大切な人を励ます言葉20選!励ます時の注意点とNGな例も紹介
皆さんにとって、今日は良い1日でしたか?それとも辛い1日だったでしょうか。 頑張っていたのに報われなかったり、突然イヤな出来事が起こったり…大人の毎日は、楽しいことばかりではなく、落ち込んだり、悲しんだりすることもたくさんありますよね。 今日は、大切な人がそんな思いをしたときに、そっと寄り添えるような「励ましの言葉」20選をご紹介します。
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男女で異なる励ます言葉のかけ方
男性の場合
さて、励ます相手が男性の場合は、一体どんな風に励ましの言葉をかけるべきでしょうか。
まず、男性は大前提としてプライドが高い生き物です。
そのため、落ち込んでいる男性を励ますときは、絶対にそのプライドを傷つけるようなことを言ってはいけません。その男性自身のことや、プライドを尊重して、丁寧に言葉をかける必要があります。
そして、男性は落ち込んだりすると口数が減ってしまう傾向にあります。こうなってしまった場合、励ましの言葉をかけるにも、どうしたらいいのか困ってしまいますが、これは相手が話し出すのをじっくり待ってあげるのがベストでしょう。
無理に、根掘り葉掘り話しを引き出そうとしてしまっては、さらに心を閉ざしてしまう危険性があります。
女性の場合
次は、女性です。励ます相手が女性である場合、男性との大きな違いとして、落ち込んでいる女性は、自分が今ほしい言葉が明確になっているということが挙げられます。
女性は、そのときの自分の感情や状況をよく理解した上で落ち込んだでいるケースが多いようです。
だからこそ、その状況への安易なアドバイスは逆効果になってしまう可能性大。言葉は1つ1つ慎重に選んだほうがいいでしょう。
そして、もう1つのポイントとしては、女性は自分の話しを聞いてもらうことでストレスを発散する傾向があります。
落ち込んでいる際、口数が少なくなる男性が多いのと比べても、これが大きな違いかもしれませんね。
失恋した人を励ます言葉
励ます言葉①:泣いてもいいよ
大人になるにつれ、「泣く」こと自体減ってきた、という人も少なくありませんね。
ましてや、人前で泣く機会はなかなかないのではないでしょうか。
失恋して、「泣きたいけれど、泣けない」「いい大人なのに、失恋で泣くなんて恥ずかしい」そんな風に考えて、ぐっと我慢している人には、この言葉を送ってあげましょう。
すると、その我慢が解き放たれ、その人を楽にしてあげることができるでしょう。
励ます言葉②:私がそばにいるよ
失恋したときの喪失感は計り知れません。
あまりの悲しみに、一時的に「もう私のことを愛してくれている人はどこにもいない」「もうこの世界で私はひとりぼっちになってしまった」という孤独に襲われることもあります。
そんな寂しさに打ちひしがれている人には、この言葉を送りましょう。
「私はあなたを必要としている」それを伝えるだけで、自分の存在価値を再認識し、ゆっくりと前を向いて行けることでしょう。
励ます言葉③:今までよく頑張ったね
大人になってからの恋愛、そして失恋は、とても気力と体力を要します。
どんなに悲しくても、その感情を押し殺して仕事に行かなければなかったり、無理に笑顔をつくらなければいけないこともあるでしょう。
そして、片思いにしろ、カップルだった人にしろ、失恋までの過程ではたくさんの困難や頑張りがあったはずです。
そんな人には、そっとこの言葉をかけてみてください。
「頑張っている私を見てくれている人がいる」ということを感じられるだけで、ずいぶん気持ちが軽くなるはずです。
励ます言葉④:あなたの本当の良さを分かってくれる人が絶対にいるよ
失恋したときは、ついつい自分を否定してしまいがちです。
私のこんなところがダメだった、あんなところが嫌がられたんだ…などと自分の悪かったことをひたすらに探し、不必要に自分を追い込んでしまう人もいるでしょう。
そんな風に落ち込んでしまっている人には、この言葉を送りましょう。
ありのままのあなたが素敵そんなメッセージを伝えるだけで、自分の良さを認め、前向きに次の恋愛に進んでいけるきっかけをつかめることでしょう。
励ます言葉⑤:何か楽しいことをしに行こう
失恋して、自分の殻に閉じこもり、ふさぎこんでしまっている人には、こんな言葉をかけてあげましょう。
