コンディショナーの正しい使い方とは?効果を最大限引き出す3つのポイント
シャンプー後に使うコンディショナー、ふと「この使い方であっているのかな?」と思うことはありませんか? 現在ヘアケア効果の高いコンディショナーが数多く出回っていますが、間違った使い方をしてしまうとせっかく良いものを使っても意味がありません。 毎日使うものだからこそ最大限効果を高めるために、コンディショナーの正しい使い方とポイントをおさえておきましょう。
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コンディショナー
まずはコンディショナーについてですが、使い方としてはシャンプーの後につけることで髪の毛表面の補修や保護をする役割を果たしています。
コンディショナーをつけて流した後にツルツルした手触りになるのは、髪の毛表面のキューティクルを補修してコーティングしてくれているからなんです。
また最近では保湿成分が高いものも多く、内部補修までできるとされているものもあります。
髪の毛のコンディションを良くするためのもの=コンディショナーと言えるでしょう。
リンス
リンスもコンディショナーと同じく、シャンプーの後に髪の毛の指通りを良くするために使うものです。
使用目的や使い方は同じなのに、コンディショナーとは呼び方が違います。
リンスはそもそも、洗浄力が強いシャンプーできしんだ髪の毛が絡まないようにするためという使い方がありした。
それが近年ではシャンプーが進化してきしみにくくなったので、絡みを取るだけの「リンス」というものは必要がなくなりました。
かわりに髪の毛表面の補修をしてくれるコンディショナーが増えたという訳です。
トリートメント
トリートメントはコンディショナーやリンスと違い、主に髪の毛の内部を補修する働きがあります。
髪の毛はダメージを受けると表面のキューティクルが開き、そこから栄養が流れ出てしまいます。
トリートメントにはその流れてしまった栄養を補う役割があるんです。
また種類によっては髪の毛の表面の保護までしてくれるものもあります。
髪の毛を元から綺麗にするのであれば、ヘアケアにトリートメントも取り入れるといいでしょう。
コンディショナーの正しい使い方の手順
コンディショナーの役割がわかったところで、正しい使い方もお伝えしましょう。
女性であればほとんどの人が毎日使うものなので、コンディショナーの使い方はしっかりおさえておきたいところです。
①: シャンプーで汚れを落としておく
コンディショナーの正しい使い方の前に、コンディショナーがしっかり浸透するようにシャンプーで汚れを綺麗に落とすことが大切です。
髪の毛にほこりや皮脂汚れがついたままだと、コンディショナーを使っても効果が出てくれません。
髪の毛を十分にシャワーで予洗いし、シャンプーをしっかり泡だてて洗いましょう。
スタイリング剤などをつけた後だと泡だちにくいので、その場合は2回シャンプーすることをおすすめします。
②: 水分を切っておく
シャンプーでしっかり汚れを落としたら、コンディショナーを使う前に髪の毛の水分を切っておきます。
水分が残ってボトボトのままだと、コンディショナーをつけても水と一緒に流れてしまうからです。
髪の毛が長い人は特に毛先まで絞っておくことが、コンディショナーの正しい使い方において重要になってきます。
ただし多少の水分は必要なので、タオルで水気を拭きとるのはNGです。
③: 適量をつける
効果を出したくて規定量より多くコンディショナーをつけるのは正しい使い方とは言えません。
またベタつくのが嫌で量を減らしすぎても効果があらわれてくれないでしょう。
どんなものにでも適量があり、多すぎても少なすぎてもダメなんです。
髪の毛の長さやコンディショナーの種類にもよりますが、正しい使い方の目安としてはロングヘアで100円玉硬貨ほどの量がベストと言えます。
④: 毛先につける
コンディショナーは毛先にだけつけるのが正しい使い方です。
髪の毛は毛先にいくにつれてダメージしているので、その部分のケアが必要になります。
反対に根元の方は伸びてきたばかりの健康な髪の毛なので、よほどのダメージでなければケアは必要ありません。
また頭皮にコンディショナーがついてしまうような使い方だと、お肌が敏感な人は地肌が荒れてしまう原因にも。
適量を毛先にしっかり揉みこむのが正しいコンディショナーの使い方です。
⑤: しっかり流す
コンディショナーをなじませた後は、しっかりと流しましょう。
流しきれずに髪の毛に残っていると手触りが悪くなりますし、べたつきからほこりなどが付着しやすくなります。
正しい使い方としてはぬめりがなくなるぐらいまできちんとシャワーで洗い流してあげることが重要です。
シャンプー・トリートメント・コンディショナーを使うときの順番
シャンプー・トリートメント・コンディショナーの効果を発揮させるためには、正しい使い方をすると同時に使う順番も大事になってきます。
シャンプー、トリートメント、コンディショナーの順番で使うのが正解です。
3つの使い方としてシャンプーが最初なのは周知の通りですが、トリートメントとコンディショナーの順番で迷う人もいるでしょう。
トリートメントは内部補修、コンディショナーは表面の補修やコーティングが目的ということを考えると、先に内側を補修して次に表面のコーティングをするという使い方になるのがおわかりいただけるのではないでしょうか。
コンディショナーの効果を最大限に引き出すためのポイント
コンディショナーの正しい使い方ができるようになったら、さらに効果を引き出すための使い方のポイントも試してみましょう。
普段の使い方に少し手を加えるだけで、最大限の効果が発揮できるんです。
- つける前に髪の毛をとかす
- つけた後に揉みこむようになじませる
- 少し時間を置く
ポイント①: つける前に髪の毛をとかす
シャンプーをしてコンディショナーをつける前に、髪の毛は絡んだりもつれていませんか?
