ヘアブラシの掃除方法をブラシの素材別に紹介!ボンドを使った裏技も
美しい髪を作るのに欠かせない存在といえば、ヘアブラシ。 髪の毛の流れを整えたりツヤを与えてくれるヘアブラシは、毎日使うものなのであっという間に汚れが溜まってしまいます。 今回はそんなヘアブラシの掃除方法をご紹介します。
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ヘアブラシの掃除方法は素材によって変わる
ヘアブラシはコーディネートスチック製や獣毛などいろいろな種類が売られていますよね。
プラスチックは濡れた髪でもつかえて、獣毛は天然の素材なのでお手入れの手間はかかりますが髪の毛にツヤを与えてくれるというそれぞれのよさがあります。
ブラシの素材によって使い道が変わるように、掃除の仕方もヘアブラシの種類で異なります。
特に天然の素材を使っている獣毛ブラシは間違った方法で掃除すると傷んでしまうので、注意が必要です。
せっかく良いブラシを買っても、掃除で傷むとがっかりしてしまいますよね。
きちんと正しい方法で掃除すれば汚れもすっきり落ちて衛生的ですし、ヘアブラシも長持ちしますよ。
ここでは素材別の掃除方法をご紹介します。
プラスチック製のヘアブラシ
プラスチック製品のヘアブラシは、ドラッグストアや100均などでも手に入るので持っている人も多いはず。
濡れた髪にもつかえて扱いやすく、バッグに入れられる折りたたみのものも人気ですよね。
プラスチック製のヘアブラシは水洗いがおすすめです。
ヘアブラシについた髪の毛やホコリを取り除いてから水で流しましょう。
ガンコで落ちにくい汚れがあるなら、つけ置き洗いも試してみてくださいね。
水洗い、つけ置き洗いの詳しいやり方は後でご紹介します。
木製のヘアブラシ
ウッドブラシは固さがあるので頭皮マッサージにぴったり。
そのまま髪をとかしたり、頭皮にトントンとあてて刺激すれば血流の改善にもつながります。
そもそも頭皮マッサージがなぜ必要なのかというと、マッサージすることで血流が良くなり、髪の毛まで栄養が行き渡るようになります。
栄養が髪全体に行き渡ると、抜け毛予防にもなりますよ。
そんなウッドブラシは天然の素材を使っているのでお手入れにもちょっとした工夫が必要です。
まず、ウッドブラシは水に弱いものも多いので濡らしてもOKか事前に確認しましょう。
もし濡らしてもOKなら、シャンプーを溶かしたぬるま湯に入れて振り洗いをするか、歯ブラシなどの細いブラシにシャンプーや石鹸をつけて、ブラシの根元からゴミをかきだしていきます。
最後によくすすいで掃除完了です。
もし水濡れNGのヘアブラシなら、歯ブラシに何もつけず乾いた状態で掃除するとよいでしょう。
獣毛のヘアブラシ
イノシシや豚などの獣毛のヘアブラシは、プラスチック製よりも値段が高くなりますが使うと髪にツヤが出るという特徴があります。
美髪を目指すならぜひ一本は持っておきたいアイテムですよね。
そんな獣毛ブラシはとてもデリケートなので、基本的に水洗いは避けたほうがよいでしょう。
綿棒やガーゼなどの布を巻き付けた楊枝や、目の粗いブラシなら乾いた歯ブラシでゴミを丁寧にかきだせばOKです。
獣毛のブラシはヘアブラシクリーナーを使う方法も。
ヘアブラシクリーナーなら、ブラシの毛をとかすように簡単に汚れを取り除くことができますよ。
クリーナーは数百円で売られていますので、獣毛のブラシを愛用している人なら買っておいて損はありません。
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掃除が面倒な人に!ヘアブラシを簡単にお手入れする方法
