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本記事のアドバイザー

自然乾燥ははげるってほんと?髪を乾かすメリット・デメリット

アンニュイ
出典:Beauty navi

自然乾燥によって、髪の毛が薄くなってしまうとうわさされているのですが、それは真実なのでしょうか?
自然乾燥のメリットやデメリットをまとめました。

メリット

お風呂上りそのまま自然乾燥でいるメリットはやはり面倒な乾燥させる手間がないことです。
バスルームから出て、まったりお酒を飲んだりテレビを見たりしているうちに髪の毛が勝手に乾いてくれるのですから、気持ちも楽ですね。

そのほかにも、自然乾燥はドライヤーやタオルを使用してないですから熱を当てた時のダメージや、摩擦によるダメージも髪の毛に与えないのです。

デメリット

①濡れたまま放置すると髪が傷む

髪の毛の表面はキューティクルと呼ばれる、いわばうろこのようなもので覆われています。
自然乾燥で髪の毛が濡れた状態というのは、性質上キューティクルが開いた状態になってしまうのです。

キューティクルは水分を取り除いてしまえば閉じてくれますが、自然乾燥はそのままなのでしばらくキューティクルが開いてしまいます。
いつまでも開いたままにしておくと、髪全体に余計なダメージを当て続ける状態となるのです。

またそれ以外にも、自然乾燥はせっかくきれいに染めたカラーやパーマの効果が自然乾燥では、キューティクルが引き締まってくれないので外へ流れてしまいます。
自然乾燥は傷つけてしまうだけでなく、カラーなどが長続きしない原因にも。

②頭皮が冷えて不健康の元に

髪の毛が塗れたままで、いつまでも自然乾燥で放置していると頭皮も湿っていて乾きません。
水に塗れているということは、それだけ頭皮の温度はどんどん冷めていくのです。

頭皮の温度差冷えてしまうことで、血行が悪くなり頭皮の状態は不健康になっていきます。
頭皮が冷えるとその分、髪の毛のコシが失われたりパサつきの原因だけではなく、原因にもなりますよ。

③雑菌が増殖しやすい環境になる

例として挙げるなら、洗濯物はそのままにせず脱水をしたり乾燥機にかけますよね?
そのままにしていたら、水分によって雑菌が増殖してしまうので、きちんと洗濯物を乾かすでしょう。

髪の毛も同じです。
髪の毛を濡れたままにしていると生乾き状態となり、雑菌が増殖していきます。

匂いの原因から、頭皮のかゆみ、乾燥などのトラブルに発展してします。

熱による髪のダメージは?ドライヤーで髪を乾かすメリット・デメリット

さらさらの髪
出典:Beauty navi

基本的に髪の毛を乾かすときはドライヤーですが、今一度メリットとデメリットを把握しましょう。

メリット

①寝癖の予防になる

自然乾燥の中には、完全に乾いていないのにそのままベッドで寝てしまう方がいます。
髪の毛が湿っていると癖が付きやすくなり朝起きた時の寝癖が酷くなるのです。

就寝前にしっかりと髪の毛の水分を取り除き、ドライヤーで乾燥させられれば寝癖がつきにくくなり朝のスタイリングが楽になるでしょう。

②キューティクルを早く正常に戻す

自然乾燥のデメリットとして、いつまでも濡れていることでキューティクルが開いたままであると述べました。
ということは、ドライヤーで素早く乾かしてあげれば水分が取り除かれキューティクルはすぐさま正常に戻ってくれるのです。

自然乾燥のままでキューティクルが傷ついてしまうと、髪のコンディションも整わなくなります。
開いた髪の毛のうろこを手早く引き締めてくれますよ。

③まとまりやつやが出る

髪の毛を健康的な状態に保ってくれるのがドライヤー最大の利点です。
髪の毛にとって濡れている状態が何よりもダメージを与える状態ですから、素早く髪の毛を乾かすことで、ダメージを軽減させることができます。

ドライヤーで表面のキューティクルが引き締められますから、健康的かつ髪の毛のつやも維持してくれる効果が得られるのです。

デメリット

ドライヤーにはメリットがたくさんありますが、デメリットがないというわけではありません。
一番のデメリットは熱によるダメージを与えてしまうことです。

長時間熱を当て続けたり、高めの温度でドライヤーをすることで、髪の毛表面の潤いが失われパサつきを引き起こします。

Q. 自然乾燥とドライヤー、どっちが髪に良いの?

A. ドライヤーがおすすめ

樋口 エリさんのコメント
髪が濡れたままだとキューティクルの層が開きっぱなしのまま放置され、傷みの原因となります。ドライヤーで乾かすことでキューティクルに蓋をすることができるので、髪の中の水分が逃げにくくなりツヤにつながります!

