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「恋に恋する」の意味とは?

恋に恋する女性がいるカップル

本来、恋愛は相手があって初めて成立し、自分の事よりも相手のことを一番に考えてしまうものです。
例えば、ひとりで買い物に行っても、自分が欲しいものより相手に似合うものを見たり探してしまう、という具合です。

しかし恋に恋する状態というのは、相手のことを考えずに「自分がこうしたい」「相手にはこうあってほしい」と、自分が中心のひとりよがりな考え方をしています。
恋人のことを、「好きだからただ一緒にいたい」と思うのではなく、アクセサリーに近い感覚の存在だと思っているところがあります。

恋に恋する女性の特徴・心理

恋に恋する心理ってなんだろう

では、恋に恋する女性の特徴・心理をみていきましょう。
恋に恋する女性には、以下の特徴・心理が考えられるでしょう。

  1. 自分のことが大好き
  2. 熱しやすく冷めやすい
  3. 理想が高い
  4. 恋愛での挫折をあまり経験していない
  5. 相手の気持ちを考えられない

続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。

①:自分のことが大好き

恋に恋する女性は、この「自分のことが大好き」という特徴が一番に挙げられます。
相手のことが好きなのではなく、恋をしている自分が好きであると言えます。

恋愛というひとつのストーリーの中で、主人公は「自分」であり、その物語の中でキラキラ輝く自分のことが大好きなのです。
お相手は「白馬の王子様」のような自分の理想の人であれば誰でもいいのであり、夢見がちで自己肯定感や自己満足度が高い傾向があります。

その理想を相手にも求めてしまうので、いろんな人と付き合っても「なんか違うな・・・・」と思ってしまいます。

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②:熱しやすく冷めやすい

自分が好きで告白しても、OKされて付き合い始めたとたんにそこまで好きではなくなってしまいます
片思いが成就するまでの駆け引きやプロセスが楽しいのであって、その思いがかなってしまうとまた新たな恋がしたくなってしまい、結局付き合えてもすぐに冷めてしまうことになるのです。

まさに「人」にではなく「恋に恋している」状態だからと言えるでしょう。
モテないわけでもなく恋愛話には事欠かないのですが、彼氏がいつも違っていたり、好きな人がコロコロ変わってしまう特徴があります。

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③:理想が高い

恋に恋する人は、理想が高く、相手に多くのものを求めるという特徴があります。
また、相手に自分を合わせるのではなく、相手を自分の理想に近づけようとします。

「背が高い」「年収○○円以上」「連絡は必ず一日一回してくれる」など、彼氏にするならこういう人がいいという条件があり、それをクリアした人でないと好きになれません。
性格ではなくステータス的なもので人を好きになるので、恋に恋していると思われてしまうのです。

④:恋愛での挫折をあまり経験していない

すごく傷ついて振られたとか、大喧嘩して別れたとか、振られてなかなか立ち直れなかったなど、恋愛で大きな挫折をあまり経験していない傾向があります。

深く傷ついたり、ものすごく悩んだ経験は、恋愛に対して慎重になったり、相手のことを思いやったりする要因となります。
しかしその経験がないと、恋愛や恋人のことを軽んじて考えてしまい、相手のことを大切にする意識が欠けてしまい、相手ではなく恋に恋する状態となってしまうのです。

⑤:相手の気持ちを考えられない

恋に恋する女性は、考え方が自己中心的で、相手の気持ちを考えて行動することが苦手です。

恋愛第一主義で、恋する自分に夢中になって周りが見えなくなり、友だちを巻き込んでしまうこともあります。
しかし恋に夢中な時は自覚症状もないので、友だちから距離を置かれてもあまり気にすることもありません。

恋愛の相手に対しても自分の気持ちを優先してしまい、もし付き合ったとしてもあまり長続きしないのです。

【診断】恋に恋する状態

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では、診断項目として恋に恋する状態を12個紹介します。

状態①:自分の「こうしたい」願望が強い

恋に恋する人は、相手よりも自分のしたいことが優先になってしまいます。
「彼氏ができたら〇〇に行きたい」「誕生日にはこれをしてほしい」など、恋人に対して「こうしたい」「こうしてほしい」という要求が多く、「一緒にいるだけでいい」という考え方はあまりありません。

せっかく付き合っている人がいても、彼からすると「それがしたい(してほしい)だけなら俺じゃなくてもいいんじゃない?」と思ってしまいます。

状態②:特別な日は必ずお祝いする

誕生日やクリスマスなどは、必ず恋人と会ってお祝いをします。
特別な日に予定が入っているのは「付き合っている」「恋人がいる」からできることで、特別な日に恋人といると「幸せそうで羨ましい」と周りから見られることに優越感を感じます。

