東京の人気アフタヌーンティー30選！高級ホテルやおしゃれなカフェ

アフタヌーンティーとは？

そもそもアフタヌーンティーとは何でしょうか？
これから詳しく説明していきます。

イギリス貴族が19世紀に始めた習慣

アフタヌーンティーはイギリスが発祥地です。
イギリスといえば午後のお茶の時間は現在でもとても大切にされます。

19世紀初頭から20世紀に至るまで、イギリスはヴィクトリア朝の時代で、産業革命を始めイギリス帝国が絶頂の時期でした。
このヴィクトリア朝時代の1840年頃、アンナ・マリア・ラッセル公爵夫人が、女性の社交の場としてアフタヌーンティーを始めました。

お茶だけではなくケーキもいただく優雅な時間

日本でも食後にお茶を飲みますが、イギリスのアフタヌーンティーにはもっと特別な趣旨がありました。
このティータイムは、午後の紅茶の時間という意味以外に、夕方から始まる観劇やオペラ鑑賞に備えての軽食をとる時間だったのです。

19世紀当時、貴族の夕食は午後9時以降でした。
これは、観劇やオペラ鑑賞が終わってからお食事となっていたためです。

そこで、アフタヌーンティーはお茶だけではなく、サンドイッチやケーキなどをいただく大切なお食事時間となりました。

このイギリスになくてはならないお茶とスイーツの習慣が、現在日本でも大人気で、ちょっと高級な女子会になっているのです。
場所も高級ホテルが選ばれることが多いため、アフタヌーンティーを頂くのに相応しいマナーも学んでおきたいものですね。

ラグジュアリー空間でアフタヌーンティーを♡東京の人気高級ホテル

それでは、東京でアフタヌーンティーを頂く人気高級ホテルはどこを選べば良いのでしょうか？
次に、ラグジュアリーで高級な東京のホテルをご紹介します。

①帝国ホテル東京

帝国ホテル東京は日本を代表する高級ホテルの一つです。
帝国ホテル東京は、1890年（明治21年）に建設され、130年の歴史を誇る由緒あるホテルで、現在でも海外の大統領や首相などVIPが訪れます。

このホテルでアフタヌーンティーを楽しめるのは、17階にあるバーラウンジ、「インペリアルラウンジアクア」。
2018年には「英国フェア」が開催され、ロイヤルウエディングでのケーキも提供されて大変話題になりました。

アフタヌーンティーのお値段は6200円ですが、日比谷公園の美しい緑を眺めつつ、約30種類ある紅茶を思う存分楽しめる帝国ホテル東京でのアフタヌーンティーは格別に優雅なひと時を与えてくれるでしょう。

②ザ・ペニンシュラ東京

アフタヌーンティーと言えば、銀色の3段食器スタンドが有名ですね。
このスタンドに、ケーキやスイーツが乗せられて運ばれて来る時の楽しみは最高です。

ザ・ペニンシュラ東京は2007年オープンした、比較的新しいホテル。
ザ・ペニンシュラ東京1階の「ザ・ロビー」では、美しく円を描くモダンで繊細なシャンデリアがお客様を迎えてくれます。

この特徴的なシャンデリアは、空に打ち上げられた広がる花火や舞い交う蛍をイメージしたものです。
アフタヌーンティーのお値段は5400円。

この開放感溢れるロビーで、季節によってテーマが異なるバラエティー豊かなケーキやスイーツをいただきながら、素敵なアフタヌーンティーを味わってはいかがでしょうか。

③マンダリン・オリエンタル東京

マンダリン・オリエンタル東京は2005年にオープンしました。
マンダリン・オリエンタル東京でアフタヌーンティーをいただけるのは、タワー最上階の38階にある「オリエンタルラウンジ」。

ラウンジからは東京の一大パノラマが目の前に広がり、遥か遠くの富士山まで見晴らすことができ、素晴らしい経験となるでしょう。
こちらのラウンジでは「ゴールデンファン アフタヌーンティー」が定評で、お値段は5100円。

このコースでは、選りすぐりの素材が吟味されて作られたケーキやスイーツを召し上がることができます。
更に、紅茶やコーヒーは約20種類用意されており、好きなだけいただくことができますので、おすすめのコースです。

