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実家暮らしは何歳まで許される?

彼氏と手を繋ぐ実家暮らしの彼女

学校を卒業して社会人になり、自分でお金を稼ぐようになれば実家を出て一人暮らしを始める人は多いもの。
しかし、一方で様々な理由があって社会人になっても実家に残り続けるという人も少なくありません。

ただ、社会人にもなって実家暮らしを続けている人にあまり良いイメージを持たない人も多いのが現実。
実家暮らしは何歳まで許されるかという質問に対して、「大学を卒業するまで」「仕事にも慣れてきた25歳まで」という声もありますが、特に多かったのは「30歳まで」という声です。

やはり、30歳にもなれば経済的に自立しているのは当たり前で、既に結婚して子供を持っている人も多いもの。それにも関わらず実家暮らしだとドン引きしてしまう人が多いようです。

実家暮らしの彼女に対する男性の本音

実家暮らしの彼女に良いイメージを持っていない男性

では、実家暮らしの彼女に対する男性の本音をみていきましょう。

  1. 家事ができなさそう
  2. お金の管理ができなさそう
  3. 一人で何もできなくてすぐに親に頼りそう

続いて、実家暮らしの彼女に対する男性の本音を、それぞれ詳しくみていきます。

本音① 家事ができなさそう

実家暮らしの彼女に対して、「家事ができなさそう」というイメージを持つ男性が多いようです。
一人暮らしだと、仕事をしていても身の回りのことは全て自分一人でやらざるを得ません。

しかし、実家暮らしであれば、率先して家事に取り組まない限りは、基本的には母親が全て家事をやってくれます。
母親の方も「娘は仕事で疲れているから」と言って、家事まで強制することは躊躇してしまうものです。

しかし、一人暮らしの経験や家事の経験も全くない状態で、いきなり全ての家事をこなすというのは簡単なことではありません。

本音② お金の管理ができなさそう

実家暮らしの彼女に対して、「お金の管理ができなさそう」というイメージを持つ男性も少なくありません。
一人暮らしをしている社会人の女性であれば、基本的には親のお金に一切頼らず、自分の収入だけで生計を立てている女性がほとんどです。

そのため、毎月の生活費や貯金額をきちんと把握していて、金銭感覚がしっかりとしている女性が多いもの。
しかし、実家暮らしの女性の場合は、基本的に生活費は親持ちで、自分の収入は全て自分のために使っているという女性も少なくありません。

そのため、毎月かかる生活費も把握しておらず、貯金もせずに毎月の給料を全て使ってしまうという女性もいるのです。
このように、ずっと実家暮らしをしていると金銭面でも親に頼っている部分があるので、実家暮らしの彼女に対して金銭面で不安を覚えてしまう男性も。

本音③ 一人で何もできなくてすぐに親に頼りそう

実家暮らしの彼女に対して、「一人で何もできなくてすぐに親に頼りそう」という厳しい意見を持つ男性も。
一人暮らしの女性の場合は、何か困ったことがあっても簡単に親を頼れるような状況にはありません。

そのため、何事も自分一人の力で解決していく必要があり、それによって自立心を養うことができます。
しかし、実家暮らしの女性の場合は、何か困ったことがあればすぐ近くにいる親を頼ることで、親も「娘のためなら」ということで力を貸してくれることでしょう。

男性からしてみれば、いい年をした大人がすぐに親を頼るのはみっともない、自分に甘いんだなと思ってしまうのですね。

実家暮らしの彼女の魅力

実家暮らしの彼女に魅力を感じる男性

では、実家暮らしの彼女の魅力をみていきましょう。

  1. 夜遊びの心配がない
  2. お金がたまりやすい
  3. 外デートを楽しむことができる
  4. 早い段階で両親に紹介してもらえる
  5. 少し世間知らずで天然っぽい
  6. お嬢様のような上品な雰囲気がある

続いて、実家暮らしの彼女の魅力を、それぞれ詳しくみていきます。

魅力① 夜遊びの心配がない

実家暮らしの彼女には、夜遊びの心配がないという魅力があります。
一人暮らしであれば親の目を気にする必要もないので、夜中に遊びまわるようなことも簡単にできてしまいます。

ただ、彼氏の方からしてみれば、彼女が夜中に遊びまわっていると変な男に言い寄られてしまうのではないか、酒の勢いで誰かと体の関係持ってしまうのではないかと色々と心配してしまいます。
しかし、実家暮らしであれば親の目があるので、娘の帰りが遅くなれば親は当然娘のことが心配になってしまうでしょう。

