照れ隠しする男性の心理・言動！照れ屋な男性の本音の引き出し方

そもそも「照れ隠し」の意味とは？

照れ隠しとは、照れている気持ちを隠そうとして、相手の気持ちをそらそうとする行動や言動のことです。
気恥ずかしさや気まずさをごまかすための行動ともいえます。

照れ隠しの行動では、よく思ってもみない行動や言動が現れます。
本心とは真逆の行動や言動になってしまう人も少なくなく、誤解を生むことがよくあるのです。

照れ隠しする男性に見られる言動

では、照れ隠しする男性に見られる言動をみていきましょう。

1. そっけない話し方
2. 言葉数が少ない
3. 意地悪な口調
4. 話すときに目を合わせない
5. LINEなどでは多弁
6. 上から目線
7. どうでもいいことで話しかけてくる

続いて、それぞれの言動について詳しくみていきます。

言動①：そっけない話し方

照れ隠しをしようとする男性は気恥ずかしさや気まずさをごまかそうとするあまり、そっけない話し方になりがちです。
ちゃんと話そうとすると照れてしまい、おかしな話し方になってしまいそうなので、変に思われるのを恐れてそっけない話し方になってしまうのです。

ただ性格的にそっけない感じを与える人もいます。
照れ隠しなのか見極めるには、他の人への対応をチェックするといいでしょう。

他の人へはにこやかだったり普通だったりするのに、自分にだけそっけないという場合は照れ隠しの可能性があります。

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言動②：言葉数が少ない

そっけない話し方と同じ理由で、照れ隠しをしている男性は言葉数が少なくなりがちです。
照れてしまうとうまく話せなくなり、何もいえなくなってしまいますよね。

それと同じことです。
気になる女性を前にすると頭に血が上ってしまい、うまく話せなくなる男性はけっこう多いものです。

特に女性経験が少ない、もしくはない男性に多く見られる照れ隠しの言動です。

言動③：意地悪な口調

小学生男子などは、好きな女子の気を引きたいためによく意地悪をしたり意地悪な口調でからかったりするものですが、大人になっても同じことをする男性はいます。
意地悪な口調は、男性がまだ子供で、照れ隠しのあまりしてしまう行動なのかもしれません。

20代でも30代でも、意外と男性は子供であることが少なくありません。
特に、実家暮らしで自立していない男性は、仕事をしていようとも子供気分が抜けきっていないので、こうした照れ隠しをすることはおおいにありえます。

小さいころジャイアン気質だった男性は特に、好きな子に意地悪をしがちです。

言動④：話すときに目を合わせない

シャイなタイプの照れ屋さんは、照れ隠しのために目をそらしがちです。
なぜ目を合わせないのかというと、顔をまじまじと見ると照れてしまい、顔が赤くなったりうまく話せなくなったりしてしまうからです。

まだ好意を伝えていない段階では、あまりあからさまにばれるのも恥ずかしいと思う男性が大半です。
照れ屋な男性は目を見たくても見られないということが少なくありません。

言動⑤： LINEなどでは多弁

面と向かうと素直になれない男性でも、LINEなどのSNS上では自分を出せることが多いので、多弁かつ素直になりやすいです。
会って話すとなんとなくつんけんしているのに、LINEなどでは絵文字やスタンプが多く、楽しく会話できるという場合は照れ隠しの可能性が非常に高いでしょう。

いわゆるツンデレというやつです。
意識してそういう行動に出ているとは限らないのですが、顔を合わせないと自然に話せるという男性は多いものです。

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言動⑥：上から目線

好きな子に対して優位に立ちたいという思いが出ることもあり、照れ隠しのために上から目線になることもよくあります。
これも男性の子供じみたところがでた場合の照れ隠しです。

こういう態度をとるのはたいてい同年代の男性です。
目上や年上の男性がこうした態度をとるのは変なことではないですし、威圧的になりすぎることもあるので、普通はしません。