④シャングリ・ラ・ホテル東京

シャングリ・ラ・ホテル東京は2009年にオープンしました。
アフタヌーンティーをいただけるのは、28階の「ザ・ロビーラウンジ」。

季節に合わせ、3月からは、エグゼクティブシェフによるスイーツコレクションの一つ、「桜アフタヌーンティー」を楽しむことができます。
このコレクションでは、イギリス伝統のケーキにこだわらず、銀色の3段食器スタンドには桜の花を散りばめ、和菓子が並べられているというものです。

旬のイチゴや桜海老など上質な食材に、話題の「ルビーチョコレート」をふんだんに用いたスイーツ。
アフタヌーンティーの通常のお値段は5961円で。

素晴らしい景色を眺めながら、ピアノのライブ演奏が流れるシャングリ・ラ・ホテル東京のラウンジでのアフタヌーンティー。
至福の時間をゆったりと過ごせることでしょう。

⑤パレスホテル東京

パレスホテル東京の前身は、丸の内の皇居前に1961年オープンした「パレスホテル」です。
パレスホテル東京でアフタヌーンティーをいただけるのは、6階のラウンジバー「プリヴェ」。

ソファでリッチにお食事を楽しめるテラス席も備えたこのラウンジでは、アフタヌーンティーの食器スタンドが独特な形をしています。
画像のように、スタンドは真っ直ぐではなく4段からできていますね。

一番上のプレートには小鳥が止まり、フランスの伝統的なお菓子ラングドシャとショコラが用意されるのが特徴。
一番下の4段目には、ホテルを代表するスイーツ、マロンシャンティイが用意されています。

アフタヌーンティーは、グラスシャンパン付きで6000円のお値段。
ラウンジの大きな窓から夕方の風景を眺めながらの、パレスホテル東京でのアフタヌーンティーは格別でしょう。

⑥ザ・リッツ・カールトン東京

一介のウェイターから昇進し、自らホテル王となったセザール・リッツがパリに本拠地を置いた世界に名だたる超高級ホテル。
それがザ・リッツ・カールトンです。

ザ・リッツ・カールトンではお客様に最高の笑顔とサプライズをお届けすることがコンセプト。
そんなザ・リッツ・カールトン東京でアフタヌーンティーをいただけるのは、45階メインロビーにある「ザ・ロビーラウンジ」。

ピアノの生演奏を聴きながらアフタヌーンティーを堪能する時は、極上の優美な気分を味わうことができます。
また、直線状の3段スタンドならトップにはリッツ・カールトンのエンブレムであるライオンの顔があり、この上ないリッチ感。

アフタヌーンティーは、7350円で楽しむことができます。
また他のホテルとは異なった球形状のスタンドでアフタヌーンティーをいただくことができるのは、リッツ・カールトンならではのお楽しみでしょう。

⑦ホテルニューオータニ東京

ホテルニューオータニ東京は、戦後初アジアでのオリンピックである東京オリンピックに合わせてオープンしました。
既に55年の歴史を誇るホテルニューオータニ東京。

アフタヌーンティーは、ロビーに設置された「ガーデンラウンジ」でいただくことができ、6200円のお値段。
このラウンジからは1万坪の日本庭園が広がります。

日本有数の由緒ある日本庭園の美しい緑を眺めながら、季節ごとにテーマが異なるホテルニューオータニ東京のティータイム。
ぜひご賞味してはいかがでしょうか？

⑧丸ノ内ホテル

「モダンジャパニズム」をコンセプトとした、和と洋が融合された空間が、丸の内ホテルの特徴です。
きめ細やかなサービスを大切にする8階のフレンチレストラン「ポム・ダダン」に漂うのは、開放的でシックな大人の雰囲気。

こちらのレストランで提供されるアフタヌーンティーのスイーツは、経験豊富なパティシエが腕を振るったリッチな味わい。
1か月ごとに更新されるメニューや高層階でセレブ気分になれるテラス席など、楽しみが詰まったアフタヌーンティー。

丸ノ内ホテルのアフタヌーンティーは4926円で召し上がることができます。

⑨ホテルインターコンチネンタル東京ベイ

「東京ベイ」と銘打った、東京湾すぐそばという美しい立地を活かしたホテルがホテルインターコンチネンタル東京ベイ。
煌めくレインボーブリッジの豪華な夜景や東京ベイの景観を堪能できる極上の時間が過ごせます。

