すぐキレる人の特徴と心理!上手な付き合い方や治し方とは?
何かにつけすぐ怒鳴る、物にあたる。 キレる人が身近にいると、のびのびと生活できませんよね。 なんとか対処法を知って、上手に付き合っていきたいものです。 今回は、すぐキレる人の特徴と心理、上手な付き合い方をまとめました。 キレる原因と治し方についても、ご紹介します。
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キレる人の特徴・心理!
では、キレる人の特徴・心理をみていきましょう。
キレる人には、以下の特徴・心理が考えられます。
- プライドが高い
- 感情をコントロールできない
- 理想が高い
- 細かい
- 支配したい
- 自分の非を認めない
- 自尊心が傷つくのを恐れている
- 劣等感が強い
- 自己愛が強い
- 極端
- 忙しい
- 価値観の違いを受け入れない
- 視野が狭い
- 頑固
- 周りも怒りっぽい
続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。
特徴・心理①:プライドが高い
プライドが高い人はすぐキレます。
何故なら、自分が特別だと思っており、極端に負けることを嫌うから。
確かに、負けることが好きな人なんて、そうはいないはず。
勝つために自分を高めようと、向上心を持つことは、とても大切。
しかし、キレる人は自分を高めるのではなく、相手を下げようとします。
そして、相手を下げることで、相対的に自分の価値を高めようとするのです。
特徴・心理②:感情をコントロールできない
キレる人の特徴、それは感情をコントロールできないこと。
感情をコントロールできずにキレる人は、物事を冷静に判断できません。
人には大声を上げると、ますます興奮するという特性があります。
キレて怒鳴ることで、ヒートアップし、歯止めが利かなくなってしまうのです。
特徴・心理③:理想が高い
理想が高いことも、キレる人の特徴。
理想が高い人は常に完璧を望み、周りにも自分の理想通りであるよう、強要します。
もちろん高い意識を持ち、常に上を目指すことは、自分を高めるために必要なこと。
ですが、キレる人の理想は、現実に見合っていないことがしばしば。
そのため、自分の思い通りにいかない、と癇癪を起こしてしまいがち。
特徴・心理④:細かい
キレる人は、大抵の人なら気にしない、細かいことにも怒り出すことが特徴。
確かに、細かいことを気にかけ注意を払うことで、大事に至らずに済むこともあります。
そこで上手に注意を促せれば、小さなことにも気を配れる、危機管理能力が高い人と評価されるかも。
しかし、 キレる人の指摘の仕方は、高圧的な態度で怒るというもの。
そのため、些細なことも我慢できない、心の狭い人と言われることがほとんど。
特徴・心理⑤:支配したい
キレる人は相手に恐怖を与え、支配したがります。
相手を支配したいと思う人は、自分を認めてほしい願望が人一倍強く、人からの賛同を得たがります。
何故なら、自分の評価は不当であると考えているから。
自分はもっと評価されるべきなのに、周りはちっとも理解していない。
ならば、力ずくで認めさせよう。
そして、怒鳴ったり物を叩いて大きな音を出して、相手より自分の方が上であるとアピールするのです。
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特徴・心理⑥:自分の非を認めない
キレる人は独自のルールを持っています。
そしてそれを頑なに守ろうとします。
何故なら、キレる人にとって自分が信じるルールが否定されるのは、自分の人間性まで否定されることと同じだから。
そのため、例え自分に非があるとしても、認めようとしません。
キレる人にとって非を認めるのは、自分の存在意義が揺らぎかねない、深刻なことなのです。
そのため、間違いを指摘する人を自分を攻撃する敵と判断し、キレることで自分を守ろうとします。
