
【美容師監修】ひどく傷んだ髪に◎トリートメントおすすめ10選&自宅でのケア方法
ヘアカラーやパーマなどを繰り返し行ったことによって、ひどく傷んだ髪に悩まされてしまう人は少なくないでしょう。 しかし、ダメージを受けた髪の毛は、きちんとケアを行うことで健やかな状態へと導くことができるのです。 今回は、美容師の渡辺卓哉さんに、傷んだ髪のお手入れ方法や日々のヘアケアのコツを詳しくお聞きしました! ひどく傷んだ髪に悩みを抱える方のためにおすすめのトリートメントと合わせてご紹介するので、要チェックです!
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ひどく傷んだ髪にはトリートメントが効果的♡
出典:beauty-navi
髪の内部まで栄養を届けることができるトリートメントは、ひどく傷んだ髪に欠かせません。
トリートメントは、繰り返しヘアカラーやパーマを行ったり、ヘアアイロンやドライヤーなどの熱によって受けたダメージを補修してくれます。
ひどく傷んだ髪でも、きちんとケアを行うことで、ツヤ・ハリのある健康的な髪の毛を手に入れることができるもの。
そのため、健康的な髪の毛を手に入れるためには、トリートメントは欠かせないのです。
Q. ひどく傷んでしまった髪のケア方法は?
A. 対策と予防をこまめに!
トリートメントの種類と選び方
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洗い流すタイプ
シャンプー後に、水気を拭き取ってから使用する洗い流すタイプのトリートメントは、髪の内部からダメージを取り除き、栄養を与えます。
また、トリートメントは、できるだけシャンプーと同じメーカーを使うのがおすすめです。
成分がより定着しやすくなるようにつくられていることから、同じメーカーのトリートメントを使うことで、ひどく傷んだ髪の毛であってもしっかりと補修してくれます。
洗い流さないタイプ
洗い流さないタイプのトリートメントは、髪表面を外部の刺激から保護してくれる役割があります。
また、洗い流さないトリートメントは、髪の内部から補修してくれる効果はあまり期待できません。
そのため、ひどく傷んだ髪でお悩みの方は、インバスタイプと合わせて使用するのが◎
ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージや乾燥、摩擦などの外的刺激からダメージを守り、ダメージレスな髪の毛へと導いてくれます。
\洗い流すタイプと洗い流さないタイプの違い/

洗い流さないタイプは基本的にドライヤーの熱や乾燥から髪を守るものですが、最近は髪の内部までケアしてくれるものも多いのでダブル使いでさらに美髪になりますよ。
使い方はそれぞれ濡れた髪に使います。
ポイントは髪に揉み込む、摺り込ませる事。
付ければOKではなく、毛先の先までなじませるのが大事◎
ひどく傷んだ髪には美容院 or 市販トリートメントどちらがおすすめ?
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美容院のトリートメント
ひどく傷んだ髪にお悩みの方は、美容院に掛け込んでプロの手で施術してもらうのもおすすめです。
美容院でトリートメントをするメリットは、高価な成分が含まれているため、一度施術しただけで、ビフォーアフターの違いが歴然としてわかります。
また、プロのアドバイスが聞けたり、効果の持続性が高い反面、施術料が含まれているため金額が高く、費用がかさんでしまうというデメリットも…。
市販のトリートメント
自宅で気軽にできて、商品自体も手軽に購入することができるというのが特徴です。
美容院に通わなくても、自分の髪質に合ったひどく傷んだ髪向けのトリートメントをチョイスすれば、十分に効果が期待できるでしょう。
美容院に通う手間と費用を省きたいという方は、市販のトリートメントでのヘアケアが◎
Q. 美容院でのトリートメントと市販のトリートメントの併用はOK?
A. サロンケアを自宅で行えば効果が持続します!