このホテルでアフタヌーンティーをいただくことができるのは1階にある「ニューヨークラウンジ」。
パティシエ工房の「アトリエ・デセール」から運ばれてくるフレッシュなスイーツが味わえるニューヨークスタイルの豪華なラウンジ。

おすすめの「サマーアフタヌーンティー」は1名様平日3550円（土日祝 4050円）です。
こちらのラウンジでは3段スタンドのアフタヌーンティー以外に、日本の伝統を大切にした重箱からなる「WAお重スタイル」セットもあり、こちらのメニューも◎。

⑩グランドプリンスホテル新高輪

1982年オープンしたグランドプリンスホテル新高輪。
隣接する国際館パミール及び「ザ・プリンスさくらタワー東京」とは広大な回遊式日本庭園で繋がっています。

このホテルでアフタヌーンティーをいただけるのは、1階にある「和」の雰囲気をふんだんに取り入れた「Lounge Momiji」。
3段スタンドには外枠がなく、それぞれのプレート以外にもう1枚スイーツ盛りつけのプレートが運ばれ申し分ないボリューム感。

季節ごとに桜、秋は紅葉が飾られたグランドプリンスホテル新高輪でのアフタヌーンティー。
3時間ゆっくり楽しむことができ、お値段は6600円のアフタヌーンティーはおすすめです。

⑪リーガロイヤルホテル東京

1994年オープンのリーガロイヤルホテル東京。
定員22名様の無料シャトルバスが「高田馬場駅」から運行され、送迎サービスも万端な上に、バスを降りると、目の前に広がるのは日常を忘れさせてくれる豪華な空間。

リーガロイヤルホテル東京では「ガーデンラウンジ」でアフタヌーンティーを召し上がることができます。
現在開業25周年記念の「サマートロピカルアフタヌーンティー」が4752円で楽しめるのが嬉しいですね。

吹き抜けが約8メートルにも及ぶラウンジにはただ圧巻の一言。
この快適な広々としたラウンジで、アフタヌーンティーをぜひご賞味下さい。

⑫パークハイアット東京

パークハイアット東京はアメリカが本拠地で、世界中に500軒以上のホテルを展開する「ハイアット・ ホテルズアンドリゾーツ」のチェーンホテル。
東京都心の新宿パークタワー39階から52階を占めており、高層ビルならではの利点を活かし、東京の360度に広がる素晴らしい眺望を堪能できます。

こちらのホテルでアフタヌーンティーをいただくことができるのは、41階にある「ピーク ラウンジ」。
まるで空の高みにある植物園のようなガラス張り天井。

すがすがしい空の光が存分に広がるラウンジでは、5000円でアフタヌーンティーを楽しむことができます。
伝統的なイギリスのアフタヌーンティーのみならず、日本茶もサービスされますので、一度いただいてはいかがでしょうか？

⑬ウェスティンホテル東京

ウェスティンホテル東京でお客様を迎えるのは、ロビー奥の「ザ・ラウンジ」。
豊かな水と緑に満ちた見事なガーデンには滝が流れ、大変デラックスなレストランです。

こちらのラウンジでは、アフタヌーンティーは土日・祝日限定のサービスとなっています。
季節により変わるメニューも豊富。

夏なら「サマーフルーツアフタヌーンティー」を涼し気なラウンジで、ペストリーシェフこだわりの美味しさを堪能してみて下さい。

秋の「チョコレートアフタヌーンティー」では滑らかで繊細な味わいの、様々なチョコレートがティースタンドにたっぷりと。
ウェスティンホテル東京のアフタヌーンティーは、サマーフルーツコースは3800円、チョコレートコースは4000円のお値段です。

⑭ホテル椿山荘東京

1992年オープンのフォーシーズンズホテル椿山荘東京と、1878年創設の歴史ある椿山荘とが合体し、2013年にホテル椿山荘東京は誕生しました。
この都会の喧騒を一切封じたかのような心地よい緑の空間の中でゆったりと流れるのは、大変エレガントな大人の時間。

こちらのホテルでは、3階ロビー奥のラウンジ「ル・ジャルダン」がアフタヌーンティーを用意しています。
英国スタイルならではのクラシカルな3段ティースタンドを伝統と重んじるラウンジ。

