同棲準備にかかる期間や段取り!必要な費用や必要なものリスト
「同棲をするにはどんな準備が必要?」「いつから始めたらいいの?」など、同棲を始めるときは様々な不安や疑問がありますよね。この記事では、男女200人を対象に「同棲の準備にかかった期間」「同棲準備をスムーズに進めるポイント」などをアンケート!また、実際に部屋を借りる時に発生する費用や、同棲生活を始めるために準備しておきたいものを解説します。
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先輩カップル200人に聞いた!同棲の準備にかかった期間
「同棲しよう!」と決めてから実際に同棲を始めるには、さまざまな準備が必要になります。
同棲の準備にはいったいどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
まずは、実際に同棲をしたことのある男女200人に「同棲の準備にかかった期間」を教えてもらいました。
Q.同棲の準備にかかった期間はどのくらい?
同棲の準備にかかった期間は、男女ともに2〜3ヶ月、もしくは1ヶ月以内と答える方が大多数でした!
意外と短期間で準備を終えて同棲生活を開始するカップルが多いようです。
6ヶ月以上など長期的に準備したカップルはほぼいないですが、新しい部屋に2人とも引っ越すのか、どちらかの部屋に住む形にするのかでも準備にかかる時間が違ってくるかもしれませんね。
同棲準備にかかる期間は?
同棲準備には主に「お金の準備」「部屋探し」の2つを合わせた期間が必要となります。
目標金額や毎月の貯金額にもよりますが、二人で一からお金を貯めるならおよそ6ヶ月~1年を目安にするといいでしょう。
既に十分な貯金がある場合は、部屋を探す準備期間だけがかかることになります。
部屋探しにはおよそ2ヶ月、最低でも1ヶ月はみておきましょう。
部屋にはさまざまなタイプがあるので、物件は10件程見ておくと比較しやすいですし、「私たちにはこういう部屋が向いてる」ということがわかるように。
物件の見学は何度でもできますが、1日に回れるのは2~3件が一般的ですので、計画的に準備を進めた方がよさそうです。
同棲準備はいつから始めるのが理想?
貯金が全くない場合は、1年以上前からコツコツ貯めていくのが理想的。
その間に部屋の情報収集や必要なもののリストアップを済ませておき、お金の目処がついたところで本格的に物件を回っておくと効率的に準備ができます。
貯金があるカップルは、約3ヶ月前から部屋探しの準備を始めたいですね。
物件を回るのに必要な期間は約2ヶ月ですが、その前に「どんな部屋がいいのか」話し合いや下調べをしておきましょう。
先輩カップルからのアドバイス!同棲準備をスムーズに進めるポイント
いざ同棲の準備を始めるとなると、部屋探しから生活のルールまで話し合わなければいけないことがたくさんでてきます。
スムーズに同棲の準備を進めるためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
今回は、同棲経験者の男女200人に「同棲準備をスムーズに進めるポイント」を教えてもらいました。
Q.同棲準備するとき、どんなことに気をつければいいか教えて
男性のコメント
家事の担当を事前にある程度分けておいたり、特にキッチンは料理する方に合わせた方が無難。(37歳)
自分の荷物と相手の荷物を考慮して、どういった空間にするか、妥協すべき部分など細部まで考案すること。(31歳)
生活環境と経済面は特に話し合ってお互い理解したところでスタートしました。(32歳)
お金の事は必ず相談したほうがいいです。家賃や水道光熱費、食費と事前に見積もりをしたほうがいい。(33歳)
やはり家事や家賃の事等を決めてからお互い無理のない条件で決めるべき。(34歳)
女性のコメント
お金の割り振り方や家事の分担方法。どちらかに負担が大きくなるのは良くない。(30歳)
使う家具や家電、2人で揃える家電。(35歳)
家具は買い替えるのか、買い足すのかは話した方がいい。(27歳)
生活のリズムや価値観は、先に話し合っておく方がいいと思います。(37歳)
最低限の月のお金のやりとりだけは最初に決めました。(30歳)
同棲準備の段階で、「家事の分担」「金銭負担の割合」「生活リズムや価値観」の3つは話し合っておいた方がいいとの声が多く寄せられました。
特に揉めやすい金銭面については、家賃や引越しなど初期費用だけではなく、水道光熱費や食費といった今後の生活でかかるお金を試算して、お互い納得できるよう話し合っておくことが大切です。
また、実際に部屋探しを始める前には「お互いどのくらいの荷物があるのか」「住む場所はどこにするか」「家具家電はどうするか」など、細かい部分まですり合わせておくとスムーズ。
例えばキッチンの広さや設備については実際に料理を担当する人の意見を優先するなど、お互い快適に生活できる部屋のポイントをまとめておくといいでしょう。
同棲準備で喧嘩になった時は?