また、実家暮らしの彼女も親に心配をかけたくない、帰りが遅くなっていちいち親からうるさく言われたくないということで、終電までには必ず帰ってくる女性も多いのです。
そのため、彼氏の方からしてみても、親の目もあって彼女が夜遊びせずに済むということで安心することができるのです。

魅力② お金がたまりやすい

一人暮らしの場合だと、家賃や食費、水道光熱費、娯楽費など毎月の生活費は全て自分の給料から出さなくてはなりません。
そのため、高給取りでもない限り毎月計画的に貯金をするのは難しいといえるでしょう。

しかし、実家暮らしであれば家賃もかかりませんし、食費や水道光熱費などの必要最低限の生活費は全て親持ちという女性も多いので、毎月の給料のほとんどを貯金に回すことができるでしょう。
彼氏の方からしてみれば、結婚してもお金に困らないというイメージがあるので、そこも実家暮らしの彼女の魅力のひとつであるといえるでしょう。

魅力③ 外デートを楽しむことができる

実家暮らしの彼女と付き合っていると、両親公認の仲でもない限り彼女の家でデートするのは難しいでしょう。
また、両親公認の仲であっても彼女の両親の目がどうしても気になってしまい、思う存分デートを楽しむのは難しいかもしれません。

そのため、家デートがしづらい分、デートのたびに色々なところに出かけることで新鮮なデートを楽しむことができるといえるでしょう。

魅力④ 早い段階で両親に紹介してもらえる

実家暮らしだと、彼氏の存在が早い段階で両親にバレてしまうことが多いです。
そのため、結婚を前提にしてお付き合いしているカップルであれば、「早い段階で両親に紹介してもらえる」「すぐに彼女の両親公認の仲になれる」と期待している男性も少なくありません。

魅力⑤ 少し世間知らずで天然っぽい

一度も一人暮らしをしたことがない実家暮らしの彼女は、世間知らずで天然っぽい一面もあります。
実家暮らしの女性は、一人暮らしをしたことがある女性と比べて金銭感覚や常識に多少のズレがあったり、色々と親に自由を制限されていることで知らないことがたくさんあることも。

彼氏からしてみれば、そんな彼女の世間知らずな部分がチラっと見えることで、「俺が教えてあげよう」「可愛いな」と心を奪われてしまうことも多いのです。

魅力⑥ お嬢様のような上品な雰囲気がある

男性の中には、彼女が実家暮らしというだけで「きっとお嬢様なんだ」「両親から大切に育てられてきたんだな」と感じる男性もいるようです。
お嬢様のようで上品な雰囲気のある女性は、少なくとも下品な雰囲気のある女性よりも男性から好感を持ってもらえることでしょう。

実家暮らしの彼女との交際で厄介なこと

実家暮らしの彼女とお付き合いしていて気を遣ってしまう男性

では、実家暮らしの彼女との交際で厄介なことをみていきましょう。

  1. 門限が決められている
  2. 親との用事が優先される
  3. 付き合っていることを口うるさく言われる

続いて、実家暮らしの彼女との交際で厄介なことを、それぞれ詳しくみていきます。

厄介なこと① 門限が決められている

未成年で親に養ってもらっているのであれば門限があるのは当然のことだといえます。
しかし、いい年をした大人であれば、門限もなく異性との交際を親に制限されることは基本的にはありません。

ただ、両親からしてみれば、娘の帰宅時間が遅いと心配になってしまうので、中には門限を設定している厳しい家庭も。
そのため、門限の厳しい実家暮らしの彼女と交際していると、泊まりがけでデートしたい、朝まで一緒にいたいと思っても、彼女を門限の時間まで帰してあげなくてはなりません。

このように、時間の制約があると彼氏にとっては厄介だと感じることも多いでしょう。

厄介なこと② 親との用事が優先される

実家暮らしで親と一緒に住んでいると、彼氏との予定よりも親との予定を優先することも少なくありません。
一人暮らしであれば、親からお願い事をされたとしても「仕事があるから」「今日は体調が悪いから」などの親に納得してもらえるような何かしらの理由を付けて断ることもできるでしょう。

しかし、実家暮らしだとそういうわけにはいかないですし、直接お願いされると「彼氏と予定があるから」といって断るのは難しいもの。
彼氏からしてみれば、自分よりも親を優先されて悲しい気持ちになってしまいます。

