黒染めできるカラートリートメント13選!正しい使い方&注意点を解説
せっかく明るい色に染めていても、黒い髪にしなくてはいけない場合があります。 就職や転職の面接、会社の規定、冠婚葬祭などの用事で一時的に黒染めをしたい場合、カラートリートメントを使うと手間がかかりません。 黒染めできるカラートリートメントの紹介や、一般的な染め方と注意点を紹介します。
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「黒染めカラートリートメント」とは?
事情があって濃いめの色に髪を戻したい方もいると思われます。
カラートリートメントは、髪の表面に色をコーティングして染めるタイプの染料です。
一般的な染料のように、髪の内部の色素を抜いて色を浸透させるわけではないので髪を傷める心配がありません。
髪を染めたばかりの状態でも良く、明るい髪色にし過ぎて濃いめの色に修正したいという場合にも使えるでしょう。
美容院で黒染めをすると、いったん髪に入れた色素を脱色して再度黒めの色を入れます。
再度染めるのに時間をおかなくてはいけない場合もあり、すぐ元の明るい色に戻したくても難しいです。
カラートリートメントで黒染めすると、継続的に使わなければシャンプーをする度に色が落ちていきます。
職場の事情や研修、実習などで1日~数日くらい黒染めをするだけなら、カラートリートメントで染めるのが向いています。
黒染めカラートリートメントの選び方
自分に合う黒みや濃さを出しやすい物を選ぶにはどうしたら良いか見てみます。
- 即効性のあるタイプを選ぶ
- 白髪染めよりもおしゃれ染めを
- ブラックよりもダークブラウンが良い場合もある
トリートメント剤を選ぶ方法について詳しく説明します。
選び方①:即効性のあるタイプを選ぶ
黒染め用のカラートリートメントを選ぶには、1回使っただけで染まるタイプの物にするのがおすすめです。
カラートリートメントの中には、色が入るまで時間がかかる物もあり、しっかりと定着するまではシャンプーをする度に染める必要があります。
黒染めをする場合は、急いで色を付けたい方も多いでしょう。
ある程度染まりが良いトリートメントを使うようにしましょう。
選び方②:白髪染めよりもおしゃれ染めを
黒染めするには白髪染めのトリートメントを選んだ方が色が黒くなりやすいのではと考える方もいるかもしれません。
白髪染めは染まり方が穏やかな場合があり、前項に記載した通り色が定着するまでかかる物があります。
また、カラーバリエーションがブラックかダークブラウンに限られることもあります。
ある程度自由に黒染めできるなら、様々なカラーを混ぜて自分好みの色にできる場合もあるでしょう。
ただし、白髪染め用のカラートリートメントでも緊急の黒染めに向く物もありますし、日程に余裕があるなら何回か続けてしっかりと綺麗に色を入れられるメリットもあります。
選び方③:ブラックよりもダークブラウンが良い場合もある
黒染めというと、ブラック系やグレー系を選ぶといいのではないかと考える方もいるでしょう。
黒に近い系統の色は、後で色落ちした時に緑や青の色素が残りやすいことがあり、アッシュ系の髪色になるため人によっては似合わない場合があります。
漆黒に近い色でなく、黒染めでも単に濃いめの色にしたいということであれば、茶色が段々薄くなるだけなのでダークブラウンの方が色の褪せ方が穏やかな場合もあります。
黒染めカラートリートメントのメリット
髪の色を黒めに戻すために利用するメリットを挙げます。
- 髪が傷まない
- 元の髪色に戻したい時にも便利
- 自宅ですぐに取りかかれる
- 肌に残りにくい
- 色素を抜いてまた黒く染め直すことがない
- 染め直す時にも間を空ける必要がない
- 刺激が少ない
- 好きな髪色を試すこともできる
使用するメリットについて詳しく説明します。
メリット①:髪が傷まない
本格的に黒染めしようとすると、髪の内部まで色素を入れるので髪が傷んでしまうことがあります。
カラートリートメントは色を付けるのは髪の表面で、内部に影響を与えることはありませんし、トリートメントでケアもできるため、髪に艶とハリを与えて綺麗に見せることも可能です。
