胡散臭い人の特徴とは?胡散臭い男性への対処法と接し方
胡散臭い人に出会うと、本当に信じていいのかと思う反面、疑ってしまう自分はひねくれているのかと不安になることがあります。 しかし、胡散臭い人に気づかずに信じてしまうと、痛い目にあることがあるのも事実です。 そうした人を見分けるためには、どうしたらいいのでしょうか。 特徴や対処法を知ることによって、胡散臭い人を正しく見破れるようになります。 今回は、胡散臭い人について見ていきましょう。
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「胡散臭い」の意味/語源/類語/英語
まず、胡散臭いという言葉について理解していきましょう。
意味
胡散臭いとは、疑わしい、信じられない、という意味です。
なんとなく怪しくて、信じていいのわからないというイメージを持つと、わかりやすいでしょう。
語源
胡散臭いとは、怪しいという意味の「胡散」と、らしいという意味の「くさい」を合わせた言葉です。
「怪しいらしい」という言葉から発展した言葉といわれています。
類語
先ほども説明した通り、胡散臭いは「疑わしい、信じられない」という意味を持つ言葉です。
同じような意味を持つ言葉である、怪しげ、疑わしげ、きな臭いなどが類語となります。
例えば、「胡散臭い人」であれば「きな臭い人」に言い換えが可能です。
英語
胡散臭いという英語には、funny, suspicious, fishy, suspect, shadyというものがあります。
口語であれば、shadyが使われることが多いです。
胡散臭い人の見た目や言動の特徴
では、胡散臭い人にはどのような特徴があるのでしょう。
胡散臭い人には、以下の特徴があります。
- 言葉が薄っぺらい
- 反応が軽い
- 同じ言葉ばかり繰り返す
- ニヤニヤしている
- 言っていることが二転三転する
- 目を見ない
- ゴマをすっている
- 長いものに巻かれる
- すぐ忘れる
- 誤魔化す
- 内容が矛盾している
- 非科学的なことを言う
- 目が泳ぐ
- 焦ると早口になる
- 笑顔が不自然
- 営業口調
- 切り返しが早い
- 人柄が見えてこない
- 取り繕っている様子が垣間見える
- 過剰に共感する
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
1. 言葉が薄っぺらい
胡散臭い人の言葉には、軽さがあります。
大切なことをあまりにもさらっと言ったり、重みを感じさせるはずの言葉を次々に発したりするのです。
人は本来、大切なことを話す時には相手にしっかり理解してもらおうとして、相手の理解度を確認したり、誤解のないように言葉の受け取り方のすり合わせをしたりするものです。
しかし、大切な内容にも関わらずそのようなことを一切しないとなると、都合の悪いことについては突っ込まれたくないのかな、細かいことは聞かれたくないのかなという印象を持たれてしまい、胡散臭いと思われるのです。
2. 反応が軽い
何かを聞いた時や何かを言った時に、妙に反応が軽かったり演技かかっていたりすると、一気に胡散臭くなります。
実はこうなんです、というカミングアウトをしても、「そうなんですね〜!」と一言言って終わりだったり、何かを質問しても、相槌で「はいはいはい」と調子よく反応をされると、この人本当に聞いているのかな、と疑問に感じるのです。
やはり、自分の話をきちんと聞いてくれない、コミュニケーションに違和感のある人は、胡散臭いと思われがちです。
一方的に話すばかりで相手の話への関心が極度に薄いと、胡散臭い印象が強くなるのです。
3. 同じ言葉ばかり繰り返す
何かを質問しても、何かをもっと詳しく知りたいと思っても、同じ言葉を繰り返すばかりの人がいます。
そこをもっと詳しく知りたいのに、というところでも、ひたすら同じ言葉で同じことを説明します。
そうした人を見ると、この人は表面上のことしかわかっていないか、何か隠したいことがあるのだなと認識されます。
そうすることによって、その人に対する疑念が一気に高まり、胡散臭いと感じられるようになるのです。
4. ニヤニヤしている
人と話す時ににこやかに話すことは不自然なことではありません。
話していて楽しければ笑うこともありますし、そうでなくても穏やかに会話するために、ある程度の笑顔で会話をすることは、よくあることなのです。
しかし、胡散臭い人の笑顔は、ニコニコというよりも、ニヤニヤに近いといったほうが適切です。
まるで何かを企んでいるような、もしくは思い通りに騙されている相手をみてほくそ笑んでいるような、本心の知れ無いニヤニヤした顔をするのです。
人は笑顔には好感を持ちますが、ニヤニヤした顔には嫌悪感や疑いの気持ちを抱きます。
そのため、胡散臭い人はニヤニヤしていることが多いのです。
