わがままな人の特徴と心理!相手別に上手な対処法を紹介
誰かと話している時に、この人はわがままな人だと思うことはありますか? うまくつきあえればいいのですが、上手く対処しないと振り回されることも…。 わがままな人はどんな特徴を持っていて、どんな心理をしているのか。 相手別に上手な対処法など、わがままな人についてご紹介します!
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わがままな人の特徴
わがままな人と一口にいっても、どこからどこまでがわがままなのかわかりませんよね。
まずはわがままな人の特徴をご紹介します!
- 相手の立場になることがむずかしい
- 他人が優しいのは当然
- すぐに機嫌が悪くなってしまう
- 我慢することができない
- 感情を制御することができない
- 人のことを悪く言う
- めんどくさいことはしたくない
- 人に責任をなすりつけがち
特徴①:相手の立場になることがむずかしい
わがままな人はその人がどういう風に思っているのかを思考することが苦手です。
こう言われたらこう感じてしまう、もしかしたら相手はこうかもしれない、こう言ったらイヤかもしれない…。
そういったことを、相手の立場になって考えることができないのです。
なので相手の気持ちがわからず、自分の思っていることを通そうとします。
自分の立場ばかりを気にしてしまうのです。
特徴②:他人が優しいのは当然
わがままな人は他人が優しいのは当然だと思う、という特徴を持っています。
何か親切にされたからといって、それがその人にとっての普通なので、特に何も思うことがありません。
何かをされて感謝をすることがないのは、それが自分にとっての当たり前だからです。
特徴③:すぐに機嫌が悪くなってしまう
わがままな人はすぐに機嫌を悪くしてしまう特徴を持っています。
イヤなことがあっても、我慢したり人前で態度に出さないようにする…ということをしないのです。
むしろ、機嫌が悪くなっていることを察して欲しい、そしてどうにかしてほしいと思っています。
特徴④:我慢することができない
不機嫌な感情を我慢できないように、わがままな人は基本的に我慢をすることが苦手です。
欲しいと思ったらどうしてもほしいですし、イヤだと思ったらどうしてもやりたくありません。
自分がこうと思ったらこう、という考え方を持っているので、それを曲げることなどはしたくありません。
特徴⑤:感情を制御することができない
我慢することができないのは、物欲やイヤなこと、不機嫌だけではありません。
なにかをおさえようという感情の制御をするという我慢も、することができません。
カチンとくることがあって、少し我慢して考えるより、カチンときたらそのまま口に出して怒ってしまいます。
思ったままに行動するので、たまに突然怒鳴り始めたりします。
本人もそのつもりはないのですが、ついかっとなると我慢が聞かずそのまま色々いってしまうのです。
特徴⑥:人のことを悪く言う
自分をよく見せたい、自分が正しいと思っているので、他人の悪いところばかりが目につく。
このような理由から、人の悪口を言いがちです。
たとえそれが悪いことでなくても、自分にとっての悪いことであるならば、悪口として発信してしまいます。
また、本人には人を悪く言っているという自覚がないケースもあります。
他人を貶める意図はないのですが、悪いと思うことが当たり前だと思っているので、結果として悪口になっているのです。
特徴⑦:めんどくさいことはしたくない
わがままな人はイヤだと思ったことは、行動にうつすことをしません。
なので、めんどくさいと思うようなことは、しないようにする傾向にあります。
何かにつけて自分がやらなくていい理由を出したり、自然と他人に押しつけたりしてしまうのです。
特徴⑧:人に責任をなすりつけがち
自分のせいになってしまうのがイヤなので、人に責任をなすりつけてしまうのも、わがままな人の特徴です。
自分が悪いと認めることをしたくないという、プライドの高さが見られます。
あなたが悪いのだからあなたがやって、という押しつける行動に出てしまうのも特徴です。
非を認めることができないので、謝罪をすることもなかなかできません。
わがままな人の心理
それでは、このようなわがままな人はどういう心理をしているのでしょうか?
