パーマはドライヤーで乾かすのが正解!パーマの種類&レングス別の乾かし方
パーマを当てた髪で気になるのが毎日のドライヤーです。 せっかく当てたパーマは長持ちさせたいもの、毎日のお手入れにより大きく左右されます。 この記事では、ドライヤーを使ったパーマヘアの乾かし方や注意点など、気になる情報をまとめました。 パーマを当てた方やこれから当てようと考えている方は参考にしてみてください。
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ドライヤーでパーマヘアを乾かすメリット・デメリット
メリット
髪が濡れた状態で放置すると、髪が受ける外部刺激が大きくなります。
この状態で寝てしまうと、枕などの寝具と髪が擦れて大きなダメージとなってしまうのです。
ドライヤーを使えば短時間で髪が乾かせるので、刺激に弱い状態を最低限に抑えられます。
特にパーマをかけた後は外部ダメージに対して弱くなっているので、濡れたらなるべく早く乾かすことが重要です。
パーマの種類によっては乾かすことでよりくっきりとパーマの形が出るものがあります。
キレイなパーマヘアを作るのであれば、ドライヤーはきちんとかけておくべきでしょう。
デメリット
ドライヤーは熱刺激として髪に蓄積されます。
蓄積された刺激は切れ毛や枝毛といったトラブルの要因となるのです。
パーマを当てた後の髪は薬剤によりデリケートな状態になっています。
正しい方法でドライヤーをしなければ思わぬ刺激が与えられてしまうのです。
また、間違えたやり方でドライヤーをするとパーマの持ちが悪くなる可能性があります。
闇雲に髪を乾かすのではなく、正しい方法でドライヤーを使うことが大切です。
ドライヤーを使ったパーマヘアの正しい乾かし方
ドライヤーを正しい方法で使えばパーマもキレイに維持できます。
正しいドライヤーの使い方をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
①洗い流さないトリートメントやオイルで保護
ドライヤーから髪を守るために、最初に洗い流さないトリートメントやオイルを髪につけておきます。
毛先を中心につけて髪の中央まで塗ったら、手櫛で全体に塗布しましょう。
頭皮にトリートメントやオイルが付着すると、毛穴が詰まり頭部に悪影響です。
トリートメントやオイルを使用するときは十分気を付けましょう。
使用量にも気を付けてください。
付けすぎると髪がベタっとしますし、少なすぎるとせっかくの効能も半減になってしまいます。
②根本から乾かしていく
ドライヤーを根本から乾かしていきます。
毛先のパーマを手でつかみ持ち上げつつ、根元に向かい風を当てていきましょう。
1点のみにドライヤーを当てると熱刺激が大きくなるので、ドライヤーを持っている手は小刻みに動かしてください。
一気に乾かすのではなく少しずつ丁寧に乾かすように意識するのがポイントです。
③髪の後ろ側から乾かしていく
髪を乾かす際は、つむじから前に向かい乾かすのがポイントです。
頭の後ろ側は見えにくくドライヤーを忘れてしまいがちなので、後ろから前に当てれば乾かし忘れがなくなります。
また、つむじを中心に風を当てて整えれば、ナチュラルできれいなヘアスタイルができますよ。
夜のうちに整えておけば、朝起きたときのスタイリングが楽々です。
④手櫛で整える
手櫛で髪を引っ張るとパーマが取れてしまうのではというイメージがありますが、根元をよく乾かすには手櫛で整えるのがポイントです。
ただし、髪を引っ張りすぎないように優しく手櫛で整えてください。
また、手櫛で整えながら髪の内側にドライヤーを当てるのも忘れないでくださいね。
表側ばかり乾かしてしまいがちですが、中が半乾きでは髪によくありませんし、パーマが取れやすくなります。
⑤髪を後ろで2分割してねじりながら乾かす
8割ほど乾いたら、髪を後ろで2つに分けてねじりながらドライヤーを当てていきましょう。
このとき、強くねじると逆にパーマが取れてしまうので、人差し指で軽く巻くのがポイントです。
ねじりながら下に引っ張るのも逆効果なので、ねじった後は手のひら全体で髪をもみ込むように上に持ち上げましょう。
これをほぼ乾くまで繰り返します。
⑥冷風を当てて仕上げ
ほぼ乾いたらドライヤーを冷風に切り替えて、髪全体に当てていきます。
熱した髪を冷やすことで髪にクセが付くという原理を利用したもので、パーマヘアをキレイに維持するのには欠かせないポイントです。
