縮毛矯正をかける期間!レングス&クセの強さ別にベストなペースを紹介
癖毛の悩みを解消してくれる縮毛矯正は、人気の施術です。 定期的に施術を行っている方は多いと思いますが、実は縮毛矯正は、レングスや癖の強さなどによって最適なタイミングがある、というのをご存知でしたか。 この記事では、ヘアスタイルによって変わる縮毛矯正の適切なタイミングを、詳しく紹介しています。 縮毛矯正を考えている方、施術の効果がイマイチだと感じている方は参考にしてみてください。
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縮毛矯正はどのくらいの期間もつの?
縮毛矯正の存続期間の長さは、癖毛の度合いやヘアスタイル、毎日のケアなどにより異なります。
おおよその目安として挙げるのであれば、癖の度合いが高い髪の毛は3ヵ月、癖の度合いが低い髪の毛は半年、効能を維持できるでしょう。
ロングヘアは髪の毛の重さで下がるので、自然と持ちがよくなります。
ショートカットは、すぐに癖毛に戻る事例が多々なので、長さを見ながら美容院へ行くのがおすすめです。
縮毛矯正の持ちが変わる要因
存続期間が変わる要因は、先述のとおり、元の癖の度合いや髪質です。
癖の度合いが高い人ほど存続期間は短くなり、髪質により同じ長さや癖でも存続期間は異なります。
毎日のヘアケアも、存続期間に影響を及ぼす要因です。
肌と同様、髪の毛のケアが不十分ですと乾燥につながり、キューティクルの減少やボサボサ髪を引き起こします。
保湿が不十分の髪の毛は効能が半減してしまい、存続期間も短期間に。
持ちをよくしたいのであれば、毎日のケアの方法を見直してみてください。
みんなが縮毛矯正をかける頻度ってどのくらい?
存続期間は個人差がある、というのは先述のとおり。
ですが、一般的には4ヵ月に1回の方が多数を占めます。
短スパンの人も居ますが、費用の高さや髪の毛への影響などを考えると、このくらいの頻度がちょうどいいです。
ただし、これはあくまで目安なので、担当の美容師と相談しながら、最も最善の頻度で行いましょう。
縮毛矯正をかけるベストな期間【レングス別】
ショート
ショートヘアは、短くても3ヵ月の期間を空けましょう。
3ヵ月の間に効能は薄れてしまいますが、これ以上短スパンになると髪の毛を痛めます。
使用する薬品はかなり強く、短期間に塗布すると髪の毛に害を与えてしまい、癖毛が酷くなる事例も。
被害を最低限に抑えつつ縮毛矯正の効能を実感する最善の期間は、短くても3ヵ月となるのです。
ボブ
ボブヘアの最善の期間は4ヵ月となります。
ただし、癖が強力な方は髪の根本から効能が薄れてくるので、様子を見て3ヵ月に短縮するのも可です。
ボブヘアは元々の癖の度合いによって、最善な期間が左右されます。
気になる方は2ヵ月ほどの期間で行ってしまいますが、これを続けると髪の毛に大被害です。
害を与えず効能をきれいに維持するなら、短くて3ヵ月、長くて4ヵ月の期間を空けましょう。
癖が酷くなければ、もっと期間を空けても問題ありません。
ミディアム・ロング
ミディアムやロングになると、髪の重さで効能が自然と長続きします。
期間は短くて4ヵ月、効能が存続するなら6ヵ月ほど、期間を空けましょう。
ただし、同日にカットもするなら、カット量に気を付けてください。
短くしたり量を少なくしたりすると、効能期間は短くなります。
縮毛矯正をかけるベストな期間【クセの強さ別】
3ヵ月に一度がおすすめな人
癖が酷い人は3ヵ月に1回の期間がおすすめです。
根元からガンコなうねりがある、髪の毛全体に癖がある人は、3ヵ月に1回の美容院で真っ直ぐな髪の毛を維持してください。
縮毛矯正は髪に悪影響を与える強力な薬品を使用します。
これ以上短期間で行うと、癖やうねりが酷くなってしまう可能性が高いです。
3ヵ月に1回のスパンにするなら、担当は固定にして髪の毛の状態を都度見てもらいましょう。
効能を維持すると同時に、被害を最小限に抑えてください。
半年に一度がおすすめな人
ところどころではなく、髪の毛全体がうねりヘアーなら、6ヵ月に1回のスパンで行いましょう。
大きなうねりは目立ちますが、1回だけで効能は長期間維持できます。
目安として、うねりが4cm以上の場合は6ヵ月に1回の期間でOKです。
日常のケアは、アイロンやドライヤーで足ります。
また、薬品は全体に塗布するのではなく、気になるところだけ塗布するのも可です。
塗布を限定的にすれば、髪に与える害を最小限に抑えましょう。