わがままな人はいったい何を考えているの?その心理をご紹介します。
- 自分の考え方が正しいと思う
- 自分に対してマイナス思考なところも
- さみしくて心細い
- 損か得かでものを考えている
- 自分を承認してほしい
- 愛情がほしい
- ほっとしたい
心理①:自分の考え方が正しいと思う
自分の感じていること、思っていること、考え方。
これらが正しいと思っているので、考え方が違った場合、他人が悪いという思考になります。
これは特徴でもある、他人のせいにしがち、にもあてはまりますね。
自分がこうだからこう、だからあなたがこうして、と他人を変えるようにわがままを言ってしまうのです。
心理②:自分に対してマイナス思考なところも
意外かもしれませんが、実はわがままな人は自分に対してマイナス思考なところもあります。
たとえばあなたのここが悪いと責められた時、反省することをしません。
どうせ私が悪いんでしょ、という卑屈な思考になってしまっているのです。
そこで思考が終わってしまっているので、自分が責められていると感じてしまってします。
ですが反省をしないので、どうして悪くないのに責められるの、と怒ってしまうのです。
心理③:さみしくて心細い
さみしくて心細いので、構ってほしいというかわいらしい気持ちの表れであることも。
素直にさみしい、構ってほしいということが言えないので、わがままをいって自分に意識が向くようにしているのです。
わがままな人は、わがままを言えば自分に構ってくれる、と思ってしまいます。
一度それが本当になってしまうと、それからずっとさみしくなった時にはわがままを言ってしまうようになります。
可愛らしくはありますが、あまりに何度も重なると困ってしまいますよね。
わがままな人は実はあまり素直ではない時もあるのです。
心理④:損か得かでものを考えている
わがままな人は、損得勘定で動くという心理も持っています。
損をするようなことはしたくない、得をすることだけしていたいので、その行動が損か得かを考えてからするかしないか決めるのです。
なので、もしもそれが自分の損になる場合、絶対にやりたくないと思ってしまいます。
代わりに、得になることはなんでもするという側面も持っています。
物事だけではなく、人付き合いにおいても得をする人としか人付き合いをしません。
心理⑤:自分を承認してほしい
わがままな人の中には、自分に自信を持つことができないので、認めてほしい、ほめてほしいと思ってわがままを言う人もいます。
自分が他人に褒められないということがいやで、ほめられないとすぐ不機嫌になってしまいます。
自分が一番でないと気が済まない人などがそうですね。
このタイプはプライドが高くもあります。
心理⑥:愛情が欲しい
実は愛情をあまり貰っていなくて、ただ愛情が欲しいからわがままをいってしまうわがままな人も。
このタイプの人は、わがままを言ってかなえてくれることが愛情なのだと思っています。
わがままイコール愛情だと思っている人は、自分にとってはわがままなのではなく、愛情だと思っているので、自分のことをわがままだとは思いません。
心理⑦:ほっとしたい
私はこんなことを言っても許してくれる人がいる。
私のわがままを聞いてくれるから私は好かれている。
そんな風に思って、安心を得ようとするわがままな人もいます。
そうしていないと不安になってしまうのです。
自分に自信を持つことができないわがままな人もいるので、そういった人はとにかく他人に認められたいものです。
わがままな人が恋愛に不向きな理由
わがままな人は恋愛に不向きといわれていますが、その理由はなんでしょうか?
わがままな人が恋愛に不向きな理由をご紹介します。
- 約束をすっぽかしてしまう
- 恋人には更にわがままになる
- 傷つく言葉を吐いてしまう
- 感情より損か得かを優先する
- 周りの人を傷つけてしまう
理由①:約束をすっぽかしてしまう
自分の気持ちが乗らないと行きたくないですし、自分の都合に合わせてもらうのが当然だと考えています。
なので、わがままな人はすぐに約束をドタキャンしてしまいますし、それに罪悪感を覚えることがありません。
約束をすっぽかされていい気持ちになる人はいませんし、デートのすっぽかしなどを繰り返されたらどんどんする気が起きなくなってしまいます。
なので、わがままな人は恋愛に向いていないといわれてしまいます。
理由②:恋人には更にわがままになる
わがままな人は、信頼している人や親しい人にさらにわがままになってしまいます。
なので、恋人という近い存在の人には、特にわがままになってしまうのです。
多少ならかわいいかもしれませんが、さらにわがままな人になってしまうと、恋人も疲れてしまいます。
これもわがままな人が恋愛にむいていない理由の一つです。
理由③:傷つく言葉を吐いてしまう
わがままな人は他人の気持ちを想像するということが苦手です。
なので、わがままな人はついつい親しい人に傷つくような言葉を吐いてしまいがち。
自分でも傷つけるつもりはないのですが、失言が多くなってしまうのです。
理由④:感情より損か得かを優先する
感情よりも損得を優先してしまうので、恋愛に向いていないのもわがままな人の特徴です。
たとえば彼女が記念日を祝いたいといっても、そういった恋愛感情より記念日を祝うことの損や得を考えてしまいます。
さらに、その物事が自分にとって損が多いと、することを拒んでしまいます。
恋愛において恋愛感情よりも損得勘定を優先してしまうので、相手に不安な気持ちを与えてしまったり、がっかりさせてしまいます。
理由⑤:周りの人を傷つけてしまう
恋人だけではなく、恋人の周りも傷つけてしまいます。
例えば恋人が友達と遊ぼうとしても、その友達が嫌いだった場合遊ばないでと縛り付けてしまいます。
恋人が楽しいかどうかよりも、自分が好きか嫌いかを優先させてしまうのです。
また、恋人に近づく人間を傷つけることもあるので、わがままな人と付き合うと、自分以外の人も傷ついてしまいます。