失恋したときに大切なのは、いかに上手に気分転換できるかです。
それがなかなかできないと、失恋の傷はいつまでも癒えないまま、その恋愛を引きずってしまいます。
しかし、失恋した人が自分でそのきっかけを作ることは難しいものです。そんなときは、周りの人がそのサポートをしてあげるといいでしょう。
ほんのささいな出来事が、前を向けるきっかけにつながるかもしれません。
ビジネスでミスをした人を励ます言葉
励ます言葉①:次の成功へのステップだね
ミスをしてしまうと、「なんで自分はこんなことをしてしまったんだろう…」
と、自分のふがいなさを感じ、自己嫌悪に陥ってしまいます。
しかし、大なり小なり、ミスは誰にでもあるもの。
ビジネスシーンの場合はなおさら、そのミスを経験することで、また一歩成長できる、ということもあるのです。
「落ち込む=反省」ではありません。
ミスそのものに落ち込む必要はないよ、という意味で、ミスを前向きにとらえられるきっかけを与えてあげましょう。
励ます言葉②:みんなでサポートするよ
仕事でミスをしてしまったときは、他の人への影響も考えて、強く自分を責めてしまう人もいます。
そして、同時に周りからの評価がすごく気になってしまいますね。
そんなときに、この言葉をかけられたら、相手はきっと、ほっと安心できるでしょう。
そして、実際にその人をサポートできれば、相手からの信頼度もぐんと上がるでしょう。
励ます言葉③:解決方法を一緒に考えよう
誰しも、ビジネスでミスをしてしまったら、自分のミスが与えてしまう会社への影響が心配でたまりません。
そんな精神状態の中で解決方法をひとりで考えるのは、とても辛い作業です。考えれば考えるほど不安は募り、悪循環になってしまう可能性も。
そんなとき、同僚や上司から、「そのミスの解決方法について、"一緒に"考えよう」と言ってもらえたら、心底ありがたく思われるでしょう。
励ます言葉④:たまにはこんなときもあるよ
ぬかりなく頑張っていたはずなのに、ミスをしてしまった…
時にはそんなことも起こり得ます。
そんな不運なミスをしてしまった人には、この言葉をかけてみてはどうでしょうか。
この言葉は、頑張っている人にだからこそかけられる言葉です。
あくまでも、今回のミスは"たまたま"。いつも頑張っているあなたのことを、ちゃんと周りは知っているよ、ということをしっかりと伝えてあげましょう。
励ます言葉⑤:あなたなら巻き返せるよ
仕事でミスをしてしまった場面で大事なのは、そのミスをどう挽回するかです。
その人の個性や良いところを具体的に挙げた上で、「だから、あなたなら巻き返せるはず」と、優しく背中を押してあげましょう。
すると、そのミスによって、その人が新たなスキルや自信を得られるきっかけができるかもしれません。
病気の人を励ます言葉
励ます言葉①:元気になったら、あなたがしたいことを一緒にしよう
病気のときは、その本人も周りも、心配からどうしても現在の病状ばかりに目を向けてしまいます。
そして、不安を募らせてしまいがちです。
しかし、それでは良くなるものも良くなりませんよね。
「病は気から」という言葉もあるように、まずは気持ちだけでも、病に打ち勝ってほしいところです。
そのためには、 回復後の明るいイメージが必要ですよね。
「元気になったら、楽しいことが待っているんだ」
ということを相手に再認識して、前向きに闘病にあたってもらいましょう。
励ます言葉②:今まで頑張ってきた分、この機会に一度ゆっくり休んで
病気になって心配なことの1つは、仕事やその他の様々なことに、穴を空けてしまう、ということです。
「自分は穴を空けることで、周りの人に迷惑をかけてしまう…」
責任感の強い人ならば、なおさらそんな風に思ってしまいますよね。
でも、病気のときは、どうか周りの人たちのことよりも、自分を大切に思って落ち着いて過ごしてほしいものです。
そのためには、その人の今までの頑張りに対しての感謝とともに、こんな言葉を伝えてみると、相手も安心してゆっくりと療養に励めるでしょう。
励ます言葉③:私にできることがあったら、なんでも言ってね
病気になってしまったら、外出する機会や社会とのつながりが一時的に減ってしまいます。そして、それが不安感や孤独を招いてしまうことも。
そんなときは、その人にそっと寄り添えるような、こんな言葉をかけてみてもいいでしょう。
