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市販のヘアカラーを選ぶポイント

市販ヘアカラーで染める場所

ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販のヘアカラーは、商品によってカラーや染め方、仕上がりなどに違いがあります。
ここでは、市販のヘアカラーを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。

  1. 染め方で選ぶ
  2. 似合うカラーで選ぶ
  3. 色もちの良さで選ぶ
  4. トリートメント付きのものを選ぶ
  5. 内容量も確認する

①:染め方で選ぶ

市販のヘアカラーは、商品によって染め方が異なります。
初心者さんにおすすめの「泡タイプ」は、シャンプー感覚で染めることができ、髪全体をムラなく染められます。

水のような柔らかいテクスチャの「乳液タイプ」は、液が均一に伸びてくれるため塗り残しやムラになりにくいという特徴があります。
毛量が多い人でも、乳液タイプなら髪になじみやすく塗り残しなどの失敗が少ないです。

もったりとした「クリームタイプ」は、重みのあるクリームが髪をしっかり包み込み高発色を叶えます。
しっかり染めてくれるので、髪が染まりにくい人や、髪が太い人、硬い人などにおすすめです。

②:似合うカラーで選ぶ

肌や顔立ち、雰囲気によって似合うカラーがあります。
例えば、色白さんや黒や暗髪などのダークカラーが似合いますし、色黒さんや黄みがかった肌の人は明るいヘアカラーが似合います。

髪は人の印象を左右する重要なパーツだけに、似合うカラーを選んでおくのがおすすめですよ。
似合わないカラーは、不自然な印象を与えるだけでなく、顔を老けて見せてしまうこともあるのです。

似合うカラーは、肌を明るく見せてくれたり、その人の魅力をアップさせたりなど、好印象に繋げてくれますよ。

③:色もちの良さで選ぶ

市販のヘアカラーは、商品やカラーによって色もちが変わります。
商品による色もちの良さは、SNSや口コミサイトなどで事前にチェックできますよ。

色もちが悪いカラーは、アッシュやベージュ、ピンクやパープルなどの派手な色が挙げられます。
これらのカラーは、サロンで染めたとしても2週間程度で退色してしまいます。

市販ヘアカラーの色もちを良くするためには、退色を防ぐメンテナンスを行うことが大切ですよ。
カラーシャンプーやカラーバターなどを利用して、カラーを入れ直すという手もあります。

④:トリートメント付きのものを選ぶ

市販のヘアカラーは、素人でも髪が染まるよう強力な薬剤が使われていることが多いです。
サロンに比べて髪が傷みやすいため、染色後はトリートメントなどで髪を労わることが大切です。

中には、染めた後に使えるトリートメントが付属している市販品もありますよ。
トリートメントは1回分1袋の場合が多いですが、中には2~3回分のボトルが付属した市販品もあります。

髪が傷んでいる人や、髪が細く傷みやすい人などは、トリートメントなどのケア剤が入った商品を選びましょう。
もちろん、トリートメントだけ別で購入しておくのも1つの方法です。

⑤:内容量も確認する

市販のヘアカラーは、商品によって内容量が異なります。
ほとんどの場合「セミロング(肩に付くくらい)で1箱」と記載されていますが、毛量や髪質によっては、セミロングでも1箱では足りないこともあるのですね。

カラー剤は量が足りないと、十分に染まりませんし、ムラにもなりやすくなります。
毛量が多い人や髪が長い人は、2箱以上使用するのがおすすめですよ。

2箱以上買っても、サロンで染めるよりは安く済むはずです。
市販のヘアカラーを使用する際は、失敗のリスクをなるべく減らしておきましょう。

市販のヘアカラーおすすめランキング12選

市販ヘアカラーで白髪染め

ここからは、みんなが買っている人気の市販ヘアカラーをランキング形式で紹介します。
きれいに染まると人気の「ヘアジャム」や、匂いがやさしい「ロレアルパリ」の商品も登場しますよ。

12位:サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー ルーセントベージュ

サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー ルーセントベージュ
766円

サイオスのカラージェニックミルキーヘアカラーは、白髪も黒髪も同時に染め上げてくれるヘアカラーです。
おしゃれ染めとしても使用でき、明るさレベルの高いカラーもあります。

