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アイシャドウの縦割り・横割りって?

アイシャドウで縦割りグラデを作った女性

グラデーションの作り方には、「横割り」と言われるものと「縦割り」と言われるものの2種類があります。
普段使っている下から上に向かって色が変化していくグラデーションの作り方は「横割り」と呼ばれるものです。

ここでは、縦割りついて横割りとどう違うのかについて比較していきます。

縦割り

まず縦割りグラデーションというのは、名前の通り瞼を縦に分割して塗って作っていくもののことを指します。
縦割りで作るグラデーションは骨格が作る自然な影と似ているので、自然と彫りが深く見えるようになりますよ。

また、縦割りはグラデーションの方が一般的ですが、グラデーションにせずカラーを置いて作るメイクもありますよ。

横割りと比較!

横割りの方を見てみると、目に近い部分から上に向かって徐々に色味が薄くなっていることがわかりますよね。
アイラインも含めると計4色での横割りになっています。

横割りは徐々に濃い色から薄い色になっているので自然な仕上がりになり、ナチュラルメイクの人にもおすすめですよ。

似たようなブラウンの縦割りグラデは目尻に一番濃い色を置き、瞼の真ん中が一番薄くなっています。
縦割りは横割りに比べてしっかりと彫りが深く見えて、外国人風のメイクをしている人にもおすすめです。

このように比較してみると横割りと縦割りはそれぞれ全く違った印象のメイクであることがわかりますよね。

【基本】アイシャドウ×縦割りグラデーションの作り方

基本の縦割りグラデに使うアイシャドウ

それでは、基本的な作り方をご紹介していきます。
ナチュラルな印象にしたい場合にはブラウン系を、華やかな印象にしたい場合はブラウンにカラーを1色から2色プラスしてあげると良いですよ。

  1. アイホール全体に薄い色を乗せる
  2. 目頭の方にやや濃い色を乗せる
  3. 目尻に濃い色を乗せてグラデーションにする
  4. 目のキワに締め色を塗る

それではこれら4つの基本的な作り方について1つずつ見ていきましょう。

①アイホール全体に薄い色を乗せる

まずはアイホール全体に薄い色を乗せ、ベースを整えていきましょう。
普段のアイメイクよりも広めに塗るようにしておくと、グラデの場合はやりやすいかもしれません。

ラメをあまり強調したくない場合にはラメなしのマットなシャドウを使うか、ベースだけを塗るようにしましょう。

②目頭の方にやや濃い色を乗せる

次は目頭の方にやや濃い色を乗せますが、普段は目頭に濃い色を乗せることはあまりないので初心者さんは薄くしてしまいがちです。
濃くしすぎる必要はありませんが、薄くなりすぎてしまわないように気をつけましょう。

オレンジやピンクなどを使うと華やかなメイクになりますが、普段使いのメイクの場合は薄めのブラウンやゴールドなどを使うと良いですよ。

③目尻に濃い色を乗せてグラデーションにする

反対側の目尻に濃い色を乗せ、中間あたりでぼかしてグラデーションを作っていきましょう。
そのため、目頭から塗るアイシャドウは目尻に向かって、目尻から塗るアイシャドウは目頭に向かって塗るとぼかしやすいですよ。

難しい場合には、中間に最初に塗った薄い色をプラスしてぼかすと綺麗に作ることができます。
単色で作る場合には目尻側に塗る時に何度か重ね付けして濃く見えるようにすると良いでしょう。

④目のキワに締め色を塗る

最後に目のキワに締め色を塗って完成になりますが、アイラインを塗る場合はアイラインを軽くぼかすくらいに留めておくと良いですよ。
縦割りでは横割りよりも締め色の面積を少なくしてあげましょう。

縦割りを強調するために締め色の面積を少なくしているので、最後は締め色を塗らずにアイラインだけで締める方法を取る人も多いですよ。

一重・奥二重も簡単◎縦割りグラデーションの作り方

一重・奥二重の人が縦割りをするときにおすすめのアイシャドウ

横割りのグラデーションは二重さんに似合うとされていて一重さんや奥二重さんは綺麗にできないという悩みを持っている人も少なくありません。
目を開けてしまうとせっかく塗った部分が見えなくなってしまい、効果的なアイメイクができないことも多いですよね。