特徴・心理⑦:自尊心が傷つくのを恐れている
キレる人は、自尊心を傷つけられまい、との思いからキレることも。
自尊心が傷つき、誇りやそれまで信じてきた正しさが崩れることを、恐れているのです。
もちろん、自尊心を傷つけられ、自分の品位を落とされれば、誰だって腹が立ちます。
そして、もしもその自尊心が低い場合、他の人なら見過ごせることにも反応してキレます。
つまり、キレる人は自尊心が低い人、と言えるのです。
特徴・心理⑧:劣等感が強い
キレる人は、劣等感が強い方が多いです。
先ほどキレる人はプライドが高い人、と記述しました。
劣等感が強いことと、プライドが高いことは矛盾している、とお思いの方もいるかもしれません。
しかし、劣等感が強いからこそ、そんな自分を見せまいと余計に自分を偉く見せたがるのです。
本当はコンプレックスがあるのに、弱い自分を見られたくないばかりに、キレることで自分の方が優位であると周りに見せつけようとします。
特徴・心理⑨:自己愛が強い
キレる人は自己愛が強い人。
当然ながら、健全な自己愛を持つことは必要です。
自分のスキルアップのために、苦しくても勉学に励む。
このような行為は、健全な自己愛と言えます。
一方で、自己愛が強すぎるあまりに、自分の利益にならないと腹を立ててしまう人もいます。
自分の利益を優先させる、自己愛が強すぎる人は、自分勝手な思考に陥りがち。
何よりも自分を優先させることを重視し、他人が自分より多くの利益を得るのを許すことができません。
特徴・心理⑩:極端
キレる人は思考が極端。
白か黒か。
0か100か。
白黒以外の色を認めず、また中間の50を取るという選択肢もありません。
何でも極端に考え、人間関係においても、敵か味方で判断します。
このような人は、心に余裕がないため、自分と違った考えの人を受け入れられません。
そして、敵とみなした人には容赦なくキレて攻撃します。
特徴・心理⑪:忙しい
忙しさは人をキレやすくさせます。
誰でも忙しい時にはイライラしてしまいがち。
キレる人も切羽詰まった状況であるが故に、周りに当たり散らしてしまうのかも。
だからといって、キレることは周りを怯えさせる行為であり、正当化できるものではありません。
しかし、忙しさのあまりキレる人には、人員を増やしたり積極的にサポートすることで改善する場合も。
特徴・心理⑫:価値観の違いを受け入れない
価値観は人によって、様々。
キレる人は様々あって当然の、価値観の違いを受け入れません。
自分と考えの違う人に対して、キレることで自分の意見の正当性を主張します。
キレる人は柔軟な考え方ができず、一度決めてしまうと、どこまでも自分の考えを押し通しがち。
揺るぎない信念、価値観を持つことは確かに、素晴らしいこと。
しかし、キレる人は自分の価値観へのこだわりが強すぎ、他の意見を聞く耳を持たないのです。
特徴・心理⑬:視野が狭い
視野が狭いことも、キレる人の特徴。
視野が狭い人は、自分の経験や知識しか信じないので、考えが偏ってしまいがち。
人は多くの人と意見を交わし、様々な見方があることを学びます。
ところが、視野が狭い人はそもそも、自分と違う人の意見を聞こうとしません。
自分の考えが絶対に正しい、と信じて疑わないのです。
視野が狭い人は、わざわざ自分以外の人の意見を聞くのは無駄なこと、と考えています。
特徴・心理⑭:頑固
キレる人には頑固な面も。
頑固な人は思考パターンにおいて、自分なりの癖がついています。
生活習慣や行動でも、一度ついた癖を直すのは、なかなか大変。
例え効率が良くないから直すよう指摘されても、自分にはこの方法が一番だ、と主張したくなるもの。
多くの人は使い慣れた癖を直すのに、大変なストレスを感じます。
頑固な人も、それは同じ。
頑固な人にとって、今まで貫いてきた思考パターンを変えるのは、多大な苦痛を伴うもの。
だからこそ、変化を促したり、違う意見を言う人を敵視するのです。
特徴・心理⑮:周りも怒りっぽい