鏡を見て髪を軽くセットしつつ、冷風を当てて仕上げをしましょう。
最後にスタイリング効果のある洗い流さないトリートメントを付ければ完成です。
【レングス別】パーマヘアをドライヤーで乾かすときの注意点
ショート・ボブ
ショートやボブは手に持てる髪の量が少ないのでどうしても適当になりがちです。
短いのでパーマは目立たないと思っている方も多いと思います。
しかし、短いからこそドライヤーを使ってパーマヘアをキレイに乾かすことが大切です。
何も気にせず適当にドライヤーを使うと、せっかくのパーマがボサボサになってしまいますよ。
基本のやり方は前述の通りで、髪を強く引っ張らないよう気を付けながら丁寧に乾かしてください。
ミディアム
ミディアムヘアの場合、ドライヤー中に髪を引っ張らないように気を付けてください。
ショートやボブより髪が長くロングより短いミディアムは、ドライヤーの最中に無意識に髪を引っ張ってしまいがちです。
髪を引っ張るとパーマが緩くなり、長持ちしない要因となってしまいます。
ドライヤーを使うときは引っ張るのではなく、髪を持ち上げるように意識しましょう。
ロング
ドライヤーを使った乾かし方に髪をねじるという工程がありますが、強くねじりすぎると逆効果です。
パーマでつけた癖とは違う形にねじれてしまい、結果的にパーマが取れやすくなってしまうのです。
ロングヘアになるとドライヤーを当てる部分が多くなるので、乾かし忘れにも注意してください。
特に後ろ髪は生乾きになるケースも珍しくないので、髪全体を手で触りながら乾き具合を確認しましょう。
【パーマの種類別】ドライヤーで乾かすときのコツ
コールドパーマ
コールドパーマは髪が濡れるとウェーブが出やすくなりますが、生乾きはNG。
ドライヤーできちんと乾かさないと髪にダメージを与えてしまい、パーマが取れやすくなります。
ドライヤーで乾かす際は洗い流さないトリートメントやオイルを塗布して、熱から守りましょう。
髪を引っ張るとパーマが伸びてしまうので、気を付けて乾かしてください。
デジタルパーマ
デジタルパーマの場合、髪を持ち上げて根元から乾かすのがコツです。
上から下に向けでドライヤーを向けるとパーマが伸びてしまいますよ。
ドライヤーをかける際は、下から上へ持ち上げるようにしてください。
フワッとナチュラルになるよう意識してドライヤーを使うと◎
仕上げに冷風を使うとよりキレイな癖付けができますよ。
朝パーマヘアをセットするときのコツ
朝の忙しい時間でパーマをキレイにスタイリングするのはなかなか難しいです。
以下にご紹介するコツを抑えておけば、きちんとパーマをセットできますよ。
①パーマ用スタイリング剤を使用
パーマをセットしながら寝癖を直し、キレイな髪を作るためには欠かせない重要なアイテムがスタイリング剤です。
スタイリング剤で髪を整えながらパーマを戻していきましょう。
スタイリング剤は大量に付けると髪がウェットな状態になってしまいます。
髪の多さや長さに気を付けて、使用量には十分気を付けてください。
②髪に癖付けをしながらドドライヤー
スタイリング剤を塗ったら髪に癖付けをしましょう。
癖付けをしながらドライヤーをすれば、熱反応で髪にしっかりとした癖が付きます。
仕上がりは冷風を使うとさらに癖付けができます。
パーマの種類によってはドライヤーのしすぎは逆効果となる恐れもあるので、パーマを当てたら美容師の人に朝のスタイリング方法を聞いておくと確実です。
ドライヤーで乾かす以外にも!パーマヘアを長持ちさせる方法
キレイなパーマを少しでも長く維持させるには、ドライヤー以外にも方法があります。
日常生活の中でできる3つの方法をまとめました。
- 低刺激のシャンプーを使う
- ブラッシングは最低限に
- 濡れた状態は短めにする
①低刺激のシャンプーを使う
洗浄力が高いシャンプーは洗い上がりがさっぱりして気持ちがいいものです。
しかし、洗浄力が高いと髪に塗布したパーマ剤も洗い流れてしまったり、癖付けが弱くなったりします。
パーマを長持ちさせるためには洗浄力の低い、なるべく低刺激のものを選びましょう。
植物由来の製品や添加物のカットしている製品を中心に、自分に合うシャンプーを探してください。
洗浄力も注意しなければなりませんが、香料や着色料など、余分な添加物が含まれていないかも確認しましょう。
購入前には、パッケージ記載の配合成分をすみずみまで読んでくださいね。
