BMI16は痩せすぎ?痩せすぎな女性の体に起こる危険な変化とは?
みなさんBMIという言葉をご存知でしょうか? 聞いたことはあるけど詳しくは知らないという方が、案外多いのではないかと思います。 この記事ではBMIの説明とともに、BMI16の女性の体に起こる変化や危険をご紹介します。
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BMIとは?
BMIの意味
BMIとはBody Mass Indexの頭文字をとった言葉で、ボディマス指数のことを指します。
1994年にWHOで定めた肥満判定の国際基準です。
この指数は、現在の身長と体重を元に計算することで肥満型か痩せ型かを調べることができます。
このBMIはダイエットをする上で、大事な指標となっています。
BMIの計算方法
BMIの計算方法は、体重(kg)を身長(m)の二乗で割ります。
計算機で計算をする場合は、BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)となります。
では、さっそく計算してみましょう。
BMIの基準値
BMIの基準値は以下の通りです。
BMI値 | |
---|---|
低体重(痩せ) | 18.5未満 |
普通体重 | 18.5以上 25未満 |
肥満(1度) | 25以上 30未満 |
肥満(2度) | 30以上 35未満 |
肥満(3度) | 35以上 40未満 |
肥満(4度) | 40以上 |
BMI22が健康体重(標準)で、BMI20が美容体重(理想)、BMI18がシンデレラ体重(やや痩せ)、BMI17がモデル体重(痩せすぎ)とされています。
20代女性の現在の平均値は20~21と言われていますが、芸能人に多いBMI16を基準に目指している女性も多いようです。
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芸能人がBMI16を維持できる理由
芸能人の多くがBMI16を維持していると言われていますが、それはなぜでしょう?
芸能人は人気商売のため、常に理想的な体を維持し続けなくてはなりません。
テレビや雑誌で活躍する芸能人にとって、実際の見た目よりもメディアに映ったときにどう見えるかというのが最も重要となってきます。
その理想数値と言えるのがBMI16なわけです。
それではBMI16を維持するために、何をしているのか追求していきましょう。
- 専門家によるトレーニングをしている
- 専門家による食事制限をしている
- 体を冷やさない
理由①:専門家によるトレーニングをしている
BMI16を維持する芸能人の多くは専門家によるトレーニングを受けています。
女性芸能人の間でもとても人気のあるクロスフィットトレーナーのAYAさんは、テレビにもよく出演されていて私たちも知っている有名人ですよね。
AYAさんのトレーニングはただ体重を落とすだけではなく、理想的な筋肉を作り美しいボディラインを作るボディメイクに長けています。
このようなトレーニングを自己流でやるのは難しく、芸能人は専門家によるトレーニングを受けることでBMI16を維持していると言えるでしょう。
理由②:専門家による食事管理をしている
BMI16を維持する芸能人の多くは、トレーニングだけではなく食事に関しても専門家のアドバイスを受けています。
いくらトレーニングを頑張っても食事の仕方を間違えれば、BMI16の理想体重を維持するのは難しいです。
人気アイドルが1日の摂取カロリーを900kcalに抑えているなんて耳にすることがありますが、これは専門家の管理のもと努力をしているというわけです。
知識のない素人が1日900kcalに抑えるのは危険ですので、絶対に真似しないようにしましょう。
理由③:体を冷やさない
BMI16を維持している芸能人の方が手軽にやっているのが、体を冷やさないということです。
食べ物や飲み物は夏でも温かいものを摂取する、お風呂は全身浴をするといったものです。
体を冷やすと代謝が悪くなり、むくみや脂肪がつく原因となります。
また冷えることで風邪をひいたり体調を崩しやすくなるため、痩せている芸能人の多くは冷たいものではなく、常温もしくは温かいものを摂取することが多いようです。
また芸能人の美容法でよく耳にするのが半身浴ですが、半身浴は体への負担が少ないためリラックス効果があります。
体を温めるのに効果的なのは全身浴で、肩こり疲労回復にも最適です。
専門家によるトレーニングや食事管理はお金がかかってしまい真似をするのは難しいですが、体を冷やさないことを意識するのは、私たちでも手軽にできるので是非取り入れたいですね。
