口癖から見る他人の心理!心理がバレやすい口癖を治す方法とは?
つい言ってしまう言葉である「口癖」は誰にでもあるものですが、実はその口癖で人の心理や性格がわかってしまうのです。 今回は、そんな口癖でわかる他人の心理や、口癖を治す方法についてお話ししていきます。 気になるあの人の口癖には、意外な秘密が隠されているかもしれません。
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口癖で性格や心理がわかる?

人は話す時に、だいたいの言葉を頭で考えながら話しますが、口癖に関しては、頭で考えずに無意識に発しています。
無意識とは、普段自分で意識することができない「深層心理」のことを指します。
無意識に発している口癖は、深層心理が表す言葉ということになります。
そして、この無意識は全意識のうち、9割以上を占めると言われています。
そのため、無意識はその人を表すと言っても過言ではありません。
それを考えると、無意識で発する口癖で人の性格や心理が分かるのは当然なのかもしれません。
口癖をチェックすれば、他人の心理だけではなく、自分の深層心理も知ることができるわけです。
口癖で見る他人の心理

ここでは、よく使われる口癖にはどんな心理が隠されているのかをお話しします。
気になるあの人が考えていることをこっそり覗いてみましょう。
- なんか
- あのね
- だから
- ていうか
- いやいや
- でも
- なるほど
- たぶん
- だって
- すみません
それでは、それぞれの口癖の心理について説明していきます。
口癖①:なんか
「なんか~」のように言葉の頭に「なんか」をつけるのは、よく聞く口癖ですよね。
曖昧な印象をあたえる「なんか」ですが、このフレーズは言う言葉がまとまっていない時や、自分でも何を言いたいのかがよく分かっていない時に多く使われます。
相手が言葉の頭に「なんか」を付けた場合は、話していることの他にも言いたいことがあると受け取って良いでしょう。
ただ、言っている本人もイマイチそれを理解していないことが多いです。
論理的思考よりも直感を大切にするタイプの人がこの口癖をよく使います。
口癖②:あのね
子供のような印象を受ける「あのね」ですが、このフレーズをよく使うのは、子供のように素直な性格の持ち主です。
また、自分がそのような性格だと相手に印象づけるために、あえて「あのね」と使う場合もあります。
そのため、女性が思いを寄せている男性相手によく使うフレーズでもあります。
「あのね」を使う時は、自分の話を相手に聞いて欲しい時です。
大切な話がある時に「あのね」を付けると、その思いが相手に伝わりやすくなります。
ですが、あまり「あのね」を多用すると「かまってちゃん」のような印象を与えてしまうので、注意が必要です。
口癖③:だから
話をまとめる時や根拠を述べる時に使う接続詞の「だから」ですが、話し言葉として使うのは、自分の意見を主張する場合です。
「あのね」と同様に「だから」も自分の話を相手に聞いて欲しい時に使われますが、「だから」の方が強い言葉になります。
たとえるなら「俺の話を聞け!」のようなイメージです。
相手の意見が自分のものと違っていて、自分の意見の方が正しいことを主張する時などによく使われます。
「だから」を口癖としてよく使う人は、自己主張が強いリーダータイプの人です。
「だから」は強い言葉になるので、多用すると相手に怖い印象を与えてしまうので、注意が必要です。
口癖④:ていうか
口癖の中では現代的な印象を受ける「ていうか」は、比較的若い世代によく使われる口癖ですよね。
この「ていうか」を何気なく使う人は多いですが、相手にあまり良い印象を与えない特徴があります。
というのも「ていうか」は相手の言葉を簡単に否定してしまう言葉だからです。
言葉の頭に使われる「ていうか」は、それだけで相手に「そうじゃない」と言っていることになります。
「ていうか」が口癖となっているということは、否定癖がついているのと同じです。
相手に不快感を与える可能性がある口癖だということを覚えておきましょう。
口癖⑤:いやいや
否定するフレーズの「いやいや」ですが、その使い方は二つあります。
ひとつは「いやいや、それは違うでしょ」のように、相手の言葉を否定する時です。
もうひとつは「いやいや、そんなことないです」のように、褒められた時などに自分のことを謙遜する時です。
「いやいや」を口癖としてよく使うのは、人を否定をする癖、または、謙遜する癖がついている人です。
どちらの場合でも、「いやいや」は相手の言葉を否定するフレーズです。
同じ否定するフレーズの「ていうか」に比べると、相手に与える不快感は少ないですが、多用すればあまり良い印象は与えないでしょう。
口癖⑥:でも
逆説の「でも」は、否定の代表的なフレーズになります。
「ていうか」「いやいや」のように否定の口癖はたくさんありますが、中でも「でも」を無意識に使っている人が一番多いのではないでしょうか。
「でも」は、子供の時に学校で習い、短く言いやすい単語なので、無意識に使ってしまいがちですが、だからこそ注意が必要です。
人はみんな自分の言葉や意見を否定されるのが嫌いです。
否定ばかりしてくる人と一緒にいたいとは思わないでしょう。
ですが「でも」が口癖になっている人は無意識に出てしまう場合がほとんどなので、自分が身近な人を否定していることに気が付いていない場合が多いです。
「でも」ばかり言って、気が付いたら孤立していたなんてことは避けたいですね。
口癖⑦:なるほど
納得する時のフレーズとして知られる「なるほど」は、「話を聞いてますよ」「納得してますよ」という思いを伝える時に多く使われます。
「なるほど」は、話をよく聞いている印象を与えるので、話を聞く時に使えば相手に好印象を与えます。
そのことを分かっている人も多いので、話をあんまり聞いていない時にも「なるほど」を使い、話を聞いている振りをする場合もあります。
ですが、その場合でも話をしている相手に嫌な思いをさせないように「なるほど」を使っているので、「なるほど」が口癖なのは気遣いのできる人が多いでしょう。
口癖⑧:たぶん
「たぶん」は「おそらく」と同じ意味の言葉ですが、「たぶん」が口癖になっている人は多いです。
「たぶん」を話し言葉で使うのは「私が言っていることはおそらく正しいけど、もしかしたら間違っている可能性もあるよ」のような気持ちの時でしょう。
要するに「たぶん」は自分の言葉に100%の自信が持てない時に多く使われます。
「ぜったい」とい言葉を付ける時が自信度100%だとしたら、「たぶん」の時は80%くらいでしょうか。
「たぶん」が口癖となっている人は、自分の考えに自信が持てない人です。
正しいことを言う時でも、自信がないために「たぶん」という言葉で自分の意見を曖昧にしてしまいます。
口癖⑨:だって
「だって」は言い訳の時によく使われる言葉ですね。
そして「だって」が口癖になっている人は、言い訳することが癖になっている人です。
「だって」という言葉で子供がお母さんに叱られて言い訳しているシーンが思い浮かぶ人が多いはずです。
子供の言い訳をイメージさせる「だって」は仕事のシーンでは避けたい言葉です。
子供のような言い訳をする人が職場での信頼を得られるわけがありません。
同じ言い訳でも言葉の使い方ひとつで、子供の言い訳になるか、論理的な説明になるか、印象が大きく変わります。
「だって」が口癖になっている人は、少なくとも仕事の時は使わないように心がけましょう。
口癖⑩:すみません
「すみません」は謝罪の言葉ですが、「ごめんなさい」よりも「すみません」が口癖になることが多いです。
「すみません」は「ごめんなさい」よりも込められている気持ちが軽いせいか、謝罪以外でも使われるため、口癖にもなりやすいです。
人を呼ぶ時や、「ありがとう」の代わりに使うこともあります。
「すみません」が口癖になっている人は、他人に気を遣い過ぎている心理傾向があります。
「すみません」という言葉を多く使うということは、他人に対していつも「ごめんなさい」と思っているのと同じことです。
それでは心が疲れるし、マイナス思考に陥りやすくなってしまいます。
謝罪の言葉は、本当に謝る時だけに使うようにしましょう。
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心理がバレやすい口癖を治す方法
他の人の心理がわかる分には便利な口癖ですが、口癖で自分の心理がバレるのは避けたいですよね。
ここでは、心理がバレやすい口癖を治す方法についてお話しします。