夏なら旬のピーチをふんだんに使った「ピーチアフタヌーンティー」、秋なら味覚の主役、ぶどうをアレンジした「グレープアフタヌーンティー」が大好評。
ピーチコース、グレープコース、いずれもアフタヌーンティーは4000円でいただくことができます。

⑮セルリアンタワー東急ホテル

セルリアンタワー東急ホテルでは、ロビー階にあるガーデンラウンジ「坐忘（ざぼう）」でアフタヌーンティーをいただけます。
ロビーは光に満ちた吹き抜けの設計。

天井まで広がる窓から見えるのは、静かな枯山水の庭園。
アフタヌーンティー3段ティースタンドが、画像のように角ばったタイプ、また長い鳥籠のように滑らかな伝統的タイプとに分かれているのも◎。

月替わりのティーセレクションが好評のサンドウィッチやデザートを盛りつけた3段スタンド「トゥールドアンサンブル」は3920円。
また、スパークリングワインも選べる2段スタンドで、4276円でいただける「ソワレ」（17:00-21:00) もぜひどうぞ。

コスパ重視のアフタヌーンティーならココ！東京の人気おすすめカフェ　

アフタヌーンティーを楽しめるコスパ重視の安いカフェやホテルレストランはあるのでしょうか？
次に、比較的安く快適なアフタヌーンティーを頂けるカフェやホテルレストランをご紹介します。

①tcc Singaporean Cafe＆Diner

シンガポールで大人気のtccが日本1号店として上陸。
銀座でコスパにアフタヌーンティーを楽しめるカフェとしてオープンしたのがtccシンガポール・カフェアンドダイナーです。

店内に満ちる高級感に胸が躍ると共に、シックで落ち着く素敵な内装。
ホテルのラウンジとまったく変わらず、今では銀座で大人気のカフェのひとつとなりました。

シンガポールや他の海外からのお客様で賑わうtccでは、現在「さわやか夏のシンガポールハイティー」を8/1-9/30まで平日限定サービス中！
たっぷりのトロピカルスイーツを味わい、ロールケーキにハーブティーが嬉しいこのアフタヌーンティーコースは2100円でいただくことができます。

　

②銀サロン

お店の名前からレトロなムードが漂います。
この銀サロンは1935年（昭和10年）オープンの洋食店。

創業85年の由緒ある老舗洋食店として、長い間親しまれてきました。
その銀サロンが装いも新たに松坂屋上野店5階に2014年リニューアルオープン。

クラシカルかつモダンな店内は懐かしの昭和と現代とをミックスした、とても落ち着く大人の雰囲気。
こちらでのアフタヌーンティーはスパークリングワインが付いています。

またお好みでサンドイッチの具材を選ぶことができ、自分だけのサンドイッチが味わえると大好評。
ベーコンやレタスなどが入った懐かしいサンドイッチや、趣向を凝らしたデザートが盛りつけられたアフタヌーンティーを2300円で楽しめます。

③PIZZA SALVATORE CUOMO サブナード

ピザの本場、陽気なナポリから新宿歌舞伎町にオープンしたイタリアンレストラン、PIZZA SALVATORE CUOMOサブナードは、世界グランプリに輝いたナポリピッツァで有名です。

こちらのレストランでいただくアフタヌーンティーでは、大好評のピッツァが3種類用意され、お好きなピッツァを選ぶことができます。
2段スタンドにはシェフ特製のデザートやコーンアイスなど、彩りも鮮やかなメニューがたっぷりの盛り合わせ。

コーヒーはおかわり自由、また水牛の乳でできる、低脂肪で濃厚な味わいの一口サイズのボッコンチーニ(Bocconcini)チーズなど、こだわりの食材で世界最高峰の味を織り上げるピッツェリア。
お値段は2300円のPIZZA SALVATORE CUOMOのアフタヌーンティーを粋なイタリアンレストランでぜひお召し上がり下さい。

④シュタインハウス銀座

ビールの本場ドイツの香り漂うシックなレストラン、シュタインハウス銀座は数多くの豊富なビールやドイツワインのお店です。
こちらのレストランでいただくアフタヌーンティーは、銀色の伝統的な3段スタンド。