もちろん、実際にその言葉に責任をもち、行動を伴わせることができるかも重要なポイントにはなってきますし、その人との信頼関係や親密度によっては、この言葉をかけられるかどうかも変わってはきますが…。
もしこんな言葉をもらえたら、「この人には安心して寄り掛かれるな」と、感じてもらえるでしょう。
励ます言葉④:元気なあなたに会えるのをみんなが楽しみに待ってるよ
もし、闘病生活が長引いてしまった場合…
職場での人間関係や、友人関係の変化などが気になってしまうところですよね。
「復帰した際、話しの輪に入れなかったらどうしよう…」「私の居場所はまだちゃんとあるだろうか」ついついそんな心配をしてしまうものです。
そんな不安にかられている人には、こんな言葉をかけるのがいいでしょう。
「みんながあなたの帰りを待ち望んでいる」その事実を告げることで、それが辛い闘病生活を乗り越える糧になるかもしれません。
励ます言葉⑤:いつでも話し相手になるからね
闘病生活には、不安なことがたくさんあります。
そして、辛いことに、闘病期間中は気分転換ができる機会や方法も限られてしまいます。
しかし、その限られた方法の中には、「誰かと話しをする」ということも挙げられます。
闘病生活中は、人との会話も減ってしまいますから、家族や友人、恋人との会話は、一番のストレス解消法と言っても過言ではないかもしれません。
落ち込んでいる友達を励ます言葉
励ます言葉①:あなたが悲しいと私も悲しいよ
実際、大切な友人が辛い思い、悲しい思いをしていると、自分まで胸が痛みますよね。
そんなときは、素直にその気持ちを相手に伝えみるといいでしょう。
同じ気持ちでいてくれる、自分の気持ちに寄り添ってくれる人がいる…その安心感から、辛さや悲しみから立ち上がる原動力になるかもしれません。
励ます言葉②:私でよければ話しを聞くよ
落ち込んだ原因にもよりますが、特に女性の場合は、落ち込んでいるとき、とにかく誰かに話しを聞いてほしくなる傾向にあります。
誰かと話しをして自分の気持ちを打ち明けることで心がすっきりしますし、自然と頭の中も整理されていくものです。
そうすることで、心のもやもやも解消されていくでしょう。
励ます言葉③:美味しいものを食べに行こう
ひどく落ち込んでしまったときは、生活そのものが崩れてしまうこともあります。
落ち込んでしまうと、眠れなかったり、ご飯ものどを通らない日々を過ごしてしまう人も少なくないです。
しかし、何はともあれ体は資本。気持ちが落ち込んでいるときに、生活パターンまで乱してしまっては、体調まで崩しかねません。
そして、体調を崩してしまっては、それによりまた心も病んでしまって負のスパイラルに陥ってしまうことも…。
それを避けさせるためにも、気分転換もかねてご飯に誘ってみるのもいいかもしれません。
美味しいものを食べれば、自然に笑顔を取り戻せることもあるでしょう。
励ます言葉④:大変だったね、辛かったね
落ち込んでしまったとき、自分の辛さを誰にも理解してもらえなかったら、さらに苦しくなってしまいます。
「その気持ちに同調してもらえる」ということは、落ち込んでいる人にとって、とてもありがたく嬉しいことです。
そして、この言葉を言ってもらえた相手は、「その大変だった経緯を理解してもらっている」「そこまでの頑張りを認めてもらっている」という気持ちになるでしょう。
この言葉をかけてくれる相手が、自分にとって親密な人であり、それまでの経緯やその人自身のことをよく理解してくれている人であれば、この言葉はさらに強い意味をもつことになるでしょう。
励ます言葉⑤:話したくなる時が来たら言ってね、待ってるよ
特に男性に多いかもしれませんが、辛いときは、ふさぎこんでしまって、その思いを誰にも打ち明けることができない人もいます。
「思い出すのも辛いから」と、その話題を避け続ける人もいるでしょう。
そんな人には、無理に根掘り葉掘り聞き出そうとしたりせず、そっと見守ってあげましょう。
そして、その際はこの言葉をかけて、「 いつでもあなたの力になりたいと思ってる 」という意思表示をするのがポイントです。
何も言葉をかけずにそっと見守るのも優しさですが、「放っておかれている」と思われてしまっては、どちらにとっても辛いですよね。
励ましの言葉やメールで嬉しかったパターン
次は、嬉しいと感じた励ましの言葉やメールの内容をご紹介します。
パターン①:(メールで)今から行くよ!
