雨女・雨男の意味や特徴＆エピソード！ネガティブ思考が原因？

「雨女・雨男」って？

雨女・雨男とは、外出する予定や大切な行事などがあった際に、必ず雨が降り出してしまう人のことを指します。

元々は、雨女という雨を呼ぶ妖怪がいました。
日本で言い伝えられている雨の妖怪は、雨神と考えられ雨を呼ぶ迷惑な時もあれば、干ばつ時に雨を降らせ助けてくれると考えられる時もあります。

似た言葉に雪男や雪女がいますが、これらとは別のもので、雪男・雪女は空想の存在であると考えられます。
対で考えられるのは、晴れ女・晴れ男という言葉ですが、こちらは雨女・雨男とは真反対で必ず何かあれば晴れ、雨を降らせることが無い事が多い人のことです。

雨女・雨男な人の特徴！

では、雨女・雨男な人にはどのような特徴があるのでしょう。
雨女・雨男な人には、以下の特徴があります。

1. 記憶力がよい
2. 臨機応変に対応ができる
3. ネガティブでマイナス思考
4. タイミングが良くない
5. 天気予報が信じられない
6. ビニル傘をやけに多く持ってる

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①：記憶力がよい

雨女・雨男の方は、何かイベントごとに雨に降られるので勿論、周囲から「君がいるから～‥」と文句を言われてしまったり、ご自身でも気にしちゃって自分のせいだと思いこんだりすることで、その日どんな天気だったのか、何があったのかなど覚えている傾向があります。

いい記憶も同様ですが、悪い記憶は何故かしばらく記憶に残りやすいですよね。
それは、「嫌だ」という強い印象がある為に記憶に残りやすいと考えられます。

なので、雨女・雨男の方は記憶力がよい人が多いようです。

特徴②：臨機応変に対応ができる

雨女・雨男の人は、楽しみな時や大事なイベントだけじゃなく何でもない日でも雨に降られてしまいます。
急な雨は、当時の予定を変更したり、多少なりとも対応したりしなくてはならない場面もあるかもしれません。

その為、臨機応変に対応することができる人が多いです。
何か突飛な出来事が起きた場合には、頼りになる存在の人に雨女・雨男だなぁ‥と思われる方いらっしゃいませんか？

特徴③：ネガティブでマイナス思考

雨が降ってくることが多いので、ネガティブシンキングな考え方に陥りやすいようです。
自分がいるから雨が降る→自分のせいで雨が降るという考え方のループが誕生します。

何か意見を求めても、「いや‥自分なんて雨を降らす能力しかないから‥」と返してくる方もいるかもしれません。
たまたまタイミング的に雨天に恵まれているだけかもしれませんし、100%雨女・雨男の人が悪いわけではないので、あまりにも酷いネガィテブ思考をお持ちでしたら励ましてあげましょう。

特徴④：タイミングが良くない

先ほども述べましたが、雨女・雨男はタイミングが雨天に恵まれているので、逆を返せば晴れてほしい時に晴れにくいというタイミングの悪いさがあります。
天候に関してはどうにもなりませんが、天候だけではなくもしかして日常生活においてもタイミングが悪く余計なことをしでかしたり、余計なお世話を焼いてしまったりとあるかもしれません。

タイミングの悪さは生まれ持っての才能なのかも？

特徴⑤：天気予報が信じられない

雨天が多く、何をしても晴れた試しがない‥となれば、天気予報が信じられなくなるのは当然のことでしょう。
きっと、誰でも悪いことが続けば次はいいことが起こるなんて想像も予想もできなくなります。

「天気予報なんてアテにならない」と仰る方や思っている方も多いかと思いますが、雨女や雨男と呼ばれる人たちの方がそう思っています。
むしろ、晴れと言わず毎日雨だと言っておいてくれたらいいのにと思ってしまうこともあるとかないとか。

特徴⑥：ビニル傘をやけに多く持ってる

突然の雨に見舞われることも多いので、気付けば家の傘立てには何本も透明なビニル傘が置いてある‥そんな光景が見れるのも、雨女・雨男の特徴です。
降られると思っていないものの、雨に降られることが多いにも関わらず傘を持っていくことを忘れていきなり通り雨が‥。

