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クッションの作り方が知りたい!

クッションを作りたい人

くつろぎのインテリア空間に欠かせないクッション。
デザインや形、感触などの種類が豊富で、クッション1つで簡単に室内のイメチェンができますよね。

そんなクッションは、簡単にハンドメイドできることをご存知でしたか?
裁縫初心者にもおすすめ、今回はクッションの作り方を多数ご紹介していきます。

小学生でも簡単◎手縫い×クッションの作り方

手縫いクッションの道具

まずは小学生でも簡単にできる手縫いクッションの作り方をご紹介します。
ピローケースにもあるタイプで、筒状の袋にクッションを入れるだけの簡単クッションケースの作り方になります。

材料

必要な材料はこちらになります。

  1. ヌードクッション(45㎝対応正方形)
  2. 布(47㎝×124㎝)
  3. 裁ちばさみ・縫い針・待ち針・チャコペン・糸

ヌードクッションとは、無地のクッションのことで、クッションカバーをつけることで自在にアレンジできる優れものです。
綿や毛布などでクッション材を詰める作り方もありますが、市販のヌードクッションにカバーをかけたり、リメイクしたいクッションを中に使うのがラクチンで◎

あとは、クッションより大きいサイズのお好みの布を用意します。
手縫いに必要な裁ちばさみや針などの小物も合わせて準備してください。

手順

では、簡単手縫いクッションの作り方を順にみていきましょう。

①採寸・裁断

今回は、45㎝×45㎝の正方形のクッションカバーが使用できるヌードクッションで採寸します。
用意する布は、柄・素材はお好みのものでOK。

布のサイズは、47㎝×124㎝の長方形。
サイズに合わせてチャコペンで線を引き、裁断してください。

②47㎝の2辺を三つ折り縫い

次に、47㎝の2つの辺を三つ折り縫いしていきます。
三つ折り縫いとは、布の端の処理として使われる方法のこと。

布の裏面を表にした状態で、1㎝幅で内側に2回折り込みます。
そしてアイロンをかけて折り目をしっかり作りましょう。

折りこんだ部分の端(生地端から1㎝に近い部分)を直線で縫っていきます。
直線縫いとは、針を表裏に順番に出して直線に縫い目をつけていく縫い方のことです。

最後は、糸がほどけないように玉留めにしましょう。
玉留めは、縫い終わりの糸が出ている箇所に針をあて、針先に2、3回糸を巻き付けます。

そのまま針を引き抜けば玉留めになります。
手縫いの作り方では玉留めは欠かせません。

③半分に折ってアイロンかけ

次に、布を47㎝×62㎝になるように半分に折ります。
この時、表面を合わせて裏面が見えるように折ってください。(中表にするといいます)

折った部分は、アイロンをかけて折り目をつけましょう。
生地がずれないように、待ち針でとめていきます。

④62㎝の2辺を直線縫い

最後に62㎝の2辺を、1㎝の縫い代をあけて直線縫いしていきます。
縫い終わったら、生地を裏返して完成です。

中にヌードクッションを入れて、端は内側に折りたたみます。
材料も少なく、作り方はシンプルですよね。

袋の入り口が空いているのが気になる方は、紐をつけて結ぶ方法もおすすめ。
紐付きクッションの作り方は動画も参考にしてください。

≪ファスナー付き≫ミシン×クッションの作り方

ファスナー付きクッション作りの材料

ご自宅にミシンがあるなら、ファスナー付きの本格クッションにもチャレンジしたいですね。
次は、ファスナー付きクッションの作り方をご紹介します。

材料

まずは、ファスナー付きクッション作りに必要な材料はこちらです。

  1. ヌードクッション(42㎝対応正方形)
  2. 布(45㎝×45㎝を2枚)
  3. ファスナー(38㎝)
  4. 待ち針・裁ちばさみ・チャコペン・ミシン用縫い糸