恋に恋している状態だと、「好きな人とと一緒にいられればいい」というよりは「特別な日は特別なことをしたい」という願望が強くなってしまうためで、「誕生日は夜景の見えるレストランで食事」「クリスマスはイルミネーションのきれいなところでデート」など綿密な計画をたてようとします。

状態③:両想いになるとやる気がなくなる

片思いの時は駆け引きを楽しんだり、相手のことを考えて行動していたのに、付き合い始めたとたんに面倒くさくなったり、やる気がなくなります
自分が好きで付き合い始めたにも関わらず、告白が成功したら「あれ?なんで今までこんなに頑張っていたんだろう?」と自分のそれまでの行動の意味が分からなくなってしまいます。

その人に恋していたのでなく、恋に恋していることの何よりの証拠だと言えます。

状態④:流行りのデートスポットは必ず行きたい

恋に恋する人は、デートでは家の近くや行き慣れた場所よりも、流行りのスポットなどに行きたがります
テレビや雑誌で紹介された店やレストラン、娯楽施設などに行くことが目的で、もちろん一人では行きたくないので彼氏なら一緒に行ってくれると思っています。

ディズニーリゾートなどのテーマパークも好きで、キャラクターの被り物をつけたり写真を撮りまくったりしてその場の雰囲気を楽しみ、「ディズニーに連れて行ってもらった」という状況に満足さを感じます。

状態⑤:連絡をとる頻度に気分でムラがある

恋に恋する人は、自分がしたいときは相手の忙しさをあまり考えずに連絡をして、返事がないと不満に思ってしまいます
なかなか返事が来ないと、返事が来るまで待ち続けるのではなく、「今何してるの?」「既読になっているのになんで返事しないの?」と問い詰めてしまいます。

しかし自分が忙しい時やほかのことを考えている時は、自分の時間を大切にしたいので、彼に連絡をしなくなります。

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状態⑥:他人との付き合いが面倒くさい

自分の中で「理想はこんな人」「こういう付き合いがしたい」という考えがあるので、それ以外の人との付き合いや、理想の人との出会いの可能性がない場所へは行く気起こらず、面倒くさくなってしまいます
合コンや飲み会に誘われても、理想とする人がいなさそうならそこに参加する時間が無駄な気がして断ってしまいます。

その理想像に意気統合する友だちがいれば盛り上がるのですが、なかなか理解してもらえる人がいないと、引きこもりがちにもなってしまいます。

状態⑦:気づくとボーッとしている

恋に恋する状態だと、ひたすら妄想をする時間が長くなります
でもそれは相手のことを忘れられないからではなく、恋をしている自分に酔っている「恋わずらい」のようになっていて、ほかのことが手に付かないボーッとした状態になってしまっています。

「あの人は私のことをどう思っているんだろう?」と不安で悩んでボーッとしているというよりは、「今度は○○に行きたいな」「次のデートではあの服を着て行こう」など恋をしている状況を楽しんでおり、気分的には上がった状態です。
「誰とするか」ではなく「何をするか」が重要であり、彼のことは考えていない恋に恋する状態だと言えます。

状態⑧:見た目重視で好きになる

恋に恋する人は、相手の性格や内面よりも服装や顔などの外見で男性を好きになる傾向があります
恋人とは「この人じゃないと駄目」という存在ではなく、「彼氏」という存在が必要なだけで、「彼氏はアクセサリー」のような感覚なので、内面の性格よりも自分の好みの顔などの外見を重視してしまいます。

周りからもイケメンと呼ばれているような人を好きになり、他の女子と「〇〇くんかっこいいよね!」と言い合いながら恋バナをしたり、もしそのイケメンと付き合えれば「彼氏かっこいいよね!」と言われることが嬉しいのです。

状態⑨:男性らしさを求める

恋に恋する女性の恋に恋する女性の特徴で「理想が高い」ということからもわかるように、恋人には男性らしさや女性らしく扱ってもらうことを求めます。
デートの時は女性をエスコートしてくれる、食事はおごってくれる、送り迎えをしてくれる、記念日には必ずプレゼントをくれるなど、女性の扱いに慣れていてレディーファーストな男性を好きになります。

または、グイグイ引っ張ってくれたり、「俺の事だけ見てろよ」的なオレ様的な男性も好きです。
男らしくない、気が弱い、優柔不断、などの男性は恋愛対象にはなりません。

状態⑩:年下よりも年上のほうが好き

恋に恋する人は恋愛に対して理想や願望があり、それをかなえてくれるのは、「恋愛経験がありそう」「自分の理想を現実にしてくれそう」という点で年下よりも年上の人を好きになる傾向があります。
憧れにも似たような感情が先行して好きになるので、「先輩」「上司」などの肩書にも弱いです。