でも、残念なことに傘を買ったタイミングでコンビニを出れば顔を出す太陽。
自分は天気に呪われているのか‥？と思わせるほどの、ある意味ベストタイミングで、なんとも虚しい気持ちのまま新しいビニル傘が増えていきます。

雨女・雨男のエピソード

では、雨女・雨男のエピソードを6個紹介します。

エピソード①：晴れていたのに目的地に向かうにつれて雨が降る‥

雨女・雨男であるが為に、出発した時は晴れていてもだんだんと目的地に向かうにつれて雨が降り出してくるのはあるあるなエピソードですよね。
せっかく晴れていて、「やったー！」と喜んでいたのも束の間、だんだんと雨がポツリと降りだすことで自然と頬にも涙が伝います。

一緒に行動する人も悲しいでしょうけど、雨女・雨男の本人たちが一番落ち込んでしまいます。
ちゃんと励ましてあげたり、なんなら笑い飛ばしてあげるくらいで居てあげてください。

エピソード②：楽しみなことがある日に限って雨

雨女・雨男は、楽しみなことがある日は大抵天気予報を見ると雨なんですよね。
なんでだろう？と本人たちも考えちゃうくらい。

別に雨を降らしたいわけではないし、何なら天気がいい時にお出かけしたり、楽しんだりしたいのにどうにもこうにもうまくいきません。
楽しみにしちゃいけないのでは？とさえ思えてならない雨模様。

でも、誰だってイベントを楽しむ権利はあります！
そこを気にせず、雨が降っても思い切り楽しみましょう！

エピソード③：用事の時、確率的に雨になるので天気予報を見ながらどうなるか期待

用事があると大抵、雨に見舞われるのが日常茶飯事ではありますが、友人なども含め本当に雨になるのか若干の期待をしちゃうこともあります。
晴れてほしいと思うものの、自分が雨女・雨男であることがわかるのは天気予報を外して晴れが雨になったり、大嵐に見舞われたりすることです。

そして、雨を期待している時に限ってカンカン照りに晴れるということも‥。
何で、ここまで天気に左右されなきゃならないんだろう！と悩まれる方も多いはず。

周囲の友人たちも、そんな様子を見て楽しんでいるかも？

エピソード④：雨を連れてくるから雨男…

何故か、雨が自分たちと共に行動をしている‥なんてことがあるのも、雨男のあるあるエピソードです。
山を越えたその先は青空が見えているのに、自分たちの真上には雨雲が‥。

なんなら普通の小雨ではなく大雨で、行く先は晴れているのでそのまま晴れを期待するものの何故か雨雲がついてくるので結局1日中雨になることもあります。
自分自身は、雨が大好き！という感情があるわけでもないので完全に雨雲の片思いですが、どうにもなりません。

傘は必須アイテムです。

エピソード⑤：降水確率が低くても雨になる

いつも用事があると雨が降るのに、降水確率が何故か低い‥「え？何かの間違いじゃ‥」と何度もテレビを見直したり、局を変えてみたりするも、どこも大体同じくらいの降水確率で信じられないなぁ‥と思っていたのも束の間。
やはり当日は多少なりとも雨が降ります。

何故でしょうね、ここまでくるとやはり自分には雨を降らせる才能があるのではないかと疑ってしまいます。
干ばつ被害など起きなくていいかも？なんてプラスに考えられるようになれば素晴らしい精神力の持ち主と言えるでしょう。

エピソード⑥：晴れてても楽しみにしていると雨になる

楽しみな行事は特に、晴れていてもだんだんと雨になってしまったり、楽しみな分だけ天気は大荒れだったりすることが多いです。
何故なのでしょう。

いかにも、お前が楽しむなんて甚だしい！とでも言われているかのよう。
天気にまで笑われるなんて、ネガティブシンキングに拍車がかかってしまいますよね。

でも安心してください。
決して天気は、あなたのことを笑っているわけではありませんよ。

雨女・雨男になるには理由がある？

では、雨女・雨男になってしまう理由をみていきましょう。
雨女・雨男になるのは、以下の理由があります。

1. その人がいる日・行事は雨が降るから
2. その人が楽しみにしている時ほど雨の天気が多いから
3. その人がいると雨の確率が高いから
4. 友人や知人から言われて自然とそう思いこむようになったから

