腕組みする男女の性格・心理!左右で違う意味や癖の直し方
ふと気がつくとやってしまいがちな腕組みですが、これは男女で意味合いが違います。性格・心理・また左右のどちらが上か下かでも意味が違ってくるのです。癖になってしまって無意識にやりがちですが、どんな意味があるのかご紹介します。
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腕組みをする心理は男女で違う?
人と話すとき、考え事をする時、なんとなく気づいたら腕を組む癖がついている人は男女ともに多くいます。
会社や学校などだけではなく、歩いているときや電車の中でもしている人を多く見かけるようになりました。
無意識にやることの多い腕組みも男女で意味合いが違ったり腕の上下左右で意味や心理が変わってきます。
目の前の相手が腕組みをしている場合、どんな印象を持つでしょうか。
もちろん、良い印象を持つ人もいるかもしれませんがほんの少数です。
多くの人たちはあまりいい印象を持たず、必要以上に関わりたくない、と思ってしまうこともあります。
腕組みをする男性の性格・心理
癖になっている人が大半ですが、その中にもいくつかの心理があります。
1つは警戒や威嚇などの人に対して「距離を取る」ことを無意識にやっているパターンです。
最初から心開いて話すのは苦手だったり、あまり得意ではなかったり、立場上威厳を見せなければいけない場合はこのタイプが多いのです。
もう1つは、逆にリラックスしている状態で腕組みをすることもあります。
これは、電車などで居眠りをしている人たちなどがいい例です。
手が体に触れている安心感と、無意識に自分の心拍数や動脈の音が身体中の響くのが安心感を与えるためにしてしまうと言われています。
また、威嚇や高圧的なのとは違い、威厳を見せつけたいときにも腕組みをする傾向があります。
似て非なるものとはいえ、社会的公式での立場を威厳として保つために腕組みをするのです。
自分の立場を誇示するためのパフォーマンスの一つです。
また、単純に起こっているときにも男性は腕を組みがちですが、これは、自分で自分を収めようとしている部分もあります。
腕組みをする女性の性格・心理
男性と大きな違いはありません。
ただし、女性の場合は、胸があるぶんその胸を隠したい、もしくは強調したいという心理が働くことがあります。
これは、女性だけの心理ですので、男性ではわからない部分でもあります。
胸元のコンプレックスから、無意識に腕を組み、そこに視線が集まらないようにしているのです。
また、女性は自分の殻にこもることも多く、その意思表示を腕組みで表す傾向があります。
無意識ですが手がグーになったままだったり、下を向いたまま腕を組んでいたりしたら、そっとしておいた方が良いでしょう。
女性は心理的ストレスから、腕を自然い組むことも多く、「大丈夫」と誰かに抱きしめられているように感じるために腕を組みます。
無意識で自然な仕草なため、心理的ストレスとは気づきにくい部分でもありますが、女性には多く見られます。
左右と位置で異なる腕組みの意味
科学的に証明された何かがあるわけではありませんが、よく言われています。
左右どちらかの腕が上の場合はその腕によって、人のタイプや性格がわかるという説です。
気づくとやってしまうことが多いので、その人の本性が出るとされています。
足組でも同じようにどちらの足が上に来るか、どんなタイミングで組むかによって、人の性格などが話題になってりしますが、こちらも科学的ではありません。
また、どの位置で組むのか、というのによって意味が違ってくるのにも科学的根拠はありません。
参考程度にしてください。
左が上
左腕が上、右腕が下で腕を組んでいる人は感性が優れている右脳タイプです。
想像力が豊かで、感覚や感性で物事を捉えるのが得意とされています。
そのためクリエイティブな仕事や、感覚でコツをつかむような仕事、芸術などのあまり他人からは納得されないような部分がかなり優れています。
右が上
右腕が上、左腕が下で腕を組んでいる人は理論的な左脳タイプです。
数字的な事柄や、決まった法則などに則って動くことが得意とされています。
そのため、公務員や銀行員などの「お堅い」と言われる仕事や、研究者などに向いていて、経営者にも多いタイプとされています。
腹部で組む
少し低い、お腹のへんでの腕組みは、女性が多い傾向があります。
これは、無意識に子宮を守っているともされているためです。
また、リラックスした状態とも言われ、友達との気さくなおしゃべりなどの時に見られます。
これは「リラックスして安心していますよ」と感じていることで無意識に腕を威圧的な胸などの位置から下がって来ているのです。
一方で、真剣に物事を考えてる証拠でもあります。
集中すると、胸の位置ではなくお腹の位置まで下げて、肘を掴む腕組みをすることが多い傾向にあります。
会議などでもよく見られる光景です。
ただし自分の立場が低かったり、目上の方ばかりの場でするのは無意識とはいえ失礼なので、注意してください。
胸の上やバストラインで組む
腹部でも少し紹介しましたが、胸の位置やバストラインで腕を組むのは、威圧的に見える位置です。
そのため、相手よりも自分が上だと自覚し見せつける、という意味にもつながります。
相手よりも立場が上、優位であることを誇示するため無意識に張って見せているのです。
しかし、威圧的高圧的で、相手にプレッシャーを与えてしまうポーズでもあるため、あまりいい印象ではありません。
また、バストラインで腕を組む女性は、胸の形を崩したくない意識が働くともされています。
胸に視線を与えない対策として、胸の前で腕を組むことも多い傾向にあります。
腕組みは失礼?偉そうに見える?