他の市販品に比べて内容量が多く、1本でセミロングからロングの髪を染めることができますよ。

11位:ビューティーン メイクアップカラー カーキアッシュ

ビューティーン メイクアップカラー カーキアッシュ
570円

ビューティーンのメイクアップカラーは、明るい髪にしっかり発色する、派手髪にしたい人に向いている市販の商品です。
カーキやピンク、パープルなどカラーバリエーションが豊富に揃っています。

乳液タイプの液が揉み込むことで泡へと変化するため、液だれや色ムラを防いでくれますよ。

10位:エブリ ヘアカラー キャットグレージュ

エブリ ヘアカラー キャットグレージュ
1232円

エブリのヘアカラーは、手袋と肩掛けケープ、ヘアキャップ、アフターヘアパックなど付属品が充実しています。
ブラシ型ノズルで髪に塗布するタイプで、髪をとかしながら根元もムラなく染め上げてくれます。

9位:リーゼ プリティア泡カラーナチュラルモカ

リーゼ プリティア泡カラーナチュラルモカ
606円

リーゼプリティアの泡カラーは、もっちりとした濃密泡によって根元までムラなく染め上げる泡のヘアカラーです。
シルクエッセンスと呼ばれる保護成分を配合しており、髪のうるおいを守りながら染色してくれますよ。

アフターカラーパック付きなのもうれしいポイントです。

8位:フレッシュライト ミルキーヘアカラー シャンパンピンク

フレッシュライト ミルキーヘアカラー シャンパンピンク
200円

フレッシュライトのミルキーヘアカラーは、高発色を叶えてくれる乳液タイプのヘアカラーです。
ダブルオイル処方でツヤ感のある輝きのある髪へと仕上げてくれますよ。

全13色とカラーバリエーションも多く、似合う髪色も見つけやすいです。

7位:ビューティーラボ ホイップヘアカラー ルーセントアッシュ

ビューティーラボ ホイップヘアカラー ルーセントアッシュ
636円

ビューティーラボのホイップヘアカラーは、シェイクして泡をつくるタイプの商品です。
手ですくって泡を塗るだけなので、初心者さんにもおすすめですよ。

はちみつや植物エキスを配合しており、髪にツヤとうるおいも与えてくれます。
全16色とカラーバリエーションも豊富です。

6位:パルティ泡パックヘアカラー ローズショコラ

パルティ泡パックヘアカラー ローズショコラ
681円

パルティの泡パックヘアカラーは、もっちりとした泡によって髪全体をパックするように染め上げます。
泡がへたりにくく長持ちするので、根元から毛先までムラなく染色できますよ。

染色前に塗るベースウォーターと、アフターケア美容液が付属しています。
他の市販品にはベースウォーターがついていることがあまりないので、下処理をきちんとしたい人にぴったりですよ。

5位:パルティ 泡のヘアカラー フレンチグレージュ

パルティ 泡のヘアカラー フレンチグレージュ
654円

パルティの泡のヘアカラーは、泡立てネットを使って泡をつくる新感覚の商品です。
きめ細かい泡が細かいところに入り込み、ムラや塗り残しを防いでくれますよ。

椿オイルなどの5つのトリートメント成分を配合しており、仕上がりも艶やかです。

4位:リーゼ 泡カラー ピンクベリー

リーゼ 泡カラー ピンクベリー
573円

リーゼの泡カラーは、ボトルを振って泡をつくり、容器を押してノズルから泡を出しながら使用します。
必要な分だけ泡が出せるので、液だれや付け過ぎの心配が少ないですよ。

他の市販品に比べてカラーバリエーションが多く、全20色もの豊富なカラーが揃っています。

3位:ロレアル パリ フェリア 3Dカラー パールアッシュ

ロレアル パリ フェリア 3Dカラー クラッシーブラウン
844円

ロレアルパリのフェリア3Dカラーは、絶妙なニュアンスを出してくれるヘアカラーです。
ベースカラーとニュアンスカラーの2つのカラー剤によって、光に当たるたび違った表情を見せるおしゃれなヘアカラーに仕上げてくれますよ。