解決策①自分から謝りに行く
同棲準備では、お金の問題やお互いの本音が見えてきて意見が対立しやすくなります。
ただ、喧嘩が長引くと同棲の準備はストップしてしまいますし、最悪同棲が白紙になることも。
そのため、喧嘩になった時は女性の方から謝りに行くといいかもしれませんね。
喧嘩の原因が彼にだけある場合は納得がいかないと思いますが、男性はプライドが高く、精神的に幼い部分が残っている傾向に。
「俺が悪い」と気付いていても、素直に謝れません。
そんな時、彼女から「感情的になってごめんね、落ち着いて話そう」と言われると、「ごめん、俺の方が悪かった」と謝りやすくなるようです。
解決策②冷却期間を置く
お互いにヒートアップしていて冷静になれない、もしくは問題が深刻で一度頭を冷やして考えたいという場合は、同棲準備を進められる状態ではないかも。
一度冷却期間を置いてみましょう。
冷却期間は、長すぎると関係の修復が難しくなります。
些細なことが原因なら1~2日で仲直りを。
数日経っても「どうしても許せない」というのであれば1~2週間置いて、今後のことを話し合いましょう。
同棲準備【基本編】
では、基本の同棲準備をみていきましょう。
- 二人の将来を考える
- お金を準備する
- 親への挨拶
- 部屋を決める
- 買い物と引っ越し
続いて、基本の同棲準備を、それぞれ詳しくみていきます。
準備①:二人の将来を考える
同棲準備の段取りとしては、「二人の将来のこと」「同棲生活の目的や期間」をしっかり考えることから始めましょう。
将来のことを全く視野に入れないで同棲を始めると、いつまでもダラダラと同棲生活が続いて二人の関係が進展しない、あるいは同棲している意味がわからなくなって破局の原因になることも。
同棲はカップルにとってゴールではなく、二人の未来へとつなぐ大事な架け橋です。
「結婚生活がスムーズに始められるように1年間同棲しよう」など、同棲した先にある未来について真剣に話し合っておきたいですね。
準備②:お金を準備する
同棲準備をするためには、ある程度まとまったお金が必要となります。
同棲したいカップルにおすすめの貯金方法は「二人の貯金専用口座を作り、そこへそれぞれが毎月貯金する」こと。
毎月記帳して二人で確認し合えば、お互いに「二人のお金だから勝手に使えない」と思うはずですし、確実に目標金額に近づいていることが目に見えてわかるので、モチベーションが上がります。
お互いの収入によって「いくらずつ貯金するのか」、負担割合を決めましょう。
準備③:親への挨拶
「二人の将来」「お金の準備」について二人の意見が一致したら、親へ挨拶に行きましょう。
「結婚が決まったわけでもないのに挨拶するの?」と思う人もいるかもしれませんが、彼と長く付き合っていくということは、彼の両親とも付き合っていくということです。
最初に挨拶しておくことは大人として最低限のマナーですし、相手の親からの印象も良くなるでしょう。
準備④:部屋を決める
親への挨拶が済み、お金の準備が整ったら物件の見学に行きましょう。
「家賃」「間取り」「職場や実家との距離」など、お互いの希望を事前にまとめておくと決めやすくなります。
実際に同棲生活が送れる部屋にするためには、住むまでに荷物の運搬や整理などを済ませておきたいので、同棲開始の約1ヶ月前に決めておくのが理想的。
ただしその分の家賃も発生することになるため、二人でどうするのか話し合いましょう。
準備⑤:買い物と引っ越し
部屋が決まったら、同棲準備に必要な買い物をして新居に運びましょう。
必要なものは、家具・家電・日用品に分けてリストを作っておくと買い忘れを防ぐことができます。
「必要なものリスト」については、後ほど詳しく解説します。
買い物と同時進行で行いたいのが引っ越しの準備。
毎日使う必要のないものは早めに段ボールに詰め、先に新居へ運んでおくと引っ越し当日の負担が少なくなります。
同棲準備で両親に挨拶する時のポイント
では、同棲準備で両親に挨拶する時には、どのようなポイントがあるのかみていきましょう。
- 自分の親の理解を得る
- アポイントメントを取る
- 清潔感のある身だしなみ
- 手土産を忘れずに
- 笑顔を心がける
- 丁寧な言葉遣い
- できるだけはっきりした口調で
- 同棲の目的を理解してもらう
- 「二人の将来」に触れる
- 同棲期間を伝える
続いて、それぞれのポイントを詳しくみていきます。
ポイント①:自分の親の理解を得る
