ベルギー人の性格の特徴10個!ベルギー人男性が恋人に求めることとは?
ベルギーと言えば、ビールにチョコレート、ワッフルと美味しい食べ物のイメージがありませんか? そんな美食の国として知られるベルギーですが、ベルギーとはどんな国なのでしょうか。 この記事ではベルギー人の性格や、ベルギー人男性が恋人に求めることなどをご紹介していきます。
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ベルギーの基本情報
地理・人口
ベルギーは西ヨーロッパにある王国で、正式名称はベルギー王国です。
大きさは日本の九州よりも小さい国で、ブリュッセル首都圏地域(中心部)、フランデレン地域(北部)、ワロン地域(南部)の三地域に分かれています。
国の北側は北海に面しており、フランス、ルクセンブルク、ドイツ、オランダに隣接しています。
人口は約1151万人(2018年調べ)で、日本と同じように人口密度の高い国です。
文化・宗教
ベルギーの文化で代表的なものが食文化で、ベルギー人には美食家が多いと評判です。
ベルギーと言えばビールとチョコレート、ワッフルが有名ですが、特にチョコレートはカカオの含有量に国の基準が設けられています。
日本でも人気のゴディバ、ヴィタメール、ノイハウス、ピエールマルコリーニは、すべてベルギーから生まれたブランドです。
もう一つ代表的な文化が漫画で、ベルギーでは漫画はアートとして位置付けられています。
ブリュッセルには漫画博物館があり、3万冊の漫画を所蔵、4500点以上の原画が展示されています。
日本でも人気のドラゴンボールのフィギュアも展示されており、ベルギー人にとって漫画キャラクターは国境を越えて人気が高いものとなっています。
宗教はローマカトリックが75%、プロテスタントその他が25%ですが、最近はムスリムが増加しています。
言語
ベルギーにベルギー語はありません。
小さな国ですが隣接している国が多いため、公用語がフランス語、オランダ語、ドイツ語の3つもあります。
フランデレン地域ではオランダ語が公用語ですが、多くの人はフランス語と英語も習得しています。
ワロン地域ではフランス語が公用語です、フランデレン地域とは違いオランダ語や英語を話す人はとても少なく、ドイツ国境付近のごく一部ではドイツ語が主に話されています。
中心部のブリュッセルでは主にフランス語が話されていますが、公共機関の案内などにはフランス語とオランダ語の両方を表記するよう義務付けされています。
こういった国の特徴から、ベルギーは3ヶ国語+英語が話せるマルチリンガルな人が多い国です。
治安
ベルギーの治安は良い、悪いと2つの意見がありますが、実際は通りによって異なります。
観光客の多い中心部から少し歩くと、突然治安の悪い通りに入ることもありますが、スラム街とは違い普通の街並みのため、現地に住んでいる人でなければその判断は難しく区別がしにくいです。
観光エリアは比較的安全ですが、もし観光エリアを離れて歩く場合は注意した方が良いでしょう。
ベルギー人の特徴【性格】
ベルギーは小さな国ですが、マルチリンガルや美食家が多いことがわかりました。
それではベルギー人はどのような性格をしているのでしょうか?
- のんびりしている
- 柔軟性がある
- 自己中心的な性格
- 寛容的な性格
- 陰口が多い
- 人を大切にする
- 観光客に優しい
- 地域によって異なる
- 美食家が多い
- アート、漫画が大好き
特徴①:のんびりしている
ベルギー人の性格をまず一言で表すと、のんびりしていると言えます。
行動にもゆとりがあり、とてもゆったりとしているのが特徴です。
時間を気にしないため待たされるのも待たすのも平気で、お互いに不快感を感じません。
ベルギー人にとって待ち合わせはあってないようなものです。
特徴②:柔軟性がある
ベルギーという小さな国は、ヨーロッパ諸国が繰り返す戦争を治めるための中立国として生まれた背景があります。
そのためベルギー人は争いを好まない傾向にあり、とても柔軟性のある性格をしています。
細かいことは気にせず大らかで、とても気さくです。
公用語が3つもあり多様性を求められる国だからこそ、柔軟性が養われたと言えるでしょう。
特徴③:自己中心的な性格
ベルギー人は基本的に、自分は自分、人は人という割り切った考え方を持っています。
だからこそ待つのも待たされるのも平気というのんびりさがあるのかもしれませんが、言い方を変えれば自己中心的と言えます。
人を蹴落として勝つことや、儲けることにあまり興味はなく、自分の生活を充実させることを優先しています。
自由で個を重んじる国民性でしょう。
特徴④:寛容的な性格