ダイエットでBMI16になった女性の体に起こる変化
芸能人に憧れて、BMI16をダイエットの目標値にする女性も多いかと思います。
それでは実際にダイエットでBMI16になった方の、体に起こる変化をみていきましょう。
- 体が冷えやすくなる
- 食が細くなる
- 骨が浮き出る
- 胃下垂になる
変化①:体が冷えやすくなる
ダイエットでBMI16の低体重になると体が冷えやすくなります。
体の冷えの原因のひとつに筋肉の衰えが挙げられ、筋肉量が少ないと体内に生み出せる熱量が少なくなるからです。
男性より女性に冷え性が多いのは、筋肉量の差も影響しています。
また痩せたことで自律神経が乱れ、体温調整がうまくできず体が冷えてしまうこともあります。
変化②:食が細くなる
ダイエットでBMI16になることで、大体の人は食が細くなります。
これは食事制限をすることで胃の活動量が減り、少食を繰り返すことで慣れていくからです。
少食になっただけに留まれば良いですが、極端な食事制限で栄養不足になると、その反動で過食になる場合もあるので注意が必要です。
変化③:骨が浮き出る
BMI16は痩せすぎの数値になので骨が浮き出てきます。
骨盤がベルトに擦れる、お尻の骨があたり痛くて長時間座れない、床擦れをするといったことが起こります。
またデコルテ部分が骨骨しくなり、胸元の空いた服が可愛く着れないといったことも。
体の不調だけではなく、見た目の変化によって支障をきたすこともあるようです。
変化④:胃下垂になる
胃下垂とは胃が正常な位置よりも下がっている状態のことを指します。
胃自体が下がっているわけではなく、胃の下部が下に伸びてしまった状態です。
よく胃下垂だから太りにくいと言いますが、厳密には痩せたから胃下垂になりやすいというのが正解です。
胃下垂になる特徴として胃を支える筋肉が弱いことが挙げられ、ダイエットで筋力が衰えることで胃が下がり胃下垂になります。
一度過度なダイエットで筋力が衰えると、その後体重を戻そうとしても胃下垂が原因で戻らないこともあります。
BMI16を目指した無理なダイエットは控えましょう。
BMI16の女性に痩せすぎによって起こる危険なこと
痩せすぎ数値であるBMI16。
低体重によって女性の体にはたくさんの危険が迫ります。
ダイエットは無理なく健康的に行うよう心がけてください。
- 摂食障害
- 女性ホルモンの低下
- 貧血
- 骨粗鬆症
危険①:摂食障害
ダイエットを契機に発症することの多い摂食障害。
BMI16を目指すあまり、極端な食事制限や偏った食事を続けていると、体が極度の低栄養状態となってしまいます。
今度はその反動で過食に走ってしまい、拒食と過食を繰り返し病気が長期化するケースも少なくありません。
栄養のバランスを考えた食事制限をするよう心がけましょう。
危険②:女性ホルモンの低下
低体重の女性で1番問題になりやすいのが女性ホルモンの低下です。
女性ホルモンを整えるには、バランスのとれた食生活がとても大事になってきます。
BMI16の低体重の方は食事制限で栄養不足になっていることが多いため、それによって女性ホルモンが低下し、生理不順や不妊、更年期障害の危険性が高まります。
危険③:体力が落ちる
BMI16と低体重になると、体重だけでなく筋力も落ちてしまいます。
筋力が落ちると体力も落ちてしまうため、常に疲れている状態に。
また体力低下に伴い貧血も起こしやすくなり、場合によっては貧血で倒れて怪我をする危険性も。
ダイエットをするときはただ体重を落とすだけではなく、筋力を維持することが重要です。
危険④:骨粗鬆症
特に体重や体型が気になる10代〜20代の方は、日々ダイエットに励んでいる方も多いと思います。
ですが10代〜20代は体の成長期で、特に骨が1番成長する時期だと言われています。
無理なダイエットでBMI16の低体重を目指すと、カルシウム不足によって骨が脆くなる可能性があります。
若いうちは良いですが、年を重ねたときに骨粗鬆症になる危険性が高まりますので気をつけないといけません。
BMI16は危険な数値。自分に合った理想数値を見つけよう
芸能人に多いBMI16ですがこれは特殊な職業だからこそ必要な数値であり、専門家のもとで管理されているからこそ美しく維持ができる数値です。
知識がないままの無理なダイエットは体に悪影響を及ぼします。
自分に合った理想のBMI値を見つけて、健康的なボディメイクをしてきましょう。
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