どうしてもという場合はサロントリートメントをした後の仕上がりに近いものを市販のトリートメントで購入するのがおすすめ!
【インバスタイプ】ひどく傷んだ髪におすすめの市販トリートメントランキングTOP5
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ここからは、ひどく傷んだ髪におすすめのインバスタイプの市販トリートメントランキングTOP5をご紹介します。
5位:ラックス/スーパーリッチシャイン モイスチャー リッチ保湿トリートメント

毎日使うことによって、髪の内側からツヤを与えてくれるひどく傷んだ髪におすすめのヘアケア製品。
ウォーターブロッサムの上品な香りで、ドラッグストアでも手軽に購入することができます。
シャンプーやコンディショナーと合わせ使いすることで、相乗効果UP。
4位:モイスト・ダイアン/ヘアトリートメントマスク エクストラダメージリペア

高級レアオイルが配合されており、髪の表面と内部の両方にアプローチしてくれるひどく傷んだ髪におすすめのアイテムです。
乾燥によってダメージを受けた髪の毛でも、しっかりと潤いを与えてくれるので、指通りなめらかなまとまりのある美髪へと導いてくれます。
3位:ベネフィーク/ヘアトリートメントⅡ

美容エッセンスとスクワランオイルが配合されており、ダメージを受けたひどく傷んだ髪の毛を集中的にケアしてくれるヘアケア製品。
ダメージレスでまとまりのあるツヤ髪へと導いてくれます。
2位:ボタニスト/ボタニカルヘアマスク

週に一度、いつものヘアケアにプラスするだけで、ひどく傷んだ髪の毛でも自宅で手軽にサロン級の仕上がりを手に入れることができます。
植物由来成分が9種類配合されており、しっかりと髪の内部まで成分が浸透し、健康的な髪の毛へと導いてくれるスペシャルケアアイテム。
ラズベリーとアプリコットのフルーティーな心地よい香りです。
1位:ジュレーム/アミノダメージリペア ヘアマスク(ディープモイスト)

18種のアミノ酸が配合されており、ひどく傷んだ髪の毛をしっかりと髪の内部から補修してくれる集中的にケアしたいときにおすすめのアイテム。
髪の毛の油分と水分のバランスを整え、トリートメントする度に毛先までツヤやかなまとまりのある髪の毛へと導いてくれます。
【アウトバスタイプ】ひどく傷んだ髪におすすめの市販トリートメントランキングTOP5
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続いて、ひどく傷んだ髪におすすめのアウトバスタイプの市販トリートメントランキングTOP5をご紹介します。
5位:シュワルツコフ/BCクア ディープスリーク

グレープシードオイルなどが配合されたオイルタイプの洗い流さないトリートメントです。
浸透力の高さや軽い着け心地が特徴で、ひどく傷んだ髪でもダメージレスなツヤ髪に。
4位:ケラスターゼ/ユイル オーラボタニカ

自然由来成分99%で作られているひどく傷んだ髪におすすめのスプレータイプのアウトバストリートメント。
2層式となっており、使用前に振ってから髪全体にスプレーすることで、まとまりのあるツヤやかな髪の毛へと導いてくれます。
ほのかにアロマが香り、トリートメントする度にリラクゼーション効果も期待できるのが嬉しいポイント。
3位:ルベル/イオ エッセンス スリーク

髪表面の手触りが良くなるだけでなく、内部まで保湿オイルが浸透するひどく傷んだ髪にぴったりのアウトバストリートメント。
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージだけでなく、紫外線や乾燥からの外的刺激からダメージを保護してくれます。
気品溢れるローズ系の香りで、塗布後、ドライ時、ドライ後と3段階で違った香りを楽しむことができるのも人気の理由。
2位:モロッカンオイル ジャパン/モロッカンオイル トリートメント

保湿成分であるアルガンオイルやビタミンなどの美容成分が配合されており、指通りなめらかな美髪へと導いてくれるオイルタイプのトリートメント。
使う度にまとまりのある髪に仕上げてくれるひどく傷んだ髪でお悩みの方におすすめの製品です。
1位:ミルボン/ディーセス エルジューダMO

