【美容師監修】ブリーチなし!インナーカラーの人気12色&セルフで染める方法
髪の内側からちらっと見えるインナーカラーは、おしゃれ女子なら押さえておきたいヘアカラーです。 ブリーチなしで自分で簡単にインナーカラーを楽しむ方法をご紹介します。 さらにブリーチがあった方がいい場合など、「ブリーチなしのインナーカラー」について、プロの美容師にお聞きしました!
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ブリーチなしでもインナーカラーは楽しめる!
ブリーチをすることで、髪の毛にははっきりしたコントラストが生まれ、さらに色味も入りやすくなります。
しかし、インナーカラーはブリーチを行わなくても、様々なカラーを入れることができ、さらに色のコントラストを楽しんでいくことができます。
明るい色を選んだり、髪色に合った色を選べば、全体を染めるよりも髪色は明るくなりやすく、ブリーチなしでもはっきりとインナーカラーを目立たせたヘアカラーを楽しむことができます。
また、ブリーチなしで行うことで髪を痛めることもなく、きれいな髪質を他の持つこともできます。
Q. インナーカラーはブリーチなしでもキレイに染められる?
A. 「ライトナー」で染めればキレイに仕上がる!
ブリーチなしのインナーカラーの人気色
では、ブリーチなしのインナーカラーの人気色にはどんな色があるのでしょうか?
- グレージュ
- ピンク
- ブルー
- グリーン
- アッシュ
- パープル
- ベージュ
- グレー
- 赤
- オレンジ
- イエロー
- マルチカラー
次に、ブリーチなしのインナーカラーの人気色を詳しく見ていきましょう。
人気色①:グレージュ
黒髪でも茶色でも合わせやすい人気色です。
茶色にグレージュを入れれば、なじみもよく、さりげないおしゃれを楽しんでいくことができます。
黒髪に入れれば、ブリーチなしでもはっきりとしたコントラストを楽しむこともでき、ちらっと見えるインナーカラーがかわいい仕上がりになります。
ふんわりと柔らかい印象もあり、女性らしさも出すことができます。
明るさを調整していくことで、派手なカラーが苦手な方でも取り入れやすい、ブリーチなしで作る定番カラーです。
立体的な仕上がりになるので、入れるだけでおしゃれさがぐんとアップします。
人気色②:ピンク
全体に入れるとなかなか色味が出ない色ですが、インナーカラーなら、ブリーチなしでもはっきりした色味を楽しむことができます。
かわいらしいふんわりとした雰囲気が好きな方におすすめのカラーです。
ビビットな色味にすれば、アクセントにもなります。
トーンを落としてカラーを入れれば、子どもっぽくならず、大人な印象に仕上げていくこともできます。
元が明るい髪色なら、ブリーチなしでも、さらに色味は入りやすくなります。
人気色③:ブルー
落ち着いた、清楚な雰囲気になるカラーです。
明るい髪色よりも、黒髪やダークブラウンなどの暗めの髪色に相性がいいカラーです。
しかし、ブリーチなしでカラーを入れる場合、ヘアカラーを入れていない黒髪に入れると、なかなか色味が出ないこともあります。
少し茶色い髪に入れたほうが、きれいな色味を出していくことができます。
個性的なカラーを探している方におすすめです。
人気色④:グリーン
個性的で、今人気急上昇中のカラーです。
全体に取り入れるのは勇気がいりますが、ちらっと見えるとさりげないおしゃれとして、好感度の良い色味です。
色のトーンによって、奇抜になり過ぎず、黒髪や茶色にも合わせやすくなります。
落ち着いた大人な雰囲気に仕上げていくことができるカラーです。
他の人と差をつけたいと、考えている方は是非挑戦してみましょう。
人気色⑤:アッシュ
くすんだカラーのアッシュ取り入れるのも、おしゃれな女性の中では人気です。
しかし、ブリーチしないとなかなか思うようなカラーを出すことができません。
そのため、もともと髪色が明るめの方に、是非挑戦してもらいたいカラーです。
髪色を活かしながら、落ち着いたアンニュイな雰囲気を出していくことができます。
人気色⑥:パープル
意外とファッションにも取り入れやすく、なじみやすい髪色です。
トーンによってははっきりとしたカラーにも、落ち着いたカラーにも変えていくことができます。
ピンク系のパープルならかわいらしい印象になりますし、ブルーを強めに入れればクールでかっこいい仕上がりになります。
黒髪でも茶髪でも合わせやすく、今トレンドのヘアカラーです。
人気色⑦:ベージュ
ブリーチなしでも、トーンを明るくしていくことができるカラーです。
柔らかい、女性らしい雰囲気で、エアリーなヘアスタイルを実現できます。