ぱさついたり、ごわごわしたりという髪質が悪くなることも避けられるでしょう。
メリット②:元の髪色に戻したい時にも便利
企業の実習や研修で黒い髪でいるように指定がある場合、一時的に黒染めするだけで、後は元の髪色に戻したいという方もいると思われます。
カラートリートメントで黒染めすれば、後はシャンプーをすると段々色が落ちていきます。
毎日シャンプーしたとして1週間ほどで元の色に戻ることがほとんどです。
少しずつ色落ちしていくので、違和感が出ることもありません。
メリット③:自宅ですぐに取りかかれる
黒染めをカラートリートメントで行う場合は、美容院に行かなくても自宅で気軽に取りかかれます。
カラートリートメントとブラシや手袋、タオルなどの道具を用意すればすぐに染められます。
メリット④:肌に残りにくい
カラートリートメントは髪の毛のタンパク質に反応して色を付ける物なので、地肌には残りにくいです。
黒染めするのは濃い色が多いので心配になるでしょうが、シャンプーをしたり、お湯ですすぎをすれば取れることが多いです。
一般的な染料だと生え際の回りにクリームを塗って、付かないように保護する必要がありますが、カラートリートメントは必要ありません。
ただし、直に手でつける場合、爪の間や手のひらに色が付いてしまうことがあります。
メリット⑤:色素を抜いてまた黒く染め直す事がない
美容院で黒染めをすると、髪に残っている染料をブリーチして再度黒く染め直しをするので、髪や頭皮に負担がかかる場合があります。
また、好みの色に染め直したい時には、髪の内部の色が抜けるまで2~3ヶ月程度待ってから、明るい色に染める必要があるでしょう。
非常に時間がかかりますし、髪の毛にダメージを与えてしまうこともあります。
カラートリートメントで黒染めすれば、時間もかからず手軽に黒染めができます。
メリット⑥:染め直す時にも間を空ける必要がない
カラートリートメントで黒染めした場合、美容院で染めるために長い期間を置く必要は全くありません。
ある程度色落ちすれば、すぐ美容院に行って構いません。
次に美容院に行くまでの期間に、髪色をある程度キープする用途で使う人もいるほどです。
メリット⑦:刺激が少ない
カラートリートメントは染料や保護の成分に、植物由来の天然の材料が使われていることもあり、肌への刺激が少ないように配慮されています。
そのため、肌が弱い方でも黒染めがしやすいと言われています。
心配であれば、お試し用のミニサイズが用意されているカラートリートメントもあるので、使って見ると良いでしょう。
メリット⑧:好きな髪色を試すこともできる
気分転換に黒染め以外の他の色をカラートリートメントで試したい場合も、期間を置くことなく他の色に変えて染めることもできます。
黒染めをする場合、ブラックやグレー、ダークブラウンと単色で染めることが多いでしょう。
カラーバリエーションが多いカラートリートメントの場合は、それぞれの色を混ぜて好きな色に調整して染めることも可能です。
ブラックに青や緑、紫系の色を混ぜて赤みを抑えた黒にすることもできますし、アッシュ系の色になるのが嫌なら黄色や赤、ピンクを加えて優しい雰囲気の色にできます。
その人に合わせた黒染めをしたり、好きな髪色を短期間試せたりといった、便利な使い方ができるでしょう。
黒染めカラートリートメントのデメリット
残念ながら使う上での難しい点もあります。
デメリットの例を挙げます。
- 染まるのに時間や量を必要とする
- ムラになることもある
- 1回だけでは十分な色が付かないことも
- 元々染めた色の影響で思った色味にならないこともある
- 内側に上手く色が入りにくい
- 道具を必要とすることも
- シャンプーの種類によっては色落ちが早い場合もある
デメリットについて詳しく説明をします。
デメリット①:染めるのに時間や量を必要とする
自宅で気軽に染められるのはメリットですが、十分な色味を出すためには染まる時間を30分~1時間程度取る必要があります。
ミディアムショートでトリートメントがピンポン球1個分くらいと記載されている商品もあります。