1年に一度がおすすめな人
湿気が多い時期に癖が気になる、髪全体をきれいに整えたいという方は、1年に1回の期間で十分です。
アイロン、オイル、トリートメントなどのグッズを活用し、きれいな髪を維持しましょう。
縮毛矯正するタイミングを見計らうのもおすすめです。
広がりが気になる梅雨の季節、結婚式やパーティーなどに出席する前など、きれいに整えたいタイミングで美容室に行きましょう。
前髪や顔周りのクセが気になるとき
癖が一部なら、短くても3ヵ月の期間は空けてください。
前髪やフェイスライン周辺は髪の毛の長さが短い分、効能期間は短めです。
様子を見ながら4ヵ月、6ヵ月と、できるだけ期間を空けるようにしてください。
薬品の塗布が一部でも、髪の毛は被害を受けるので、最小限に抑えて行いましょう。
また、癖が一部ならヘアアレンジでごまかしたり、ドライヤーやアイロンである程度整えられます。
短いスパンは髪の毛に悪影響なので、ケアやアレンジで整えてください。
縮毛矯正の期間を最低3ヵ月あけるべき理由
縮毛矯正に使う薬品はかなり強く、塗布するだけで髪の毛に大被害を与えます。
この薬品を短期間で使用すると、その分受ける害も多大なものになるので、期間はできるだけ空けるべきなのです。
癖が気になるからといって短期間に行うと、被害が蓄積され癖が悪化する可能性があります。
途中で縮毛矯正を止めたいと思っても、癖が酷くなってしまうと、セルフで治すにはかなりの期間と労力が必要です。
これらの理由にプラスして、縮毛矯正には安くない費用がかかります。
短期間で行うとコスト面で無理がたたり、継続が困難になる可能性も。
縮毛矯正をかけるときの注意点
縮毛矯正をする際は、いくつかの注意事項があります。
一番気を付けたいのが、施術のセット内容です。
縮毛矯正をした髪の毛は刺激に敏感な状態になっているので、施術後の回復ケアがセットになっているか確認しましょう。
具体的には、専用トリートメントの有無です。
施術後に回復用のトリートメントをすることで、仕上がりの完成度が高くなります。
回復トリートメントがセットに入っているか、どんな道具を使うか、事前にきちんと確認しておきましょう。
間違った頻度で縮毛矯正を行ったときの失敗パターン&対策法
間違えた頻度で縮毛矯正をすると、予想外の失敗につながる可能性があります。
具体的に起こり得る失敗をピックアップしてまとめました。
パターン①:チリ毛になる
間違えた頻度で縮毛矯正を続けると、髪の毛はまるで焦げたようにチリチリになります。
チリ毛になるとセルフで改善するのは困難で、髪が全て生え変わるまできれいに整えるのは難しいでしょう。
チリ毛は見た目の印象をマイナスにします。
ケアをさぼっている、清潔感が失われるなど、チリ毛の与える弊害はかなり多大。
チリ毛にならないよう、縮毛矯正をする期間は適切なタイミングを見極めましょう。
パターン②:キューティクルがなくなる
キューティクルは髪の毛にツヤを出すとともに、髪の毛を刺激から守る働きを担っています。
使用する薬品は刺激が強く、キューティクルを一気に剥がしてしまうのです。
間違った頻度で美容室に通うと、常にキューティクル不足に陥るハメに。
キューティクルがなくなるとツヤが失われ、刺激に弱い髪の毛に変化してしまいます。
施術後にキューティクル不足が起こった場合、頻度を減らす、期間を空けるなどの対策をしましょう。
また、オイルやトリートメントでキューティクルを補給するのも有効的です。
パターン③:抜け毛や切れ毛が増える
縮毛矯正に使用する薬品が髪の毛に与える被害は想像以上で、抜け毛や切れ毛増加の要因となります。
抜け毛が継続して起こると髪のボリューム不足に陥り、最悪の場合ハゲてしまう可能性も。
切れ毛が増えると髪が傷んで見えてしまい、縮毛矯正をしてもきれいな髪に見えません。
また、髪の毛は伸びるのに時間がかかるので、切れ毛が起こると改善に時間がかかります。
抜け毛や切れ毛はセルフで改善するのはかなり困難。
事態の予防のためにも、期間はできるだけ空けることをおすすめします。
パターン④:縮毛矯正の効能が減少する
期間を短くすると、薬品の効能が徐々に減少する可能性も。
強力な薬品を使用しても真っ直ぐの状態を保てなくなり、癖やうねりが残ってしまいます。
また、1回の施術にかかる値段は決して安くありません。
効能が出なければ、コスト面で大きな損失につながります。
適切な効能を得るには、適切な期間を空けなければなりません。
縮毛矯正の疑問Q&A!