自然乾燥よりもドライヤーがおすすめ!髪を傷めない正しい乾かし方

かきあげの子
出典:Beauty navi

自然乾燥よりもドライヤーの方が、髪を傷めないので断然良いですよ。
髪を傷めない正しい髪の乾かし方をきちんと把握しておきましょう。

タオルドライのやり方

①タオルドライの基礎

タオルドライをするとき大切なのは必要以上に圧力やダメージを与えないことです。
頭にタオルを乗せたら、そのままの状態でぐっと押さえるようにしてください。

強くこすってしまうのはデメリットとなりますから注意しましょう。
全体的に水分をタオルに含ませたら、指先を使い軽くとんとんと押してあげます。

②美髪を維持する拭き方

タオルドライの際は、強くこすらないように意識してください。
長めの髪の毛はタオルで髪の毛を挟むようにして水気を取りましょう。

絞るようなイメージですが、ねじってしまうのは傷める可能性があり、好ましくありませんので注意してください。
長めの髪に含まれた水分をある程度取ったら、押すようなイメージでぐっと頭の上からタオルドライします。

③頭皮をいたわりながらタオルドライ

シャンプー同様に大事なのが頭皮をいたわりながらタオルドライすることです。
爪を立てないように意識してください。

濡れた髪の毛はとても摩擦に弱いので、指先でマッサージするように優しくタオルで水分を取ります。
地肌の筋肉を動かしてあげると血行促進にも繋がっておすすめです。

Q. タオルドライのとき意識すべきことは?

A. 優しく叩くように乾かしましょう

樋口 エリさんのコメント
髪とタオルによる摩擦が起きないように、タオルで軽くポンポン叩くようにするのがおすすめです!

ドライヤーのやり方

①美髪のための正しいドライヤーのかけ方

きちんとコームで髪の毛を梳かしたら毛の流れにそいながらドライヤーを当てるのが大事です。
キューティクルを引き締めてくれる効果があります。

また大事なのは根元部分から乾かしていくことです。
根元の方が乾きづらいため、毛先からではなく根元から乾かしましょう。

毛先を先に乾かしてしまうと、すでに乾いているのに何度も熱が髪の毛に当たってしまって、パサつきの原因にも繋がります。

②ドライヤーを小刻みにふる

ドライヤーを使うときは、傷めないために心がけていただきたいのが小刻みにドライヤーを動かし風を当ててあげることです。
そうすることで、髪に当たってしまう熱ダメージを少なくできます。

手櫛やコームを使って根元から軽くとかしながら行うと、より根元の方が乾いてくれますよ。
根元が乾きにくい方は、指を使って根元をつまみあげるように行ってください。

③癖になりにくいドライヤーのかけ方

特に女性の場合は前髪や根元など、癖が付いたり髪の毛が割れてしまうことで悩む方も多いですよね。
毛束が割れるのを防ぐためにブラシや手で左右に動かしながらなじませてください。

指の腹を使って優しく揉むように行います。
また内側からブラシを使って梳かしながらドライヤーをかけてあげるとストレートでキレイな髪に仕上がりますよ。

Q. ドライヤーでキレイに髪を乾かすポイントは?

A. 根元から前方向に乾かす

樋口 エリさんのコメント
最初は根元から乾かします。その時後頭部から前方向に向けて乾かすことで、髪が跳ねにくくなります。そのあと毛先を上から下に、キューティクルの層に逆らわないように乾かすことでツヤが出やすくなって◎

ドライヤーが面倒な人必見!自然乾燥で傷めず髪を乾かすコツ

髪つまんでる子
出典:Beauty navi

ドライヤーを使用した方が健康的だとわかっていても、どうしても面倒だと感じてしまう人に向けて自然乾燥でも傷めないコツをまとめました。

①洗った後はすぐにタオルを巻く

シャンプーが終わってバスルームにいる間、髪の毛をそのままにしておくのはやめましょう。
洗い終わったら頭にタオルを巻くのがコツです。

お風呂にいる間でも、予め水分をふき取っておけます。
自然乾燥の時間をより短くするためにタオルを巻いたり、ヘアキャップを被ってください。

②洗い流さないトリートメントでケア

ドライヤーを使用しないので自然乾燥をするのであれば、よりヘアケアを重視して行わないと髪の毛を傷めてしまいます。
大事なのは濡れた髪に使用する流さないトリートメントの使用です。

キューティクルが開いた髪の毛は傷つきやすいですから、表面をしっかりと保護してあげなければなりません。
濡れた髪の毛を外界のダメージから守ってあげられます。

③きちんと髪の毛を梳かすこと

濡れた髪の状態であれば、粗目のコームで髪の毛を梳かすようにしましょう。
髪の毛を梳かしてあげることで摩擦を防ぎ、癖がつきにくくなる効果が得られます。

髪の毛が湿っていて、ぼさぼさの状態だと髪の毛同士が摩擦によりダメージとなるのです。
梳かしてあげるだけで、朝のスタイリングがぐっと楽になりますよ。

④タオルドライは入念に行う

頭にタオルを巻いた後、びしょびしょに濡れてしまったタオルはもう使わずに必ず新しいタオルに切り替えてください。
タオルの吸水性はドライヤーで乾かすよりも早く髪を乾燥させるのです。

水分を取り除くのに加えて、頭皮の水分もきちっと取り除くように意識しましょう。
あまり強くしないように気を付けながら、水分が溜まりやすい後頭部に注意し、髪だけではなく頭皮まで全体をタオルドライしてくださいね。

自然乾燥は避けて髪の毛を守ってあげるのが大事

髪乾いてる女性
出典:Beauty navi

髪の毛や頭皮にとって自然乾燥はあまりいいものではありません。
髪の毛や頭皮を健康的に維持するためにきちんとドライヤーを使用して乾かすようにしましょう。

ドライヤーがめんどくさいときは、髪の毛を健康的に保つためにケアはしっかりと行ってください。

出典:Beauty Navi

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ライター
noel編集部

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