腕を組んで座ったり、腕を組んで寝ていたりと、腕組みは様々なところで見かけます。
でもなんとなく威圧的に見えてしまったり、怖く見えたりとあまりいいイメージがもたれません。
腕組みは強固な守りにも見られるため、偉そうで上からに見られがちです。
なので、最初から腕組みした状態で会うことは避けましょう。
関係性にもよりますが、目上の人に対しての腕組みは基本的に失礼とされています。
ビジネスでは論外です。
また、海外では、「敵対してます」という意味を持つとされていて、仕事などの時に腕組みをした時点で取引が終了した例もあります。
国によって意味合いは若干違いますが、どの国でもいい印象はありません。
また、会社以外でも公式の場での腕組みは威圧的で、高圧的な印象を与えるためマナー違反とされます。
腕組みが与える印象
腕組みが与える直接的印象はどんなものでしょうか。
良い印象はあまりありませんが、他にも細かく見て行くと、様々な印象を与えています。
では、腕組みが与える印象をみていきましょう。
- 怖い
- 偉そう
- 心を開いてくれなさそう
- 自分のことを嫌がっている
- 頑固
- 論理的な考え
- 警戒されている
- プライドが高い
- 真面目
- 寒い
続いて、腕組みが与える印象を、それぞれ詳しくみていきます。
印象①:怖い
中身がどんなにフレンドリーであっても、腕を組んでいるだけで「怖い」という印象しか残りません。
威圧的で、高圧的なイメージになります。
「本当は心の中でバカにしているのではないか」などと相手に考えさせてしまう原因にもなりかねません。
単純な「怖い」という感情は、私たちが無意識に感じ取るものです。
そのため、怖いという感情は1度持たれてしまうと払拭しづらいものになり、しばらく相手の中では「怖い人」という印象のみになってしますいます。
印象②:偉そう
もちろん立場上、そう見える人もいます。
しかし、腕組みはそもそも人を見下しているように見えるので、「偉そう」に見えるのです。
偉そうで威圧的、相手にはそんな印象を与えがちです。
また、理屈っぽく、話をする前から反論されるのではないかという印象を与えてしまいます。
そんなつもりはなくとも相手にプレッシャーを与えたり、高圧的な話し方に聞こえてしまったりとデメリットの方が多くなります。
印象③:心を開いてくれなさそう
腕組みは「拒絶」を表すように感じられるため、「心を開いてくれない」「本当のことを話してはくれない」という印象を与えがちです。
取引や、お願いや相談などの時によく感じがちです。
ガードが固い、と言えば聞こえは良いのですが、仲良くしたい・話したいと思っている相手にされてしまうと心折れる原因にもなります。
様々な人と話したり挑戦するタイミングを全てその時に失ってしまう可能性があります。
「心を開いてくれなさそう」と思ってしまうと、相手からもアクションはしづらくなるので、注意してください。
印象④:自分のことを嫌がっている
中には、「この人私と話したくないから腕組んでるのかな?」という印象を与えてしまうこともあります。
威圧的矢警戒と同じように、そんなつもりはなくても相手を不安にさせてしまいます。
腕組みに対して「拒絶」というイメージが強いので、直接的な拒絶をしていなくても、感じ取ったり、間接的拒絶と捉えられてしまいます。
そのため、「この人は私のことが嫌い」という前提での話し方になってしまい、お互いに話がうまくできなくなってしまうこともあります。
印象⑤:頑固
腕を組んでいることで閉鎖的で頑固な印象を与えることもあります。
職人気質な人などは、このタイプが多く自分の意思を曲げたり緩和することに妥協ができないのです。
最初から腕を組んでいると、「頑固そう」という印象は強くなります。
特にドラマなどの影響もあって、年配の人が腕組みをしていることでこの印象を持ちやすく、相手が萎縮しがちです。
そのため、仕事などで考えた場合、お互いの話がうまくできなかったり内容が伝わらなかったりと支障が出てきます。
相手にも自分にも支障ができるので仕事の話の場で腕を組むのはおおすすめできません。
印象⑥:論理的な考え
腕組みは頭が良く見えるポーズでもあります。
大学やテストなどのポスターなどでも良く見かけるのは、そのためです。
論理的で頭が良く、理論的に物事を捉えそう、という印象を与えます。
