの人からバカにされたり、批判されないように自分を守っているのです。

そのため、SNSにアップした自撮り写真に対して「可愛くない」とコメントが来たり、自分の意見を否定されてしまうと怒りを覚えてブロックしたり、ひどく落ち込んでしまうことも少なくないのです。

自己顕示欲が強くなる原因

自分に自信がないことが原因で自己顕示欲が強くなった女性

では、自己顕示欲が強くなる原因をみていきましょう。

  1. 自分に自信がないから
  2. 自分の欠点を受け入れられないから
  3. 両親から否定されて育ってきたから

続いて、自己顕示欲が強くなる原因を、それぞれ詳しくみていきます。

原因① 自分に自信がないから

自己顕示欲が強い人というのは、SNSの投稿内容や話しぶりを見ている限りでは自分に自信があるように思えてしまうかもしれません。
しかし、自分に自信がない人ほど欲求を満たしたいと思う気持ちが強くなる傾向があります。

そもそも、自分に自信がある人であれば、自分からアピールしに行かなくても、自然と周りの人から高い評価をもらえたり、周りの人から尊敬してもらえるものです。
一方、自分に自信がない人というのは、積極的に自分をアピールしにいかないと周りの人から注目すらしてもらえません。

それは、自分に自信が持てるほどの実力を兼ね備えていないからです。
そのため、周りの人から注目もらうために、あざといと思われるようなアピールをしに行ってしまうのです。

原因② 自分の欠点を受け入れられないから

自己顕示欲が強い人というのは、プライドの高い人が多く、自分の欠点を受け入れることができません。
これは、自分の欠点を認めてしまうことで、自分はダメな人間だと思って落ち込んでしまったり、周りの人からバカにされることを恐れているからなのです。

自分の欠点が受け入れられないことで、自分の欠点を隠そうと自分の優れているところを露骨にアピールしたり、優越感に浸ることで自分はすごい人間なんだと思い込みたいのです。
しかし、欠点が何ひとつない完ぺきな人間などこの世には存在しませんし、どんなに優秀な人間であっても欠点のひとつやふたつはあるものです。

そのため、自分の欠点も全てひっくるめて自分で自分のことを愛することが大切なのです。

原因③ 両親から否定されて育ってきたから

自己顕示欲が強くなってしまったのは、両親から否定されて育ってきたという原因があるからかもしれません。
自分のやりたいことを両親から否定されてやらせてもらえなかった、自分の存在自体を否定するような言葉を言われ続けてきたなど、両親から否定されて育ってきてしまうと、自分で自分の価値を決められない人間に育ってしまいます。

その代わりに、自分の価値を決めるのは他人であると思い、周りの人から褒められたり、尊敬されることが自分の価値に繋がると考えるようになります。
その結果、大人になってから自分の存在価値を見出すために、露骨に自分のことをアピールするようになってしまうのです。

男女200人のアドバイス!自己顕示欲が強い人と上手に関わる方法

空気を読まない自己アピールにはもううんざり……自己顕示欲が強い人の扱いに困っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、男女200人に「自己顕示欲が強い人と上手に関わる方法」を教えてもらいました!

Q.自己顕示欲が強い人と上手に関わる方法を教えて

男性のコメント

心の中では受け流しつつ、自慢話は気持ちよく話させてあげる。水をさすような指摘をすると気分を損ねて面倒。(24歳)

常に褒めてあげれば良いかと思います、基本的に自己嫌悪の強い人は褒められて伸びるタイプの人が多いので褒める事で上手に関わる事が出来ると思います。(31歳)

とりあえず話を聞くようにして相手を満足させてあげる。(27歳)

相手の話を最後まで聞いて褒めたりするなど、承認欲求を満たしてあげる。(29歳)

つかず離れずの距離を上手くとっていく。話にたいしてうまく相槌をうってあげる。(28歳)

女性のコメント

相手の話を聞くことに8割、自分からは相槌や「すごいね」など相手に合わせる。(31歳)