パサつきや広がりのあるひどく傷んだ髪でも、毎日使い続けることで、サロンで仕上げたかのようなまとまりのある髪へと導いてくれるヘアケアアイテムです。
髪が太くてごわつきやすく、思うようにスタイリングができないという方でも、こちらの製品を使用することで、スタイリングしやすくなります。
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱からもダメージを守ってくれるので、使用前に塗布するのも◎
ひどく傷んだ髪もうるつやに♡トリートメントの正しい使い方
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洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントは、しっかりとタオルドライした後、髪の毛が濡れている状態の時につけます。
トリートメント成分を髪の内部まで浸透させるために、しっかりとタオルで水気を拭き取るのがポイントです。
トリートメントを塗布する際は、傷みやすい毛先から塗布していき、その後髪全体に伸ばしてから、ドライヤーをあてていきましょう。
洗い流すトリートメント
シャンプー後、しっかりと水気を切った後に、洗い流すトリートメントを適量手に取りましょう。
トリートメントは、ダメージを受けやすい毛先を中心に塗布するのがポイント。
ダメージが少ない根元付近は最後に付けるようにすることで、ひどく傷んだ髪を内部からしっかりと補修することができます。
その後、目の荒いコームなどを使って髪全体に馴染ませていき、製品に記載のある時間通りに時間を置きましょう。
時間が経過したら、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流してください。
\トリートメントの使い方のコツ/

水気が多いと付けても流されて水滴と混ざって飛んでしまいます。
しっかり水気を取った後は傷みが気になる場所へ摺り込ませるのがとても大事。
付ければOKではなく、揉み込み、なじませた後はくしで軽くといてから乾かすと◎
ひどく傷んだ髪になってしまう5つの原因
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そもそもなぜ、髪の毛がひどく傷んでしまうのでしょうか?
ここからは、ひどく傷んだ髪になってしまう原因を5つご紹介します。
- 間違ったシャンプーのやり方
- 自然乾燥している
- ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージ
- ヘアカラー
- パーマや縮毛矯正
①間違ったシャンプーのやり方
シャンプーの間違ったやり方は、ひどく傷んだ髪を作り出してしまう原因のひとつです。
泡立て不足のまま洗髪してしまうと、髪同士が摩擦を起こしてキューティクルが傷んでしまいます。
髪が傷まないようにするには、しっかりと泡立てて、地肌を揉み込むように洗うのがポイント。
そして、すすぎ残しがないようにきちんと洗い流して、コンディショナーやトリートメントで髪を保護しましょう。
②自然乾燥している
ひどく傷んだ髪に悩んでいる人は、髪が濡れたままの状態で自然乾燥しているという人が少なくありません。
髪が濡れた状態=キューティクルが開きっぱなしの状態です。
そのため、この状態を放置してしまうと、髪に必要なタンパク質や水分が失われてしまいます。
また、しっかりと乾かさずに寝てしまうと、枕などの摩擦でヘアダメージを与えてしまったり、雑菌が繁殖しやすいことからかゆみやにおいの原因に。
ひどく傷んだ髪に悩んでいる方は、自然乾燥せずにしっかりと髪の毛を乾かすことを意識しましょう。
③ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージ
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱によるダメージも髪に負担を与えてしまいます。
しかし、自然乾燥でキューティクルが開きっぱなしの状態であるよりも、きちんとドライヤーで乾かす方が、髪へのダメージは少ないのです。
そのため、しっかりと水気を切ってタオルドライした後に、ドライヤーで髪の毛を乾かすようにしましょう。
根元を中心に風をあてることで、乾きが早くなります。
④ヘアカラー
繰り返しヘアカラーを行うこともひどく傷んだ髪を作り出してしまう原因のひとつ。
カラー剤やブリーチには、キューティクルを剥がす薬剤が含まれているため、ヘアダメージを与えしまうのです。
そのため、ヘアカラーを楽しみたいというときには、カラーする頻度を抑えたり、トリートメントを併用することで、ヘアダメージを最小限に抑えることができます。
⑤パーマや縮毛矯正
パーマや縮毛矯正などもヘアカラーと同様、キューティクルにダメージを与えるため、繰り返し行うことでひどく傷んだ髪を作り出してしまう要因となってしまいます。
自分のなりたい髪型とヘアダメージの両方を考慮しながら、ヘアスタイルを楽しむようにしましょう。
トリートメントと一緒にチェック!ひどく傷んだ髪に効果的なシャンプーのやり方
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ここからは、ひどく傷んだ髪に効果的なシャンプーのやり方をご紹介します。
①ブラッシングでホコリを落とす
まず最初に、髪の毛を水で濡らす前にブラッシングしましょう。
ブラッシングすることで、髪の毛や頭皮に付いている細かいほこりを落とすことができます。
②予洗いを行う
続いて、38度のぬるま湯で髪の毛全体を濡らして、予洗いを行います。
予洗いをしっかりと行うことで、頭皮や髪の毛についている汚れの8割を取り除くことができると同時に、シャンプーの泡立ちもUP。
③シャンプーをよく泡立てる
十分に予洗いを行ったら、いよいよシャンプーを塗布してきます。
シャンプーを適量手に取り、しっかりと泡立てましょう。
その後、毛先を中心にシャンプーを付けていき、髪の毛全体に行き渡るようによく泡立てます。
④頭皮をマッサージするように洗う
頭皮や髪の毛を洗う際は、爪を立ててゴシゴシと洗うのはNGです。
ゴシゴシ洗ってしまうと、髪と頭皮に摩擦が起こって、ダメージを与えてしまい、ひどく傷んだ髪を作り出してしまう原因になってしまいます。
シャンプーを行う際は、指の腹を使って、頭頂部に向かって頭皮をやさしくマッサージするように洗うのがポイント。
⑤すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流す
そして最後は、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。
耳裏や後頭部は、すすぎ残しやすい部分なので、念入りに洗い流してくださいね。
\正しいシャンプーのやり方/

