【年代別】送別の品におすすめプレゼント｜お世話になった男性・女性が喜ぶ贈り物

送別の品の選び方【男女別】

男性に贈る送別の品

男性に贈る送別の品を選ぶ際には、仕事でもプライベートでも使えるような実用性の高い物を選ぶことをおすすめします。
特に、ボールペンや名刺入れ、コインケース、手帳などの実用性の高い物が送別の品として人気が非常に高いです。

また、定年退職を理由に退職される男性に対しては、定年後に使えるような家電やお皿、お箸、湯呑みなどの日常的に使えるような物を贈ると良いでしょう。

女性に贈る送別の品

女性に贈る送別の品を選ぶ際には、まず相手からセクハラだと捉えられたり、女性として不快な思いにならないような物を選ぶことが大切です。
例えば、ダイエットグッズや体重計、美容グッズ、拡大鏡といった体型や外見、年齢に関する物は、女性が最も気にするところを連想させる物でもあります。

これらの物は相手の気持ちを不快にさせてしまう可能性が非常に高いので控えた方が良いでしょう。
なお、寿退社で退職される女性に対しては、育児で使えるようなマタニティグッズや、夫婦で使えるようなペアのマグカップやお箸を贈ることをおすすめします。

送別の品の選び方【関係別】

同僚

相手が同僚の場合は、まず退職や異動の理由を知った上で送別の品を選ぶことが大切です。
退職とは言っても、転職、寿退社、左遷など理由は人それぞれ異なります。

例えば、寿退社を理由として退職するのであれば、ネクタイや名刺入れといった仕事で使うような物よりも、日常的に使えるような物を贈った方が良いですし、転職を理由として退職するのであれば、仕事で使うような物の方が喜ばれることでしょう。

上司

相手が上司の場合は、相手が同僚の時と同じ様に、まず退職や異動の理由を知った上で送別の品を選ぶようにしましょう。
なお、上司のような目上の人に贈ると失礼にあたるプレゼントがいくつかあります。

例えば、手帳やボールペンなどの文房具類には、「これを使ってもっと勉強して下さい」というメッセージが込められています。
そのため、同僚や目下の人に贈るのは問題ありませんが、目上の人に贈ってしまうと大変な失礼にあたってしまいます。

また、靴下や靴には「相手を踏みつける」という意味があるので、目上の人に対して上から目線でプレゼントを渡すというニュアンスに繋がってしまいます。

恩師

相手が恩師の場合は、相手が上司の時と同じように、目上の人に贈ると失礼にあたるような物を選ばないように気を付けましょう。
定年退職を理由に退職する恩師に対しては、仕事で役に立つような物よりも、日常的に使えるような物をプレゼントすることをおすすめします。

また、相手が恩師だと趣味や嗜好が分からないという場合も多いので、本人が欲しい物を選ぶことができるカタログギフトをプレゼントすると良いでしょう。

送別会などで贈るプレゼントの平均予算・相場

個人で贈る送別の品

個人でプレゼントする場合は、3,000円～5,000円の範囲内が相場であるとされています。
ただ、相手との関係性によって金額が変わるものですので、相手がとてもお世話になった人や仲の良かった人であれば、相場よりも高い物をプレゼントしても良いでしょう。

しかし、あまりにも高すぎる物をプレゼントしてしまうと、相手に気を遣わせてしまうので注意が必要です。

複数人で贈る送別の品

複数人でお金を出し合ってプレゼントする場合は、10,000円～30,000円の範囲内が相場であるとされています。
なお、一人当たりの金額は1,000円～3,000円程度の範囲内に収めるのが一般的です。

ちなみに、上司や恩師といった目上の人に贈る場合は相場が上がり、逆に同僚や目下の人に贈る場合は相場が下がる傾向にあります。
目上の人の場合は定年退職が理由で退職されるケースが多く、定年退職でもらうプレゼントは一生に一度の記念になる物なので、同僚や目下の人にプレゼントする場合よりも相場が高くなります。

送別の品を選ぶ時の注意点

では、送別の品を選ぶ時の注意点をみていきましょう。

1. 縁起の悪い物は避ける
2. 割れやすい物や重たい物は避ける
3. 高価すぎる物は避ける
4. 会社名で名入れしない

続いて、送別の品を選ぶ時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。

注意点① 縁起の悪い物は避ける

送別の品を選ぶ際には、縁起の悪いとされている物は避けるようにしましょう。
例えば、日本茶というのは、お通夜や告別式の際に出されることが多く、縁起が悪いとされているのでプレゼントするのに向いていません。

他にも、縁を断ち切るという意味があるハサミや包丁などの刃物類、亡くなった人の顔に被せる布を連想してしまう白いハンカチ、死や苦しみを連想してしまう個数が4個か9個のセットも縁起が悪いとされています。

