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やまとなでし子
大和撫子の対極にいるアラサーJK(女子会社員)

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結婚の話題に事欠かない妙齢の女子であれば皆一度は耳にしたことがあるであろうゼクハラ
「プロポーズされたらゼクシィ」なあの雑誌を、彼の目につく場所に「プロポーズされる前にゼクシィ」しちゃうことで、結婚への圧をかけるというアレです。

でもこの戦法、あまりにも周知されすぎてしまって実際やるのはなかなかためらわれますよね。そんなお年頃の悩める乙女たちのためにゼクハラに代わってゼクシィ!する戦法をご提案したいと思います。

告白されたときに、ゼクシィ!戦法

付き合う前に結婚前提を彼の頭に叩き込むのがこの戦法。ゼクシィ現物を準備する必要はありません。彼からの告白を受けたら「嬉しいし、お付き合いをしたいと思っている。」と一旦受けるように見せかけ、「でも・・」と切り返します。

付き合える!!というニンジンを目の前に下げられた馬状態の彼に「次にお付き合いする人とは結婚したいと思っている。結婚前提じゃないとお付き合いは・・。」とぶちかますことで付き合う前に結婚を意識させるという戦法です。

自分が告白を受ける時という優位な立場のため切り出しやすく、最初から結婚を意識させることができます。交際後は結婚の話題が出しにくくなりがちですが、結婚前提の名目があるため話題を切り出しやすいという利点も。

交際中もサブリミナル効果の如く結婚という文字が脳内にちらつき、時が経つごとに真綿のように彼を締め上げます。筆者はこれでゼクシィ!しました。

転勤族狙いでゼクシィ!戦法

男性が結婚を考えるタイミングの一つに多いのが「転勤」。遠方への転勤が決まった時に結婚を決め彼女を連れていく男性の多いこと。

最初から転勤族を狙って婚活するという戦法です。特に銀行や保険などの金融系は異動が2~3年スパンと短いので狙い目。

但し結婚後もそれは続くので自分も全国行脚する覚悟が必要。結婚という目的ありきで相手選びを行うという実に狡猾かつ打算的な戦法です。

近場の異動で転居を伴わない異動だった場合は次の異動に向け0スタートになるという諸刃の剣。そこは人事部のある方角にメッカの如く毎日拝み倒して祈祷してください。信じる者は救われる。多分。

安倍首相が言ってたからゼクシィ!戦法

ご存じのとおり、2019年10月から消費税が10%に引き上げされることが安部首相から表明されました。つまりその前後で指輪、前撮り、結婚式、新婚旅行など諸々の費用が2%も変わってきてしまいます。

例えば500万円と仮定すると2%の増税で10万円も費用が嵩んでしまうのです。もちろん金額が増えれば差額はさらに膨らみます。どうせ将来結婚するなら費用が安いうちに・・。

彼氏に「安倍さんが言ってたから早く結婚しないとヤバい!」とそそのかしてみては。

いっこく堂でゼクシィ!戦法

やっぱり頼みの綱はおかん!同じ女性であり、結婚に対する気持ちや悩みをわかってくれる心強い存在。彼を家族の食事に誘い、そこでおかんからプレスをかけてもらうという戦法です。「結婚はいつするの?」と逃げ場のない状況で決定事項かのように繰り出される圧倒的おかんオフェンス!!その威力はスラダンの湘北高校でも凌げないほどのオーフェンス!オーフェンス!!

事前におかんとすり合わせをして言いたいことを代弁してもらうが吉。そう、おかんにはいっこく堂もびっくりの腹話術人形になってもらうのです。あなたのカエル君となったおかんにすべてを代弁してもらうことであら不思議!なんでも言えちゃう!

但し規定シナリオ以降はおかんが自ら攻めトークを行わないといけないので、とっさの切り返しが苦手な場合はおとんでも可。
帰り際には「お母さんが突然ごめんね。私もびっくりしちゃった。でも、私も○くんと結婚したいと思ってるよ?」といっこく堂があなたではないことを悟られぬよう白々しくフォロー&畳みかけで刺せ!そう、一流の腹話術師は喋っていることがばれてはいけないのです。
これで筆者の男性友人2名は結婚が決まりました。いや、決められました。

空気的に結婚しますと言わざるをえなかった・・と友人談。すごいぞカエル君!強いぞおかん!

