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足を組む時の心理状態

足を組む人

では、足を組む時の心理状態をみていきましょう。
足を組む時は、以下の心理状態が考えられるでしょう。

  1. セックスアピール
  2. 知的アピール
  3. リラックス
  4. 自己防衛
  5. 拒否反応
  6. イライラする
  7. 欲求不満

続いて、それぞれの心理状態について詳しくみていきます。

心理状態①:セックスアピール

まず考えられるのはセックスアピールです。
セクシーさを強調することで、より異性から魅力的に見られたいという心理がうかがえます。

特に女性はきれいな足を見せることは、直接女性らしさを見せることにつながります。
それだけでなく、ドラマなどの影響でもともと私たちが持っている魅力的な異性像には、足を組んでいる印象があります。

そういった姿をまねするところからも、セックスアピールとして足を組む場合が考えられます。

心理状態②:知的アピール

何かを考えている、真剣ですというアピールのために足を組む場合がります。

問題が起こったとき、ぼんやりした姿勢でいても、周囲からよく見えません。
よく考え事をしているアピールとして取り上げられるしぐさに、あごに手を当てる、上を向くなどの行為があげられますが、同じように足を組むことで、考えている様子を示す知的アピールになる場合があります。

もちろん実際に考え事をしているときに足を組むことが習慣になっている人もいます。

心理状態③:リラックス

緊張を緩和させたいときにも、人はついつい足を組む傾向があります。
勝負事のとき、気づけば足を組んでいるという経験はありませんか。

あるいは自宅でのんびりソファーでくつろいでいるとき、足を組んでいることもあるのではないでしょうか。
足を組むことは、ストレスを発散し、緊張を緩和させるリラックス効果があります。

また、緊張を隠すための虚勢の場合もあります。

心理状態④: 自己防衛

自分を大きく見せたいとき、自分を守る気持ちが強く、周囲をはねつけたいような心理状態のときも、足を組むことがあります。
地位がある人ほど、その地位を守ろうとする傾向が強くなります。

自分を強く、大きく見せるために、必要以上に足を大きく開き、足を組んでいる人を見かけた経験はありませんか。
こういったときの足を組む心理状態は、攻撃というよりは、むしろ自己防衛が強く出ていると考えられるでしょう。

心理状態⑤:拒否反応

足を組んでいるとき、状況によっては拒否反応の表れとされることがあります。
足を組むことで目の間にあることを拒絶していたり、この場から立ち去ろうとする心理状態であることが考えられます。

あるいは、拒否まで行かなくとも警戒心の表れとして足を組む動作をすることがあります。
出会って間もない人の場合、警戒していたり、打ち解けられないかたくなな心理状態を示すこともあるでしょう。

とくに男性が足を組むときは、同様に警戒心や拒否反応から相手を馬鹿にしているような心理状態も考えられます。
嫌いな人物や苦手な人物と合うときは、こういう足の組み方をすることが多くなります。

足を組んで、身構えたようにしている人がいたら表情を良く観察してみましょう。
あまりよく思われていない可能性があります。

心理状態⑥:イライラする

人はいらいらしているときに足を組むことがあります。
こういうときは、足を組むだけでなく小刻みに動かしたり、貧乏ゆすりのようなしぐさを伴うこともあります。

これはいらいらしているとき、気持ちを静めようとしている心理状態の表れてす。
足を動かすことで、強制的に血行を良くし、少しでもストレスを緩和しようとしていると考えられます。

心理状態⑦:欲求不満

何か、足りないものを感じているときも、足を組むことがあります。
その場にいるのに飽きてしまってそわそわしているときや、トイレに行きたくて足を組む場合もあります。

足を組むことで、心を落ち着け、今の不満足な状況を紛らわせようとする心理状態が考えられるでしょう。
日ごろから満ち足りていないと考えて不満を持っている人にも、足を組むしぐさはよく見られます。