言動⑦：どうでもいいことで話しかけてくる

好意があるものの、直接デートに誘ったり食事に誘ったりできない男性は、その代わりに照れ隠しとしてどうでもいいことで話しかけてくることも多いです。
なんとかして女性と話をしたい、だけどどう話していいかわからない…という葛藤と気恥ずかしさからどうでもいい話をチョイスしてしまうのです。

照れ隠しする男性心理

では、照れ隠しする男性心理をみていきましょう。

1. 好意をあからさまにするのが恥ずかしい
2. 周りにばれたくない
3. 緊張してしまってどうしたらいいかわからなくなる
4. 自分を強く印象付けたい
5. 女性への接し方が分からない

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①：好意をあからさまにするのが恥ずかしい

照れ隠しをするのは好意をあからさまにするのが恥ずかしいという心理から来ることが多いです。
単なる気恥ずかしさが理由のこともありますし、「日本男児たるもの、女性に媚びるなど…！」というような古風な理由であることもあります。

いずれにしても、好意を示すことに対して抵抗があるというのは共通しています。
好意があるのに好意を示したくないという矛盾を抱えているので、照れ隠しという行動になってしまうのです。

心理②：周りにばれたくない

照れ隠しをするのは周りにばれたくないという気持ちが働いていることもあります。
好意は気付いてもらいたいですし好意を伝えたいという気持ちはあるのですが、周りにばれて冷やかされたりからかわれたりするのはいやだという気持ちの結果です。

こういうタイプの場合、人前では照れ隠しの態度をとっていても、2人きりになったりLINEなどの中だったりすると一転親しげになることが多いです。
人目を気にしなくていいからなんですね。

心理③：緊張してしまってどうしたらいいかわからなくなる

他人にばれたくない、恥ずかしいという気持ち以前に、緊張してしまいどうしていいかわからなくなるからという理由の男性も少なくありません。
女性に慣れていない男性に多いパターンです。

緊張しすぎて目を見ることができなかったり、早口で小声になってしまったり、そっけない態度で逃げてしまったりするんですね。
どうにもできなくなった結果の照れ隠しというわけです。

心理④：自分を強く印象付けたい

自分を強く印象付けたいために照れ隠しをするという人もいます。
小学生男子が好きな子に意地悪やちょっかいをするというのと同じ心理ですね。

ただ社会人になってもそういう態度というのは実際女性からはかなり顰蹙を買います。
こうした気持ちが理由の場合、かなり子供だといえるでしょう。

心理⑤：女性への接し方が分からない

女性への接し方が分からないあまりに照れ隠しの態度をとってしまうという男性もいます。
女性もそれぞれですが、大半の女性は優しくしてくれた男性に好意を持ちます。

ですが女性への対応自体がわからないとそういう一般的なことすら分からない、分かっていてもどうしたらいいかわからないという人もいるのです。
中にはマンガやアニメの偏った知識で照れ隠しのような行動をとってしまう男性もいます。

照れ隠しする男性の本音を引き出すには？

照れ隠しの男性に対して、本音を引き出すというのは容易なことではありません。
なぜならば照れ隠しをしている男性は多かれ少なかれ女性に対して好意を持っているか不慣れなため緊張しているためです。

照れ隠しする男性の本音を聞きだすためには、男性に話を聞いてもらうのがベストです。
できるだけ気兼ねなく話せるような、同僚や後輩などに頼んで聞いてもらうのがおすすめです。

そういうつてがない、どうしても直接聞きたいというのならば、LINEやメールなどならば比較的聞きだしやすくなります。
直接顔を合わせるというわけでないだけで話しやすくなることはあるためです。

照れ隠しする男性への対処法

では、照れ隠しする男性への対処法をみていきましょう。

1. 気にせず流す
2. なるべく2人きりで話すようにする
3. 度が過ぎたらきっぱりとけん制を
4. 逃げるタイプには無言で笑顔を
5. 回数を重ねて慣らしていく