相手の親へ挨拶する前に、まずは自分の親から同棲の理解を得ましょう。
特に女性は、同棲が決まったらすぐに両親へ報告をした方がよさそうです。
同棲中に何か問題があった時、女性の方が大きなダメージを受けやすいですし、同棲に対して不健全なイメージを持つ親もいるため、女性の両親は男性の両親に比べ、同棲に反対するケースが多いよう。
男性側の両親も、何より心配するのは「相手の親御さんの気持ち」という意見がほとんど。
彼女の口から「私の両親は賛成してくれています」と伝えてくれると、彼の親も安心できるでしょう。
ポイント②:アポイントメントを取る
実家を訪問する場合は、前もってアポイントメントを取っておきましょう。
「いつ」「どのような用事で」「誰と」としっかり話しておくことで、両親も心の準備ができます。
外で食事を兼ねて挨拶をする場合は、両親の好みの店を予約しましょう。
真剣な話をする場なので、個室を押さえておくと安心です。
ポイント③:清潔感のある身だしなみ
相手の親と初めて顔を合わせる場合、清潔感のある身だしなみにすることで、グッと印象が良くなります。
服装は上品なワンピース・ジャケット・スーツなど。
髪型は一つにまとめるとスッキリした見た目に。
アクセサリーは控えめにして、全体的に落ち着いた色合いで統一しましょう。
カジュアルすぎて印象を悪くするよりも、「そんなに堅苦しくしなくてもいいのに」と思われるくらいの方が真剣さが伝わるのでおすすめです。
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ポイント④:手土産を忘れずに
男性の実家を訪れる時には、手土産を忘れずに持参しましょう。
彼は「何もいらないよ」と言うかもしれませんが、必ず準備するのが常識ある大人として当然のマナーです。
手土産は、訪問する事への感謝の気持ちをあらわすもの。
今回の場合は、さらに「これからよろしくお願いします」という意味も含めて、心を込めて渡します。
手土産の予算は2000~3000円が相場ですが、両親の好みに合わせるのが無難かもしれません。
ポイント⑤:笑顔を心がける
彼の実家で両親に挨拶をするとなれば、誰もが緊張して引きつった表情になりがち。
そんな時だからこそ、あえて笑顔を心がけてみましょう。
笑顔は周りにいる人に安心感や親しみを与えるので、その場にいる人が話しやすく、和やかな雰囲気になるのです。
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ポイント⑥:丁寧な言葉遣い
話をする時は、丁寧な言葉遣いが基本となります。
彼の両親に限らず、目上の人に対しては正しい敬語を使うのが礼儀。
社会人として働いているなら自然と身につくものですが、自信がない場合は事前に確認してから本番を迎えましょう。
ポイント⑦:できるだけはっきりした口調で
人は、緊張すると「声が小さくなる」「思うように言葉が出ない」「おどおどする」といった状態になるもの。
ただ彼の両親には緊張が伝わりにくいため、「この子何考えてるかわからない」「同棲なんかして本当に大丈夫?」と思われることもあるようです。
そこで、いつもよりはっきりとした口調でゆっくり話すことを意識しましょう。
ゆっくり話すことで緊張による焦りを防ぎ、気持ちを落ち着ける効果が期待できます
ポイント⑧:同棲の目的を理解してもらう
ほとんどの親が一番心配していることは「同棲の目的」です。
「好きだから」「生活が楽になるから」といった理由では、どうしても金銭トラブルや妊娠といった不安の方が大きくなるので、親としては「認められない」と思ってしまいます。
「離婚はしたくないから、今のうちに相手の悪いところも知っておきたい」など、両親が「そういうことなら頑張って」と応援したくなるような目的を、二人で話し合って準備しておきましょう。
ポイント⑨:「妊娠」に触れる
同棲の目的と同じくらい、親が不安で仕方がないのが「妊娠」です。
若い世代では「授かり婚」も珍しくないかもしれませんが、親世代は結婚前の妊娠に抵抗があるもの。
100%の避妊は難しいので、万が一妊娠した場合はどうするのか、二人の意見を話しておきましょう。
ただ、妊娠については相手の親から聞かれない限り、自分の口からは言いづらい…。
その場合は、自分の親にそれぞれが前もって伝えておくのも一つの方法です。
ポイント⑩:同棲期間を伝える
最後は、同棲期間をどの位予定しているのか示しましょう。