逆算でゼクシィ?今でしょ!戦法

男の人は結婚はいつかはするものと漠然と考えています。でもプロポーズから結婚式を挙げるまでにどれくらい期間がかかるかなんて知る由もなく、ましてや子供が欲しいと思っていながら妊娠、出産がどんなに大変なことかなんて彼らにとってそれまた雲の上のようなお話。女性ほど知識がないことが多いのです。

まず子供は何人欲しいのかを聞き、自分は○歳までに生みたいという計画のお尻の部分を決めて逆算してみせましょう。例えば2人希望だった場合、順調にいったとしてもそれぞれの妊活期間が1年ずつ、妊娠期間約10か月×2回、その前に結婚後は二人の生活が1年欲しいとして、プロポーズから入籍、結婚までも約1年かかる、出産後はしばらく妊娠できない期間があるのでさらに1年半のブランク期間がある上に、実際のところ妊活しても1年でできるかはわからない・・となると思いの外時間がなく、あれ?じゃあ結婚するなら?今でしょ!と貴方の内なる林先生を発動させて、これでもかと現実を叩き付けるのです。

意外と時間がかかることに驚く人が多かったりします。友人のバリキャリ女子がこの戦法で結婚を決めました。

ネズミ捕りでゼクシィ!戦法

あらゆる場所で結婚式場の見学会やフェアをやっていますよね。そこでは披露宴でふるまわれるおいしいコース料理の試食会なんかもあったりするわけです。タダでおいしいごはんが食べれるらしいよ!と誘い出し、結婚式場見学に連れ出しましょう。

ご飯を食べた後は実際の会場見学や模擬挙式やらを体験させられて気分が高められた後、結婚すること前提で式場スタッフの方からつきっきりで説明が始まります。スタッフ主導で話はどんどんと進んでいき、そこで「すでにご予約が埋まっていてお式にいい日取りはもうここしか空いてないんです!」とかなり先の日程を提示されたりするわけです。

え?結婚式場ってそんなに予約埋まってしまうものなの??と煽られる中で、そこしかないなら・・。と予約をして帰ってきたのが私の友人のモテ男。

「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ・・。プロポーズもしていないのに気づいたら結婚することになっていたんだ・・。」と怯えきっていましたが、ここまでされないと逆にその時結婚しようとはならなかったかも・・とも。ネズミ捕りのようにおいしいコース料理というエサでおびき寄せ、式場というカゴに入れてしまえばこっちのもの。

スタッフさんもあの手この手で結婚への気持ちを高めながらセールストークで煽ってくるので味方につけて追い込むというパワープレイ。もはやゼクシィすら飛び級してしまう究極の奥義。

まとめ

いかがでしたでしょうか。結婚に対して女性と同じくらい前向きな男性は野生のジャイアントパンダくらい希少です。晩婚化が進み、それに伴い男性が結婚を考える時期も後ろ倒しになっていく今、女性も待ってるだけではいたずらに時間だけが経ってしまいます。

いつかプロポーズしてくれるはず♡という考えは捨てて、彼の性格に合った方法で用法、容量を守りながら結婚について考える機会を与えて後押しをしていきましょう。ただし一番大切なこと、ただ結婚がしたいんじゃなくて「彼とだから」結婚がしたいという気持ちが伝わるようにね。

あ、ジャイアントパンダに出会ったあなたは超ラッキーです。おめでとうございます。シャンシャンかの如く街ゆく人に見せびらかしながら、それはもう大切に大切に飼育してください。


ゼクハラ自体について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
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Yamatonadesiko
ライター
やまとなでし子さん

大和撫子の対極にいるアラサーJK(女子会社員)。

合コン、婚活、過去出会った世にも不思議な男性たちや日常についての備忘録をTwitterとブログで綴っている。

Twitter:https://twitter.com/yamatonadeshi5
Blog:http://yamatonadeshi5.hatenablog.jp/

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