世渡り上手とは？世渡り上手な人の特徴と世渡り上手になる方法

「世渡り上手」の意味とは？

世間を上手く渡るための術を身に付けた人、または、それらの処世術に長けた人のことです。
具体的には、人間関係を築く際に、自分に有利になるように関係を築いたり、目上の人に気に入られるように取りいったりするのが上手です。

そして、元々、生まれ持ってそういう才能がある人もいれば、社会的な経験や知識から、世渡り上手になる人もいます。
同じような意味としては、八方美人、人当たりがいい、要領がいい、抜かりないなどです。

世渡り上手な女性は魅力的？男女200人の本音

世渡り上手な女性は周囲から好印象な一方、あまりにもそつなくこなしすぎると周りからやっかまれることもありますよね。
今回は、男女200人に世渡り上手な女性について本音を聞いてみました。

Q.「世渡り上手だね」と言われたことがある？

Q.世渡り上手な女性は魅力的？

「世渡り上手と言われたことがある」と答えた女性は34％。
周囲から「世渡り上手」と言われるほどの処世術を持つ女性はそうそういないようです。

また、「世渡り上手な女性は魅力的」と答えた男性は43％。
多く男性は、世渡り上手な女性に対して比較的好印象を持っていると言えそうですね。

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男女の目線！世渡り上手だと感じたエピソード

不器用な人からすると、世渡り上手さんの処世術は参考にしたいことばかりのはず！
今回は、男女200人に「世渡り上手だと感じたエピソード」を教えてもらいました。

Q.相手に対し世渡り上手だと感じたエピソードを教えて

男性のコメント

女性のコメント

世渡り上手な人は、基本的に誰に対しても愛想良く接することができるのがすごいところ！
嫌いな相手ややっかいな相手、普通なら臆してしまいそうな目上の人まで、上手に相手の懐に入り込むことができます。

陰口や愚痴など悪い部分は一切見せないのはもちろん、相手を気持ち良くする言い回しが得意なのも特徴です。
相手のことをよく見ていて、かつ自分がどう振る舞えばよく見えるのか、無意識に計算しながら会話する能力の高さは、ぜひ見習いたいものですね！

世渡り上手な人の特徴

どのような人が世渡り上手と言われるのかを見ていきます。

1. 甘え上手
2. 要領が良い
3. 年上に好かれる
4. 面倒見が良い
5. 空気が読める
6. 愛想が良い
7. 聞き上手
8. 褒め上手
9. 人との距離感が絶妙
10. コミュニケーション能力が高い
11. 人を分析する力がある
12. きちんとした性格

具体的に見ていきましょう。

特徴①：甘え上手

世渡り上手は人に甘えるのが上手でしょう。
しかし、甘えるといっても、女の子全開で男性にベタベタ甘えるのではなく、あくまで自然体で甘えるのです。

すなわち、末っ子気質のような感じでしょう。甘えられた側も「しょうがないな」という気分にさせるような甘え方です。

そのため、世渡り上手の人が甘えると、ついつい周りは言う事を聞いてしまいます。
そして、甘える相手も見極めていて、言う事を聞いてくれる人に甘えるので、周囲の人は、あの人はいつも甘やかされていると思ってしまうのでしょう。

特徴②：要領が良い

要領がよいのが世渡り上手の特徴です。
仕事でも家事でもうまく手を抜いていますが、周りから見ると手を抜いているようには見えません。

また、何をしても手際が良く仕事も早いので、手を抜いたとしても気付かれないのでしょう。
その上、自分の抱えている仕事を人に割り振ったりするのも得意なので、暇な人を見つけると手分けしてもらいます。

勉強に関しても、必要なところを重点的に暗記して、無駄な労力はなるべく使わないタイプです。
そのため、効率よく勉強をするので要領が良いと言われるのでしょう。

特徴③：年上に好かれる

世渡り上手は人に好かれる人が多いでしょう。
特に、年上の人に受けが良く、皆に可愛がられます。

学生の時には先輩に、職場では上司に好かれるので、円滑な人間関係を築けるのでしょう。
しかし、好かれるには理由があって、目上に対しての気遣いが出来るからです。

例えば、仕事を教えてもらう立場の時には、先輩をきちんと立てて、一生懸命吸収しようとするので、それらの態度を見て上司や先輩から好かれるのでしょう。

また、上司が出張の際にお土産を買ってきてくれると、オーバーに喜んでくれるので上司の機嫌も良くなります。

特徴④：面倒見が良い

年上の人にも好かれますが、年下にも好かれるのが世渡り上手です。
職場では後輩の面倒見がよく、先輩として頼りにされる先輩です。

後輩が任されている仕事がなかなか進まずに焦っている時には、いち早く気付いてヘルプするのが世渡り上手。
また、仕事のやり方を丁寧に教えたりするので、後輩からも慕われます。