縮毛矯正した当日はシャンプーできる?
縮毛矯正の技術が未発達だった頃、薬品は弱く洗髪ですぐに落ちてしまうものでした。
しかし近年に入り、技術の発展と共に薬品の質も向上し、当日に洗髪しても落ちない薬品が普及し、一般的に使用されています。
これにより、縮毛矯正をした当日に洗髪をしてもOKとなりました。
長持ちさせるために当日は洗髪を避ける、というイメージは一昔前のものです。
洗髪をして縮毛の効能が落ちるようであれば、矯正自体が失敗の可能性があります。
すぐに美容室に連絡を入れて、やり直しをしてもらいましょう。
縮毛矯正後は髪を結べない?
施術後は絶対に髪を結べない、という訳ではないですが、場合によっては癖が付くかもしれません。
当日はなるべく髪を結ばないでください。
編み込みやお団子などのアレンジはもちろん、耳にかけるのもできるだけ避けることをおすすめします。
施術後は髪の毛に触らず、真っ直ぐのままをキープしてください。
縮毛矯正とカラーはどちらが先?
カラーと一緒に縮毛をしたいなら、まずは縮毛矯正を先に行いましょう。
できればこの2つは、期間を空けて行うのがおすすめです。
縮毛矯正をすると、髪密度が低くなり、地毛より明るくなります。
カラー調整は施術後の髪色を見て調節すれば、失敗せずきれいに染まるでしょう。
また、カラーを先に行うと、縮毛矯正の薬品がカラー剤を押し出してしまいます。
ほとんどの色が抜けてしまい、カラーの意味がなくなってしまうことも。
これらの理由から、縮毛矯正を先に行うのがベターです。
持ちをよくするためには縮毛矯正後のシャンプーが大事!
縮毛矯正の持ちを向上させるには、縮毛後の洗髪がカギを握っているのです。
縮毛矯正後はどのような洗髪が適切か、3つの選び方を紹介します。
①:弱酸性のシャンプーを選ぶ
効能をキープするためには、施術後の洗髪が重要なカギを握っています。
施術後にシャンプーするなら、弱酸性のものを選びましょう。
髪の毛は通常弱酸性ですが、薬品塗布後の髪はアルカリ性に変化します。
このまま放置しておくと持ちが弱くなってしまうので、弱酸性のシャンプーを使って髪の毛を弱酸性に戻していきましょう。
②:洗浄力が強いシャンプーは避ける
洗浄力が高いシャンプーは髪の毛への害も多大です。
施術後の髪は弱体化しているので、洗浄力が強力なシャンプーは負荷がかかり持ちを悪くしてしまいます。
洗浄力が高いとスッキリとした洗い心地でサッパリしますが、縮毛矯正をした後には不向きです。
洗浄力が強力でない、マイルドなシャンプーを使いましょう。
③:保湿力のあるシャンプーを使う
髪の毛の保湿をすることで、縮毛矯正の持ちを長くすると同時に、髪にツヤを与えきれいな見た目に整えてくれます。
保湿力のあるシャンプーを使えば、汚れを洗い流しながら効能期間を長くすることが可能です。
保湿成分がたっぷりと含まれており、施術後の弱体化した髪の毛でも使えるシャンプーを選びましょう。
洗浄力より保湿力を優先して選ぶのがおすすめです。
縮毛矯正後のドライヤー!髪を乾かすときのコツ
ドライヤーの熱は髪に負荷をかけます。
縮毛矯正後は特に髪の毛が弱体化しているので、ドライヤーのかけ方には十分注意が必要です。
コツ①:すぐに乾かす
髪の毛は濡れていると痛みやすく、縮毛矯正後の髪は特に刺激を受けやすくなっています。
湯船から上がったら時間を置かず、すぐにドライヤーにかけてください。
お風呂から出た後は一休みしたい、洗い流したのに温風の風で汗が出てくるなど、時間を置いてドライヤーをする方も少なくありません。
しかし、置いた時間の分だけダメージが蓄積され、縮毛矯正の効能も激減してしまいます。
縮毛矯正後に限らず、濡れた髪の毛を放置しておくのはよくないので、すぐに乾かす習慣を身に付けましょう。
コツ②:乾かす前にオイルをつける
縮毛矯正をした髪の毛は水分量が減り、水分を保持する力も低くなっています。
このため、外側からのケアが必要です。
ドライヤーの熱は、縮毛矯正後の弱体化した髪の毛に大被害を与えます。
熱から髪の毛を守り乾かすには、ドライヤー使用前ににオイルを塗るのがおすすめです。
髪の毛全体に均等に塗り、熱から髪の毛を守りましょう。
コツ③:頭皮から毛先の順番で乾かす
頭皮から乾かすことで、髪の毛に必要な水分を奪わずに済みます。
髪の水分を維持すれば、効能期間の長続きにつながるのです。
頭皮から毛先に向かい、順番に乾かしましょう。