「結婚を考えてるから」という理由で同棲を始めたのに、いつまで経っても具体的な話が出てこないと、親もヤキモキしてしまいます。
仮に、ここで「1年間」と言ったからといって、必ず1年で同棲を終わらせなければいけないわけではありません。
事情が変わった場合は、その都度お互いの両親と話をして計画を変更していきましょう。
同棲準備【費用編】
初期費用
初期費用とは、部屋を借りる契約をする時に発生する費用のこと。
具体的には、敷金・礼金・前家賃・日割り家賃・仲介手数料・各種保険料などが含まれます。
初期費用の相場は、家賃の4~5ヵ月分。
同棲カップルの平均家賃は約9万円なので、初期費用の平均は36万円~45万円ということになります。
ただ、敷金は最初に預けるお金のことですので、「家賃の滞納」「故意で部屋を汚す・傷つける」といった行為がない限り、退去時に返金されます。
生活費
同棲生活費の平均内訳は以下のようになります。
- 家賃:約90,000円
- 光熱水費:約20,000円
- 食費:約60,000円
- 通信費:約20,000円
- 日用品費:約6,000円
- 交際費・娯楽費:約20,000
- 交通費:約10,000
- 雑費:約10,000
- 合計:約236,000円
家賃の目安は「二人の月収を合わせた金額の3分の1」とされていますが、貯金重視のカップルは4分の1に抑えるといいでしょう。
食費の約60,000円は、「週1回の外食」「平日のランチ」を含めた金額です。
自炊の回数を増やし、平日はお弁当を作ることで大幅に減らすことができます。
雑費は医療費など、急な出費を想定して予算に入れておくことをおすすめします。
同棲準備で必要なものリストと目安費用
家具
同棲準備に必要な家具のリストと目安費用は、以下のようになります。
家具 | 費用 | |
---|---|---|
① | ベッド | 30,000円 |
② | カーテン | 20,000円 |
③ | テーブル・イス | 10,000円 |
④ | ソファー | 20,000円 |
⑤ | テレビ台 | 10,000円 |
⑥ | 収納棚 | 20,000円 |
合計 | 110,000円 |
家具を決める際は、部屋の間取りにサイズが合っているか、よく確認しておく必要があります。
必ず部屋が決まってから購入しましょう。
でも実は、家具は人によって好みがはっきり分かれるものなので、同棲準備をするカップルがもめやすい原因の一つ。
部屋を契約してからの喧嘩を避けるためにも、「カーテンの色や遮光性は?」「ソファーの高さや素材は?」など、同棲が決まった頃からお店を回り、少しずつ折り合いをつけておきたいですね。
お互いに持ち寄れるものがあれば、意見の対立が減って費用も抑えることができます。
家電
同棲準備に必要な家電のリストと目安費用は、以下のようになります。
家電 | 費用 | |
---|---|---|
① | 冷蔵庫 | 70,000円 |
② | 洗濯機 | 40,000円 |
③ | テレビ | 60,000円 |
④ | 電子レンジ | 30,000円 |
⑤ | 炊飯器 | 10,000円 |
⑥ | 掃除機 | 10,000円 |
⑦ | 照明器具 | 10,000円 |
合計 | 230,000円 |
部屋によっては、最初から備え付けられている家電もあるのでチェックしておきましょう。
大きさ・機能・価格・デザインなど、何を第一条件にするのかによって費用は大きく変わります。
とにかく出費を抑えるために、家具と一緒にリサイクルショップを利用するカップルもいるようです。
日用品
同棲準備に必要な日用品のリストと目安費用は、以下のようになります。
日用品 | 費用 | |
---|---|---|
① | キッチン用品 | 30,000円 |
② | バス・洗面用品 | 10,000円 |
③ | 洗濯用品 | 10,000円 |
④ | トイレ用品 | 10,000円 |
⑤ | その他 | 10,000円 |
合計 | 70,000円 |
キッチン用品は、調理器具・食器など。
バス・洗面用品は、バスチェア・湯桶・バスマット・タオル・シャンプー・洗剤など。
洗濯用品は、ハンガー・洗濯かごなど。
トイレ用品は、トイレマット・便座カバー・トイレブラシなど。
その他は、時計・芳香剤・掃除用品など。
消耗品も多いので、安い日にまとめ買いをしておくと節約になります。
同棲準備では二人のルールを決めるべき?