コンディショナーは指通りを良くしてくれるので、絡んだ髪の毛につけてもなじませれば解けてはくれます。
ですが最大限効果を引き出す使い方をしたいのであれば、コンディショナーの前に髪の毛をとかしておいてなじみやすくすることが重要です。
手ぐしでもいいので、髪の毛のもつれを解いておきましょう。
意外と気付かないことですが、コンディショナーの効果を最大限に引き出す使い方のポイントのひとつです。
ポイント②: つけた後に揉みこむようになじませる
コンディショナーをつけたら髪の毛に揉みこむようになじませることが、より効果があらわれる使い方です。
特に毛量が多い人は、コンディショナーを軽くさっとつけただけでは髪の毛の内側にまで届いていないことがあります。
髪の毛が多い人やロングの人は、少しずつにわけて揉みこみながらつけてあげましょう。
この使い方をすれば、流した後の手触りがぐっと良くなりますよ。
ポイント③: 少し時間を置く
コンディショナーをつけてから少しだけ時間を置くのも効果を最大限に引き出す使い方のひとつです。
内部まで浸透させて補修するトリートメントと違い、表面の補修やコーティングが目的なので長時間放置する必要はありませんが、つけてすぐに流すよりかは手触りが良くなります。
つけてから髪の毛をマッサージするように揉みこむうちにキューティクルが整ってくれるでしょう。
コンディショナーの使い方の注意点
コンディショナーの使い方にはいくつかの注意点があります。
正しい使い方と合わせて、やってはいけない使い方も覚えておきましょう。
- 地肌につかないようにする
- つける量に注意
- 流し残しがないようにする
注意点①: 地肌につかないようにする
コンディショナーを使う目的は髪の毛の表面の補修とコーティングですので、地肌につかないようにすることが最も重要です。
頭皮についたコンディショナーを流さずにいると、毛穴がふさがってしまい頭皮のニオイ、湿疹や荒れる原因になってしまいます。
コンディショナーは毛先にのみつけるように、使い方には注意が必要です。
注意点②: つける量に注意
コンディショナーを使うと髪の毛がつるつるになるので、さらに効果を感じたくてついたくさんつけてしまいがち。
ですが量が多すぎると今度はベタついてぺったんこの髪の毛になってしまいます。
コスト面で考えても、使用量が増えることで無駄な出費が増えてしまいますよね。
最近のコンディショナーは適量の使用で十分に効果が得られるので、つけすぎないように気をつけましょう。
注意点③: 流し残しがないようにする
もうひとつのコンディショナーの使い方の注意点は、流し残しがないようにすることです。
流し残したコンディショナーは髪の毛をベタつかせてしまい、手触りが悪いだけでなく見た目にも影響を与えます。
べったりとした髪の毛は、まるで洗ってしないかのような不潔なイメージを持たれてしまう恐れも。
せっかく綺麗にシャンプーをしてコンディショナーをつけても、間違った使い方をすればマイナスになってしまうんです。
コンディショナーの選び方のポイント
世の中にたくさん出回っているコンディショナー、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいますよね。
そこで自分に合ったコンディショナー選びのポイントもご紹介したいと思います。
- 自分の髪質に合わせた系統を選ぶ
- 成分を確認する
- コスパを考える
ポイント①: 自分の髪質に合わせた系統を選ぶ
コンディショナーは大きく分けて2つの系統があります。
それは「アミノ酸系」と「オイル系」と呼ばれるものです。
アミノ酸系は髪の毛や地肌と同じタンパク質で構築されているので優しい使い心地とされているので、敏感肌の人にもおすすめです。
オイル系には名前の通り油分が多く含まれているので、髪の毛のダメージやパサつき、乾燥が気になる人はこちらの系統を使うといいでしょう。
ポイント②: 成分を確認する
次に注目したいのは、コンディショナーに含まれる成分です。
コンディショナーには髪の毛の手触りを良くするために、成分にシリコンが入っているものがあります。
シリコンは髪の毛表面の状態を整えてつるつるした手触りにしてくれる反面、頭皮に残っていたり顔や背中につくと、敏感肌の人には肌荒れトラブルの原因にもなってしまうんです。
お肌が敏感な人はできるだけノンシリコンのコンディショナーを選ぶか、使い方に気をつけましょう。
ポイント③: コスパを考える
毎日使うコンディショナーなので使い方や成分はもちろんのこと、コスパも気になるところではないでしょうか。
髪の毛が長い人は特に使用量も増えてしまうので、あまりにも高価なものだと出費も増えてしまいますよね。