1段目にはスモークサーモンとサワークリームのプレッツエルサンド。
プレッツエル(brezel)はドイツの代表的お菓子で生地が薄く、紐で結んだような形です。

フルーツはマンゴー＆ピスタチオムース、3段目にはドイツハムと野菜を挟んだサンドイッチなど、ドイツの味わいが存分に活きています。
シュタインハウス銀座でのアフタヌーンティーは2400円のリーズナブルなお値段ですので、家族やお友達との軽食にいかがでしょうか。

⑤Sign吉祥寺

オールデイダイニング、Sign吉祥寺は、店舗が吉祥寺駅直結という絶好のロケーション。
こちらのアフタヌーンティーでは、現在「夏限定プラン」が大人気。

コーヒーに紅茶、オリジナルスカッシュが飲み放題な上に、イチゴとビーツが隠し味の人気のビーツラテも美味しいと大評判。
また夏ならではのマンゴーパフェなど、季節の旬なスイーツを思う存分味わうことができます。

店内はベルベットレッドのソファーと天井のモダンなシルバー、また大理石調の純白の壁とがとてもシック。
Sign吉祥寺でのアフタヌーンティーサマープランは2300円の価格で2時間ゆっくりと過ごせますので、親しい方とぜひどうぞ。

⑥MARGARET HOWELL SHOP＆CAFE吉祥寺

おしゃれな女性が集う吉祥寺に、イギリス風のおしゃれで素敵なカフェができました。
それがMARGARET HOWELL SHOP＆CAFE吉祥寺です。

広々とした店内は白を基調とした明るい清潔感が素晴らしいと大評判。
こちらでのアフタヌーンティーは、3段プレートは使いません。

しかし、フードはサンドイッチとフランスのアルザス・ロレーヌ地方郷土料理のキッシュから選び、スコーンやパウンドケーキなどイギリス伝統のデザートを本格的にいただくことができます。

お値段は2500円の、美しいティーセットと共に味わう英国本場のアフタヌーンティーをMARGARET HOWELL SHOP＆CAFE吉祥寺でぜひお召し上がり下さい。

⑦CheeseTable新宿東口店

色とりどりの花が美しく飾られた、アーバンでシックな趣のあるチーズ専門店、CheeseTable新宿東口店には豊富なメニューが取り揃えられています。
家族連れやカップルもパーティーや記念日に利用することが多い、華やかなこのお店でのアフタヌーンティーは2500円のお値段。

銀色の可愛い2段スタンドでいただくメニューには、1段目にはミニチーズフォンデュ、2段目にはチーズスイーツ3種が盛りつけられています。

チーズ専門店の美味しさをここでふんだんに味わってみるのもいいですよね。
スパークリングワインまたは「飲むチーズケーキ」どちらかを選ぶこともできるCheeseTable新宿東口店のアフタヌーンティーで楽しい時間をお過ごし下さい。

⑧迎賓館赤坂離宮

ネオ・バロック様式の迎賓館赤坂離宮が建設されたのは1909年のことで、昭和天皇が東宮御所としてお住まいになりました。
現在は国宝となったこの赤坂離宮は、2018年5月から前庭カフェエリアでアフタヌーンティーを開催中。

広々と広がる豪華な宮殿の前庭でのアフタヌーンティー。
迎賓館赤坂離宮で流れていくのは、まるで外国に来たかのような石畳でのクラシックな時間。

3段スタンドの上段はガトーショコラにデニッシュパン、中段はシナモンロールにブルーベリージャム。
下段はサーモン入りクロワッサンにツナ＆生ハムオープンサンドで、紅茶はおかわりなしですが、ダージリンとアールグレイ及びそれぞれのアイスティーから選べ、お値段は2100円で楽しめます。

⑨サラベス品川

サラベス・レヴィ―ンが1981年創業したニューヨークNO.1のデザートレストランがサラベスです。
ニューヨークならではの味わいを盛りつけたアフタヌーンティーがいただける、英国風のアーバンでモダンな店内。

輝くゴールドの3段スタンドで用意される、彩りも鮮やかでおしゃれなニューヨークチーズケーキの目を見張る美しさ。
ニューヨークでも大人気のアメリカンティーブランド、ハーニー＆サンズのファッション性高い紅茶とコーヒー。

2時間たっぷり楽しめるサラベス品川のアフタヌーンティーは2500円のお値段ですので、ぜひどうぞ。

⑩和風ダイニング＆バーFUGA（風雅）

和風ダイニング＆バーFUGA（風雅）は、新宿プリンスホテル最上階25階にある「和」をコンセプトとしたレストラン。
最上階という高みからの都心の広大な景色を堪能しながら、和らいだデザインで縁取られたプレートでアフタヌーンティーをいただくのは極上の気分。