つい毛先から乾かしてしまいがちな方は、意識して使い方を変えてください。
毎日行うドライヤーだからこそ、やり方一つで大きく変わります。
効能期間を長続きさせるだけでなく、きれいな髪を作り出すために、ドライヤーのやり方を今一度見直してみましょう。
縮毛矯正とストレートパーマの違い
縮毛矯正とストレートパーマは、薬品を塗った後にアイロンを使用するか否か、この点で違います。
熱を使うことで、より強力でまっすぐな髪の毛を作れるのです。
ストレートパーマは薬品を塗るだけの内容で、効能は弱め。
その分髪への被害も少なく済みます。
縮毛矯正は、薬品を塗った後にアイロンを使い、熱の力を利用してより強力でまっすぐな髪を作る、という施術内容です。
ストレートパーマより高い効能が期待できますが、髪の毛にかかる被害も比例し大きくなります。
【縮毛矯正 vs ストレートパーマ】メリットをチェック
縮毛矯正
メリット①:効果期間が長い
縮毛矯正の最大のメリットは、効能期間が長続き、という点です。
髪の毛の質や長さ、癖の度合いによって効能期間は異なりますが、長くて6ヵ月はストレートヘアをキープできます。
効能期間が長ければ、美容室に通う頻度も減り負担も最低限に。
自分に最適な方法を見つけましょう。
メリット②:強い癖毛もまっすぐになる
縮毛矯正は強力な薬品を使用した上でアイロンの熱を利用するので、ガンコな癖毛もまっすぐになります。
今まで悩んでいた癖毛も、1回の施術できれいにまっすぐになるでしょう。
癖毛が悩みという方にとって、縮毛矯正は最も効果的な手段といえます。
数時間の施術で、憧れの真っ直ぐな髪の毛が手に入るのです。
ただし、髪質によっては効能の出方や存続期間が短くなる可能性も。
全ての癖毛に対して必ず効能がある、というわけではないと念頭に置いておきましょう。
メリット③:一度薬品を塗布した部分は効能が半永久
縮毛矯正の特性として、1回薬品を塗布した部分は半永久の効能が得られる、という点があげられます。
時間の経過や髪の生え変わりなどにより、効能が薄くなってしまうように見えますが、完全に効能が失われることはありません。
うまくケアをすれば期間を長く置いても、まっすぐな髪の毛をキープできます。
施術後は効能期間を長続きさせると同時に、きれいな髪の毛を作るためにも、しっかりとしたケアを行いましょう。
メリット④:スタイリングが楽になる
癖毛の方は、アイロンやドライヤーなど、毎朝のスタイリングに追われていることでしょう。
しかし、1回縮毛矯正を行えばこれらのスタイリングの必要はなくなり、最低限整えるだけできれいな髪の毛になります。
癖毛をまっすぐに見せるためのスタイリングは、とても労力と時間がかかるもの。
薬品を使用した縮毛矯正なら、強力な効能で髪の毛をまっすぐにキープしてくれるので、毎朝のスタイリングが楽になります。
ストレートパーマ
メリット①:負荷は少な目
縮毛矯正のデメリットの一つに、髪にかかる負荷が多大、という点があげられます。
これは薬品にプラスして熱を使用するのが要因で、髪の毛は熱刺激に弱い構造になっているからです。
ストレートパーマは、熱は不使用で薬品の力のみで髪の毛をまっすぐにするという施術内容なので、髪にかかる負荷は少なく済みます。
害が気になる方でも気軽に受けられる内容なので、ちょっとだけ癖が気になる程度、という方はストレートパーマを選びましょう。
メリット②:短い施術時間
縮毛矯正は薬品塗布とアイロンにかかる時間が長いです。
ストレートパーマは縮毛矯正と比べてやることが少ないので、時間も短く済みます。
美容室で何もしないで座っているのが苦痛、という方も少なくありません。
そんな方にとって、短く済ませられるストレートパーマは、おすすめの方法といえます。
メリット③:元の髪に戻せる
ストレートパーマは、元々はパーマを落として元の髪の毛に戻すための内容で、髪をまっすぐにするのが目的ではありません。
このため有効期間も短めですが、ストレートに飽きてしまったら元に戻すことが可能です。
縮毛矯正は半永久的な効能で、髪型のバリエーションがどうしても少なくなってしまいがち。
しかしストレートパーマなら、まっすぐな髪の毛に飽きたら元の髪に戻せるので、髪型も自由自在です。
いろいろな髪型でおしゃれを楽しみたい、という方は、ストレートパーマにしてみましょう。
【縮毛矯正&ストレートパーマ】デメリットは?