それでは、ひとつずつ口癖を治す方法についてお話ししていきます。
こっそり自分の口癖を治しちゃいましょう。
- まずは自分の口癖を知る
- 意識して会話をする
- 口癖を他の言葉に変える
方法①:まずは自分の口癖を知る
口癖は無意識に言っていることがほとんどなので、自分で気が付いていない場合が多いです。
そのため、口癖を治すためには、まずは自分の口癖を知ることが大切です。
家族や友達など、普段会話をすることが多い人に自分の口癖を聞いてみましょう。
自分では分かっていなくても、他人の口癖は分かりやすいものです。
また、ブログや日記などを頻繁に書いている人は、過去のそれらを確認してみるのも自分の口癖をチェックするのに良い方法です。
方法②:意識して会話をする
口癖は無意識に出てしまうものです。
だから、口癖を使わないようにするには、意識して会話をすることです。
口癖によって自分の心理をばらしたくない時は、話す内容をあらかじめ決めておいて、そのことだけを意識して話すようにしましょう。
意識的に会話をすることで、無意識の口癖を防止することができます。
意識して自分の話すことを考える習慣ができると、無意識に出る口癖にも気が付きやすくなります。
ただ、常に意識をして会話をするのは非常に疲れるので、仕事の時だけにするなど、シーンを選ぶのがおすすめです。
方法③:口癖を他の言葉に変える
人間は完璧ではありません。
正直、口癖をゼロにすることは不可能でしょう。
だったら、口癖を周りの人に良い印象を与えるものに変えれば良いのです。
他人の言葉に「でも」と言ってしまう人は、「でも」を「なるほど」に変えれば、否定が肯定に変わります。
「すみません」が口癖の人は「すみません」の代わりに「ありがとう」をたくさん使うようにしましょう。
「ありがとう」は、聞いている人も、言っている本人も幸せな気持ちにすることができる言葉です。
あえて口癖を上手く使うようにするのです。
口癖は今のあなたの心理を表すもの

今回は、口癖が表す心理についてお話ししてきました。
口癖は、無意識で出る深層心理の言葉であるため、他人の心理や性格を知る大きなヒントになります。
また、自分の口癖を知ることで今の自分の深層心理を知ることもできます。
「引き寄せの法則」などでは、深層心理が未来を創ると言われています。
自分の深層心理を知ることは、幸せな人生を歩くための大切な地図となります。
口癖を上手く使って人生を楽しく歩きましょう。
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