3段スタンドには、オリジナルプリンからサーモンオープンサンドまでが美しく盛りつけられています。
更にスイーツプレートはチョコレートにマカロン、様々なミニケーキなどで彩られ、十分に練られたメニューにはまさに「風雅」の一言。

このFUGA（風雅）でのアフタヌーンティーは2500円のお値段ですので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

⑪RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU

御茶ノ水駅からすぐそばにある「和のスイーツ」専門店RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU。
ここではお茶に所縁の深い御茶ノ水ならではの、茶バリエスタッフが厳選したお茶の葉で風流な和菓子がいただけます。

こちらでのアフタヌーンティーは、色合いも渋く、わびさびを感じさせる独特のプレートで癒されるティータイムとなるでしょう。
体に良い健康的なスイーツや抹茶ビール、抹茶ワインなどが2500円で楽しめますので、ぜひお召し上がり下さい。

⑫ホテルニューオータニ幕張ベイコートカフェ

東京ディズニーランドにも近い「第二の東京」とも呼ばれる千葉県浦安市幕張は、幕張メッセなど見所満載の大都会。
この絶好のロケーションに建つホテルニューオータニ幕張では、最上階の24階にあるベイコートカフェで現在ピーチ＆マンゴースイーツのアフタヌーンティーを2600円で楽しむことができます。

ベイコートカフェでの3段スタンドには、透き通った涼し気なプレートがセットされ、上段に盛られたイチゴのケーキも映える美しいティーセットと大好評。
東京湾の雄大な眺望に囲まれたカフェのラウンジではアフタヌーンティーをいただきながら、夏の暑さも忘れる楽しいひと時を過ごせるでしょう。

⑬ホテル・ザ・マンハッタンBAR＆LOUNGE SPLENDID

こちらも幕張新都心にある、チャペルや神殿を備えた大変清楚で瀟洒なラグジュアリーホテルです。
ホテル・ザ・マンハッタンのBAR＆LOUNGE SPLENDIDでのアフタヌーンティーは、ティーカップセットがとても品良くおしゃれ。

日替わりで変わるケーキは、マロンクリームや生クリームで焼き上げたホテルオリジナルの5種類からお好みで選ぶことができます。
プティガトーや伝統的なサンドイッチを配した美しい3段ティースタンドが嬉しい、ホテル・ザ・マンハッタンのアフタヌーンティー。

ホテル最上階から眼前に広がるのは、幕張ベイエリアオーシャンビューの大パノラマ。
この素晴らしい景観を眺めながらのティータイムは2494円とリーズナブルなお値段で召し上がることができますので、ぜひどうぞ。

⑭ハイアットリージェンシー東京「CAFE」

外資系高級ホテル、ハイアットリージェンシー東京では、木目調のシックでアンティーク風イタリアンレストラン、「CAFE」でアフタヌーンティーをいただくことができます。
ジューシーな味わいが美味しいプレミアムブレッドや、カフェラテにカプチーノが極上の味わい。

ドリンクにはこの他、蜂蜜なつめラテなど15種類。
おかわり放題のドリンクも嬉しいハイアットリージェンシー東京でのアフタヌーンティーは2800円で召し上がれます。

⑮東京ドームホテル「アーティストカフェ」

東京ドームを間近に望み、光に満ちた神殿チャペルでの幻想的なウエディングがドラマティックな東京ドームホテル。
アーティストが集う東京ドーム同様、ライヴ演奏が楽しめるレストランが、ホテル最上階にあるサウンドステージ＆ダイニング、アーティストカフェです。

こちらでのアフタヌーンティーは、クラシカルな3段ティースタンドに、イタリアンレストランならではのアンティパストがお目見え。
またスコーン、サンドイッチ、クッキーにスイーツなどがティースタンドを色鮮やかに彩り、アールヌーボー風の豪華な窓枠からのダイナミックな景観に酔いながら、アフタヌーンティーを2970円でいただくことができます。