今まで別々に生活してきた男女が一つ屋根の下で暮らすわけなので、生活習慣の違いや価値観のズレは当然生まれるもの。
お互いが自分の好きなように生活をしてしまうと、一日中衝突ばかりするようになって、同棲生活が成り立たなくなります。
そのため、同棲をスタートする前の準備期間に「二人で生活する上でのルール」を決めておく必要があるのです。
同棲準備段階で決めておくべき二人のルール
では、同棲準備の段階で二人で決めておくべきルールには、どのようなものがあるのかみていきましょう。
- お金の管理は細かくしっかりと
- 家事の役割分担は大まかに
- 外泊・遅い帰宅は必ず連絡
- 友人を呼ぶ時は事前に相談
- 定期的なデート
- 寝る時間・起きる時間を決める
- 一人の時間を大切に
- 喧嘩は早めに解決する
続いて、それぞれのルールを詳しくみていきます。
ルール①:お金の管理は細かくしっかりと
同棲生活をするカップルの中で、最もトラブルが多いのがお金の問題です。
トラブルを避けるポイントは、最初から「共通のお金」と「自分のお金」にきっちり分けておくこと。
共通のお金は、お互いの収入から毎月決まった金額を出し合い、生活費や貯金にあてます。
どちらがどのくらい負担するのかは、それぞれの給与に応じて決めましょう。
同棲準備の時に「二人の貯金専用口座」を作っている場合は、「二人の生活費専用口座」として、今までと同じ方法で使うことができます。
毎月の収入から共通のお金を引いた分が、自分で自由に使えるお金です。
ルール②: 家事の役割分担は大まかに
どちらも仕事をしている場合は、家事も協力し合って行いましょう。
ただし、あまり細かく決めすぎるとお互いに苦しくなります。
「出勤時間や帰宅時間」「残業」「家事の得意・不得意」など、相手の状況によって臨機応変に対応できるように、同棲準備の段階では「家事の分担は大まかに決めておく」のが無難です。
週1回や月1回、二人で掃除をする日を作るのもいいかもしれません。
ルール③:外泊・遅い帰宅は必ず連絡
いくら親しい間柄であっても、礼儀を忘れてしまうと長い付き合いは難しくなります。
外泊する時は、わかった時点で忘れずに報告しましょう。
また同棲の場合は自炊が基本となるので、仕事が終わってからどちらかが急いで夕飯を準備することになります。
相手も仕事で疲れているのに、自分のために料理を作ってくれているのですから、帰りが遅くなる場合は早めに連絡をするのが礼儀と言えるでしょう。
ルール④:友人を呼ぶ時は事前に相談
どちらかの友人を呼びたい時は、必ず事前に相手へ相談しましょう。
あくまでも二人の部屋ですので、第三者を中に入れる場合は相手の了解を得る必要があります。
「来週の日曜日、友達が家に来ることになったよ」といった事後報告にすると、「何で勝手に決めるの?」ともめる原因に。
「来週の日曜日、友達呼んでもいい?」と相談されると、嫌な気分はしないものです。
ルール⑤:定期的なデート
同棲準備が終わり一緒に住み始めると、恋人としてのドキドキ感や甘さが減るもの。
女性はスッピンでいることに慣れ、「彼のためにオシャレをしよう」という気持ちも薄れていく傾向があります。
そこで、定期的なデートをしてマンネリを防ぎましょう。
時には旅行を計画して、ホテルや旅館で1泊するのもいい刺激になります。
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ルール⑥:寝る時間・起きる時間を決める
二人の生活リズムを合わせられるなら、できるだけ寝る時間・起きる時間を決めておくのが理想的。
同じ部屋でお互いの寝る時間が違うと、ストレスの原因になります。
仕事の都合でどうしても合わせるのが難しい場合は、部屋を決める時点で寝室を別にできる間取りを選んだ方がいいでしょう。
ルール⑦:一人の時間を大切に
同棲生活を円満に送るためには、一人の時間を大切にすることも重要です。