長い髪や量が多い人、髪の毛が太くてしっかりしている場合は色が入りにくく、黒染めするのに大量のトリートメントを必要とする場合もあるでしょう。
公式サイト等で使い方を確認し、少し多めの時間を取ったり、必要量を多めに見積もっておくのがおすすめです。
デメリット②:ムラになることもある
明るい髪の色を黒染めする場合、トリートメントが上手く塗れずに仕上がりにムラができることがあります。
髪をクリップなどでブロッキングして、丁寧に塗る必要があるでしょう。
緊急で黒染めをしなくてはいけない場合、ムラになった部分を隠す対策も考えておくといいでしょう。
長い髪であれば、シニヨンキャップなどでまとめる方法もあります。
また、ムラを隠すために染料を吹き付けて使える黒染め用のスプレーや、ハケで塗れる固形の染料もあるため、併用を考えるといいでしょう。
デメリット③:1回だけでは十分な色がつかないことも
トリートメントの種類によっては、1回で十分な色が付かないタイプもあります。
シャンプーの後にコンディショナーと同じように使えるタイプに多いです。
効き目が穏やかで、どちらかと言うと白髪染め用のカラートリートメントに多いでしょう。
白い部分を濃い髪色に自然に溶け込めるようにする物もあり、使い込む中で、徐々に色が付いてくる場合があります。
すぐに色を変えたい黒染めにはあまり向いていないと思われますので、商品を選ぶ際には注意してください。
デメリット④:元々染めた色の影響で思った色味にならないこともある
元々染めている色が影響して、カラートリートメントで黒染めしても予想した色味になりにくい場合があります。
元がブリーチした金髪に近い色合いや、非常に明るい色であれば黒染めするとトリートメントの色がそのまま発色して、考えた通りの色になりやすいでしょう。
しかし、元々染めている色味が強いとか、濃いめのブラウンを黒染めにしたいという場合は、効果が十分に出ない場合があります。
1回で染めることを考えずに、何回かに分けてカラートリートメントを使うようにすると良いでしょう。
デメリット⑤:内側に上手く色が入りにくい
カラートリートメントは、髪の表面に付けて色を変える物ですので、一方方向から手で塗るだけでは上手く髪の毛に馴染まないことがあります。
特に、髪の内側に上手く色を入れにくい場合があるので注意が必要でしょう。
外側だけ黒染めされていて、内側は明るい髪のままだと悪目立ちします。
クリップなどで髪をブロッキングして、内側から丁寧にまんべんなく髪の周囲に付くように丁寧に塗ってください。
デメリット⑥:道具を必要とすることも
柔らかめの感触で、手ぐしでざっと付けられるタイプもありますが、黒染めする場合にはムラなく丁寧に付けたいので、毛染め用のブラシが必要でしょう。
また、手を汚さないようにビニール製の手袋があった方が良いですし、髪色を定着させるために待っている間ビニールのキャップやラップがあると髪に浸透しやすいです。
トリートメントの中には、使い捨ての手袋やブラシが付いている物もありますが、ほとんどは付けられていないことが多いでしょう。
ドラッグストアや100均などで販売されているので、しっかりと塗るために用意した方が良いでしょう。
デメリット⑦:シャンプーの種類によっては色落ちが早い場合もある
カラートリートメントの成分によっては、使うシャンプーの種類により色落ちがはやい場合があります。
特に石鹸シャンプーはアルカリ性のため洗浄力が強く、酸性のカラートリートメントと結び付いてしまい落としやすくしてしまうでしょう。
すぐに元の髪色に戻したいのであれば、あまり気を使う必要はありません。
黒染めした髪色を数日くらい持たせたい場合や、髪色が気に入った場合は、何度かトリートメントをして染める、トリートメントと同じ会社から販売されているシャンプーを使って色持ちを良くする、などの対策をすると良いでしょう。
黒染めカラートリートメントの使い方【手順】
カラートリートメントで黒染めする手順について紹介します。
- 手袋を使って塗り広げる
- 細かい部分はブラシで付ける
- しっかりと色を定着させて洗う
- 好みの髪の色になったか確認する