5. 言っていることが二転三転する
見た目だけでなく、言動も、信用できないと思われることで胡散臭いと感じられます。
特に、言っていることが二転三転すると、この人の言っていることは信じられないと感じられます。
人との会話でも信頼感は非常に大切なものです。
それにもかかわらず、その信頼感を崩すようなことを繰り返すと言うことは、それだけ信頼感を大切にしていない、ないがしろにしていると言うことです。
6. 目を見ない
人が人を疑った時、その目の動きを見ることが多くあります。
その時に、しっかりと相手の目を見て話をする人を見ると、この人のことを信じてみようという気になります。
しかし、目を見ずに話すと、何かやましいことがあるのか、目を見て話せないことがあるのかと思われます。
それによって、一気に話の信頼性が失われてしまうため、なんだか胡散臭いなと感じられるようになるのです。
7. ゴマをすっている
人と話す際に、ある程度のお世辞や太鼓持ちも必要な場合はあります。
しかし、それが行きすぎて単にゴマをすっているだけのように感じられると、途端に胡散臭く思えるようになります。
こんなにゴマをすってくると言うことは、やましいことがバレた時の保険なのだろうか、気分をよくして疑いの目をそらそうとしているのではないかなど、いろいろなことが考えられるからです。
8. 長いものに巻かれる
長いものに巻かれる人は、胡散臭いと思われる人が多いです。
長いものに巻かれる人は、何か都合が悪いことが起こると自分の立場を翻してでも力の強い人の方につこうとします。
そのため、そのような人のことを信じても簡単に裏切られる可能性がありますし、そうした人を信じることができない人が多いこともなっとくです。
物事の真実や自分の意見よりも、どちらにつくことが自分にとっていいのかという損得勘定だけで動いていると、胡散臭さがますのです。
9. すぐ忘れる
自分で自分の言ったことをすぐに忘れる人も、胡散臭いと思われがちです。
自分で言っていたことにも関わらず、簡単にそれを忘れてしまい、のちにそのことについて話そうとしても覚えていないというのです。
その場その場で調子のいことを言っているだけだと判断され、胡散臭いと思われてしまうのです。
忘れてしまうことは仕方がありませんが、あまりにも頻繁だったり、都合の悪いことばかり忘れたりしているようであれば、胡散臭いと思われる可能性は高くなります。
10. 誤魔化す
自分の言葉をごまかすことが多い人も、胡散臭いと思われる傾向にあります。
曖昧な言い方をして、問い詰められると正確な言い方を避けるような説明をする人のことは、信頼しにくいものです。
都合が悪くなった時に、あれはこういうつもりで言ったんだと後付けでいくらでも言い訳ができるからです。
その時の状況に合わせていいように内容を誤魔化すということは、疑われても仕方のない行為です。
11. 内容が矛盾している
話をしていれば、時には内容が矛盾することがあります。
しかし、あまりにも内容が矛盾することが多ければ、相手はこの人を信頼してもいいのだろうか、本当のことを話しているのだろうか、という疑念を抱き、胡散臭いと感じられてしまうのです。
また、内容が矛盾していることを指摘された時に素直にそれを認め弁解すれば、まだ相手の信頼を取り戻すこともできますが、そこで焦ってさらに矛盾したことを言ったり、矛盾していることを認めなかったりすると、さらに疑われてしまいます。
12. 非科学的なことを言う
世の中には、まだ科学では証明されていないこともたくさんあります。
したがって、非科学的な話をすること自体はそんなに胡散臭いことでもありません。
しかし、何かがあるとすぐに非科学的な理由に走り、その上それを信じることを他人にも強要すると、一気に胡散臭いイメージが強くなります。
自分一人で非科学的なことを信じて話すのであれば、それはその人の自由ですが、それを他人にも押し付け始めると、胡散臭いと思われるので注意が必要です。
13. 目が泳ぐ
目を見ずに話す人は胡散臭い傾向にあることは上でも説明しましたが、目が泳ぐというのも胡散臭い人に見られることの多い特徴です。
視線が定まらず。キョロキョロしていると、焦っている、困惑している、何かを必死に考えているという印象になります。
それはつまり、バレたら困ることがある、言い負かそうと必死に何かを考えていると捉えられるということです。
相手から目をそらすことなくじっと見つめていることも最善とは言えませんが、常に目がキョロキョロと動いて落ち着きがない方が、疑われる可能性は高いのです。
14. 焦ると早口になる
何か自分にとって都合の悪い流れになった時に、焦って急に早口になると、胡散臭いと思われることが多いです。