好きな相手と一緒に過ごせるのは嬉しいですし、安心できますが、その分自由な時間が減るのも事実。
次第にストレスがたまってイライラしやすくなり、相手を思いやることができなくなる場合もあります。
そこで、お互いに息抜きの時間を作りましょう。
友達と遊んだり実家でのんびりしたり、趣味に没頭するのもいいですね。
ルール⑧:喧嘩は早めに解決する
誰かと一緒に生活をする上で、喧嘩は避けられません。
でも早めに解決することで、気まずい空気が晴れて二人の関係を継続できます。
同棲中は「喧嘩したから」という理由で実家に帰ったり、別れる選択もできるかもしれませんが、結婚したらそう簡単に家を出て行くことも、別れることもできません。
将来のために、早めに仲直りする練習をしておきましょう。
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同棲準備を進める上での心得
では、同棲準備を進める上で忘れてはいけない心得には、どのようなものがあるのかみていきましょう。
- 同棲の目的を明確に
- 部屋を現実的に考える
- お金の管理は二人で
- 相手に感謝する
続いて、それぞれの心得を詳しくみていきます。
心得①:同棲の目的を明確に
同棲の準備を始める場合、ほとんどの女性は結婚を見据えていますが、男性は「同棲をすると生活が楽になる」という目先のことばかりに気が取られ、なかなか将来のことに向き合おうとしません。
男性は「結婚」という重い責任を果たす自信がないので、結婚に対して逃げ腰になりがち。
そうならないために、同棲準備の最初に「同棲の目的」を明確にしておく必要があるのです。
さらにお互いの両親にも宣言することで、男性も結婚の決意を固めやすくなるでしょう。
心得②:部屋を現実的に考える
何件も物件を見ていると「こっちはオシャレだし、あっちは収納が広くて魅力的」と目移りするかもしれませんが、大切なのは「部屋を現実的に考えること」です。
同棲準備の段階で、実際にその部屋に住み、毎日生活している姿をイメージしてみましょう。
「二人の通勤距離に差がありすぎて、どちらかが不満に思っていないか」「最寄り駅から自宅まで、夜に女性が一人で歩いて帰っても危なくないか」「スーパー・コンビニ・病院などの近隣施設は充実しているか」など。
現実的に住みやすい部屋を選ぶことができると、カップルの喧嘩も少なくなるようです。
心得③:お金の管理は二人で
同棲準備の間も同棲が始まってからも、基本的にお金の管理は二人で行いましょう。
一度お金のことでもめてしまうと、相手のことが信用できなくなって二人の間に亀裂が入ることも。
二人のお金は、常にお互いを監視できるように一つの口座で管理するなど、同棲準備を始める時から「相手を疑う必要がない状態」を作るのがベストです。
心得④:相手に感謝する
同棲は二人で決めたことですし、楽しみな反面、準備には時間や労力がかかるので、相手に対して不満がたまりやすくなります。
そこで「昨日残業で疲れてるはずなのに、今日は細かい話を進めてくれてありがとう」など、小さなことでも感謝の気持ちを言葉にすることを意識しましょう。
人は、誰かに感謝されると嬉しいもの。
彼の中にあった小さな不満も消えて、「この子とずっと一緒にいたい」と思うはずです。
同棲準備にかかる期間や費用!必要なものとは?のまとめ
同棲準備にかかる期間の目安は、「貯金が6ヶ月~1年」「部屋探しが2~3ヶ月」。
初期費用は「約36万円~45万円」、家具・家電・日用品を全て購入する場合は「約40万円以上」が相場です。
最初に同棲の目的を決めておくと、同棲準備が楽しく進められそうですね。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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