ロレアルの美容オイルを彷彿とさせる良い香りのする薬剤なので、ツンとする匂いが苦手な人にもぴったりです。
付属のトリートメントはボトルで入っていて、ショートなら2~3回程度使用できます。

2位:ビューティーラボ ミルキィヘアカラー ヌーディベージュ

ビューティーラボ ミルキィヘアカラー ヌーディベージュ
763円

ビューティーラボのミルキィヘアカラーは、艶やかでしっとりとした仕上がりになることで人気のある商品です。
シャンプー直後に髪の内部を補修する「phコントローラー液」と「アフターカラー美容液」の2つの美容液が付いています。

はちみつとローズエキスのうるおい成分を配合しており、染色しながら髪にうるおいを与えてくれますよ。

1位:ルシードエル ミルクジャムヘアカラー クラシックミルクティ

ルシードエル ミルクジャムヘアカラー #クラシックミルクティ
1180円

ルシードエルのミルクジャムヘアカラーは、ジャムのようなとろみのある液で塗りやすく、ムラになりにくいヘアカラーです。
ブロッキングが不要と言われるほど、根元や髪への浸透率が高く、失敗もしにくいですよ。

コラーゲンやパールエキス、シルクエッセンス、椿オイルを配合しており、髪をやさしく労わりながらツヤのある仕上がりを叶えてくれます。
「染めた後の方がツヤが出る」という声もあり、ダメージを抑えたい人におすすめの商品です。

市販のヘアカラーで準備するもの

市販ヘアカラーで染める準備

市販のヘアカラーで染める際には以下の物を準備しておきましょう。

  • ヘアカラー
  • ヘアクリップ
  • タオルやケープ
  • 保護クリーム
  • コーム

髪を染める前には、コームで髪をとかして絡まりを無くしておくことが大切です。
絡まりがあると、カラー剤を付けている間に引っ張られて抜けてしまったり、傷みの原因になったりするからです。

保護クリームを塗って、生え際のお肌を保護しておくことも大切ですよ。
特にお肌が弱い人は、保護クリームを塗っておくことで刺激や肌荒れを防ぐことができます。

保護クリームは、水分をはじく油分の強いクリームを使用します。
ハンドクリームのニベアやワセリンでも代用できますよ。

市販のヘアカラーの正しいやり方

市販ヘアカラーで染めるイメージ

ここでは、市販のヘアカラーの正しいやり方を紹介します。
人気の「泡タイプ」のやり方をお伝えしますが、基本的には市販品に付属の説明書通りに行うことをおすすめします。

  1. 表面を少し濡らしておく
  2. ブロッキングする
  3. 下部分から染めていく
  4. 毛先にも泡を塗布する
  5. 細かいところにも泡を塗布する
  6. シャンプー前に髪を濡らして薬剤を揉み込む

①:表面を少し濡らしておく

霧吹きを使って表面を少し濡らしておくと、薬剤の浸透率がアップします。
濡らし過ぎると薬剤が流れてしまうので、しっとりする程度で留めておきましょう。

②:ブロッキングする

頭全体を頭頂部、中間、下部分の3か所にブロッキングをします。
特に髪が多い人は、ヘアクリップなどを使ってしっかりブロッキングをすると、染めやすく仕上がりもきれいです。

③:下部分から染めていく

ブロッキングをしたら、下部分から泡を塗布していきます。
指の腹を使ってくしゅくしゅと泡立てるようになじませていきます。

中間、頭頂部の順に染めていきます。

④:毛先にも泡を塗布する

髪全体になじませたら、毛先にも残りの泡を塗布していきます。
トリートメントをするするとなじませるように、やさしくなでながら泡を付けましょう。

くしゅくしゅと揉み込むと毛先が絡まり、切れ毛の原因となってしまいます。

⑤:細かいところにも泡を塗布する

もみあげや耳の後ろなど、細かいところにも泡を塗布していきます。
襟足などももう一度泡を付けておくと良いでしょう。

⑥シャンプー前に髪を濡らして薬剤を揉み込む

既定の時間放置したら、シャンプーをします。
シャンプー前に、髪を少し濡らして薬剤を再度揉み込む動作をしましょう。

これはサロンで行われている「乳化」という作業で、これを行うだけで洗い残しを防ぐことができます。
ムラをなくす効果もあるので、髪をきれいに染めたい人はぜひ取り入れてみてください。