なかなか髪色が明るくならないと悩んでいるなら、ベージュカラーを取り入れてみれば髪色も明るくなり、コントラストをはっきりさせながら、大人っぽい仕上がりになりますよ。
また、さりげなくベージュを入れるだけでも、全体が軽くなり、ふんわりと柔らかいナチュラルなスタイルになります。
人気色⑧:グレー
シンプルなグレーも、甘さ控えめでクールな女性にピッタリのヘアカラーです。
黒髪との相性も抜群で、内側に入れるだけで立体感が生まれます。
透け感があるヘアスタイルで、落ち着いた雰囲気を好む方でも地味になり過ぎず、おしゃれでこなれたスタイルになります。
人気色⑨:赤
茶髪との相性もいい赤も、簡単に発色させていくことができます。
暗めなトーンの赤なら、落ち着いたさりげないおしゃれを楽しむことができますし、はっきりした赤でも、大人っぽいアクセントになります。
赤は一見派手な印象に思うかもしれませんが、インナーカラーとして取り入れた場合、思ったほど派手にならず、ヘアスタイルによっては大人の女性にピッタリのカラーです。
人気色⑩:オレンジ
大人っぽい印象を与えながらも、はっきりとした色味を楽しむことができるヘアカラーです
茶髪ともなじみがよく、女性らしさを与えてくれる温かいカラーです。
黒髪と合わせたときも、ゴールドに比べて派手になり過ぎず、柔らかい雰囲気になります。
ヘアアレンジをした時も、きれいにインナーカラーがチラ見えするのでおすすめです。
人気色⑪:イエロー
ブリーチなしでも、髪色を明るく仕上げていくことができるヘアカラーです。
ブリーチした時と違い、自然な明るさで、髪にもなじみやすいのが特徴です。
髪も傷まないので、ヘアダメージがひどい方にもおすすめです。
また、色落ちしてもオレンジ味のある色に変化していくので、ダメージ感が出ないのが魅力です。
人気色⑫:マルチカラー
誰ともかぶらない髪色をしたい!という方におすすめのマルチカラーです。
様々なカラーを取り入れながら、自分だけのインナーカラーを作っていくことができます。
同系色のカラー剤を並べながら作ってもいいですし、反対色を並べて、より華やかに仕上げてもかわいいです。
しかし、ブリーチなしで行うと、なかなか色の差をはっきり出していくことが難しいため、完成度を高めるならサロンに行くことがおすすめです。
ブリーチなしなら、より柔らかい雰囲気のマルチカラーに仕上がります。
Q. 赤や青などの奇抜なカラーもブリーチなしでいいの?
A. ブリーチは必須です!
ブリーチなし×セルフインナーカラー【準備編】
では、ブリーチなしのインナーカラーをセルフで行う場合は、どんな準備が必要でしょうか?
- ヘアカラー剤を選ぶ
- 元の髪色を暗くする
- 元の髪色を明るくする
- 使用する道具を用意する
- 美容院に行く
次に、ブリーチなしのインナーカラーをセルフで行う場合に準備するものを詳しく見ていきましょう。
準備①:ヘアカラー剤を選ぶ
理想のインナーカラーを作ることができるように、自分に合ったヘアカラーを選んでいきましょう。
染める部分が少ないので、通常よりもカラー剤は少なくて済みますが、ブリーチなしで行う場合は、色を付けたい部分にたっぷり塗ることがポイントになります。
また、商品によって色持ちやカラーバリエーションが違うので、なるべく発色がよく、髪に密着してむらなく染まるヘアカラーを選んで購入しましょう。
ブリーチなしでもきれいに染めることができるヘアカラー剤は、簡単に手に入れることができるのでチェックしてみてくださいね。
\スタイリスト・井上雄太さんおすすめの「カラーバター」/
エンシェールズカラーバター
自宅で手軽にセルフカラーが楽しめるトリートメントタイプのカラーバター。
美容室で染めた後の退色防止にも効果的です。
準備②:元の髪色を暗くする
ブリーチなしのインナーカラーのコントラストを目立たせたい場合は、上からかかる髪色を暗くしていくのがおすすめです。
ブリーチなしで染めた場合、髪色を明るくするのは限度があります。
上からかかる髪色のトーンを落としてコントラストをはっきりさせることで、さらに目立たせていくことができます。
しかし、真っ黒に染めてしまうと今度は色が入りにくくなってしまったり、色味が思った印象と違ってしまう場合もあるので、ダークブラウンやラベンダー系のヘアカラーを使っていくのがおすすめです。
準備③:元の髪色を明るくする
ブリーチなしでも、インナーカラーではっきりとした色味を入れたいのであれば、今度は元の髪色を明るくするのも方法の一つです。
ブリーチを使わなくても、ある程度髪色を明るくするだけでカラーが入りやすくなり、希望のカラーを入れやすくなります。
しかし、何度も髪を染めてしまうと髪が傷んでしまう原因にもなるので、一度染めたらしばらく時間をおいてから再びカラーを行いましょう。