そわそわした様子で足を組む人がいたら、何か思っている状況は違う場面にとどめられていると感じているのかもしれません。

【男女別】足を組む人の心理

足を組む美人

足を組むとき、男女で心理的な違いはあるのでしょうか。

男性心理

男性が足を組むとき、どのような心理状態にあると考えられるのでしょうか。
男性の場合、比較的自分を大きく見せたいときに足を組む傾向が強くなるといわれています。

わかりやすい言い方をするならば「カッコつけたいとき」とも言えます。
また、イライラしていたり、緊張状態のときも、良く足を組むしぐさをすると考えられています。

自然体でリラックスしている男性よりは、イライラしていたり、見栄を張っているような場面であることが多いのではないでしょうか。

女性心理

女性が足を組むときは、セックスアピールと考えられることが多いでしょう。
その特にシチュエーションやファッションにも寄りますが、女性にとって足を組むしぐさは、髪をかき上げたりするしぐさと同様、自分の魅力をアピールする心理が働いています。

一方、警戒や拒絶から足を組む場合も考えられます。
女性にとって、緊張感のある場面でかえって足を組むしぐさをする場面が考えられます。

真逆の意味合いを持ちますが、その時々の状況で、彼女の気持ちを読み取ってみてはいかがでしょうか。

【組み方別】足を組む人の心理

足の組み方によっても、心理状態が表れるといわれています。
それぞれの足の組み方の特徴を見てみましょう。

右足が上

一般的に右足が上になるように足を組む人は、内向的な性格で自分に自信がないタイプだといわれています。
初めてあった人にもなかなか心を開くことができない人見知りの人が多く、控えめなタイプと言えるでしょう。

恋愛においても、ややオクテになっている傾向があり、自分がリードするよりは相手にリードされたいと感じる人が多い傾向があります。
また、どちらかというと一つのことを突き詰める研究者向きのタイプが多いといわれています。

広く浅く、何でもよく知っているというよりは自分が興味あることにのめりこんで、追及していく人が多いでしょう。
なお、これは利き足が右足の人の傾向と考えられています。

左足が上

反対に、左足が前に来るように足を組む人には、どのような傾向があるでしょうか。
左足を上にして足を組む人は、比較的外交的、社交的な人が多いといわれています。

自信家であることも多く、だれとでも気さくに話ができる人が多いでしょう。
恋愛においても、自分の好みがしっかりしている人であることが多く、相手を巻き込んでいくエネルギッシュな人が多いといわれています。

また、右足が上になる人とは対照的で、物事を広く浅く知っている博学タイプの人が多いでしょう。
まんべんなく、いろいろなことを知っているため、会話の引き出しも多く、おおむね人から好かれやすい性格と言えます。

足首を交差

足首を交差するように足を組む人は、子どもっぽいという特徴が考えられます。
幼い子供がよくするしぐさで、大人になっても子供っぽさが抜けず、空想的である人が多いでしょう。

恋愛でもロマンチストな人が多く、夢見がちな言動が多くなります。
頭から否定するようなことはせず、まず肯定していくことから会話を作っていきましょう。

また、中には自分の感情をコントロールすることが苦手な人や、他人ときちんと向き合ったことがないといったにともいます。
精神的な幼さが足を組むしぐさにも表れているといえます。
このようなしぐさが多い人には、成熟した考え方や落ち着きを求めるのは難しいでしょう。

恋愛においても、根気よく人と向き合っていくことを一緒に考えられる人が向いています。

つま先のむき

足を組んだ時のつま先の向きから、感情を読み取ることができるといわれています。
だれでも、好きな人のほうを向き、嫌いな人は見向きもしたくないと思うでしょう。

自然と、好きな人のほうへ体は向いてしまいます。
そのため、足を組む人のつま先は、身体ごと、より好意ある方向へ向いていると考えられます。

逆につま先が反対をむいている場合、あまりよい印象を持っていない可能性が考えられるでしょう。

大きく開いて足を組む

特に男性によく見かけることができる、大きく股を開くように足を組むしぐさには、どんな心理が隠されているのでしょうか。
公の場所であってもお構いなしに足を開いて組んでいる人は、その様子とは裏腹に小心者で怖がり、あるいは自信がないタイプであることが多いでしょう。