そのため、後輩から食事に誘われたりすることも多く、誘われたらフットワーク良く付き合ってくれるので、ますます後輩から好かれるのでしょう。
その上、先輩風を吹かせたりしないので、後輩も親しみやすいと感じています。

特徴⑤：空気が読める

世渡り上手は空気を読むのが得意です。
空気が張り詰めている時には静かにしていますし、盛り上がっている時は一緒に楽しみます。

つまり、状況をその場で読む力があるので、人を不快にしたり、怒らせたりすることが少ないのです。

本来は親しみやすく、気軽に人に話しかけたりできますが、今は違うと感じた時には、ちゃんと引くスタイルが取れるのです。

そのため、この人といると居心地が良いと周囲の人は感じるのでしょう。
放っておいて欲しい時にはそれを察知するので、付き合いやすい相手と言えるでしょう。

特徴⑥：愛想が良い

誰にでも笑顔で接することが出来ます。
そのため、世渡り上手と言われる人の第一印象は好印象と言ってよいでしょう。

そして、笑顔が人懐っこく、初対面の人にも安心感を与えます。
その上、人に対して警戒心がなく、気軽に話しかけます。

職場に世渡り上手の人がいると、空気が良くなるのは確か。
なぜなら「今日は天気いいね」とか「○○さんの服、可愛いね」など、自然な会話がポンポン出るので職場の雰囲気も良くなります。

特徴⑦：聞き上手

世渡り上手な人は話が上手ですが、聞き上手でもあるのです。
世渡り上手の人と話していると、何だか話しやすいと感じる人も多いはず。

それは、話にうまく合いの手を入れて、相手が話をしやすいように会話をしているからです。
「へぇー」と驚いて見せる、「それから？」と話しに興味があるようにするなどのテクニックを持っています。

そして、話をするのが好きな人に対しては話を聞き、話が苦手な人であれば、自分が話題を出すでしょう。
だから、相手は心地よいのです。

特徴⑧：褒め上手

さりげなく人を褒めるのが上手なのが世渡り上手です。
人を褒めるというのは難しく、ただ褒めることを繰り返していれば、おべっかを使っている、媚びていると思われてしまいます。

しかし、世渡り上手は自然な感じで褒めることが出来るので、褒められた人はついつい嬉しくなってしまうのでしょう。

自然な会話の流れで「その洋服似合っているね」「そのネクタイ素敵ですね」とサラリと言えるのが褒め上手です。

特徴⑨：人との距離感が絶妙

世渡り上手は人との距離の取り方が上手です。
付かず離れずの絶妙な距離を保ちます。

世渡り上手は目上の人に好かれることも多いので、上司に食事をご馳走になる機会も多いでしょう。

誘われたら喜んで食事に行きますが、だからといってベタベタすることはありません。
また、親しくなった人でも、距離を詰め過ぎたりしないので、誰とでも上手く人間関係を築くことが出来ます。

特徴⑩： コミュニケーション能力が高い

誰とでも気さくに話が出来るのが世渡り上手。
つまり、コミュニケーションをする能力が高いと言えるでしょう。

複数で話していると話しを盛り上げ、話に入れない人がいると、その人に話を振ったりします。
そのため、世渡り上手な人がいると、一緒に居て楽しいと感じる人が多いでしょう。

また、人見知りの人や大人しい人でも、その人に合わせたコミュニケーションをするので、世渡り上手な人には苦手な人はあまりいなでしょう。
だからこそ、世渡り上手は人の悪口を言う事がないのです。

特徴⑪： 人を分析する力がある

世渡り上手は、人を見抜く力があります。
誰がこの中で一番偉いのか、誰がこのグループを仕切っているのかなどをいち早く察します。

すなわち、人をよく観察していて、人それぞれの性格や特徴を把握するのが得意なのです。
そのため、何か困ったことがあった時には、それを誰に相談すれば良いか、何か不具合が起きた時に、誰に言えば解決するかなどを知っています。