アフタヌーンティーに行く前に覚えておきたいマナー　

服装マナー

ほとんどのホテルでのラウンジでは、アフタヌーンティーに際してのドレスコードは緩やかです。
「スマート・カジュアル」と指定されるのが一般的でしょう。

スマート・カジュアルとは、ラフ過ぎず、カジュアル過ぎない上品なスタイルを指します。
高級ホテルだからと、豪華なパーティードレスなどを派手に着飾るのは品がなく、そのホテルやレストランの格下げになりかねませんので気をつけて下さい。

ドレスの丈は、ミモレ丈が上品な印象となってベスト。
また、ホテルの豪華な内装にさり気なく溶け込むよう、ロングドレスも◎。
お化粧やアクセも控えめにし、バッグや靴もきれいめな上質なものを選ぶのがアフタヌーンティーの服装マナーなのです。

食事マナー

下段から上段に向かって食べる

アフタヌーンティーでのお食事マナーはどのようなものでしょうか。
ほとんどが3段ティースタンドですが、ポイントはプレートのメニューを下から上へといただいていくことです。

最上段はチョコなどのデザート、中段は焼きパンなどの温料理、最下段はサンドイッチとなっているのが伝統的スタイルです。

下から上にいただくという順番以外に、どれから食べようかと迷ったら、各プレート内では色や味の薄いものからいただいてください。
後から濃いものをいただいた方が味がより分かるため、ぜひお試し下さい。

ケーキスタンドのお皿は外さずに

お食事方法はナイフとフォークを使って取り分けていくのが基本。
スタンドのお皿は外すのではなく、ナイフとフォークを使い、切り取ったケーキやスイーツを小皿に移していただくほうが美しく、品良く見えます。

ただ、パン、スコーンは手にとってちぎっていただきましょう。
これはキリスト教の聖餐式で「パンはキリストの肉体である」とされていることから由来するマナーです。

紅茶の1杯目はストレートで

また紅茶は1杯目はミルクを入れずに味や香りを楽しみましょう。
そして2杯目はミルクをたっぷり入れていただくと、紅茶の美味しさを深く味わうことができます。

紅茶は、カップだけを手に取るのではなく、ソーサーも持ち上げていただくのが正式のマナーです。

ナイフとフォークの置き方

ナイフとフォークは、食事中は両者がカタカナの「ハ」の字となる形にお皿に置きます。
右には刃を内側にしたナイフ、左には背を上に向けたフォークとなるように。

お食事のあとは、ナイフとフォークのどちらも向きを変えずにお皿の右側に両者を揃えて丁寧に置きましょう。
斜めに揃えて置くのはフランス式、真っ直ぐ縦に揃えるのはイギリス式です。

最後にはスタッフへのお礼を忘れずに

お食事を終えたら、お皿の周囲についた汚れは必ずティッシュで拭き取り、できるだけ綺麗な状態にしておきましょう。
そして、レストランを出る際には、おもてなしをして下さったウエイターやレストランスタッフの方々に、一言「今日はありがとうございました」「美味しくいただきました」とお礼と感想を。

高級ホテルやレストランでは、マナーが最高に洗練されたウエイターがアフタヌーンティーを恭しくもてなします。
ただお会計を済ますだけでなく、こちら側からも心のこもったお礼を口にするだけで、ややもすれば豪華過ぎてかたくなな雰囲気になりがちなレストランで、スタッフの方々と笑顔がこぼれる交流が生まれるでしょう。

高雅で高級感溢れるアフタヌーンティーを心ゆくまで楽しんで　

アフタヌーンティーは、かつてイギリスの公爵夫人が始めたお茶会から広まった優雅な貴族の習慣でした。
その美しい軽食タイムは、現在の日本では高級ホテルやリッチなレストランでいただくことができるのです。

普通の女子会とは異なるアフタヌーンティーにお呼ばれされたなら、ドレスコードやマナーに気をつけて出席しましょう。
この女子会は目の保養となるデラックスな空間で美味しいケーキやスイーツ、英国伝統のお茶をいただく集まりですね。

アフタヌーンティーでは、中には初めて会う女性もいることでしょう。
そういった場では、会話の内容はあくまでも和やかに楽しく。

話題が楽しいと、皆が笑顔になり、お食事の美味しさと共に、「来てよかった」と楽しい思い出が集まった人々の心に残ります。
友人との親交を更に深めていくのがアフタヌーンティーの醍醐味とも言えるのではないでしょうか。