②ブラッシングは最低限に
髪を整えるブラッシングですが、乾いた髪に何度もブラッシングするのは逆効果です。
櫛と髪の間に摩擦ダメージが生じ、パーマが取れやすくなってしまいます。
ブラッシングをするのであれば朝のセット時や夜のドライヤー後など、決まった時間に最低限行うように習慣付けましょう。
髪をキレイに整えるためのブラッシングなのに、過度に行うとパーマを落とす要因となってしまいますよ。
濡れた髪にブラッシングをすると髪に大きな負担となりパーマが取れやすくなるので、濡れた状態でブラッシングはしないでください。
ブラッシングをするのであればドライヤーで乾かした後にしましょう。
③濡れた状態は短めにする
濡れた髪は外部刺激に弱い状態となっています。
この状態が長く続くと頭皮環境や髪に悪影響を及ぼし、さまざまなトラブルの要因となってしまうのです。
濡れた髪を放置するのはパーマにもよくありません。
髪を洗った後など、濡れた状態になったらすぐに乾かすようにしましょう。
パーマヘアにおすすめのヘアアイテム6選
洗い流さないトリートメント
①パンテーンミー セッティングスタイルウォーターミスト
朝のスタイリング向けの洗い流さないトリートメントです。
形状記憶成分を配合しているので、長時間キレイなパーマを維持します。
ナチュラルなスタイルキープなのに、湿気や雨に強いのが◎
大手ブランドで手に入れやすく、コスパもいいのでデイリーユースにぴったりです。
②オルナ 洗い流さないヘアトリートメント保湿タイプ
オイルなのにサラッとした使い心地でパーマヘアにも使いやすいトリートメントです。
使用成分は植物由来で髪に優しく、パーマヘアを美しく健やかに維持します。
パーマをかけると髪が傷みツヤがなくなりがちという方にぴったり。
無添加なのに髪をしっかり保湿してナチュラルなツヤ感を出してくれますよ。
③ラックスプレミアム ボタニフィークトリートメント ダメージリペアインテンシブオイル
アンデス山のピュアオーガニックを中心に、6種類のボタニカルオイルを贅沢に使用。
自然由来のナチュラル成分が、パーマをかけた髪を優しくカバーします。
ベタつかない使いやすいテクスチャで、髪を1本ずつコーディングしてツヤ感とサラサラ感をバランスよく作り上げてくれますよ。
ボタニカルフラワーブーケの強すぎない香りが、ケアの時間を楽しく彩ってくれるでしょう。
スタイリング剤
①オルナ オーガニックヘアウォーター
パーマにぴったり、髪をフワッとした質感に仕上げてくれるスタイリングウォーターです。
添加物は使用せず植物アロマのナチュラルな香りで、優しく仕上げてくれます。
パーマを当てた髪にまとまり感を出しながら、髪に自然なうるおいを与えてくれるのも◎
サロン仕上げのようなキレイな髪を家で作りたいという方にぴったりです。
②リーゼ 手触りやわらか3Dウェーブフォーム
パーマ用のスタイリング剤です。
手に出した瞬間に泡になるフォームで、軽い着け心地でベタつきません。
手に入れやすい価格帯で、薬局やスーパーに置いてある商品なので購入しやすく、デイリーユースにぴったり。
パーマを当てて毎日セットする必要があるという方におすすめの製品です。
③モッズ・ヘア グラマラスメイク シャープウェーブフォーム
パーマをきちんと作りたいという方におすすめの製品がこちら。
独自の成分配合で髪の芯までしっかり馴染み、思い通りのスタイリングができます。
コスパがよくデイリーユースがしやすい価格帯なのに、高いキープ力が◎
強力なスタイリング剤なのにベタつかず、ニオイも少ないです。
正しいドライヤーでパーマをキレイに長持ちさせよう!
毎日何気なく行っているドライヤーですが、やり方を少し変えるだけで髪に大きな影響を与えます。
スタイリングがイマイチ決まらないという方は、ドライヤーのやり方を変えてみてはいかがでしょうか。
一昔前までは、パーマをした後のドライヤーは良くないというイメージがありました。
しかし、現在は技術が進みドライヤーをしてもパーマが取れるということはなくなり、寧ろドライヤーをするよう推奨されているのです。
しかし、ドライヤーのかけ方一つでパーマが長持ちしたり、逆に取れやすくなったりすることもあります。
これを防ぐために、正しいドライヤーのかけ方を身に着けておきましょう。
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