違った言い方をすれば人の扱いに長けていると言えます。
そういったことから、世渡り上手が上司になった時には、適材適所で部下を配置して、効率よく仕事を回すでしょう。

特徴⑫： きちんとした性格

世渡り上手は、愛想と口が上手いだけで世の中を渡っているのではありません。
元々は、きっちりとした性格で、いい加減な事や嘘をつくようなことはしないでしょう。

だからこそ、人に好かれています。
確かに要領は良いですが、それは誰かに何かを押し付けたりするのではなく、効率よくすすめる方法を知っているからです。
また、人の悪口を言う事もないので、周りからも信頼されています。

【診断】あなたは世渡り上手？

診断①：メールやラインの返信が早い

メールやラインが来た時には、すぐに返信しますか？
イエスならば世渡り上手でしょう。

コミュニケーション能力が高い世渡り上手は、誰から連絡があるとすぐに反応します。
電話の着信履歴を確認したのに、長い時間放置しておくことはありません。

そのため、仕事でもプライベートでも、世渡り上手の人とはスムーズな連絡ができるため、何かあった時に重宝されます。

診断②：フットワークが軽い

友人や職場の人に誘われた時にすぐに誘いにのりますか？
イエスならば世渡り上手の傾向があるでしょう。

世渡り上手は交友関係が広く、様々な人との付き合いがあります。
その理由はフットワークが軽いからです。

誘ってもらったら、迷うことなく参加しますし、知らない人ばかりの場所でも気軽に出かけていきます。

行きたいと思った所があれば、すぐに出掛けますし、見たいものがあれば、すぐに見に行くように、行動力があるのです。

診断③：生徒会長や保護者の役員に推薦されたことがある

学生の頃は、生徒会長、職場ではプロジェクトリーダー、子供が出来ると保護者会の役員など、良く周りから推薦されるのが世渡り上手です。
そのため、そういった経験があると言う人は世渡り上手の資質があります。

周りから推薦されると言う事は、それだけ人望があったり、人との関係をうまく築いていたりする人でしょう。
また、皆をまとめるコミュニケーション能力にも長けていて、影響力がある人が推薦されます。

診断④：よく食事に誘われる

ご飯やお茶によく誘われますか？
よく誘われると言う人は世渡り上手かも知れません。

人は、一緒に居て心地の良い人と食事をしたり、お茶したりしたいと考えます。
頻繁に誘われると言う事は、一緒に居て楽しいと思われているからでしょう。

また、話しやすい、話を聞いてくれると思う人を食事に誘います。
逆に、話をしていてつまらないという人とは、一緒に食事をしたいと思いませんし、わざわざプライベートの時間を使おうとは考えないでしょう。

診断⑤：人に相談されることが多い

相談事をよく持ちかけられる人は世渡り上手です。
悩み事や相談事を持ちかけようとすると、丁寧に話を聞いてくれる人、信頼できる人を選ぶでしょう。

つまり、相談事をされる人は、その人から見ると信頼できる相手ということです。
相談したことが他の人に漏れてしまったり、真剣に話を聞いてくれなかったりするような人には、そういった話しを持ちかけることはないでしょう。

また、この人に話せば、何かアドバイスが貰えるかもしれない、何か解決方法があるかもしれないと考えて相談するのです。

診断⑥：どちらかと言えばプラス思考

何事もポジティブに捉える人ならば、世渡り上手と言えるでしょう。
いつも笑顔で、愛想が良い世渡り上手は、悩んでいる姿や落ち込んでいる姿を人に見せることがあまりないでしょう。

それだけ、暗い気持ちになることが少ないという事です。
すなわち、ネガティブな気持ちになることがなく、いつも前向きに過ごしていると言えるでしょう。
そうでなければ、自分自身が周りを明るくするような存在にはなれません。

診断⑦：同期よりも出世している

一緒に入社した同期よりも出世していたり、仕事を任されていたりするのならば世渡り上手かもしれません。

仕事が同じくらいの実績でも、どちらか一人に仕事を任せるとなって選ぶとすれば、どうしても主観が入ってしまうでしょう。

すなわち、上司に好かれている、周りから好印象の人物です。
また、世渡り上手は取引先にも好かれる人格なので、上司にはそういった評判は耳に入ってきます。
そういうところから評価が高くなっていくのでしょう。