画像付きで詳しく手順を説明します。
ステップ①:手袋を使って塗り広げる
ビニールの手袋などを付けて、黒染めしたいトリートメントを適量出して全体的に塗り広げます。
髪の長い人はクリップで分けてとめ、内側から丁寧に塗っていくと良いでしょう。
適量は髪の長さ、量、髪質によって違いますが、多めに使った方が綺麗に色が入ります。
ステップ②:細かい部分はブラシで付ける
根元や生え際など細かい部分にしっかりと付けたい場合は、毛染め用のブラシがあった方が上手く付けられます。
トリートメントによっては、専属のブラシが付いている場合があります。
最後に全体的にコームを使って髪をとかし、トリートメントを行き渡らせるようにしましょう。
ステップ③:しっかりと色を定着させて洗う
カラートリートメントを塗った後に、定着させるためにしばらく時間を置きます。
その際、シャワーキャップを被るか、ラップを巻いて落ちを防ぐと良いでしょう。
所定の時間置いたら、髪を洗って余分なトリートメントを流します。
ステップ④:好みの髪の色になったか確認する
ドライヤーで乾かして好みの色に黒染めされているか確認します。
日程に余裕があって、ムラがある場合は次の日以降に改めて黒染めをするといいでしょう。
日程に余裕がない場合は、ムラがある部分に黒色の髪のスプレーをかけたり、固形の染料をブラシやスポンジで付けたりして対応します。
おすすめの黒染めカラートリートメント
黒染めしたい方にカラートリートメントを紹介します。
おすすめ①:エブリ カラートリートメント ブラック 160g
シャンプーの後にコンディショナーのように手軽に使えるトリートメントです。
黒染めしたい方は、先に乾いた髪に塗って時間を置くと色が入りやすくなります。
ブラックはパープル系の色味のため、黄みの強い髪色で色落ちした時に緑色になるのが悩みの方は使いやすいでしょう。
他にグレーやブラウンなどもあり、髪色を濃くしたい方にもおすすめです。
様々なカラーを混ぜて、自分に似合う色を作ることも可能です。
シャンプーなどもあり、ライン使いすると髪のケアやカラーを保つ効果も期待できるでしょう。
おすすめ②:エンシェールズ カラーバター すぐとれ 黒 300g
「すぐとれ」と名前に入っているように、早い方で2~3日経過すると色が落ち始めるため、バイトの面接などで一時的に黒染めしたい方におすすめです。
明るめの髪色でも黒染めできますが、ブリーチをして金髪に近い場合は黒色になりにくく、緑色がかったアッシュ系になる場合があるので注意が必要です。
塗布量を多めに、塗ってから放置時間を長く取った方が綺麗に黒染めできると言われています。
おすすめ③:クリップジョイント カラーバター アジアンブラック 200g
エクステやパーマをかけていても、黒染めできるカラートリートメントです。
色素を入れながら、ツヤのあるさらっとした髪に仕上がって補修する効果も抜群だと評価も高いです。
1回使うと自然な感じに色が落ちていくので、明るく染めすぎてゆっくりと色戻しをしたい人も使いやすいでしょう。
金髪に近い髪をしていると、退色する時に緑色が残る場合があります。
漆黒の色に黒染めするのではなく、落ち着いた色にしたい場合は、ココナツブラウンやモカブラウンなどの濃いブラウン系の色を選択してみると良いでしょう。
おすすめ④:ナチュールバイタル カラーセーフ ヘアマスク ブラック
シャンプーの後に付けてコンディショナーのように使えるとのことです。
しかし、しっかりと黒染めをしたい場合は、何回か続けて使ったり、乾いた髪に付けて1時間程度おいたりした方が良いということです。
明るめの髪やブリーチをした髪の方が染まりやすいようなので、色合いを落ち着かせたい場合も使いやすいでしょう。
持ちが良い方で2週間くらい、ある程度の色味を保てます。
おすすめ⑤:フラガール カラートリートメント ナチュラルブラック
本来は白髪染め用のカラートリートメントですが、明るい髪にも黒染めできるということです。
ただ、ブリーチして色味が薄い状態だと真っ黒にはなりにくいでしょう。
シャンプーの後に付けて少し時間を置くよりも、お風呂に入る前に髪に塗り広げて、1時間程度おくほうが染まります。