ヘアブラシを使う前にガーゼやネットをヘアブラシの根元まで押し込んでかぶせておきます。
これならガーゼやネットがブラシの根元をガードしてくれるので、髪の毛やホコリがついてもガーゼを取り換えるだけで一発OK。
100均では専用のネットも売られていますよ。
ちなみにこの方法はプラスチック製はもちろん、獣毛や木製でも問題なし。
特に水洗いできない獣毛のブラシは手できれいにしても多少残ってしまうので、気になる人はこの方法を試してみてくださいね。
ヘアブラシ掃除方法【手で掃除】
ここでは、ヘアブラシのより具体的な掃除方法をご紹介します。
まずは手で掃除する方法から。
手で掃除すれば道具もいらないですし、どんな素材のヘアブラシにもOK。
やり方を覚えていつでも清潔なブラシを目指しましょう。
必要なものはこちらです。
・歯ブラシ
・綿棒
・ガーゼもしくは布
続いて、手順を順番にみて行きましょう。
手順①:絡まった髪の毛やホコリを取り除く
まずはブラシについてしまった髪の毛やホコリを手で取り除いていきます。
面倒に見えるかもしれませんが、絡まった髪の毛は手で取るのが一番簡単です。
根元の部分の取りにくいところはブラシを広げながらやってみましょう。
手順②:歯ブラシで根元の汚れをかきだす
次に、使わない歯ブラシを用意します。
歯ブラシでブラシの根元のホコリやゴミをこすり、かき出します。
手順③:綿棒で細かい汚れを落とす
歯ブラシで落としきれなかった細かい汚れや、こびりついてしまったゴミは綿棒で取り除きましょう。
もし綿棒が無ければ、爪楊枝(つまようじ)が代わりに使えます。
ただし、爪楊枝を使うときは手に刺さないように注意が必要です。
手順④:ガーゼで拭く
最後にガーゼや布で持ち手などを拭きましょう。
ヘアブラシはスタイリング剤が残った手で持ってしまうこともあるので、意外と持ち手も汚れています。
持ち手についた汚れは時間が経ちすぎると落ちにくくなってしまうので、こまめに掃除したほうがベター。
持ち手も布で拭いたら掃除完了です。
ヘアブラシ掃除方法【クリーナー】
目の粗いざっくりとしたヘアブラシなら手で掃除するのも難しくありませんが、獣毛のヘアブラシなど目のつまったものは一苦労ですよね。
そんなときはヘアブラシクリーナーを試してみましょう。
こちらは天然毛ブラシ用のヘアブラシクリーナー。
プチプラなのに扱いやすく、初めてでもスムーズに掃除できます。
コンパクトサイズだから場所もとらず◎
クリーナーでの掃除方法と準備するものは以下の通りです。
・ヘアブラシクリーナー
・布
手順①:ヘアブラシクリーナーをセットする
ヘアブラシクリーナーを用意したら、クリーナーの毛をヘアブラシの根元に押し当てます。
特に獣毛はデリケートなので、無理をせず優しく扱いましょう。
手順②:汚れをかきだす
根元に押し当てたら、根元から毛先にかけてクリーナーでヘアブラシをとかすように髪の毛やホコリなどのゴミをかきだします。
手順③:汚れが取れるまで繰り返す
②の作業をきれいになるまで繰り返します。
クリーナーについた汚れは布でふきましょう。
ヘアブラシ掃除方法【水洗い】
プラスチック製のヘアブラシの掃除なら水洗いを。
水で洗ってしまえば細かい汚れもスッキリ落とせます。
木製や獣毛のヘアブラシは水濡れ厳禁のものが多いので避けたほうがよいでしょう。
水で洗うのに必要なものはこちら。
・歯ブラシ
・石鹸もしくはシャンプー
・布
・バケツなどの容器
手順①:ついている髪の毛やホコリを取り除く
水洗いの前の下準備として、まずは手で髪の毛やホコリを取りきれいにしていきます。
手順②:歯ブラシで汚れをかきだす
髪の毛やホコリがとれたら、バケツに塗るま湯を入れてさらにシャンプーを少量溶かします。