準備④:使用する道具を用意する
セルフカラーを行うために必様な道具を用意しておきましょう。
ゴム手袋や、ケープ、コーム、イヤーキャップなど通常のセルフカラーに必要な道具に加えて、髪の毛をブロッキングしやすいように、ゴムやダッカールピン、カラー剤を出す容器などもあると便利です。
さらには顔周りに近いところにしっかりとカラー剤を塗っていくため、肌に液がつかないように、ワセリンを用意して肌を保護するのも効果的です。
自分ができるだけ楽に作業を行うことができるように、必要な物や便利グッズをそろえておきましょう。
準備⑤:美容院に行く
髪を染める前に、一度美容院に行って髪の毛を整えてもらいましょう。
余計な長さがあれば、その分ヘアカラー剤も必要になりますし、作業も大変になってしまいます。
先に、インナーカラーが目立つ髪型にカットしてもらうことによって、仕上がりもさらに素敵になりますよ。
そして、美容院に行くついでに、美容師の方にどんなカラーがおすすめかアドバイスをもらうのもおすすめです。
プロの方に自分の髪色に合ったカラーを聞けば、間違いありません。
Q. バレにくいインナーカラーを入れたいときのオーダー方法は?
A. 「ポイントインナー」がおすすめ!
下ろす場合は耳周りからバックにかけていれても◎
範囲を狭くして入れるか、ハイライト調に入れるのもオススメです。
ブリーチなし×セルフインナーカラー【手順編】
では、ブリーチなしのインナーカラーをセルフで行う場合は、どんな手順で行うのでしょうか?
- ブロッキング
- カラー剤を塗って放置
- ドライヤーで温める
- 乳化させる
- シャンプーで洗い流す
次に、ブリーチなしのインナーカラーをセルフで行う手順を、詳しく見ていきましょう。
手順①:ブロッキング
染めたい部分にきちんとカラー剤を塗ることができるよう、最初に髪を丁寧にブロッキングしていきましょう。
トップの髪の毛や、サイドの髪、前髪などを、ゴムやダッカールピンで細かくまとめていきましょう。
色を付けたい部分がわかるようにゴムの色を変えたり、トップの部分だけおだんごにして一つにまとめてみるのもいいでしょう。
作業の途中で、染めたくない上の髪の毛が落ちてこないように、きちんと細かく分けていくことがポイントです。
カラー剤を塗るときは、少しずつブロッキングした部分をほぐして、丁寧にたっぷり髪の毛に塗り込んでいきましょう。
手順②: カラー剤を塗って放置
インナーカラーを作りたい部分に、カラー剤を塗っていきます。
ムラにならないように、少しずつ毛束をとって、丁寧にたっぷり塗り込むことで、ブリーチなしでもしっかりと色味を出すことができます。
頭の後ろが、なかなか思うように髪に塗り込めないときは、友達や家族に頼んで協力してもらうのもおすすめです。
塗り終わったらラップを巻いて、時間通り放置します。
ラップを巻いておくことで、色を付けたくない髪の毛にカラー剤がつくことを防ぎ、髪にカラー剤が浸透しやすくなります。
手順③:ドライヤーで温める
ラップで包んだ毛束をドライヤーで軽く温めていきましょう。
美容院に行っても、カラーした部分に熱を加えていくのと同じです。
セルフでも同じようにドライヤーを使って熱を与えていくことで、カラー剤が浸透しやすくなり、インナーカラーの発色がさらに良くなります。
近づけすぎると、髪の毛が傷んでしまうので、程よく距離を話して、ドライヤーをふりながら温めてください。
手順④:乳化させる
カラー剤に書いてある放置時間通りに、髪になじませたら、シャンプーの前にカラー剤を乳化させていきましょう。
カラー剤がついた部分に、少量のお湯をなじませることで、白く乳化します。
乳化することで、インナーカラーの色持ちと発色がよくなるので、ぜひこのひと手間を忘れないようにしてください。
手順⑤:シャンプーで洗い流す
髪についたカラー剤をシャンプーを使って洗い流していきましょう。
ゴシゴシ擦ると、髪が傷み、色落ちの原因になるので、やさしく洗うことがポイントです。
シャンプーしたあとは、カラー専用のトリートメントを使ってヘアケアしていきます。
インナーカラーの発色を維持していくのは、その後のヘアケアが非常に重要になるので、オイルやトリートメントを使って、きれいな髪質を保っていきましょう。
\スタイリスト・井上雄太さんおすすめの「色持ちシャンプー」/
シュワルツコフ/グッバイイエロー
ブリーチ&カラー後の黄ばみをおさえ、美しい髪色が長持ちするシャンプー。
ヤシ油由来の洗浄成分配合で、髪・地肌にやさしい洗い上がりです。
インナーカラーを目立たせたヘアアレンジ集
では、インナーカラーを目立たせたヘアアレンジにはどんなものがあるのでしょうか?