注意点② 割れやすい物や重たい物は避ける

送別の品を選ぶ際には、グラスやコップなどの割れやすい物や重たい物は避けるようにしましょう。
送別の品というのは、送別会の途中か社内で渡すことがほとんどでしょう。

割れやすい物や重たい物というのは、特に電車で通勤している人や女性にとっては、自宅まで持ち帰るのに苦労させてしまうことになるので注意が必要です。

注意点③ 高価すぎる物は避ける

送別の品を選ぶ際には、相手の負担になってしまうほどの高価すぎる物は避けるようにしましょう。
せっかくのお祝いだからと言って高価な物を贈ろうと考える人もいるもかもしれません。

しかし、相手によってはお返しなどを考えてしまう場合もあります。
そのため、高価すぎる物を贈ってしまうと、相手がお返しに困ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

なお、どうしても高価な物を贈りたいというのであれば、送別の品を渡す際に「お返しはいりません」と一言添えることで、相手も気持ちよく送別の品を受け取ることができるでしょう。

注意点④ 会社名で名入れしない

ボールペンやハンカチのような物を贈る場合、相手の名前を入れて贈ることもあるかと思いますが、その際に会社名を名入れするのは控えるようにしましょう。
定年退職や寿退社のようなおめでたい理由で退職するのであれば特に問題はありません。

しかし、左遷や今の会社が嫌になって退職する場合は、会社名が名入れされていることで不快な思いをさせてしまう可能性があります。
そのため、名入れをして送別の品を贈るのであれば、できれば会社名を入れるのは控えて、相手の名前を入れるだけに留めておくようにしましょう。

年代別！送別会におすすめの品【20代】

おすすめの送別の品① ブランド物のボールペン

ビジネスシーンで何かと使うことの多いボールペンは、非常に実用性の高いプレゼントなので、送別の品として贈ることで相手も喜んでくれることでしょう。
20代は転職を理由に退職する人が多く、ボールペンなどの文房具は「プレゼントされた文房具を使って勉強を頑張って下さい」というメッセージが込められているので、「新しい職場でも頑張って」という応援の意味を込めてプレゼントすることができます。

おすすめの送別の品② ペアのマグカップ

結婚を理由にして退職する20代の人には、夫婦で使えるようなペアのマグカップを贈ることをおすすめします。
ペアもののアイテムには「末永くお幸せに」というメッセージが込められていますし、マグカップは毎日のように使う実用性の高いアイテムなので、送別の品として贈ることで相手も喜んでくれること間違いありません。

また、名入れできるマグカップも多いので、夫婦の名前を入れることで世界にひとつしかないオリジナリティ溢れるプレゼントになって、相手も大事に使ってくれることでしょう。

おすすめの送別の品③ 名刺入れ

送別の品を贈る相手が営業職や接客業などの取引先やお客様と関わる機会の多い仕事に転職するのであれば、名刺を収納できる名刺入れを贈ることをおすすめします。
また、このアイテムは名刺を収納するだけではなく、カードケースとしても使用することができ、実用性もデザイン性も高いので、プレゼントした相手に喜んでもらえること間違いありません。

おすすめの送別の品④ お菓子のギフト

お菓子のギフトというのは、価格がリーズナブルでありながら見栄えが良く、バリエーションが豊富で選びやすいので、相手に気兼ねなく喜んで受け取ってもらうことができるプレゼントのひとつです。
また、お菓子のギフトは日持ちしやすく、個包装されているものも多いので、型崩れしてしまう心配もなく綺麗な状態で安心して贈ることができます。

ただ、相手が甘いものが苦手ではないのか事前にチェックして、甘いものが苦手な相手なら、甘いお菓子は控えてお酒のおつまみになるようなお菓子のギフトを選ぶようにしましょう。

年代別！送別会におすすめの品【30代】

おすすめの送別の品① ブランド物の手帳

仕事で何かと忙しく過ごしている30代の人には、忙しい日々のスケジュール管理に役立つブランド物の手帳を送別の品として贈ることをおすすめします。
なお、次の職場で使っても恥ずかしくないような無難なデザインの物を選ぶようにして、個性的で派手なデザインの物はなるべく控えるようにしましょう。

特に、30代の男性に贈るのであれば、スーツに合わせられるような黒や茶色などの落ち着いた色味の物で、上質な革を使った無地の物をプレゼントすると非常に喜ばれます。

おすすめの送別の品② コーヒーメーカー

仕事や家事の息抜きの時や起床した直後にコーヒーを飲む人も多いですが、送別の品を贈る相手がコーヒー好きの人であれば、本格的なコーヒーが飲めるコーヒーメーカーをプレゼントしてみるのも良いでしょう。
特に、ミル付きのコーヒーメーカーであれば、どんな人でも手軽に本格的なコーヒーを味わうことができます。