同年代や年下よりもそのような人ばかり気になってしまうのであれば、恋に恋する性格の可能性があります。

状態⑪:恋の駆け引きが好き

積極的に連絡をしたり遊びに誘ったりすることもあれば、突然まったく返事もしなくなったり、気になる人の前で他の男性と楽しそうに話したり、彼をまどわせるような行動をとるのが楽しくて仕方ありません
それを見た彼の反応を楽しみ、手の上で転がしてみたいという小悪魔的な発想があります。

恋愛をひとつの楽しみのように考えているからであり、相手のことが好きだから恋愛しているという考え方ではありません。

状態⑫:SNS好き

恋に恋する人は、インスタグラムやツイッターなどのSNSを使いこなし、自分の生活が充実していることをよくアピールします
彼氏とのラブラブなツーショットだけではなく、食事の写真に彼の手が移りこんでいたり、彼の存在をにおわせるような投稿もします。

「自慢したいわけではないけど彼氏いるんですよ」ということを暗にアピールしているのです。
生活が充実していると思われるには「彼氏」の存在が不可欠であり、恋をしている環境に自分がいるという事実が必要だということです。

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恋に恋するメリット・デメリット

恋に恋する人は彼がよく変わる

それでは、恋に恋する性格だとどのようなメリット・デメリットがあるか見ていきましょう。

メリット

恋に恋する人はあまり恋人に依存することなく、彼氏は常に必要と思っていますが、自分の世界観があってひとりでもそれなりに人生を楽しむことができます

また、恋人がいても浮気や不倫などをしようという気は起こらないので、彼の方が彼女の考え方を理解してくれているのなら大きな危機はありませんが、彼が彼女からの愛情を感じられないと思うようになってしまうとあっさりと別れることになります。
しかしもし振られても立ち直りは早く、モテないわけではないので常に恋の話は途絶えません。

意識せず周りを振り回してしまう性格ですが、周りに迷惑をかけるような自己中心的さではなく、それもひとつの魅力として交友関係も広くあります。

デメリット

恋に恋する人は、せっかく付き合えてもあまり長続きしません
彼からは「君と付き合うのはおれじゃなくてもいいんじゃない?」といわれて別れるというパターンが続くでしょう。

ですので、人一倍結婚にはあこがれるのですが、なかなかそこに至るまでの付き合いにはなりません。
恋に恋する女性からは男性は最終的に逃げていってしまい、幸せな恋がしたいのに結果的にいつも相手がいなくなってしまうという悪循環が続きます。

恋多き人生ではありますが、身を固めるという点ではあまり向いていない性格であると言えます。
恋に恋する人が懸念するべきことは、常に自分の楽しさや幸せを追い求めてきたので、いざ本当に苦しい状態になった時に耐えたり乗り越える方法がわからず、とことん精神的に参ってしまうことにもなりかねないということです。

恋に恋するのをやめたい…抜け出し方!

恋に恋する状態から抜け出したい女性

恋に恋する人は、自分のしたいことを優先し、それを相手にも強要してしまうので、まずは相手や周りのことを先に考えるようにしましょう
デートは相手が行きたいところへ行く、連絡が遅くても怒らない、記念日以外でも小さなプレゼントをするなど、いつも「ギブ」ばかりだったものを「テイク」も意識して行動してみることです。

そして、空想よりも現実を見ましょう。
少女マンガや恋愛映画のような恋は物語の中だけの話です。

年齢と共に現実を見るようにはなってきますが、それがあまりに遅くなってしまうと人生設計にも影響が出てしまうことにもなりかねないということも考えられるようになるといいかもしれません。

このようなことから始めれば、少しずつ意識が改善されて、恋に恋する状態から抜け出すことができるはずです。

恋に恋する自分から卒業して、2人ともハッピーな恋を

恋に恋するカップルの手

恋に恋する人は、一見楽しく幸せそうで、本人もそれで満足なことが多いですが、実際はいろいろな問題をかかえているのかもしれません。
若いうちは恋に恋する過程や経験があっても問題ありませんが、それを大人になりそれなりにいい歳になっても引きずるようだと、「問題アリ」な女性として見られてしまうこともあります。

恋愛関係については、少し嫌だなと思うことがあってもそれを受け入れ、それをすべてひっくるめて「全部が好き」と思えるようになると、恋に恋する状態から脱することができるでしょう。

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ライター
noel編集部

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