ヘアブラシをバケツの中に入れて、軽くヘアブラシを振りながら洗います。
続いて、ブラシの根元部分の汚れを歯ブラシでかきだしていきます。
ガンコな汚れがあるなら歯ブラシにシャンプーか石鹸をつけましょう。
あまり力を入れすぎるとブラシ部分が曲がってしまうこともあるので、優しく無理のない範囲で掃除していきましょう。
手順③:水ですすぐ
きれいになったら、水ですすぎます。
シャンプーのヌメリがとれるまでしっかりと流水で落としましょう。
手順④:乾かす
すすいだら布で軽く水分をふきとり、自然乾燥しましょう。
乾燥させるときはブラシの毛を下に向けて置くようにしてください。
タオルを下に敷いて、湿気の少ない風通りの良い場所に置くと早く乾きますよ。
ヘアブラシは完全に乾燥させないと、傷みの原因になったりカビが生えてしまうこともあるので気を付けましょう。
ヘアブラシ掃除方法【つけおき】
水洗いで落ちないくらいガンコな汚れなら、つけおきを試してみて下さい。
家にあるもので簡単にできて、こびりついたゴミもスルッと落とすことができますよ。
つけおきに必要なものと手順はこちら。
・バケツなどの容器
・シャンプー
・布
手順①:ついている髪の毛やホコリを取り除く
他の掃除方法と同じく、つけおきの場合も最初に手で髪の毛やホコリをとっておきましょう。
手順②:ぬるま湯にシャンプーを入れる
バケツにぬるま湯を入れます。
バケツがなければ洗面器でもOK。
ぬるま湯にシャンプーを少量溶かせば、つけ置き用の液体ができます。
シャンプーではなく石鹸や重曹でもOKです。
重曹を使う場合は溶け残りがないように確認しましょう。
手順③:つけおきする
シャンプーを溶かしたぬるま湯にヘアブラシを入れます。
つけ置きの時間はブラシの状態によって変わりますが、一晩つけておくのがおすすめです。
もし時間が無かったり落ちやすい汚れなら2~3時間でもOK。
④:水ですすぐ
つけ置きが終わったら、水で丁寧にすすぎましょう。
浮いたゴミを手で取り除くながら、汚れがすべて落ちるように流していきます。
⑤:乾かす
ヌメリが完全に落ちるまですすいだら、ヘアブラシを乾かします。
布で水分を拭き取ったら、毛を下にしてヘアブラシを自然乾燥させましょう。
ボンドでヘアブラシの掃除が楽にできる?
実はボンドで簡単にブラシの掃除ができるって知っていましたか?
しかも、用意するのは木工用ボンドだけなのでとても手軽ですよ。
ヘアブラシの根元の部分にまんべんなくボンドを塗って、ボンドが完全に乾くまで乾燥させます。
目安としては2日ほどですが、季節や放置する場所によって異なりますので2日で足りないようならしっかり乾くまでさらに時間をおきましょう。
乾いて透明になったら、完全に乾燥したというサイン。
木工用ボンドをヘアブラシの端から徐々にはがしていきます。
すると、ブラジリアンワックスのように固まったボンドと一緒に汚れが一気に落ちますよ。
この方法ならボンドを塗って放置するだけなのでとても楽ですし、ボンドを剥がす瞬間はとても気持ちがいいのでストレス解消にもなりそうですね。
ただし、ボンドを使った裏技はプラスチック製ヘアブラシにぴったりですが獣毛ヘアブラシには向きませんので要注意です。
獣毛ヘアブラシにはクリーナーを使いましょう。
ヘアブラシを掃除して美しい髪をゲットしよう♡
ヘアブラシに汚れがたまっていると不潔なだけでなく、摩擦などの刺激が起きて髪の毛にも良くありません。
ヘアブラシをきちんとお手入れすることは、美髪を作るためにも重要なんです。
定期的にヘアブラシを掃除して、ダメージの少ないきれいな髪を目指しましょう。
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