また、デートの予定を立てるたびに「親に聞いてみる」と言われるといい年をした大人のカップルとして少々残念な部分でもあるでしょう。

厄介なこと③ 付き合っていることを口うるさく言われる

両親は娘のことがとにかく心配で、娘が大人になっても自分の子供という意識が抜けないので、変な男が寄り付くものなら口うるさく色々と言ってしまうもの。
そのため、特に厳しい家庭で育った実家暮らしの彼女の場合、彼氏の知らないところで彼女が自分の両親から、彼氏とのお付き合いに関して聞きたくもない小言を言われているかもしれないのです。

実家暮らしの彼女と結婚するメリット・デメリット

彼氏と抱き合う実家暮らしの彼女

メリット

① 当初からある程度貯金ができている

実家暮らしの彼女と結婚した場合、一人暮らしの女性よりも結婚した当初からある程度貯金ができていることが多いです。
一人暮らしだと自分の収入だけで生計を立てていかなければならないので、貯金に回す余裕がないという女性も少なくありません。

しかし、実家暮らしだと家賃もかかりませんし、食費や水道光熱費などの必要最低限の生活費は全て親持ちという場合がほとんどです。
もちろん、数万円程度は家に入れているという場合もありますし、娯楽費や被服費などにお金を使うかもしれませんが、毎月の給料のほとんどを貯金に回すことができます。

結婚すると2人で済むアパートの家賃や敷金礼金、結婚式代、引っ越し費用などで多額のお金が必要になります。
そんな時にある程度貯金ができていれば金銭的な負担も減るので、気持ちにも余裕を持つことができるのです。

② 家事がある程度できる

実家暮らしの女性は、母親に全て家事を任せきりで全く家事ができないという女性もいますが、中には普段から家事をこなしていてある程度家事ができるという女性も少なくありません。
2人共家事ができれば、1人1人の家事の負担が減りますし2人で協力して家事をすることができます。

そのため、いつも綺麗な部屋を保つことができたり、美味しいご飯が食べられるような環境に整えることができるでしょう。
また、子供ができれば一般的には女性が家事や育児を担当する場合がほとんどなので、男性からしてみれば結婚して子供ができても安心して家のことを任せることができるでしょう。

③ 規則正しい生活を送っている

一人暮らしだと親の目もないので、どんなに夜更かししても昼過ぎまで寝ていても誰にも注意されることはありません。
しかし、実家暮らしをしていると、嫌でも親にたたき起こされることも多く、決まった時間に母親が食事を作ってくれるので、一人暮らしの女性と比べて規則正しい生活を送る傾向にあります。

結婚生活を送っているのに妻が昼過ぎまで寝ているのは致命的で、そんな妻に夫は幻滅して気持ちが冷めてしまうもの。
そのため、規則正しい生活を送っていることの多い実家暮らしの彼女と結婚すると、ご飯も決まった時間にしっかりと食べることができ、常に万全のコンディションを整えてくれるので、安心して結婚生活を送ることができるでしょう。

デメリット

① 常に彼女の両親の目が気になってしまう

実家暮らしの彼女と付き合っていると、何かと彼女の両親の目が気になってしまうもの。
両親と一緒に暮らしていれば、彼女が帰宅時間や付き合っている彼氏に対して両親からあれこれと口を出されることも多いです。

そのため、特に厳しい家庭で育った彼女だと、門限やルールが設定されていることも。

② 同棲せずに結婚生活を送る可能性が高い

30代を過ぎても実家暮らしの彼女と付き合っている場合、30代を過ぎると結婚や出産の焦りもあって同棲の期間を設けずにそのまま結婚に至るケースが多いです。
また、彼女の両親が厳しい人だと、「結婚もしていないのに男と一緒に暮らすのは絶対にダメ」だということで、同棲せずに結婚に踏み切らざるを得なくなることも。

ただ、一緒に暮らしてみないと分からないことはたくさんあるでしょう。
同棲もせずに結婚に踏み切ってしまうと、彼女が全く家事をしてくれない、価値観が合わないと分かった時に後戻りすることができなくなってしまいます。

そのため、彼女と本当に結婚してもいいのか見極める時に同棲するのは非常に効果的な方法なのです。
しかし、同棲ができない可能性が高くなると、彼女と本当に結婚してもいいのか見極めるのが難しくなるので、この点は非常に大きなデメリットとなるでしょう。

③ 家事がまともにできないことも

実家暮らしの女性の中には、母親から料理を教えてもらっていたり、率先して家事に協力したりしている女性もいます。
しかし、その一方で家事を母親任せにして家事が全くできないという女性も少なからずいます。