今回は42㎝対応のヌードクッションのサイズで必要な材料を記載しました。
布のサイズは、ヌードクッションサイズに4辺の縫い代をプラスして考えてください。

手順

では、ファスナー付きクッションの作り方をみていきましょう。

①採寸・裁断

生地を45㎝×45㎝を2枚採寸し、線に合わせて裁断します。
続けて、それぞれの生地の端から1.5㎝幅に縫い代線をひきます。(正方形になります)

②生地端の処理

それぞれの生地の端を、ほつれないようにロックミシン、もしくはジグザグミシンで処理します。
ジグザグミシンとは、ミシンにある縫い目の種類の1つにあり、その名の通りジグザグの縫い目に仕上がります。

生地の端の内側に縫い目がくるように、手持ちのミシンの使い方に合わせてジグザグミシンをかけてください。
ロックミシンとは、ソーイング機能がさらに追加されたミシンのこと。

既製品にあるような、かがり縫いという布端の処理が可能です。

③ファスナーをつける辺の一部を縫う

処理した2枚の生地を中表にして合わせ、(内側が生地の表になるように)ずれないように待ち針でとめます。
そして、1辺(ファスナーをつける辺)にファスナーを置いて合わせます。

ファスナーの左右の端から角からそれぞれ2㎝に、チャコペンで線をひいてください。
線をひいた部分だけを、直線縫いで縫い合わせます。

ミシンの作り方では、始まりと終わり部分で返し縫いをしてほつれにくくするのが基本。
縫い始めは3針程度縫った後に、返し縫いボタンを押して縫いはじめまで戻してから再度縫っていきましょう。

最後は、縫い終わり箇所まで縫ったところで針をとめて返し縫いボタンを押し、3針程度戻したところで再度縫い終わりまで進んで糸を切ります。

④アイロンをかけてファスナーを仮留めする

③の辺を中心に生地を開き、生地の表が上にくるようにしましょう。
縫い代を割ってアイロンをかけます。

そこに、ファスナーを合わせて、待ち針で仮留めしてください。

⑤ファスナーを縫い付ける

ファスナーをぐるっと一周縫い付けます。
縫う前に、ファスナーを少し開いておきます。

少しずつ待ち針を外し、ファスナーをずらしながらミシンをかけていきましょう。
方向転換するときは、針だけが刺さった状態で一度ミシンを止めて、おさえを上げて布の方向を変えてください。

布をずらしたら、おさえをおろして縫い始めます。
始めと最後の返し縫いを忘れずに。

⑥残りの辺を縫う

ファスナーを開いて、再度生地を中表にします。
2枚を待ち針で仮留めしましょう。

そして、縫い代線に合わせて残りの3辺を縫ってください。
開始部分と最後にあたるファスナー部分の縫い代は折り返して、上からミシンをかけます。

角の部分で方向転換して縫いすすめます。

⑦ヌードクッションをいれる

生地を表にして、クッションをいれれば出来上がりです。
角の部分は、目打ちなどでつまんで引き出すときれいに仕上がりますよ。

意外と簡単な作り方ですよね。
作り方は上の動画も参考にしてください。

≪ファスナーなし≫ミシン×クッションの作り方

ファスナーなしクッションの材料

次は、ミシンを使ったファスナーなしクッションの作り方をご紹介します。
ティッシュカバーのように、真ん中に重なった布部分からクッションを出し入れできるタイプです。

裏地あり

生地が薄い場合や、白い場合は裏地をつけると透けずにしっかりと出来上がります。
まずは、裏地ありのファスナーなしクッションの作り方をご紹介します。

材料

裏地ありに必要な材料はこちらになります。
裏地用の裏布は濃い色で無地のものを選んでくださいね。

  1. 45㎝対応のヌードクッション
  2. 表布(105㎝×47㎝)
  3. 裏布(105㎝×47㎝)
  4. 待ち針・裁ちばさみ・チャコペン・ミシン用縫い糸