ですが、縦割りグラデーションは一重さんや奥二重さんでも綺麗に仕上がるので一重さんや奥二重さんにおすすめのアイメイクですよ。
ここでは、一重さんや奥二重さんでも簡単にできるグラデーションの作り方をご紹介していきます。

一重さん

一重さんはキリッと切れ長な目が印象的なので、単色でグラデーションを作るのがおすすめです。
また、カラーはブラウンやパープルなど大人っぽいカラーにするとセクシーな目元になりますよ。

最近流行のレンガ色やワインレッドなどの色味は横割りにすると腫れぼったくなりがちですが、縦割りにすると一重さんによく似合うカラーに変身します。

奥二重さん

奥二重さんは二重幅が少し見えている場合が多いので、締め色を効果的に使えるとキリッとしたアイメイクになります。
そのため、しっかりと締め色を入れるようにすれば赤みがかった色でも腫れぼったくならずに使うことができますよ

普段は腫れぼったくなってしまうことから使えないピンクやレッド系でも縦割りのグラデーションなら使いやすくなります。

お手持ちのアイシャドウで自由自在に縦割りアイズ♡

縦割りグラデを作る手持ちのアイシャドウ

縦割りのグラデーションはどのようなカラーやラメのものでも作ることができるので、お手持ちのコスメで簡単に作ることができますよ。
ここでは、お手持ちのコスメでの縦割りの作り方をご紹介していきます。

①多色アイシャドウで作る縦割りグラデーション

多くの人が持っている多色のパレットは、横割りも縦割りも自由自在に作ることができる優れものです。
もともとグラデーションになるように配色されているものも多く、初めて縦割りグラデーションを作る場合におすすめですよ。

ここでは、多色シャドウで作る縦割りの作り方についてご紹介していきます。

①ベースになるアイシャドウを塗る

多色パレットの中で薄い色のベースになるアイシャドウをアイホール全体に広げるようにして塗ります。
ベースになるカラーの他にリキッドやクリームタイプのベースを塗っておくとあとで塗るカラーが綺麗に発色しますよ。

②ベースとは別のカラーでグラデーションを作る

多色の中にあるベースの色とは違う色を目尻の方に塗り、目尻から目頭にかけてグラデーションを作っていきます。
この時作るグラデーションはベースの色から他の1色にかけて作るグラデーションにすると落ち着いた印象になります。

また、ベースの色の他に2色から3色のグラデーションを作ると華やかな印象になっていきますよ。
ここで多色パレットの中に使いたいカラーがない場合には単色を足してあげても良いかもしれません。

③締め色を乗せる

最後に締め色になる濃い色をライナーとして引いてあげればアイメイクは完成です。
締め色の代わりにアイライナーを引いても良いですし、アイライナーをぼかすと優しい印象になりますよ。

最近ではホワイトのアイライナーやバーガンディ色のアイライナーなども販売されているので、アイラインで遊ぶのも良いですよ。

②単色アイシャドウで作る縦割りグラデーション

比較的安価で購入することができる単色のアイシャドウは、ついついたくさん揃えたくなってしまいますよね。
単色アイシャドウは他の色と組み合わせても可愛いですが、1つだけで縦割りを作ることもできます。

ここでは、単色アイシャドウで作る縦割りグラデーションの作り方についてご紹介していきます。

①アイシャドウベースを塗る

単色アイシャドウで作る縦割りグラデーションは、しっかりとした発色が必要になるのでベースを塗っておくのが良いでしょう。
また、ベースがないという場合にはしっかりと保湿をすることで代わりになることがあるので試してみてくださいね。

②単色アイシャドウを全体に塗る

ベースを塗ったら、単色のアイシャドウをアイホール全体に塗っていきましょう。
この時はまだグラデーションをつける必要はなく、均等に薄く塗り広げてあげるイメージで乗せるようにすると良いですよ。

また、この時使う単色のアイシャドウは何色でも作ることができますが、一重さんや奥二重さんはクールな印象のブルーやパープル、黄みがかったブラウンなどがおすすめです。
二重さんはピンクやオレンジなどを選ぶと可愛らしい印象を作ることができますよ。