「失恋しちゃった」「今日イヤなことがあった」
そんな風に、さりげなく自分の気持ちを友人や恋人などに愚痴としてメールやSNSなどで伝えることもありますよね。
そんなときに、その何気ない愚痴から、本当の気持ちや今の状態を察してくれた友人・恋人が「今から行くよ!」と言ってくれたときは、その優しさに感動してしまいます。
そして、「無理しないでね」と伝えても、自分のことを心底心配し、実際に会いに来てくれたその顔を見た瞬間、嬉しさと安心感に包まれてしまうものです。
パターン②:(メールで)どこか出かけに行こう
落ち込んでしまって辛いときは、自分で気持ちを切り替える術を見つけられなかったり、そんな気力すらないことも多いです。
そして、「もう誰にも会いたくない!」「何もしたくない!」とふさぎ込んでしまうこともあるでしょう。
そんな状態のときは、そのレベルにもよりますが、時には強引に誘い出してもらうことで、救われることもあります。
「誰にも会いたくなかったはずなのに、○○と会えてやっと笑えた…」きっとこんな経験をした人も少なくないのでは。
パターン③:(目を見て)「うん、うん」
落ち込んでいる状態のときは、その内容を話すことすら辛く、気力・体力ともに失ってしまうこともあります。
それでも誰かに聞いてもらいたくて、気持ちを打ち明けたくて、一生懸命話して…
そんなときに、それを聞いてくれている相手が自分の目を見て、何も余計なことを言わずに「うん、うん」と真摯に耳を傾けてくれたら、そんな姿に感動して、気持ちもほころんでいきます。
そして、その人の存在を、より大切に愛しく思えるでしょう。
パターン④:「私はずっとあなたの味方だよ」
特に落ち込んだ状態のときは、大げさにも、「自分はこの世界でひとりぼっちかもしれない…」と思えてしまうこともあります。
特に、人間関係のいざこざやトラブルが原因で落ち込んでしまったときは、なんだか周りの人が信用できなくなってしまったり、人と接すること自体がおっくうになってしまうことも…
それでも、誰かは必ず自分のことを思っていてくれるものなのです。
「私はずっと味方でいるからね」そんな言葉をもらえたときは、張っていた心のバリアが解けていき、また前向きに頑張っていこう、と思えるのです。
パターン⑤:「私は今のあなたのことが大好きだよ」
失恋したときや、何か失敗してしまったときは、ついつい自分自身で自分のダメなところを探しては落ち込み、自分を責め…というのを繰り返してしまいがちです。
そして、「自分はもう誰からも愛されない、ダメな人間なんだ…」そんなことを思ってしまったら最後、なかなかその負のモードから抜け出せなくなってしまいます。
そんな負のモードから抜け出せるのが、自分が大好きな、信頼している人からの愛の言葉。
「ほかの誰からも認められなくてもいい。この人は今の自分を愛してくれるんだ」そう思えたら、強い気持ちを取り戻すことができます。
人に励ます言葉をかけるときの注意点
それでは、実際に相手に励ましの言葉をかけるときの注意点をいくつかお伝えいたします。
- 落ち込む原因となった言動へのダメ出し
- 「分かるよ」の連発
- 無責任な発言
- 自分の経験談を語りすぎる
- 興味本位の追及
- むやみに笑いに変えようとする
注意点①:落ち込む原因となった言動へのダメ出し
落ち込んでいる人は、自分が落ち込むことになった原因を一番分かっているのです。
だからこそ、それを思い悩み、反省を繰り返し、その結果落ち込んでしまっているのです。
そんな中で、「落ち込むのは分かるけれど、今回はあなたの○○なところがダメだったんだよ」といったダメ出しの言葉は、傷口に塩を塗ってしまうようなものです。
関係性によっては、そういったダメ出しをしなければいけない場合もあるかもしれませんが、相手がひどく落ち込んでいる状態では、その言葉もうまくは届かないでしょう。ダメ出しをする必要があるならば、最低限タイミングは見極めるべきでしょう。
注意点②:「分かるよ」の連発
気持ちに寄り添ってもらえたり、思いに同調してもらえることは嬉しく、ありがたいことです。
しかし、落ち込んだ状態に限らず、「分かったつもり」で相手に話しを聞かれることは、いい気分がするものではありません。