癖毛改善に高い効能が期待できる縮毛矯正は、反面でデメリットもあります。
ここでは、施術を受ける前に知ってもらいたいデメリットを5つ、ピックアップしてまとめました。
- コスト面の負荷
- 新しく生えてきた髪との境界が気になる
- 繰り返しの施術で髪にダメージ
- ストレート以外のヘアスタイルができない
- 技術の低い美容師に当たると失敗の元
デメリット①:コスト面の負荷
縮毛矯正は効能が高い分、コストがかかります。
定期的に矯正を受けるとなると、コスト面で大きな負荷ががかかるでしょう。
カラーもする場合、かかるコストはさらに大きく。
決して安くない値段なので、お金に余裕のあるときしか施術は受けられません。
縮毛矯正をする際は、コスト面に負荷がかからならいよう、計画的に行いましょう。
デメリット②:新しく生えてきた髪との境界が気になる
縮毛矯正は半永久的な効能が得られる方法です。
このため、新しく生えてきた髪との境目がはっきりと出てしまいます。
縮毛矯正は今生えている髪の毛をまっすぐにする薬品なので、新しく生えてくる髪には効能はありません。
存続期間を長持ちさせるためのきちんとしたケアが、逆に新しく生えてきた髪との境目をはっきりさせてしまい、悪目立ちしてしまう恐れも。
デメリット③:繰り返しの施術で髪にダメージ
縮毛矯正をすると、新しく生えてきた髪との境目も気になるので、定期的に美容室へ行かなければなりません。
この繰り返しの施術が髪の毛に害を与え、蓄積していくのです。
蓄積されると、縮毛矯正でも治らないくらいのチリ毛になる、髪のゴワつきや広がりが抑えられないなどの逆効果の状態になることも。
期間は適切に見極めなければなりません。
デメリット④:ストレート以外のヘアスタイルができない
縮毛矯正は強い力で髪の毛をまっすぐにします。
このため、1回でも施術をすると、まっすぐ以外の髪型が作りにくくなるのです。
例えば緩いウェーブにしたいと思っても、縮毛矯正をした髪の毛ではうまくウェーブが巻けません。
髪を結ぶ、編み込むといった髪型も、まっすぐな髪のせいで理想的な形とは程遠いものになってしまうでしょう。
1回縮毛矯正をしたら、スまっすぐ以外の髪型は難しいことを念頭に置いてください。
デメリット⑤:技術の低い美容師に当たると失敗の元
縮毛矯正はただ薬品を塗布するだけでなく、アイロンを使ってまっすぐな髪を作る内容です。
アイロンを正しく使用するには高度な技術が必要で、ムラなくきれいにできるかどうかが成功のカギを握ります。
このため、技術の低い人、経験が浅い人に当たってしまうと、ムラのある仕上がりになる恐れも。
また、熱刺激で髪が焦げてしまう可能性も低くありません。
縮毛矯正を行うときは、実績があり腕に自信のある人に依頼しましょう。
自分にとっての最善な縮毛矯正の期間を見つけよう
縮毛矯正はガンコな癖毛も真っ直ぐにしてくれる理想的な内容ですが、期間やタイミングなど、自分にとって適切な方法を見つけないと失敗の元となります。
また、一回の矯正にかかる費用、髪の毛への負荷なども念頭に置いた上で、矯正を受けましょう。
縮毛矯正の最善な期間は人により異なります。
美容師と相談し、自分の髪質を見極めながら、最善な期間を見つけて有効的に髪をまっすぐに整えましょう。
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