③アイシャドウを目尻側に重ねてグラデーションを作る

最後に全体に乗せた単色アイシャドウを目尻側に重ね付けしてグラデーションを作っていきます。
目尻から目頭に向かって筆で払うようにして塗っていくと簡単にグラデーションを作ることができますよ。

濃い色の単色アイシャドウを使っている場合にはそのまま締め色としてライナーにすることもできるので、単色でアイメイクを完成させることも可能ですよ。

③2色で作る縦割りグラデーション

単色での縦割りグラデーションも可愛いですが、アクセントを加えたいという場合には2色で縦割りを作るのがおすすめです。
最近ではラメの大きさが異なる2色のアイシャドウが販売されていたり、全く異なるカラーの2色アイシャドウが販売されていたりと様々な種類があるのが魅力です。

ここでは、2色のアイシャドウで作る縦割りの作り方についてご紹介していきます。

①アイシャドウベースをアイホール全体に塗る

まずは単色アイシャドウで作る縦割りグラデーションと同じように、ベースをアイホール全体に塗りましょう。
この時ベースではなく2色あるアイシャドウのうち1色を薄く全体に塗っても良いですよ

②1色を目頭から目尻に向かって塗る

ベースを塗ったら1色をアイシャドウブラシに取って目頭から目尻に向かって塗ります。
中間でグラデーションを作っていくので、そのことに注意しながら乗せていくようにしましょう。

③もう1色を目尻から目頭に向かって塗ってグラデーションを作る

最後にもう1色のアイシャドウを目尻から目頭に向かって塗り、グラデーションを作ってあげれば完成です。
このとき使う2色は同系色であれば失敗することなく縦割りのグラデーションを作ることができます

ですが、ゴールドとネイビーなどの補色の関係にある色同士のアイシャドウを使ってもクールで個性的なアイメイクにすることができるのでチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

④ゴールドアイシャドウで作る縦割りグラデーション

縦割りグラデーションはどのようなアイシャドウでも作ることができ、とても便利です。
その中でもゴールドで作る縦割りは上品な印象になるだけではなく二重、一重、奥二重のどの形でも似合うのでおすすめです。

ゴールドの中にも色合いやラメの色など様々な変化があるので、単色にしたくない場合にはそのような別のゴールドを使うと表情のあるゴールドグラデーションにすることができますよ。

ここでは、ゴールドのアイシャドウで作る縦割りの作り方についてご紹介していきます。

①アイシャドウベースを塗る

ゴールド単色か、濃さの違うゴールドを使って縦割りのグラデーションを作っていきます。
そのため、しっかりと発色させるためにベースを塗りましょう。

ベースは発色を良くする効果の他にも、ラメをしっかりと定着させておいてくれる効果もあり、長時間綺麗なアイメイクを保ってくれますよ。

②ゴールドのアイシャドウを全体に塗る

ゴールドのアイシャドウを全体に薄く塗りましょう。
2種類使うという場合には薄い方のゴールドアイシャドウを使ってアイホール全体に広げていきます。

③濃い色のゴールドのアイシャドウを目尻に塗ってグラデーションを作る

最後に濃い色のアイシャドウか同じ色のアイシャドウを重ねてグラデーションを作っていきましょう。
目尻の方だけを濃くする作り方も良いですが、目頭と目尻に重ねてグラデーションを作る縦割りも印象的な目元になりますよ。

全体を見てぼんやりとした印象になってしまう場合には、締め色をライナーとして塗るか、アイラインを引くとすっきりと引き締まります。

縦割りグラデーションで自然な彫り深アイに!

縦割りを作るアイシャドウやメイク道具

普段のメイクでは横割りと呼ばれる目に近い部分から上に向かって薄くなっていくアイメイクが一般的ですよね。
ですが、瞼を縦に分割して作る縦割りは骨格が作る影と同じような影を作ることができ、自然と彫りが深く見えます。

また、縦割りなら一重さんや奥二重さんのように横割りでは使えるアイシャドウが限られてしまうような場合でも様々なカラーアイシャドウを使いこなすことができておすすめですよ。

縦割りグラデーションを使いこなして自然な彫り深アイになりましょう!

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ライター
noel編集部

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