市販のヘアカラーをする上での注意点

市販ヘアカラーで染めた髪

市販のヘアカラーには、使用する上での注意点があります。
ここでは、セルフ派なら知っておきたい注意点を3つ紹介します。

  1. シャンプー後には行わない
  2. パーマや縮毛矯正した髪は染まりにくい
  3. 汚れてもすぐ洗える場所で行う

①:シャンプー後には行わない

市販のヘアカラーは素人でも簡単に髪が染まるように、強い薬剤で作られています。
頭皮やお肌にとって刺激となることがあり、髪にとっても負担となるのですね。

特にシャンプー直後は、頭皮や髪の油分がなくなり刺激を受けやすい状態となっています。
市販のヘアカラーはシャンプー直後には使用せず、ある程度油分が付いた夜などに行うのがベターです。

②:パーマや縮毛矯正した髪は染まりにくい

パーマや縮毛矯正をした髪は、染まりにくいと言われています。
サロンで髪を染める際にも「1か月以内にパーマや縮毛矯正をされましたか?」と聞かれることがあるほどですよ。

市販のヘアカラーも染まりにくいため、思い通りの仕上がりにならない可能性が高いです。
同じ時期に染めるなら、パーマや縮毛矯正をかける前に染めておくことをおすすめします。

③:汚れてもすぐ洗える場所で行う

市販のヘアカラーは強い薬剤であることから、衣類や絨毯などに付くとなかなか落ちません。
染めている間に、後方に液や泡が飛ぶこともあるので、染める場所には注意が必要ですよ。

安全なのは、浴室で染めることです。
浴室の壁や床はつるんとしていて水分をはじいてくれますし、ついてもすぐに洗い流すことができます。

市販のヘアカラーでも部分染めやグラデーションはできる?

市販ヘアカラーでグラデーションした人

市販のヘアカラーを使って、部分染めやグラデーションをつくることもできます。
ただし、ちょっとしたコツが要るので、初めて染める人は思い通りの仕上がりにならないこともあります。

部分染めをしたいなら、クリームタイプのヘアカラーがおすすめです。
もったりとしたクリームは、液だれしにくくピンポイントに染色できますよ。

グラデーションをつくる際には、ブリーチ剤を使って部分的に脱色する必要があります。
脱色後に他のヘアカラーを重ねてグラデーションがくれますよ。

ブリーチを使いたくない場合は、時間差を使って市販のヘアカラーのみでグラデーションをつくる方法もあります。
毛先にヘアカラーを塗り放置、中間にヘアカラーを塗り放置、さらに上の部分にヘアカラーを塗り放置を繰り返すと、毛先に向かって明るい色に染まってくれますよ。

市販のヘアカラーでもカラーを長持ちさせたい人

市販ヘアカラーでナチュラルに染める

AVEDA (アヴェダ) カラーコンサーブ シャンプー&コンディショナー セット
5910円

アヴェダのカラーコンサーブシャンプー&コンディショナーは、カラーリングした髪のための市販のヘアケア商品です。
ホホバ種オイル、ラブタナムオイルなどの髪とお肌にやさしい植物ベースのコンディショニング成分を配合しています。

髪表面のキューティクルを整えてくれ、カラーリング成分が外部に漏れるのを防いでくれますよ。
グレープフルーツ、ゼラニウム、ラベンダーといった植物のエッセンスも配合し、ボタニカルなやさしい香りで気分もリフレッシュできます。

市販のヘアカラーで手軽に髪を染めましょう

市販ヘアカラーで明るく染める

市販のヘアカラーは、種類が豊富でカラーや染め方などの選択肢が多いです。
1箱あたり1,000円以下の商品も多いので、サロンに行くよりも費用を節約できるのも魅力的です。

忙しくてサロンに行く時間がない人や、急に髪を染めたくなった人も市販のヘアカラーなら、時間を選ばずに髪を染められますよ。
市販のヘアカラーを活用して、手軽に髪色チェンジを楽しみましょう。

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ライター
noel編集部

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