通常のカラートリートメントよりも色持ちが良く、2週間経過しても黒めの状態を保てたという方もいます。
すすぎの時に色が落としにくいので、洗面器にお湯を張って溜めすすぎをしてからシャワーで流すのがおすすめです。
しっかりとすすぐと、汗をかいたときやプールに入った時でも染みて出てきにくいでしょう。
おすすめ⑥:マニックパニック カラークリーム レイヴァン
脱色している状態でもかなり黒染めできるトリートメントです。
就職活動するにも急いで黒染めできたということですので、一時的に黒くするにも向いています。
1週間ほどダーク系の髪色がキープできるということです。
黄みが強い色に使うと緑色が強く出ることがありますが、綺麗な色で気に入っているという口コミも見られます。
ダメージを受けている髪ほど染まりやすく、色が褪せやすい傾向があります。
おすすめ⑦:DHC Q10美溶液カラートリートメントブラックSS170g
真っ黒に黒染めするのではなく、少し明るめの茶髪を一時的に落ち着いた髪の色にトーンダウンする目的で使えます。
塗り方はシャンプーの後にカラートリートメントを髪全体にまんべんなく塗って、10分そのままにしておくと良いとのことです。
明るいブラウンの髪が、自然なダークブラウンに落ち着きます。
2~3日くらいで元の髪の色に自然に戻っていくので、安心して使えるでしょう。
ある程度使いたい日程が決まっているのであれば、その日に合わせて数回程度使うやり方がおすすめです。
おすすめ⑧:50の恵エイジングケア 頭皮いたわりカラートリートメント ブラック
白髪染め用のカラートリートメントですが、染まりやすさや使いやすさで定評があります。
黒染めをするならブラックを使うと良いでしょう。
シャンプーをした後にリンスのように使ってもいいですが、シャンプー前に付けて時間を置いた方が良く染まります。
ショートヘアで5回分ありますので、気になる場合は2~3回に分けて黒染めしてみると良いでしょう。
素手で付けると爪が染まってしまうため、ビニール手袋は必須です。
1回分は付いていますが、できれば替えがあった方が良さそうです。
おすすめ⑨:パイモア スペクトラムカラーズ ブラック 400g
明るく染めすぎた髪を黒染めして戻すのに使えるカラートリートメントです。
元々染めたヘアカラーによって、発色の仕方が変わることもあります。
ブラウン系の濃いめの色も何種類か展開されています。
真っ黒にする必要がなく、トーンを落として暗くしたい場合にはクレージュブラウンやダークブラウン、ウォームブラウンなどの色を使った方が色合いが調和しやすいかもしれません。
おすすめ⑩:ナチュラルヘアカラー ブラック
肌に優しいタイプのヘアカラートリートメントなので、真っ黒にしたり、1回で黒染めしたりするのは難しいでしょう。
髪の色のトーンを徐々に暗くしていくのに向いています。
2~3回程度継続使用して、自然な感じにトーンダウンさせる使い方が向いています。
おすすめ⑪:LPLP(ルプルプ) ヘアカラートリートメント ソフトブラック 200g
白髪染め用のカラートリートメントとして有名な存在です。
黒染めする際にも使えます。
ブリーチして明るくした髪色を黒染めするなら、2~3回連続して染めることで色が黒く入りやすくなるということです。
色持ちは約1週間前後ですので、それ以降も黒染めする必要があるなら様子を見て使うといいでしょう。
おすすめ⑫:テンスター カラートリートメント ソフトブラック
男性向けのカラートリートメントですが、女性でも黒染めに使えます。
ヘナで染めるため、内部まで浸透せずに一時的に染められます。
4日くらいで色落ちするので、その後に好みの色にカラーリングをしても構いません。
濃いめに染めたい場合は、シャンプーの後に数分付けて落とすのではなく、乾いた髪に直接塗って時間を置くと全体的に染められるでしょう。
おすすめ⑬:クイスクイス デビルズトリック クールブラック 25g
黒染めを短期間できるカラートリートメントです。
ミディアム以上の長さの場合や、しっかりと黒染めしたい場合は、2袋以上用意した方が綺麗に染まります。