続いて、雨女・雨男になる理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①：その人がいる日・行事は雨が降るから

特徴でも述べた通り、雨女・雨男がいる日やその行事があるときは雨が降るのが通例となってしまった時、雨女・雨男として認識されます。
それは、たまたま起きたとこが10回中仮に10回とも起きたとすれば、自然と雨女・雨男がいるから雨が降ると信じてしまいます。

大切な時は、降ってほしくないからこそ誰かに責任転嫁をする標的となっているようにも感じますが、八つ当たりみたいになってしまうのも仕方のない話なのかもしれません。
そんなことされた本人にしてみたら冗談じゃありませんが‥。

理由②：その人が楽しみにしている時ほど雨の天気が多いから

雨女・雨男が楽しみにしているイベントがある時は大抵雨なので、楽しみにしている分降られるとショックもありますが、やっぱり雨女・雨男なんだね～と言われてしまうきっかけでもあります。

別に降らせたくて雨を呼んでいるわけじゃない上に、雨が降ってほしい時には降らないもんだから‥とても切ない気持ちになります。
きっと、本人が一番落ち込んでいるのでそっと励ましてあげてくださいね。

理由③：その人がいると雨の確率が高いから

雨女・雨男がいる日は、楽しみなことがなくとも何となく空が落ち込んでいるようなどんよりとした曇り空の日が多いような印象があったり、雨が降っている印象が強かったりすると雨女・雨男だなと感じることが増えるようです。

たまたまその人と一緒にいる日が悪天候なだけかもしれませんし、案外自分ひとりだけでも悪天候が多いなぁ‥なんて感じたことありませんか？

理由④：友人や知人から言われて自然とそう思いこむようになったから

自分では気づいていなかったけど、友人や知人から言われて「君がいると降るんだよね」という一言から周囲も自分自身も「私は雨女（雨男）なんだ‥」と気づくケースもあるようです。
実際にそうなのか、不確かではあるものの不確かだからこそ「君がいると」という指摘を受けるようになります。

雨降ってもいいけど極力避けたい空模様ではありますね。
自分のせいで雨が降る‥そうわかった時点で、どうにもならない負の気持ちが湧いてきます。

「日本雨女雨男協会」とは？

日本雨女雨男協会とは、雨女・雨男が持っている雨を降らせる力を「レイニーパワー」と呼び、普段あまりいい言われ方をされない人たちの力で、地球を救おうという活動をしている団体です。

雨が降ってしまう‥でも、その雨のおかげで助かる地域があるという点に着目した面白い団体です。
普段、マイナス思考な方もこの団体に入ったらちょっとはプラス思考になれるかも？

雨女・雨男が役に立てる！そんな考えの団体です。
日本雨女雨男協会

雨女・雨男を診断してくれるアプリがある！

なんと、自分が雨女・雨男なのかを診断してくれるアプリが登場したようです。
その名も、『rainy』。

位置情報と気象データで科学的に判定してくれるアプリだそうで、今まで雨女・雨男だと豪語されていた人にこそぜひ試して頂きたいアプリです。

統計をとった上で、あなたが本当に雨女・雨男なのかがわかるので、仮に診断の上で本当に雨が降りやすいなら仕方がないと諦めもつきますが、違うのであれば本当にたまたまだったということがわかるのでオススメです。
rainy

雨女・雨男はタイミングがよい人たちだった！

雨女・雨男と呼ばれている人たちは、たまたま雨が降ってしまうというジンクスが当てはまるというだけで実際は何の根拠もありません。
それでも、なんらかのタイミングで楽しみな日や行事などがある日は雨が降ってしまい、あまつさえ雨雲においかけられてしまうくらい雨に好かれているようです。

ネガティブにならずに、雨を操れなくとも雨を降らせられることを自分のチャームポイントと考え直してみてはいかがでしょうか。
また、アプリなどで実際にどうなのか調べてみるのもいいと思います。