決して仲が悪いわけではありませんが、小さい国だからかベルギーは隣接する国に小バカにされることが多く、ジョークを言われることがよくあります。
ですがベルギー人はそんなジョークを相手にすることはなくとても寛容的です。
自分と他人に対する割り切りの良さがあるのも、理由の一つでしょう。
特徴⑤:陰口が多い
外国人はなんでもハキハキと言うイメージがありますが、ベルギー人は陰口をたたく人が多いです。
これは中立国として生まれ、争いを好まない国民性というのが理由にあると言えます。
この辺りは少し日本人と似ているかもしれません。
特徴⑥:人を大切にする
先ほどベルギー人は自己中心的な性格と書きましたが、割り切った考え方をしているだけであって、人や人との繋がりをとても大切にする国民性です。
特に家族や親族、親しくない遠縁の親類までをも大切にします。
離れて暮らしていても両親には毎週連絡を取り合うのが普通で、ベルギー人の男性と結婚をすると頻繁に両親の家に行って顔を合わせるようです。
特徴⑦:観光客に優しい
ベルギーへ旅行した人が口をそろえて言うのが、ベルギー人は親切だということです。
道に迷っていたり困っていたりすると、向こうから話しかけてくれて助けてくれます。
とても気さくで優しい対応をしてくれるため、日本人からするととても親しみやすさを感じるでしょう。
特徴⑧:地域によって異なる
ベルギー人は北部と南部で性格が異なります。
北部のフランデレン地域に住むフラマン人はゲルマン系で、保守的でシャイ、勤勉な性格をしています。
フラマン人の勤勉さが奏してか、フランデレン地域にはアントワープなどの商業都市が多く、ベルギーの経済を支えていると言われています。
一方、南部のワロン地域に住むワロン人はラテン系で、性格はフラマン人と全くの反対です。
ラテンの血が濃いためか、明るくて感情表現が豊か、開放的な性格をしています。
ベルギー人とは一括りにできないほど、フラマン人とワロン人は正反対な性格をしています。
特徴⑨:美食家が多い
ビールやチョコレートのイメージが強いベルギーですが、ベルギーは美食の国と呼ばれおり美食家がとても多いです。
ベルギーの食文化は主にフランスから来ているため、食へのこだわりが強くどんな料理でも質の妥協を許しません。
そのためベルギー人はとても舌がこえており、リーズナブルだけど味も見た目も良いレストランが多数あります。
また世界一小さな都市のデュルビュイはグルメ街として有名で、150年以上伝わる伝統レシピを使ったジビエ料理や、ベルギーワッフルなどを楽しむことができます。
特徴⑩:アート、漫画が大好き
ベルギーの文化で外せないアートや漫画は、ベルギー人の日常に当たり前のように溶け込んでいます。
小さな国ですが街中にはギャラリーが多く、アートフェアやアンティーク市などが数多く開催されています。
日本でも有名なスマーフやタンタンは、ベルギー生まれのキャラクターです。
またアントワープには、アントワープ王立芸術アカデミーという世界的に有名な学校があります。
ファッションで有名なマルタン・マルジェラやラフ・シモンズ、ドリス・ヴァン・ノッテンは、アントワープの卒業生です。
ベルギー人の特徴【見た目】
みなさんはベルギー人の見た目にどんな印象をお持ちでしょうか?
次にベルギー人の見た目についてご紹介していきたいと思います。
- 白人が多い
- 高い鼻とか角ばった輪郭
- 髪色はブロンドや黒
- 高身長
- 美男美女が多い
特徴①:白人が多い
個人差はありますがベルギーは白人が多く、純ベルギー人は基本的に白人です。
瞳の色もブルーアイが多く、他にもグリーンアイやグレーアイといった、白人特有の色をしています。
特徴②:高い鼻、広い額、角ばった輪郭
次に見た目の特徴として挙げられるのが、高い鼻に広い額、角ばった輪郭です。
また掘りが深く、メリハリのあるパーツをしているので、とても整った顔立ちをしています。
特徴③:髪色はブロンドや黒
ベルギー人の髪色はブロンドやブラウン、黒が多いです。
主にゲルマン系のフラマン人にブロンドやブラウンが多く、ラテン系のワロン人に黒髪が多く見られます。
ベルギー人には金髪はほとんどいないため、もし金髪の人を見かけた場合は地毛でない可能性が高いです。
特徴④:高身長
ベルギー人の平均身長は男性が179cm(11位)、女性が168cm(4位)です。
特に女性は世界の平均身長で5位圏内に入り、日本人女性54位と比べると、かなり高身長と言えます。
特徴⑤:美男美女が多い
上記のことをトータルして、ベルギー人はとても美男美女が多い国です。
日本人が好む、西洋人の典型的な美男美女の容姿をしていると言えそうです。
美女で有名なオードリー・ヘプバーンはブリュッセル出身ですが、まさに高い鼻と角ばった輪郭、170cmの高身長と、ベルギー人の特徴そのものです。