キレる人は周囲の影響から、キレる人と化している可能性が。
人は周囲の人間や、環境からの影響を大きく受けがち。
穏やかな人がいると、周りまで穏やかな空気になるもの。
また、テレビで人が怪我をすると、まるで自分のことのように苦痛を感じる方も多いのでは。
幸せな気持ちや楽しい気持ちが、周囲に伝わるのは良いことです。
ところが、実は怒りの感情も周囲に伝わります。
キレる人の身近には、キレる人がいるのかも。
すぐキレる人の原因と治し方
原因
キレる原因は様々ですが、その中の一つに脳の未発達が指摘されています。
脳内には感情を司る部位、本能を司る部位など様々な役割を持った部位が存在します。
これらの部位は、使われることで育ってゆきます。
しかし、キレる人はこれらの部位を、十分に使用してこなかった可能性があります。
何でも我慢せずに、すぐに手に入る環境だと、脳内の我慢を司る部位が発達しません。
そのため、キレる人になりやすくなります。
また、十分な愛情を受けられない場合も、脳内の善悪を司る部位の働きが不十分になり、結果として怒りをコントロールできない、キレやすい人になるとされています。
治し方
キレる原因を治すには、まず生活習慣を改める必要があります。
夜型や、運動不足の人はホルモンのバランスが乱れ、キレやすくなりがち。
ですから、日の光を浴びたり運動をして、脳や体のバランスを改善しましょう。
また、触れ合いを増やすことも効果的。
マッサージを受けたり、家族とのスキンシップを増やすと、ホルモンの働きで心が落ち着き、キレにくくなると言われています。
キレる人への対処法や上手な付き合い方
では、キレる人への対処法や付き合い方をみていきましょう。
キレる人への対処法や付き合い方には、以下の対処法があります。
- 冷静に対処
- 目をそらさない
- やり込めない
- 言い分を聞く
- 黙り込まない
- 感情を出さない
- 不安にさせたことを謝る
- 根本的な原因を知る
- 自分の評価を上げる
- 距離を置く
- 記録する
- 相談する
続いて、キレる人への対処法や付き合い方を、それぞれ詳しくみていきます。
対処法や付き合い方①:冷静に対処
キレる人に対しては、冷静に対処する必要があります。
何故なら、キレる人に合わせると、お互いに興奮して止まらなくなるからです。
キレられても、過剰に反応せず、自分のペースを保ちましょう。
また、キレる人の多くは、自分に自信がありません。
そして、キレたことで相手が怯えると、自分の方が優位であると感じます。
するとますます高圧的な態度になりますので、キレられても恐れず、堂々とする必要があります。
対処法や付き合い方②:目をそらさない
キレる人への対処法として、目をそらさないことが挙げられます。
確かに、キレられて恐怖を感じたり、自信をなくすと目をそらしたり、うつむいてしまいがち。
だからこそ、敢えて目をそらさないことで、相手を恐れていないことが伝わります。
まばたきが多いと、気の弱い印象になってしまうので、要注意。
対処法や付き合い方③:やり込めない
キレる人は自分勝手なこじつけを振りかざして、怒りだすことも。
しかし、それを指摘してやり込めようとするのは控えるべき。
何故なら、例え滅茶苦茶な論理でも、キレる人の中では立派に成立しているから。
もしもキレる人の主張を論破しようものなら、キレる人は自分の主張のみならず、自分自身まで否定されたと余計に憤ります。
キレる人にとって、自分をやり込めようとする人は、自分の存在を脅かす敵。
粘着質な人の場合、一度敵と判断した相手をいつまでも許さない可能性もあります。
対処法や付き合い方④:言い分を聞く
キレる人には、一歩引いた所から、言い分を聞くことが大切。
キレる人にはキレる人なりの、怒りの原因があるのです。
キレるまでに至った原因を聞かずに、否定したり、解決しようと焦る。
このような対応されると、自分の気持ちを理解してくれない、と尚更怒りがキレる人の中でくすぶり続けます。
対処法や付き合い方⑤:黙り込まない