2~3日で段々色落ちがしてきますが、緑の色素が残りアッシュ系の色になっていきます。
黄みが強い髪の人は、雰囲気と髪色と合わないように感じる方もいると言うことです。
アッシュ系の色が好きな方は、落ち方がとても綺麗で気に入っている方も多いといわれています。
黒染めカラートリートメントを使う時の注意点
染める際の注意点を挙げるので、気をつけましょう。
- 風呂場などが染まらないようにしっかりと流す
- 皮膚に付いたらすぐに洗う
- 染めた時に衣服に付かないように注意
- すすぎとドライヤーをしっかりと
- 床や壁を汚さないようにする
利用する際の注意する点を詳しく説明します。
注意点①:風呂場などが染まらないようにしっかりと流す
カラートリートメントで黒染めする際には、お風呂や洗面所でトリートメントを洗い流す方がほとんどです。
流す際にカラートリートメントが洗い場や浴槽に付くことがあります。
ブラシでこすって水を流せば綺麗に落とせますが、時間が経つと落としにくくなることもあります。
特に、タイルの目地に入ってしまうと、洗剤を付けてこすっても落ちにくくなる恐れがあるでしょう。
色が薄い浴槽の場合も、飛び散って染まってしまうこともあります。
黒染めの場合は濃いめの色を使うことが多いので、終わった後に確認をしましょう。
注意点②:皮膚に付いたらすぐに洗う
カラートリートメントで黒染めしていて、顔回りに付いたり、手に付いたりすることがあります。
ほとんどの製品は石鹸やフォームで洗うと綺麗に落とせますので、あまり心配はありません。
しかし、爪の間や荒れている指先は染まってしまって落としにくいことがあります。
カラートリートメントをしっかりと髪に付ける時に、ビニールの手袋などを利用するのがおすすめです。
注意点③:染めた時に衣服に付かないように注意
黒染めをするトリートメントの色は、ブラックかダークブラウンなどの濃い色が多いです。
乾いた髪に付けている時に、服に落ちてしまって汚れる心配があります。
たいていは黒染めをして汚れても、洗濯で落とせます。
水洗いできない衣服は家で洗えないので、注意が必要でしょう。
100均やドラッグストア等で販売されているケープを使ったり、バスタオルを上に掛けたりして作業しましょう。
注意点④:すすぎとドライヤーをしっかりと
カラートリートメントを使うと、色が出なくなるまですすぎをするようにと注意書きされているでしょう。
もったいないと思われるでしょうが、しっかりとすすぎをしないと汗をかいたときや、プールに入ったときに色落ちがします。
衣服や帽子を汚すこともあるので注意しましょう。
また、黒染めした後にすぐにドライヤーで髪を乾かすと色が定着しやすくなると言われています。
注意点⑤:床や壁を汚さないようにする
乾いた髪を染める時には、室内で作業をする方がほとんどでしょう。
カラートリートメントを使っている時や、チューブから出す際に飛び散ることがあります。
床や壁に付くと落としにくくなるので注意してください。
特に、和室の砂壁や凹凸がある壁は拭き取りが大変です。
新聞紙を床に敷いて、回りに汚れやすい物がないところで黒染めすると良いでしょう。
カラートリートメントで緊急の黒染めにも対応
髪色を明るく染めている時に、仕事の都合や就職や転職の面接、仏事などで黒染めが必要になる場合があります。
黒染めをする時にカラートリートメントを使うと、髪が傷む心配がありません。
即効性のある物や何回か繰り返してじっくりと色を入れる物など、商品によって違いがあります。
白髪染めトリートメントでも黒染めに利用できるタイプもあり、自分の髪質や肌質を考えて選ぶといいでしょう。
多めにトリートメントを付けて、1時間くらい長めの時間を置くのが上手く染めるコツです。
ムラになってしまった時には、スプレーや固形の黒い染料で対応できるので、諦めることはありません。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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