続いて、照れ隠しする男性への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

対処法①：気にせず流す

そっけなかったり、意地悪だったり、上から目線だったりと、時に不愉快な対応をする照れ隠しの男性。
不愉快な対応をされたときは気にせず流すのがおすすめです。

照れ隠しは好意の裏返しなので、きゃっきゃと対応すれば喜ぶ可能性も高いです。
ですが不愉快な対応に合わせる必要はありません。

もちろん照れ隠しと分かったうえで笑顔の対応ならばそれはそれでもいいのですが、あまり下手に出ると助長させることもありえます。

対処法②：なるべく2人きりで話すようにする

照れ隠しをする男性は、人前だとさらに照れ隠しの程度が悪化する可能性があります。
周囲の人にばれたくない、見られているので緊張するということが増えるためです。

そのようなタイプには、なるべく2人で合うようにするのがおすすめです。
2人きりならもう少し落ち着いて話せるということもあるかもしれません。

ですが2人きりだと余計緊張するというタイプも多いので、そういう人にはLINEなどで連絡するようにするのがおすすめです。

対処法③：度が過ぎたらきっぱりとけん制を

意地悪な対応をするような照れ隠しに対しては、度が過ぎたらきっぱりとけん制することも必要です。
相手にせず無視する、はっきり「それはいや」と伝える、怒るといった対応をすれば、照れ隠しの態度を改めてくれる可能性もあります。

いずれにしても照れ隠しの態度で恋愛は進まないので、素直になるきっかけを与えることにもなるでしょう。

対処法④：逃げるタイプには無言で笑顔を

緊張してしまいひたすら会話を避けるようなタイプには、無理に会話をしようとせず、笑顔を向け続けるのが大事です。
敵意はないということを示し、受け入れる態度をとり続ければいずれ慣れてくれる可能性もあります。

対処法⑤：回数を重ねて慣らしていく

照れてしまうのは慣れていないからという理由が大きなものです。
慣らすためには、結局回数を重ねて慣らしていくということが大切です。

こまめに話す、素直に対応してくれたら「ありがとう」という、接する回数を増やすという方法で男性をだんだんと慣らしていくとよいでしょう。
慣れてくれば照れることも少なくなり、照れ隠しをして本心を隠すことも減るでしょう。

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照れ隠しする男性へのNGな接し方

では、照れ隠しする男性へのNGな接し方をみていきましょう。

1. 彼を見ながらひそひそ話をする
2. 目が合ったときにそらす
3. 避けるような行動をとる

続いて、照れ隠しする男性へのNGな接し方を、それぞれ詳しくみていきます。

NGな接し方①：彼を見ながらひそひそ話をする

照れ隠しをしているということは、女性への好意があるということです。
そんな男性に対して、ひそひそ話をすると、自分への好意を噂されているのかと思い男性は悲しくなることが多いです。

そもそも男性は女性の噂話にいいイメージを持っていないもの。
噂話や相談、愚痴などは男性のいないところでするのが鉄則です。

照れ隠しの行動をした直後にくすくす笑ったりひそひそ話をしたりすると男性としては嫌な気持ちになります。

NGな接し方②：目が合ったときにそらす

照れ隠しの行動として男性は目をそらしがちですが、女性も目をそらしてしまうとそれは誤解を与えるおそれがあります。
照れ隠しではなく、本当に嫌われていると思われる可能性があるのです。

どうしても恥ずかしいというのならばしょうがないところはありますが、彼に近づきたいのならばそらすのではなく笑顔を意識しましょう。

NGな接し方③：避けるような行動をとる

照れ隠しであっても、避けるような行動をとられるとショックを受けるのは男女変わりません。
こちらから避けるような真似をするのはなるべく控えるべきでしょう。

やきもちを焼かせようとして、違う男性と話したり仲良くしたりするのもNGです。
男性は案外単純な生き物なので、駆け引きは好みません。

好意を伝えたいのならば素直に、ストレートにいくのが大切です。

照れ隠しの心理を知って上手に対処を

照れ屋が多い日本人男性は照れ隠しをすることも多いので、知らないと困惑することにもなりかねません。
照れ隠しの裏に隠された本音とその特徴を知っておけば見極めることも難しくありません。

照れ隠しのタイプにもいろいろあり、適切な対応もそれぞれ異なります。
基本は素直な対応を意識しつつ、上手に対応しましょう。