- ハーフアップ
- ポニーテール
- おだんごヘア
- 編み込みヘア
- 耳にかけるだけ
次に、インナーカラーを目立たせたヘアアレンジを詳しく見ていきましょう。
アレンジ①: ハーフアップ
インナーカラーを入れた境目をとり、ハーフアップにします。
上にかぶる髪の毛を結ぶことで、ブリーチなしのインナーカラーもはっきりと目立たせていくことができます。
ただ、ハーフアップにしてもいいですが、くるりんぱや編み混み、ロープ編みなどを加えて、さらに華やかに仕上げていくこともできます。
ボブの方からロングの方まで、どんな髪の長さの方でもできるアレンジです。
アレンジ②:ポニーテール
一つにさっと、毛束をまとめたアレンジです。
しかし、アップにすることで、後ろの髪色がはっきり見えます。
また、毛先にヘアカラーを入れた髪が混ざり、いつものポニーテールよりもおしゃれになります。
髪を巻いてポニーテールにすれば、動きが出て、さらに髪色がはっきり目立ちます。
アレンジ③:おだんごヘア
髪を一つにまとめておだんごを作ります。
サイドのかみをとってねじり、おだんごに巻き付けることで、カラーを目立たせていくことができます。
また、髪をランダムにまとめることで、元の髪色と明るい髪色が混ざってコントラストがはっきりします。
きっちりとおだんごを作るよりも、ラフに仕上げていくことでインナーカラーを目立たせていくことができますよ。
トップにおだんごを作っても、頭の下の位置におだんごを作っても素敵です。
アレンジ④:編み込みヘア
トップの位置からざっくりと編み込みを作って、下まで編んでいきます。
ブリーチなしで作ったインナーカラーと元の髪色が編み込みされることでナチュラルなコントラストができ、ただの三つ編みもこなれた印象に仕上がります。
こちらもきっちりと編み上げるのではなく、最後に毛束を引き出しながらルーズに崩していくことがおすすめです。
最後にカラーに合わせたヘアアクセなどをつけてもかわいいですよ。
アレンジ⑤:耳にかけるだけ
時間がないときでもさっとできるヘアアレンジです。
片方の髪を耳にかけ、ブリーチなしのインナーカラーを目立たせていきましょう。
耳にかけた髪は、ピンを使ってしっかり固定してしまえば、1日中イヤリングカラーを目立たせていくことができます。
ショートの方でなかなか、アレンジができないと悩む方にもおすすめです。
Q. インナーカラーをかわいく見せるトレンドのヘアアレンジは?
A. インナーとベースを分けた「ハーフアップ」がおすすめ
インナーとベースで分けてアレンジするとかわいくできます!
ブリーチなしでインナーカラーを楽しもう!
ブリーチなしで行うインナーカラーは、思うように色が出ないと感じでしまいます。
しかし自分に合ったカラー剤を選び、丁寧に色を入れていけば、ブリーチなしでもきれいな発色を楽しむことができます。
ブリーチなしだからこそできる、さりげない自然な色合いや、ナチュラルな雰囲気も素敵です。
アレンジ次第で、カラーを目立たせていくこともできるので、ヘアスタイルに飽きてしまった方は、是非ブリーチなしで気軽にインナーカラーを試してみましょう。
出典:Beauty navi
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
色にもよりますが、カラー剤で一番明るくなる「ライトナー」で明るくするとキレイに染まりますよ!