頭皮か髪に付着している汚れはだいたいお湯で落とせます。
その後のシャンプーの効果が倍増するのですごく大事です。
シャンプー後のお流しもしっかり洗い流し、ぬるぬる感が取れるまでシャンプーを洗い落とします。
また、シャンプーを流す前の泡立った状態の時に頭皮マッサージなどをすると、血行も良くなり美髪へ近付きますよ◎
トリートメントと合わせて◎ひどく傷んだ髪のケア方法
出典:beauty-navi
最後に、トリートメントと合わせて行いたい、ひどく傷んだ髪のケア方法をご紹介します。
①ブラッシングを正しく行う
ひどく傷んだ髪でいることに悩みを抱える方は、ブラッシングを正しく行えているでしょうか?
美髪になるためには、ブラシの素材選びや使い方も大切です。
キューティクルの天敵である静電気を起こしやすいナイロンブラシは、ひどく傷んだ髪に悩んでいる方はできるだけ避けた方がいいでしょう。
髪への負担が少ない天然毛や木製のブラシがおすすめです。
また、髪が絡まっているにも関わらず、無理矢理ブラシでとかすのもNG。
髪全体を水で濡らしたり、寝癖直し用ウォーターを使うなどして、髪を整えてからやさしくブラッシングしましょう。
②傷んでいる部分をカットする
ひどく傷んだ髪を綺麗にするには、傷んでいる部分を中心にカットするのもひとつの手です。
ケアを行っていても、毛先の痛みが気になるという方は、毛先1センチや2センチだけカットするだけでも大分イメージが変わります。
ひどく傷んだ髪のケアにはトリートメントが必要不可欠!
出典:beauty-navi
ひどく傷んだ髪でお悩みの方は、洗い流すタイプと洗い流さないタイプの両方を上手に使い分けて使用することをおすすめします。
どちらも役割が異なるため、上手に使い分けることで、ひどく傷んだ髪を修復させることができ、指通りなめらかなツヤ髪へと導いてくれるでしょう。
髪の毛は、相手に与える印象も大きく左右するため、日頃のケアを怠らないようにして、美髪をGETしてくださいね。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
ドライヤーをする際も手ぐしやブラシを使って優しく乾かすのも大事です。
後はとにかく、トリートメントをしっかり行いケアをし続けるのが必須。
日頃から傷みが進行しないようにブラッシングをマメに行う、髪はしっかり乾かす、コテを髪に当てすぎないことなどを意識しましょう!