相手の話を聞いてあげて、賛同してあげる。決して否定的にはならずただ、話を聞いてあげるだけでいい。(33歳)

その人が満たされるまで話を聞いてあげる。たくさん褒めてあげる。(30歳)

とりあえず話を最後まで聞いてあげる。(22歳)

とりあえず話を聞いているフリをして相手を満足させる。(29歳)

自己顕示欲の強い人と上手に関わるには、「とにかく話を聞いてあげる」のがよさそうです。
基本的に話を聞くだけで満足してくれるので、内心受け流していても相槌などを上手に使って最後まで話を聞いてあげましょう。

また、相手をするのがめんどくさいからといって、下手にスルーしたり否定したりするのはNG!
機嫌を損ねて余計面倒になったり、「認められていない!」と思って逆にしつこくされる可能性が高いです。

自己顕示欲が強い人と関わるときは、なるべくこちらが大人になって対応するようにするといいでしょう。

自己顕示欲が強い人との接し方

自己顕示欲が強い女性と会話する男性

では、自己顕示欲が強い人との接し方をみていきましょう。

  1. 聞き手側に回って話を聞いてあげる
  2. 頼りにして逆に利用する
  3. とっておきの失敗談を用意しておく

続いて、自己顕示欲が強い人との接し方を、それぞれ詳しくみていきます。

接し方① 聞き手側に回って話を聞いてあげる

自己顕示欲が強い人は、「自分の話を誰かに聞いてほしい!」「他人から認められたい!」という気持ちを常に持っています。
そのため、自己顕示欲が強い人にとって、自分の話をきちんと聞いてくれるような人というのは天使のような存在であり、逆に自分の話をきちんと聞いてくれない人や、自己顕示欲が強い人のことを毛嫌いします。

したがって、こういった人と上手に付き合っていくためには、自分が聞き手側に回って相手にたくさん喋らせて、相手の話を聞くことに徹するようにしましょう。
また、相手の話を内容に対して否定や指摘をしないで、ひたすら「そうなんだ」と共感したり、「すごいね」と褒めるようにしましょう。

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接し方② 頼りにして逆に利用する

自己顕示欲が強い人の中には、向上心がありすぎてなかなかの実力を持っている人も少なくありません。
そして、こういった人は周りの人から褒められたり、周りの人から頼られることで気分が良くなって、誰もやりたがらないような仕事を率先して引き受けたりすることもあります。

そのため、そんな人が職場にいる場合は、逆にその人のことを頼りにして利用してしまえば良いのです。
そうすることで、相手にとっても自分の実力をアピールすることが出来て嬉しいですし、自分にとっても仕事が円滑に進むので一石二鳥になります。

接し方③ とっておきの失敗談を用意しておく

自己顕示欲が強い人というのは、プライドが高くて嫉妬深く、とにかく自分よりも優れている人を認めたくないという気持ちが強いです。
そのため、知らず知らずのうちに自己顕示欲が強い人から嫌われてしまったり、不快な気持ちにさせていることもあるかもしれません。

このように、自己顕示欲が強い人から敵対視されたり、衝突してしまった時のために、あらかじめとっておきの失敗談を用意しておくようにしましょう。
それを話すことによって、相手は「なんだ、この人は大したことがないんだ」と安心して、自分のプライドを守ることができ、あなたに対する嫉妬心も少しは和らぐことでしょう。

自己顕示欲が強い女性は嫌われる?

自己顕示欲が強すぎて周りの人から嫌われている女性

自己顕示欲というのは、人間なら誰しもが多少なりとも持っている欲求ではありますが、自己顕示欲があまりにも強すぎると、周りの人から嫌われてしまうことが多いです。
「自分が!自分が!」と会話の主導権を奪って自分の話を始めたり、SNS上で毎日が充実している様子や自撮り写真を頻繁に投稿していると、周りの人からしてみれば「また自己アピールが始まったよ」とウンザリしてしまいます。