診断⑧：ツイッターやインスタグラムのフォロをー数が多い

SNSをしていて、そのフォロワーや繋がりが多ければ世渡り上手と言えるでしょう。
世渡り上手は人に好かれる特性があるので、様々な人が寄ってきます。

友達が友達を生み、広い範囲の繋がりが出来るでしょう。
そして、その繋がりによって、誰かを助けたり、アドバイスが貰えることがあったりして、人の輪が広がっていきます。

世渡り上手な人になる方法

どうしたら世渡り上手になれるのかを見ていきます。

1. 人の長所を見る
2. 人を頼る
3. 空気を読む
4. 明るく笑顔でいる
5. 平等に接する
6. 感謝を表す

具体的に見ていきましょう。

方法①：人の長所を見る

人はどうしても、人の欠点を見がちです。
そこで、欠点を見ずに、長所を探すようにしましょう。

欠点に目が行ってしまうと、その人の良さが見えなくなってしまいます。
良いところを見つけて、それを素直に褒めてあげることで、人間関係もスムーズになるでしょう。

また、欠点と感じるところも、見方によっては長所になるということも覚えておきます。
例えば、人見知りの人がいたとします。

欠点として見てしまうと、暗い、コミュニケーションが出来ないとなってしまいますが、長所として見ると、謙虚で控えめ、慎重と捉えることが出来ます。

方法②：人を頼る

自分で何でもしようとせずに、周りの人を頼りましょう。
仕事で手がいっぱいの時には「これ、お願いできますか」と素直に頼みます。

また、分からないことがあるならば、恥ずかしいと思わずに「わからないから教えて」と言えば、先輩や上司も頼りにされていると感じて教えてくれるでしょう。

また、逆に人を信頼するだけではなく、自分も信頼される人になることです。
あの人に任せたらきちんとやってくれる、約束を守ってくれると思われることで、世渡り上手になれるでしょう。

方法③：空気を読む

世渡り上手になるには、その場の空気を読む力が必要です。
空気を読むには、良く周囲を観察することです。

いつもと雰囲気は同じなのか、機嫌の悪い人はいないのかなど、毎日見ていれば違いはわかってきます。

世渡り上手は空気が悪ければ、その空気を良い空気に変えることもできますが、間違ったやり方をしてしまうと、余計に空気を悪くしてしまう恐れもあるので、どうしたらわからない時には何もしないことも大切です。

方法④：明るく笑顔でいる

世渡り上手は人当たりが良いのが特徴。
そのため、いつも笑顔でいることです。

学校や職場で人にあったら、明るく挨拶するだけでも好印象になるでしょう。
また、人と話している時にも、なるべく明るい表情で接するようにします。

もしも、腹が立つことが合っても、すぐに表情に出したり、態度に出したりせずに、冷静に対応するようにしましょう。

その上、「笑う門には福来る」という言葉があるように、常に笑顔でいれば、良い事を引き寄せてくれる力があるでしょう。

方法⑤：平等に接する

誰にでも同じような態度で接するようにしましょう。
そのためには、人の好き嫌いはなくして、平等に接するようにするのが大切です。

そして、人の悪口も言わないようにします。
自分が悪口を言わないようにすれば、周りからも信頼される人となるでしょう。

そういう所から、人に好かれて人間関係も上手くいくのです。
世渡り上手は人間関係を築くのが上手なので、何かあった時にそういった人に助けてもらったりして、うまく世の中を渡っていくのです。

方法⑥：感謝を表す

世渡り上手の人を見ていると、素直に感情を口にしていると気付きます。
もちろん、ネガティブな言葉ではなく、ポジティブや感謝の言葉です。

何かしてもらった時には「ありがとう」、嬉しい時には「嬉しい」、間違った時には「ごめんなさい」と相手に伝わりやすいようにしています。

これらの言葉を聞いて嫌な気持ちになる人はいないでしょう。
そして、何かをしてくれた時に「ありがとう。助かる」と言ってもらったら、また、相手も何かあった時にも助けてあげたいと思うでしょう。

世渡り上手は生きるのが上手

世渡り上手と聞くと、媚を売って良いとこ取りしているというイメージを抱く人もいるでしょう。
しかし、世渡り上手には様々な長所があるからこそ、うまく世間を渡っていくのです。

例えば、愛想が良かったり、空気を読んだり、コミュニケーションが上手だったりと、武器があるからこそ、その武器を使って世間を渡っていくのでしょう。

すなわち、世渡り上手はひとつの優れた才能なので、うまく取り入れてスイスイと世の中を渡っていきましょう。