メガネかけて腕を組んでいる人がいたら、「科学や数学が得意そう」などと感じたことがあるように、論理的っぽいという印象です。
これは、実際がどうかは関係なく、本能的感性的に自然に捉えてしまう印象の一つでもあります。
印象⑦:警戒されている
男女共に、腕組みの心理的理由として一番考えられている説でもあります。
相手からしたら「警戒されてるのかな?」と考えてしまい、相手も緊張してしまいます。
そんな人相手には話しづらく、話の意図がしっかり伝わらないこともしばしば。
相手に無意識に「あなたのことを警戒してます」「信用してません」と伝えることになってしまいます。
緊張や警戒は伝わりやすいので注意してください。
印象⑧:プライドが高い
頑固、と似たような部分はありますが、「プライド高そう」という印象を周りに与えます。
実際にそうではないとしても、印象は一人歩きするので、要注意です。
なんとなくプライド高そうに見える、というのはかなり残念です。
立場がある人であれば、はなおさらそういう風にみえてしまいます。
「この人にはいっても無駄かも」と思われてしまい、周りが離れていってしまうこともあるので、注意が必要です。
もしも本当にプライドが高いとしても、できるだけ腕組みをしないほうが良いでしょう。
印象⑨:真面目
⑥の論理的、にも関わりますが、腕組みは真面目に見えるポーズの一つでもありす。
真面目で、「しっかりと考えているんだ」「考えを巡らせているんだ」と周りからは見られることがあります。
良い方に働く場合ももちろんたくさんあるのですが、「あいつは真面目だから」というレッテルを貼られたり、「真面目そう」という印象が一人歩きをしてしまうこともあります。
勉強するときなどは必要かもしれませんが、日常生活ではやめるように意識して見てください。
印象⑩:寒い
「部屋の温度が寒いかな?」という印象を与え、相手に気を使わせてしまいます。
もちろん本当に寒いときもあるかと思いますが、その場合は直接いうようにしましょう。
寒くなくとも「寒いのかな?」と思わせてしまい暑がりなのに部屋の温度を上げられてしまったりと意思の疎通ができていないことで起きる弊害にもつながります。
腕組みする癖を直すには?
腕組みはほとんどが無意識であるがゆえ、治すのがかなり難しいことでもあります。
足を組むのは、骨盤がずれたり足がむくみやすくなったりとわかりやすいデメリットがあるのでやめやすいですが、腕組みは「印象」なので表に見えづらいため認識しにくいです。
しかし、腕組みにももちろん先述したようにたくさんのデメリットがあります。
「印象」だったり「気持ち」的な部分なので、見えにくいのは事実ですが、「そういう印象になっているかもしれない」という自覚を持つようにしましょう。
腕組みをしている、と気づいたらすぐに解くようにしてください。
腕組みをする前に気づけばなおさら良いでしょう。
また、腕の代わりに指を膝の上で組むのがおすすめです。
腕を組めないこと、また膝の上に置くことで足組も予防できます。
基本的には、失礼な態度に見えてしまう腕組みは、言葉遣いや態度がしっかりしていても、腕組み一つで、印象がガラリと変わってしまいます。
意識しづらいからこそ、しっかり意識を持つことが大切です。
腕組みは無意識だからこそその人が出る
意識的にすることが少なく、無意識だからこそ腕組みにはその人の本性に近いものが出るとされています。
ただし、そもそも腕組み自体にあまりいい印象を持っていない人が多いのも事実です。
男性でも女性でも、目の前の相手が腕組みをして話を始めたらいい印象を持ちませんし、途中でくみ出してもまた然りです。
また、心理や性格は置いておいても、初対面や目上の人の前の腕組み、会議など公式で自分が立場が下である時の腕組みは厳禁です。
もちろん人によって、腕組みの心理や考え方は様々ですが、いい印象を持たれることはあまりないことだけは頭に入れておきましょう。
腕腕組みをやめたことで円滑に進んでいく、コミュニケーションがあるのも事実です。
お互いの印象を良いものでいるためにもTPOを選びましょう。
癖になっている人も多いかもしれませんが、意識してやめてみるのをおすすめします。
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