そのため、今までまともに家事をしてこなかった実家暮らしの彼女と結婚してしまうと、料理が下手でご飯がまずい、掃除をしてくれず部屋が散らかったままなど、まともに家事をこなすことができない可能性も十分にあります。
また、実家暮らしの女性の中には、両親から甘やかされて育ったことでいい年をした大人になっても精神的に自立できていない女性も少なくありません。

そのため、子供ができても親としての自覚がなかなか芽生えず、育児が大変だからと言ってすぐにイライラしたり、家事がおろそかになってしまう可能性もあります。
そうなると、男性の方からしてみれば、安心して家のことを任せることができませんし、それが原因で夫婦関係がギクシャクしてしまうことも。

実家暮らしの女性が自立する方法

自立したいと思っている実家暮らしの彼女

では、実家暮らしの女性が自立する方法をみていきましょう。

  1. 率先して家事を手伝う
  2. 自分の生活費は自分の給料から出す
  3. 親に頼らないで暮らす

続いて、実家暮らしの女性が自立する方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法① 率先して家事を手伝う

実家暮らしの女性が自立するためには、仕事で疲れて帰ってきても率先して家事を手伝うようにしましょう。
実家暮らしだと母親が全て家事をやってくれる環境にあるので、家事は全て母親に任せきりになってしまいがち。

しかし、結婚して親元を離れれば家事は自分達で全てこなさなくてはなりません。
ただ、今まで全ての家事を母親に任せていた女性が急に全ての家事をこなすというのは不可能に近いもの。

そのため、母親が全て家事をやってくれるからと言って甘えずに、夕飯はできるだけ自分で作るようにする、仕事が休みの日は全ての家事を自分でこなすというように、率先して家事を手伝うようにしましょう。
そうすれば、結婚して親元を離れていてもそつなく家事をこなすことができますし、それと同時に母親の負担も減らすことができて母親も喜んでくれるはず。

方法② 自分の生活費は自分の給料から出す

実家暮らしの女性が自立するためには、一人暮らしの女性と同じように、せめて自分の生活費は自分の給料から出すようにすると良いでしょう。
実家暮らしをしていると、家賃も食費も水道光熱費も全て親が出しているという場合がほとんど。

しかし、それでは食費にいくら、水道光熱費にいくらというように、毎月の生活費がいくらかかっているのか把握するのは難しいもの。
また、自分の給料を全て娯楽や嗜好品、洋服や化粧品に使ってしまうなど、浪費癖が身についてしまいやすいです。

そのため、両親の生活費と自分の生活費は分けて考えるようにし、生活費として家に数万円程度入れるようにしましょう。
そうすることで、自分の使えるお金が減って無駄なことにお金を使うことも減っていくので、精神的自立や金銭的自立を促す良いきっかけになるはずです。

方法③ 親に頼らないで暮らす

実家暮らしの女性は、男性から「何か困ったことがあるとすぐに親に頼りそう」というイメージを持たれていることも。
彼氏と喧嘩すればすぐに両親に相談する、お金が足りないとすぐに親からお金を借りるなど。

しかし、いい年をした大人になっても子供のようにすぐに親に頼ってしまうようだと、いつまでたっても金銭的にも精神的にも自立することはできません。
特に実家暮らしの場合は、親が近くにいるので自分の考え方を変えなければ甘えから抜け出すのは難しいといえます。

そのため、実家暮らしの女性が自立するためには、実家暮らしであっても基本的には親に頼らない生活を送ることを心掛けましょう。

実家暮らしだと彼氏に何かと気を遣わせてしまうことも。

実家暮らしの彼女とラブラブな男性

実家暮らしの彼女に対して、家事ができなさそう、お金の管理ができなさそう、一人で何もできなくてすぐに親に頼りそうといったマイナスのイメージを持つ男性も少なくありません。
また、彼女が実家暮らしだと彼氏の方は彼女の両親に何かと気を遣ってしまいます。

そのため、社会人なのに実家暮らしをしているというだけで、恋愛や結婚のチャンスを逃してしまうことも。
もちろん、社会人だから実家暮らしは良くないというわけではありません。

しかし、何かと甘えがちになってしまうので、実家暮らしでも率先して家事を手伝う、しっかりとお金の管理をして計画的に貯金する、すぐに親に頼らないようにするなどして、精神的にも金銭的にも自立することが大切なのです。

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ライター
noel編集部

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