また、分解や取り外しが簡単でお手入れも簡単に行えるような物であれば、忙しい日々を過ごす30代の男性にも毎日のように美味しいコーヒーを楽しんでもらえることでしょう。

おすすめの送別の品③ USBメモリー

仕事やプライベートで必要とする人も多いUSBメモリーですが、毎日のようにパソコンを使う人からしてみれば、USBメモリーは実用性の高いアイテムだと言えます。
そのため、写真や動画、電子データを大切に保存するためのアイテムだからこそ、一生使えるようなおしゃれなデザインのUSBメモリーをプレゼントすることをおすすめします。

USBメモリーというのは、保存するデータの種類によって使い分ける人も多いので、いくつ持っていても嬉しいアイテムのひとつでもあります。

年代別！送別会におすすめの品【40代】

おすすめの送別の品① マッサージ器

毎日仕事でパソコンを使ったり、日常的にスマホを使うことも多く、肩こりや首こりなどの悩みを抱えている40代の人も多いです。
そんな時には、首こりや肩こりを解消することができるマッサージ器を送別の品としてプレゼントすることで、相手もプレゼントに喜んでくれることでしょう。

なお、マッサージ器を選ぶ際には、両手が開くようなハンドフリータイプの物、持ち運びに便利なコンパクトサイズの物などの使い勝手の良い物を選ぶようにしましょう。

おすすめの送別の品② バスグッズ

毎日の仕事で疲れた体と心を癒してもらうために、入浴剤やバスタオルなどのバスグッズを送別の品として贈ることをおすすめします。
男性の場合は自分でバスグッズを購入する人が少ないので、男性からしてみれば非日常的なバスタイムを味わえることで、喜んでもらえること間違いなしです。

また、女性の場合は自分でバスグッズを購入する人も多いですが、バスタイムを大切にする女性は非常に多く、入浴剤やバスタオルは何個あっても困らないものなので、プレゼントしやすいアイテムのひとつでもあります。
特に、女性の場合は、インスタ映えするようなおしゃれで可愛いバスグッズをプレゼントすることをおすすめします。

おすすめの送別の品③ ビールサーバー

家庭でも美味しいビールが簡単に作れて、コクのある味わいを楽しむことができるビールサーバーは、ビールが大好きな40代の人におすすめのプレゼントです。
仕事で疲れた後に飲むビールというのは格別ですから、ビールサーバーをプレゼントして、毎日のようにお店のような美味しいビールが飲めるようになれば、次の職場でも前向きに仕事を頑張ることができるようになるでしょう。

年代別！送別会におすすめの品【50代】

おすすめの送別の品① 高級なお酒

お酒が大好きな50代の人であれば、自分では購入しないような高級なお酒を送別の品としてプレゼントしてみることをおすすめします。
もしも、お酒をプレゼントするのであれば、事前に相手の好みをリサーチしておくことが大切です。

なお、相手のお酒の好みが分からない時には、色々な味を試せるようなお酒のギフトセットをプレゼントするのもひとつの手段です。

おすすめの送別の品② 万年筆

50代にもなれば一生物の高級なボールペンを持っている人は多いかもしれませんが、高級な万年筆を持っている人は意外と少ないものです。
ビジネスシーンやプライベートでも幅広く使用することができる万年筆は、高級感もあって実用性も高いので、定年退職を間近に控えた50代の人におすすめのプレゼントです。

また、万年筆に相手の名前を入れられるサービスを利用することで、世界に一つだけしかない特別間のある万年筆に仕上げることができます。

おすすめの送別の品③ カタログギフト

50代くらいの目上の人に送別の品を贈るとなると、相手の趣味や嗜好が分からなくてプレゼントを選ぶのに悩んでしまうという人も多いのではないでしょうか。
そんな時には、相手が自分の欲しい物を選ぶことができるカタログギフトを贈ることをおすすめします。

男性に贈りたい！送別会におすすめの送別の品

おすすめの送別の品① ネクタイピン

スーツがさらにおしゃれに映えるネクタイピンですが、自分でネクタイピンを購入して使用している人は意外と少ないものです。
そのため、送別の品を贈る相手が男性であれば、ネクタイピンを贈ることでビジネスシーンでもおしゃれにスーツを着こなすことができるようになって、相手も喜んでくれることでしょう。