ましてや、「分かる、分かる!」と何度も連発されてしまったら、「本当に自分の話をちゃんと聞いてくれているだろうか」と不安にさえ思ってしまいます。
相手への優しさのつもりが、反対の意味にとらえられてしまっては悲しいですよね。
注意点③:無責任な発言
落ち込んでいる人に対して、他人事とも捉えられるような無責任な発言をしないように注意することも大事です。
「そんなことを気にする必要ないよ」「別に大した問題じゃないよ」
そういった言葉を励ましのつもりでかけたとしても、「どうせ他人事だからそういう風に思えるんだ」と思われては、人の気持ちが分からない冷たい人、という評価をされかねません。
注意点④:自分の経験談を語りすぎる
先述の注意点②では、「分かるよ」の連発についてご説明しましたが、こちらも、相手の気持ちや状況を理解したつもりになって、ついつい自分の経験談や意見を押し付けてしまうパターンです。
落ち込んでいる人にとって、あまり多くの情報は入ってこないもの。
普段ならば落ち着いた気持ちで聞けるありがたいアドバイスも、落ち込んでいて心も頭もキャパオーバーな状態では、素直に受け止めることができません。
注意点⑤:興味本位の追及
こちらは、興味本位で根掘り葉掘り聞いてしまうパターンです。
自分に興味をもって親身に話を聞いてくれること自体はとてもありがたく感じられるかもしれませんが、それが、からかいのためや面白半分の興味で聞いている場合は、相手にもそれが伝わってしまうでしょう。
そして、それが伝わったら、心を閉ざされてしまい、その後も「この人に相談したい」「この人と話したい」と思ってもらえるような対象にはなかなかなれないかもしれません。
注意点⑥:むやみに笑いに変えようとする
こちらは、相手に明るい気持ちになってほしいと頑張るあまり、その行動が裏目に出てしまうパターンです。
落ち込んでいる側からすると、今は笑うことすら困難な状態。それでも、この人は自分を笑わせてくれようとしている…と思うと、無理に笑顔をつくらせてしまう場合も。
また、最悪の場合は、相手を怒らせてしまうかもしれません。
相手の心に響かないNGな励ましの言葉
NGな言葉①:もっと頑張れ
頑張っている人に、もっと頑張れ、ということはすごく酷なものです。
その人は、頑張って頑張った結果、むくわれなかったのかもしれません。
そんな人に、この言葉は響かないでしょう。
また、その人の頑張りが本当に足りていなかった場合であっても、落ち込んで、心が疲れ切ってしまっているときの「頑張れ」は、受け止めることは難しいでしょう。
NGな言葉②:早く忘れた方がいいよ
イヤな出来事は一刻も早く忘れたいもの。ましてや自分の大切な人が思い悩んでいたら、「そんなこと早く忘れて元気になってほしい!」と願うのは普通のことです。
しかし、一番「忘れたい」と思っているのはまぎれもなく落ち込んでいる本人。それができないから辛いのです。
早く立ち直ってもらいたいところですが、前を向ける日がくることを、寄り添いながら待ってあげましょう。
NGな言葉③:なんとかなるよ
「なんとかなるよ!」これは励ましの言葉の定番とも呼べるものかもしれませんが、使い方と使うタイミング・状況によっては、他人事・無責任と思われてしまう危険性があります。
なんとかなるよ、という言葉は、なんとかするために自分もその人に協力できる場合などに使うのがいいでしょう。
NGな言葉④:大丈夫
この言葉も定番ではありますが、その人本人にとっては、全く大丈夫ではないから、落ち込んでしまっているわけです。
そんな状態で「大丈夫、大丈夫!」という励ましの言葉をかけてしまうと、「どうせあなたには分からない」と、心を閉ざしてしまうかもしれません。
「大丈夫」という言葉をかけるときは、 何がどう大丈夫なのか、具体的に説明した上で 、「だから、大丈夫だよ」と安心させるようにしましょう。
励ましとは、相手の心に寄り添うこと
励ましにも様々な方法・手段があり、その人との関係性や、自分自身の性格によっても、たくさんのパターンがあるかもしれませんが、何より大事なことは、落ち込んでいる相手の心に真摯に寄り添うということ。
その思いは、きっと相手の心にも届くはずです。
大切な人にとって、あなたの存在が大きな力になるといいですね。
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