それが嫌で別れてしまうこともあるので、わがままな人は恋愛に向いていないと言われてしまいます。
わがままを言ってしまう理由
いろいろな理由はありますが、やはり一番多いのが、相手に許されてしまったからです。
相手がわがままをいうことを許してくれると、これは普通なんだと勘違いしてしまいます。
付き合いたてはそうでもなかったのに、つきあってからどんどん恋人がわがままな人になっていく…というのは、ほとんどがこのパターンです。
わがままは許されると勘違いしてしまい、自分のことばかりになってしまい、相手のことを考えることがなくなってしまいます。
わがままな人にわがままを言わせないためには、ノーということも大切なのです。
それができないと、ずるずる悪化していってしまいます。
わがままな性格を変える方法
それでは次にわがままな人のわがままな性格を変える方法です。
わがままな人は許されると思っているからわがままを言うのであって、許されないとわかったらわがままを言いません。
また、相手の気持ちを考えるのが苦手なので、自分も同じようなことを相手にする、という手もあります。
同じようなわがままをいって、「こうされたらいやなんだ」ということを相手に身をもって知ってもらうのです。
自分がわがままな人だという人は、感謝をするようにしたり、わがままなことを「自分がされたら」と相手の立場にたって考える癖をつけましょう。
そうすると、次第に相手の気持ちがわかっていくはずです。
わがままな人と上手に付き合う方法
それでは最後に、わがままな人とはどうやって付き合っていくのがいいのでしょう。
わがままな人とうまく付き合うための、付き合い方をご紹介します。
- 一度肯定してあげる
- 褒めてあげる
- 腹を立てて反論しない
- 本当にイヤなことははっきり断る
- 得があることを伝える
- ポジティブな言葉を掛ける
- 相手が満足するまで話を聞く
- なるべく適切な距離を置く
方法①:一度肯定してあげる
一度肯定してあげるというのが一つの手です。
一度肯定してあげることによって、わがままな人は少しその行為で満足をします。
否定されてしまうとさらに不機嫌になってしまったりするので、まずは機嫌をとりましょう。
わがままな人は、機嫌がいいと多少のわがままを拒絶しても大丈夫なケースが多いからです。
否定から入るよりもまず肯定を心がけましょう。
方法②:褒めてあげる
わがままな人相手には、とにかくほめてあげましょう。
相手は褒めてほしいから、多少なりともわがままになってしまっているのです。
まずは相手の褒めてほしいという気持ちを満たしてあげることで、相手にとってわがままをいう理由が薄くなります。
特に自慢話などは褒めてほしいから言っているので、「すごい!」ととにかく褒めてあげましょう。
方法③:腹を立てて反論しない
やってはならないことは、わがままな人のわがままに対して、腹を立てて反論してしまうことです。
わがままな人は自分が正しいと思っているので、反論されるとさらにエスカレートしてしまいます。
また、自分にとってはそれが当たり前のことなので、腹を立てられると逆に腹を立てかえされてしまいます。
この人はこういう人なのだと広い心をもって接してあげましょう。
方法④:本当にイヤなことははっきり断る
なんでもイエスというとエスカレートしてどんどんわがままな人になってしまうので、本当に嫌だ、無理だということはノーと伝えましょう。
相手はこちらの気持ちを考えることが苦手なので、本当に嫌がっているとわかっていないこともあります。
なので、いやなことははっきりいやだといって断り、相手に自分の気持ちをきっぱり伝えましょう。
そうでないと、いやではないと思われてしまい、どんどんわがままを言われてしまいます。
方法⑤:得があることを伝える
わがままな人は損得勘定で動きやすいので、何かしてほしいことがあれば「それをすることによるメリット」を伝えましょう。
そうすることによって、「これは得があることなんだ」と思い、相手が行動に移してくれます。
逆に損をしてしまうことを伝えてしまうと、相手は絶対に動きません。
ネガティブなことを伝えないように注意して、なるべく明るく接してあげましょう。
方法⑥:ポジティブな言葉を掛ける
わがままな人は卑屈になってしまっている場合もあります。
なので、できるだけポジティブな言葉をかけてあげましょう。
ここでネガティブな言葉をかけてしまうと、「あなたもそう思っているんだ」とどんどんネガティブ思考にはまり込んでいってしまいます。
そうなるとさらに自分のカラにこもってしまうので、そうならないためにも、できるだけポジティブに相手に声をかけてあげましょう。
方法⑦:相手が満足するまで話を聞く
わがままな人はとにかく自分にかまってほしいと思っています。
なので、わがままな人が話すことは、とにかく満足するまで聞いてあげましょう。
話を途中で切り上げてしまったりすると、不機嫌な気持ちにさせてしまいます。
まずはうんうんと相槌を打ちながら、相手の話を聞いてあげましょう。
方法⑧:なるべく適切な距離を置く
家族であったり恋人であったり、近い場所にいる人間でないのであれば、適切な距離を置くように心がけましょう。
*わがままな人は近い人に余計にわがままになってしまいます。
*なので、そうならないためにも、あまり相手にとって近い人にならないように、適切な距離を置いて接することが大切です。
あまり親しくない人には、わがままな人もわがままになることができません。
わがままな人はやさしさと適度な距離が大切
わがままな人は実は自分に自信がなかったり、構ってほしいという気持ちになっていたりします。
あまり強く接することをせずに、やさしく接してあげましょう。
ただし、あまり優しくしすぎると、適切な距離が保てません。
そうなるとわがままになってしまうので、注意が必要です。
やさしさと距離、どちらも適切なものを維持して、わがままな人と上手に付き合っていきましょう。
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