キレる人と付き合うには、むっとしたり、またはしょんぼりと黙り込んではいけません。
何故なら、黙り込まれると、ちゃんと理解したのか、キレる人に分からないからです。
キレる人にとって、キレることは一種の意思表示。
キレる人はキレることで、自分の考えを表明しているのです。
それなのに、相手が黙り込んでしまうと、自分の話を聞いているのか判断できず、余計イライラします。
対処法や付き合い方⑥:感情を出さない
キレる人の対処法、それは感情を出さないこと。
確かに、キレられると腹が立ったり、悲しくなるもの。
キレる人はそんな相手の反応を、巧みに利用します。
相手が腹を立てれば、負けられないとばかりに、ますます興奮。
相手が落ち込めば、優越感を感じて、ますます攻撃的に。
しかし、相手が感情を出さずにいると、キレる人も次第に落ち着いたり、この人にはキレても通用しないと判断してくれることも。
対処法や付き合い方⑦:不安にさせたことを謝る
キレる人には、落ち着かせることが肝心。
そのために、謝るのも一つの方法。
キレるということは、当然その人は何かしら、嫌な気分になっているということ。
ですから、嫌な気分にさせたことをまず謝りましょう。
ただ謝罪の言葉を述べるのではなく、「不安な思いをさせて、すみません」と心情理解の言葉を付け加えるのが重要。
そうすることで、キレる人に対して、私はあなたの辛い気持ちを理解しています、と意思表示できます。
対処法や付き合い方⑧:根本的な原因を知る
キレる人に対しては、根本的な原因を知ることも重要。
もしかしたら、お腹が空いているのもしれません。
あるいは、人一倍強いコンプレックスがあるのかも。
根本的な原因が分かれば、解決策を考えることができます。
お昼前には近づかない。
コンプレックスを逆に褒めて、自信を持たせる。
キレる人と向き合うことで、見えてくるものもあります。
対処法や付き合い方⑨:自分の評価を上げる
キレる人は、自分より上の人間にはキレません。
キレる人から下に見られないよう、キレる人以上の実力を身につけるなど、評価を上げることも大切。
また、キレる人というのは、もともと評判が良くないことが多いです。
評判の良くない人から、評価の高い人がキレられている光景は異様なもの。
その異様さに周りが気づき、助けてくれることもあります。
対処法や付き合い方⑩:距離を置く
キレる人は相手に非がなくても、キレます。
何故なら、相手を下に見ることで、相対的に自分の価値が上がると思い込んでいるから。
または、ストレスが溜まり、心の余裕がないのかも。
いずれにせよ、不当にキレてくる人とは距離を置きましょう。
キレる人は自分はキレても許される、と思い込んでいる節があります。
それは一種の甘え。
そのようなキレる人とは、必要以上に親しくせず、離れることが好ましいです。
対処法や付き合い方⑪:記録する
職場などで、執拗にキレられる場合は、自身の正当性の証明のために記録しておくのも一つの手段。
日時、場所、具体的にどのようなことが起こり、どのような発言があったか。
詳細で具体的な記録を残すことで、周囲の人に相談する際に役立つはず。
対処法や付き合い方⑫:相談する
不当な扱いを受けていると感じた場合は、上層部、または弁護士などに相談してみては。
会社の上層部に詳細な記録書を渡すことで、キレる人への適切な対処がなされるかもしれません。
また、家族や親しい人からキレられてお悩みの方は、弁護士などに相談することで、法律的な面からの助言が頂けます。
すぐキレる人の特徴と心理!上手な付き合い方や治し方とは?まとめ
弱い犬ほどよく吠える、とよく言いますよね。
それと同じく、キレる人は自分に自信がない人。
キレる人を恐れる必要はないのです。
困ったキレやすい人も上手に対処して、こちらがストレスをためることがないようにしましょうね。
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