そのため、特に集団の中で生きていくためには、自己顕示欲を抑えて、自己アピールをしすぎないことが周りの人との関係を良好にするために必要なことなのです。

自己顕示欲を抑える方法

自己顕示欲を抑えたいと思っている女性

では、自己顕示欲を抑える方法をみていきましょう。

  1. 欲は永遠に満たされることがないと自覚する
  2. 自分で自分の価値を見出すようにする
  3. 敵を増やすだけの行為であることを自覚する
  4. SNSのアカウントを全て削除する

続いて、自己顕示欲を抑える方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法① 欲は永遠に満たされることがないと自覚する

自己顕示欲をはじめ、食欲や睡眠欲、性欲、物欲などのあらゆる欲求は、一時的に満たすことはできても満たされた状態が永遠に続くことはありません。
お腹一杯食べても次の日には食欲が湧いてきますし、セックスをしても時間が経てば性欲が湧いてくるものです。

これと同じように自分をアピールすることで一時的に自己顕示欲を満たすことはできても、時間が経てば自己顕示欲が湧いてきてしまうものなのです。
つまり、長い目で見ると自己顕示欲を満たすためだけに努力するのは全く意味のないことなのです。

方法② 自分で自分の価値を見出すようにする

自己顕示欲を抑えるためには、自分で自分の価値を見出すようにしましょう。
こういった人は、他人から評価されることで自分の価値を見出しています。

他人から評価されれば自分は優秀な人間だと思い込み、逆に他人から評価されなければ自分はダメ人間だと思い込んで落ち込んでしまいます。
そのため、自分のすごいところを周りの人にアピールして評価してもらうことが最大の目的になってしまうのです。
しかし、何に対して価値を見出すかは人それぞれ異なるもので、自分の価値は自分で決めなくてはならないのです。

自分で自分の価値を見出すことが出来れば、周りの人からどんなことを言われても、「自分はこの生き方に満足している」と胸を張って堂々としていられるので、わざわざ周りの人に自分をアピールしなくても心が満たされた状態を保てるようになります。

方法③ 敵を増やすだけの行為であることを自覚する

自慢話ばかりをしたり、露骨に自分のことをアピールした結果、一時的に自己顕示欲を満たすことができるかもしれません。
しかし、それと同時に周りの人から嫉妬されたり、嫌われてしまったりと、自分をアピールする行為は敵を増やすだけの行為であることを自覚しなければなりません。

自分のことを認めてもらいたいと思って自分をアピールしているのに、そのような行為を繰り返していると最終的には自分のことを認めてくれる人すらいなくなってしまうかもしれないのです。

方法④ SNSのアカウントを全て削除する

自己顕示欲を抑えるためには、SNSのアカウントを全て削除するようにしましょう。
SNSでは、普段会えないような友達の近況を気軽に知ることが出来たり、自分の存在を簡単にアピールすることが出来てしまいます。

そして、SNSというのは一言でいうと自己顕示欲の集まりといっても過言ではなく、「彼氏ができた」「結婚した」「家や車を買った」「誰とどこに行った」といった投稿でタイムラインが埋め尽くされてしまいます。
そのような投稿を見ていると、「自分も負けたくない」と思って自己顕示欲が強くなってしまいますし、相手に嫉妬して嫌いになってしまうこともあるかもしれません。

また、周りの人よりもコメントや「いいね!」の数が集まらなくて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
そのため、そういったことを防ぐためにもSNSのアカウントを全て削除して、現実世界での繋がりを大切にするようにしましょう。

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自分の価値を他人に求めるのではなく、自分で自分の価値を決めましょう!

自分の価値を自分で決めることで自己顕示欲を抑えることができた女性

自己顕示欲が強すぎるのは、自分に自信がなかったり、今まで褒められてきた経験が少なかったからこそ、自分の欠点を隠し、自分を大きく見せて誰かに認められたいと思ってしまうのです。
ただ、自己顕示欲が強すぎても敵を増やすだけですし、他人に承認欲求を求めている限り、自己顕示欲が100%満たされることは一生ありません。

そのため、自分のことを一番理解している自分が自分の価値を見出して、自分の欠点も含めて全てを愛することが大切なのです。

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ライター
noel編集部

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