なお、どんなネクタイにも合うようなシルバーのシンプルなデザインの物が一番おすすめです。

おすすめの送別の品② パスケース

通勤でバスや電車を使っている男性であれば、自宅から会社までの定期券を入れるためのパスケースが必要不可欠です。
そのため、毎日使えるような実用性の高いおしゃれなパスケースを送別の品として贈るのもおすすめです。

なお、相手の男性が転職や異動が理由で今の会社を去るのであれば、次の職場でも使うことを考慮した上で、スーツに合わせても恥ずかしくないような黒や茶色のような落ち着いた色味のもので、上質な素材でシンプルなデザインの物を選ぶのが無難です。

おすすめの送別の品③ シューケアセット

転職を理由に退職する男性には、シューケアセットのプレゼントがおすすめです。
スーツを着て仕事に行く男性であれば、革靴を何足か持っているはずです。

ただ、毎日革靴を履いていればだんだんと汚れも目立ってきますが、靴などの人の目に付きにくいアイテムをきちんとお手入れしていない男性は意外と多いものです。
そこで、自分ではなかなか買わないようなシューケアセットをプレゼントすれば、実用的でとても喜んでくれることでしょう。

女性に贈りたい！送別会におすすめの送別の品

おすすめの送別の品① ブランド物のバッグ

どの年代の女性でもファッションに対する関心は高いものですので、ルイヴィトンやコーチといった有名なブランド物のバッグは必ず喜ばれることでしょう。
なお、送別の品を贈る相手の好きなブランドが分かっているのであれば、そのブランドのバッグを贈ることで、相手も喜んで受け取ってくれるはずです。

おすすめの送別の品② コスメセット

女性にとって化粧品というのは必要不可欠なものなので、コンパクトサイズの化粧品の何点かをセットにしたコスメセットは非常に喜ばれること間違いありません。
なお、相手の女性が使っている化粧品のブランドが分かるのであれば、そのブランドのコスメセットを贈ると失敗がありません。

おすすめの送別の品③ 高級なハンドクリーム

特に、厳しい乾燥で肌が荒れがちな冬の時期には必要不可欠なハンドクリーム。
手元は特に年齢が出やすいパーツでもあるとも言われているので、ハンドクリームのプレゼントは女性からとても喜ばれるアイテムのひとつです。

特に、自分ではなかなか買わないようなブランド物の高級なハンドクリームをプレゼントするとさらに喜ばれます。
なお、ハンドクリームを選ぶ際には、保湿効果が高くベタつき感の少ないハンドクリームを選ぶことをおすすめします。

【番外編】送別会を主催する時に気をつけるべき事

では、送別会を主催する時に気をつけるべき事をみていきましょう。

1. 主役の希望を聞いた上でお店を選ぶ
2. 会費は事前に出席者から徴収しておく
3. 前向きな言葉を使って挨拶をする

続いて、送別会を主催する時に気をつけるべき事を、それぞれ詳しくみていきます。

注意点① 主役の希望を聞いた上でお店を選ぶ

送別会を開くお店を選ぶ際には、主役がどのような雰囲気のお店で送別会を開いてもらいたいのか希望を聞いた上でお店を選ぶようにしましょう。
なお、主役が複数人いる場合は、主役全員の希望を尊重するようにし、希望がバラバラだった場合は一番偉い人の希望を優先するようにしましょう。

注意点② 会費は事前に出席者から徴収しておく

送別会を開くお店を予約した後は、当日を迎えるまでに出席者から会費を徴収しておきましょう。
もしも、事前に会費を徴収するのが難しいようであれば、主催者が一度まとめて支払い、後日出席者から会費を徴収するようにして、送別会の場で会費を徴収しないようにしましょう。

注意点③ 前向きな言葉を使って挨拶をする

送別会で挨拶をする時には、前向きな言葉を使って挨拶をするようにしましょう。
送別会は別れの場でもあるので、挨拶をしている時に寂しい気持ちがこみ上げてきてしまうかもしれません。

しかし、明るい将来を願って主役を送り出す会なので、場の雰囲気を盛り下げてしまわないためにも、「これからも頑張っていくので安心して下さい」「次の職場でも頑張って下さい」と前向きな言葉で送り出してあげるようにしましょう。

感謝の気持ちを持って、相手に喜んでもらえるような送別の品を贈りましょう！

送別の品を選ぶ際には、相手との関係性や年齢を考慮して、相手の失礼にならないような物を選ぶようにしましょう。
縁起の悪い物や自宅へ持ち帰るのに不便になるような物、相手が気を遣ってしまうような高価すぎる物を選んでしまうと、相手を喜ばせるどころか逆に不快な思いをさせてしまう可能性もあるので注意が必要です。

そして、何よりも大事なのは「今までありがとうございました」という感謝の気持ちを持って送別の品を送ることが大切なのです。