そしてモデルや俳優といった有名人だけではなく、一般人にも美男美女は多いため、ベルギー人の見た目のレベルはとても高いでしょう。
ただしベルギーは年中曇り空が多いことも影響してか、ベルギー人は男女問わずあまり笑うことがなく表情が乏しいです。
本人にその気はなくても、冷たそうやムスッとしているように見えるかもしれません。
ベルギー人男性の恋愛観
ベルギー人男性の恋愛観はとてもドライです。
ベルギー人は基本的に自分は自分、人は人といった割り切った考え方を持っているため、私たちの感覚で言うと自己中心的だと感じることがあるかもしれません。
自由で大勢で騒ぐのが好き性格のため、2人きりのデートではなく友達と一緒にデートをすることも多いでしょう。
むしろベルギー人にとって、恋人と友達とみんなで一緒に遊ぶことは普通のことのようです。
またベルギーは男女平等が進んでおり、レディーファーストという考え方がありません。
ベルギー人とお付き合いをするとイメージと違うと思うことがあるでしょう。
ベルギー人と日本人の相性
穏やかな性格で美食家のベルギー人なので、日本人との相性も良さそうです。
ですが自己中心的で個人主義なため、その点においては日本人とは大きく文化が異なるように思います。
友達として仲良くできても、恋愛面ではどれだけ譲歩できるかと言うところが重要となりそうです。
さっぱりとしたお付き合いができるので、自立した考えを持つ人ならとても良いパートナーとなってくれるでしょう。
ベルギー人男性が恋人に求めること
文化や考え方が日本人とは異なるベルギー人ですが、ベルギー人男性は恋人にどのようなことを求めるのでしょうか?
- 自立している
- 社交性がある
- 料理が得意
- 同棲をしてくれる
- 結婚を意識しすぎない
求めること①:自立している
ベルギー人男性がまず女性に求めることは、自立しているということです。
ベルギーは男女平等の考えが定着しているため、女性も社会でバリバリと働き、経済的にも精神的にもとても自立しています。
結婚をしても共働きというのがベルギーでは一般的で、むしろ妻を働きに行かせないことが男尊女卑になるのではないかと考えられるほどです。
またベルギー人は大勢の仲間と騒いだり、異性の友達とも2人でご飯に行くことが普通のため、自立している女性でないと付き合うのが難しいでしょう。
求めること②:社交性がある
ベルギー人男性は集団で飲んだり、騒いで盛り上がるのが好きなため、恋人には社交性を求めます。
ベルギーでは家族や友達のホームパーティーに彼女を連れて行くのは普通で、普段のデートでも2人で過ごすよりも、友達を交えて何人かと一緒に過ごすことが多いです。
人見知りをする性格だとこちらも疲れてしまうため、初対面の人ともフランクに話せるスキルが必要となるでしょう。
求めること③:料理が得意
美食家が多いことで知られるベルギーなので、ベルギー人男性にとって女性の料理の腕前はとても重要なことです。
またベルギーのホームパーティーでは料理を持ち寄ることが多いため、手料理を振舞うことも増えるでしょう。
日本でも男性の胃袋を掴めと言いますが、それはベルギー人男性にも同じのようです。
求めること④:同棲をしてくれる
ベルギーでは結婚をする前に同棲をするのが当たり前です。
個人主義なベルギー人にとって、共同生活でお互いに気持ちよく過ごせるかというのはとても重要なことです。
相性が良ければそのまま結婚をするケースもありますが、ベルギーでは事実婚制度が整っているため、結婚はせず事実婚というかたちを取るケースもあります。
求めること⑤:結婚を意識しすぎない
日本では恋人とは最終的に結婚するというのが普通で、男女問わず結婚願望を持っている人は多いですが、ベルギー人は結婚と同棲に税制度など大差がないため、結婚願望はそんなに強くありません。
前述のとおり事実婚制度が整っているおかげで、結婚をせずに子どもができても不都合はなく、むしろ別れたくなったときにややこしい手続きがないというメリットがあるほどです。
自由で個人主義なベルギー人ですので、結婚を意識しすぎた発言や行動は重荷に感じて離れてしまうかもしれません。
ベルギー人男性と付き合うには忍耐が必要
小さな国ではありますが、美食家が多くアートに造詣深いベルギー人。
穏やかな性格でありながら独特の感性と文化を持ち、自由で個を重んじるところが、日本人にはない魅力と言えそうです。
ですがベルギー人男性とお付き合いをするのは、日本人女性にとって最初は想像を越える大変さがあるかもしれません。
数々の苦難を乗り越えていけば、お互いの絆は深まることでしょう。
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