手順①採寸・裁断

材料が揃ったら、ファスナーなしクッションの作り方の手順をみていきましょう。
まず、好みの布を採寸し、裁断していきます。

細長い長方形の布が2枚になります。

手順②裏地をつける

2枚の布を中表にして、待ち針でとめます。
生地端から1㎝のところに縫い代線をつけて、線にそって縫っていきます。

この際、47㎝の1辺の中央4㎝を返し口として縫わずにあけておきます。
合わせた生地の四つ角は3㎜程度切り落として、返し口から裏返しましょう。

最後に、返し口のある辺を、直線縫いします。
裏地ありの作り方では、生地端の処理がありません。

手順③生地を三つ折りにする

生地を裏返したまま、クッションの幅、45㎝になるように三つ折りにします。
返し口のない辺を22.5㎝折り、中央が45㎝、返し口の部分が上になるように最後にかぶせて37.5㎝になります。

三つ折りにしたら、生地同士を待ち針で仮留めしましょう。

手順④生地の両端を縫う

次に、合わせた生地の両方の端を縫っていきます。
縫い代は端から1㎝の位置でミシンをかけてください。

生地が3枚重なっている部分は、返し縫いをするとしっかりと縫えます。

手順⑤クッションを入れる

表に返して、ヌードクッションを入れれば完成です。
布が重なる部分にボタンをつけるとしっかりと閉じられ、見た目にも可愛くアレンジされますね。

裏地なし

続いては、裏地なしのファスナーなしクッションの作り方です。
厚めの生地や濃い色の生地であれば、裏地なしの作り方でOK。

材料

  1. 45㎝対応のヌードクッション
  2. 布(105㎝×47㎝)
  3. 待ち針・裁ちばさみ・チャコペン・ミシン用縫い糸

手順①採寸・裁断

では、裏地なしクッションの作り方を順にみていきましょう。
始めに、生地サイズを採寸し、合わせて裁断します。

手順②生地端を処理する

裏地なしの作り方では、生地端を処理します。
105㎝の2辺をジグザグミシンかロックミシンで生地端の処理をしてください。

手順③短い2辺を三つ折り縫い

**生地を裏にし、47㎝の2辺をそれぞれ5㎜、1㎝幅で内側に2回折り込みま
折った箇所にアイロンをかけてください。

折った部分の端(生地端から1㎝に近い部分)を直線縫いします。

手順③生地を三つ折りにする

生地を裏返したまま、クッションの幅、45㎝になるように三つ折りにします。
22.5㎝折り、中央が45㎝、最後に37.5㎝かぶせます。

三つ折りにしたら、生地同士を待ち針で仮留めしましょう。

手順④生地の両端を縫う

次に、合わせた生地の両方の端を縫っていきます。
縫い代は端から1㎝の位置でミシンをかけてください。

生地が3枚重なっている部分は、返し縫いをしましょう。

手順⑤クッションをいれる

表に返して、ヌードクッションを入れれば完成です。
1枚布での作り方は材料も少ないのでチャレンジしやすいですね。

お気に入りの布でクッション以外も♡はぎれ活用アイデア本

ハギレで作るかわいい布こもの
1200円

クッション以外にも、少しだけ残ってしまったお気に入りの布が活用できますよ。
ポーチやバッグなどの実用的な小物の作り方、雑貨やキッチングッズの作り方が掲載されているこちらの本が◎

ハギレを繋ぎ合わせて作るバッグやポーチに始まり、コースターなど作り方も紹介されています。
こちらの本にもクッションカバーが載っていますよ。

ハギレを組み合わせて作ると、とても可愛いクッションが出来上がります。
アイテムは型紙付きでわかりやすく説明されています。

その数は119作品もあります。
お気に入りの布で可愛いアイテムがたくさん作れますよ。

お気に入りの生地でクッションを作ろう

お気に入りの生地で作ったクッション

ミシンでも手縫いでも、クッションの作り方はシンプルでしたね。
季節ごとにクッションカバーを変えてみるのもおすすめ。

クッション1つで、ちょっとした気分転換になりますね。
今回ご紹介した作り方を参考に、お気に入りの生地を使ってクッションを作ってみてください。

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ライター
noel編集部

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