高いものが必ず自分に合うとは限りません。
また、トリートメントを併用している人であればコンディショナーは価格帯の低いものを選ぶなど、自分に合わせた選び方をしてみましょう。
市販のおすすめコンディショナー10選
「使い方も選び方もばっちり理解したけど、やっぱりどれを選んだらいいのかわからない」という人のために、たくさんある市販のコンディショナーの中でもおすすめのものを10個ご紹介します。
おすすめ①: なめらかスムースケアコンディショナー
市販のコンディショナーでおすすめなのはこちらのいち髪なめらかスムースケアコンディショナー。
髪の毛表面の補修力が高く、つるつるサラサラの手触りに導いてくれます。
香りも優しく女性におすすめです。
ドラックストアで購入できてコスパも良く、正しい使い方をしていれば1ヶ月はもつでしょう。
おすすめ②: エクストラダメージケア トリートメントコンディショナー
こちらも比較的手に入りやすく、コスパもいいコンディショナーのひとつです。
ダメージケアという名前の通り髪の毛の補修成分が入っているので、しっとりとした手触りになります。
傷んでごわつきの気になる髪の毛におすすめです。
おすすめ③: モイスチュア コンディショナー
マシェリのモイスチュア コンディショナーは、女性が好きな甘い香りが人気です。
香りが長続きするのもうれしいポイント。
またはちみつ成分配合で、髪の毛にツヤを与えてくれます。
おすすめ④: オイルインコンディショナー
ディアボーテのコンディショナーはオイル成分が入っているのがポイント。
年齢とともに髪の毛の脂質が減ることでゆがみが出てきた髪の毛に油分を与えてまっすぐに整えてくれるんです。
髪の毛のクセが気になる人は試してみてください。
おすすめ⑤: コンディショナー リフレッシュ
市販のコンディショナーで女性も使える地肌ケアと言えば、H&Sでしょう。
こちらはなんと地肌についても問題がなく、頭皮にもつけることで地肌ケアまでかなうんです。
夏場で汗をよくかく人は頭皮のべたつきやニオイも気になるところですが、このコンディショナーはうるおいを与えながら頭皮、髪の毛をケアしてくれます。
こちらはさらっとしたタイプですが、髪の毛のぱさつきが気になる人はしっとりタイプもありますよ。
おすすめ⑥: ナチュラルER コンディショナー
天然ハーブの成分で髪の毛も頭皮もいたわってくれるグレースのナチュラルERシリーズ。
こちらもお肌が敏感な人でも安心して使えます。
香りが優しくさらっとした仕上がりが好きな人におすすめです。
ボトルが大きく大容量なのもうれしいですね。
おすすめ⑦: ナチュラルヘアトリートメント RP(ライスプロテイン)
美容室でも使われるルベルのナチュラルヘアトリートメントは、お米の成分からできています。
お肌のケアとして米ぬかなどの穀物が使われているのを聞いたことはありませんか?
脂質やビタミンなどがたくさん含まれていることから、お米は髪の毛にもいいとされています。
なめらかでさらさらの髪の毛に導いてくれるコンディショナーです。
おすすめ⑧: コンディショナー ラベンダー
ノンシリコンでもうるおいがほしい人にもおすすめしたいのがこちらのLEAF&BOTANICSのコンディショナー。
ラベンダー製油使用で優しい香りも特徴です。
乾燥やぱさつきをケアしながら、いい香りに癒されること間違いなしでしょう。
おすすめ⑨: コンディショナー ポンプ
敏感肌用ケアで有名なキュレルはヘアケア商品もあります。
フケやかゆみを抑えながらもぱさつく毛先に潤いを与えてくれるんです。
すすぎやすく流し残しにくいのも好評価ですね。
おすすめ⑩: ときめく 【スウィートジャスミンの香り】 トリートメント
最近新発売されたand andのコンディショナーは、香りやボトルデザインからシャンプーと合わせて自分でコーディネートできるんです。
それぞれに香りが3種類あり、コンディショナーは「ヴィヴィットフルーツ」「スパイシームスク」「スウィートジャスミン」の3つ。
パッケージもかわいいので女性が楽しめるコンディショナーですね。
正しいコンディショナーの使い方で美髪になりましょう
コンディショナーは使い方次第で髪の毛を良くも悪くもすることがおわかりいただけたでしょうか?
もちろん良い成分のものを使えばヘアケア効果は得られますが、安価のものでも使い方のポイントをおさえておけば最大限の効果を得られます。
コンディショナーの正しい使い方を守れば、あなたも美髪に近付くでしょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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