必要以上に自分を大きく見せたいという心理が働いていると考えられます。
自分に自信が持てず、警戒心が強いからこそ、大きく足を組んで威嚇するようなしぐさをしているのではないでしょうか。

貧乏ゆすり

貧乏ゆすりをする人はどういった心理状態と考えられるでしょうか。
ひんぱんに貧乏ゆすりをする人は、落ち着きがなく欲求不満であることが多いといわれています。

貧乏ゆすりは、人に指摘されるまで気づかなかったというくらい、無意識の癖になっていることが多いしぐさです。
ストレスを感じたときに爪を噛むなどと同じように、何らかの方法でストレスを和らげようとしているしぐさでもあります。

貧乏ゆすりを良くする人は、プレッシャーを感じやすく、そわそわした落ち着かない心理状態にあると言えるでしょう。
すぐに結果を求める傾向にあるため、足を組み替える人と同様、計画的、長期的視野を持つのが苦手です。

物事を他人のせいにすることが多いため、自分と向き合うことが苦手だったり、常に不満を抱えている人に良く見られるしぐさと言えます。

【場面別】足を組む人の心理

足を組む男性

足を組む場面によって、どのような心理状態が読み取れるのでしょうか。

仕事中

仕事中に足を組む人もよく見かける光景です。
接客や窓口など、人前に出ることが職務になっている人は除き、デスクワークなどの最中に足を組む場合を考えてみましょう。

デスクワーク中に、足を組んでいる人は、たんに疲れている、同じ姿勢が続き下半身がだるくなっている場合が考えられます。
一方、会議中など、もう少し緊張した場面で足を組んでいる人もいるでしょう。

会議中、イライラした様子で足を組んでいる人は、この話を早く切り上げたいと考えていることや、自分が思った展開に話が進まずイライラしていることが多いでしょう。
貧乏ゆすりにも注意が必要です。

何らかのストレスを感じていることが考えられます。
あるいは、自分を大きく見せようと威張っている場面もあるでしょう。

仕事において自分の立場や意見を守ろうと、威嚇したり、警戒しているときにも足を組む動作につながります。

電車の中で

電車の中で足を組む人の心理はどういった状態でしょうか。
電車の中で足を組む人は自分本位で、周囲に気を使うことができない人が多いでしょう。

マナー違反や公共の場所での立ちふるまいに、意識が低い場合が考えられます。
また、周囲と距離を空けたいといった警戒心の表れであるとも考えられます。

必要以上に大きく足を組んでいる人は、内心気弱で、自分を大きく見せようとする心理が働いているでしょう。
また、車内がガラガラで周囲に人もまばらな状態であれば、電車内でリラックスしてくつろいで足を組むこともあります。

組む足を何度も組みかえる人の心理とは?

何度も足を組み替える人も、良く見かけるしぐさです。
このような足の組み方をしている人は落ち着きがなく、余裕がない人が多いといわれています。

集中力にかけ、飽きっぽい人が多いでしょう。
無駄にせっかちな人が多く、じっくり腰を据えて物事に取り組むのが苦手なため、計画性がなく、その場しのぎで詰めが甘いという特徴があります。

こういう癖がある人は、日ごろから深呼吸をしたり、ゆっくり話すようにすることを意識するとよいでしょう。
ヨガなど、呼吸法を取りいれるのもおすすめです。

足を組む人との付き合い方

足を組むとひとことで言っても、底に隠れている心理状態はさまざまです。
リラックスしている人から極度に緊張し警戒している場面もあります。

足を組んでいる人とうまく付き合うには、どういった状況で、どんな表情で足を組んでいるかよく観察してみましょう。
体の向きも重要です。
これらの体のサインを良く観察することで、相手が心を許してくれているのかあるいは反発しているのかを感じ取ることができます。

状況やしぐさの特徴をしっかり観察し、客観的に見ることで、心理状態を読み解くことができるでしょう。

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ライター
noel編集部

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