何かをごまかそうとしている、早くこの話を終わらせようとしている、感情的になっていると捉えられるため、本当に信じていいのかという疑念が湧くのです。
焦って早口になることにはなんのメリットもありません。
胡散臭いと思われたくなければ、早口は避けるべきなのです。
15. 笑顔が不自然
人と話すときはにこやかに、笑顔で話した方が、相手とも打ち解けられますし、穏やかな空気の中で会話することもできます。
しかし、胡散臭いは、この笑顔が非常に不自然なのです。
目に笑いが感じられなかったり、口角だけが無理に上がっていたり、笑い声に感情がこもっていなかったりと、笑顔を不自然と感じる理由は様々ですが、実に胡散臭いのです。
16. 営業口調
話をしていても、まるでテンプレートをそのまま話しているようななめらかすぎる話し方だったり、優しい口調ではあるものの感情がこもっていなかったりすると、胡散臭いと感じられます。
何を考えているのかわからなかったり、いつも同じことを話しているように感じられたりするためです。
話が上手い人でも、話の途中で感情が見えてくるものです。
そうではなくて妙に営業口調だと、相手は身構えてしまい、胡散臭いと感じるのです。
17. 切り返しが早い
会話は一方が話して一方が返事をして、また一方がそれに対して返事を返すという形で進んでいくものです。
そのテンポは決して一定ではなく、テンポよく会話が進んでいくこともあれば、少し考える時間を持ってから言葉を発することもあります。
しかし、そうではなくて常に切り返しが早い、相手が何をいうのかをあらかじめ考えていたかのようにすぐに切り返してくるという場合は、胡散臭いと思われます。
会話の進み方に自然さが感じられませんし、雰囲気も悪くなるからです。
18. 人柄が見えてこない
たとえ初対面の人でも、ある程度の時間話していれば、なんとなくでもその人の人柄が見えてくるものです。
しかし、胡散臭いと思われる人は、その人柄をつかむことがなかなかできません。
張り付いたような笑顔と営業口調によって、感じはいいし話もわかりやすいけれど、相手がどんな人だか今ひとつ分からないという状況に陥るのです。
19. 取り繕っている様子が垣間見える
胡散臭い人は、取り繕っている様子が垣間見えます。
何かをごまかそうとしたり隠そうとしているそぶりが見えるのです。
そうしてそぶりを見てしまうと、相手のことを信じることができなくなります。
そのため、胡散臭いという印象になるのです。
20. 過剰に共感する
人との距離を縮めるに当たってポイントとなるのが、相手に共感するということです。
相手に共感することによって、相手は、この人は自分と似た人なのだ、似た者同士なのだと感じるようになり、親近感を持つからです。
しかし、だからと言って過剰に共感すると、胡散臭い印象になります。
相手との距離を縮めるために共感しているということが相手にも伝わりますし、本当は何を考えているのかが見えてこないからです。
胡散臭いと思われてしまう原因
では、胡散臭いと思われてしまう原因をみていきましょう。
胡散臭いと思われてしまう原因には、以下が考えられます。
- 表情が不自然
- 声が裏返る
- リアクションが過剰
- 丁寧なのにおしが強い
- 喋りがなめらかすぎる
続いて、胡散臭いと思われてしまう原因を、それぞれ詳しくみていきます。
1. 表情が不自然
不自然な笑顔は、胡散臭いと思われる大きな原因です。
張り付いた笑顔や無理に口角を上げた笑顔、目に笑みがない笑顔などは、相手に疑念を抱かせるだけです。
もっと素直に感情がストレートに出たような笑顔になって初めて、相手は自分のことを信じてくれるのです。
2. 声が裏返る
焦って何かを説明している時に、焦りすぎて声が裏返ってしまうと、胡散臭いと思われる原因になります。
焦って話をするだけでも胡散臭いと思われる可能性があるのに、そこで声が裏返ると、焦っている、動揺している、必死になっているという印象を強く持たれます。
そうすることによって、この人を信じていいのかと思われてしまうのです。
3. リアクションが過剰
リアクションが過剰であることも、胡散臭いと思われる原因になります。
リアクションは、その人の素直な反応であり、それを見ることで、この人は本当に驚いているのだなとか喜んでいるのだななどということがわかります。
しかし、過剰に利確ションが大きいと、まるで型にはめたような印象になり、この人は本当にこう思っているのだろうかと疑われてしまうのです。
4. 丁寧なのにおしが強い
丁寧な口調で物腰柔らかそうなのに、おしが非常に強いと、相手から不信感を買ってしまい、胡散臭いと思われてしまいます。
優しい話をして相手を信頼させて自分の思い通りにしようという考えや、優しい雰囲気の下に隠された本性のようなものを感じさせるからです。
実際の話し方と対応に差があり違和感を感じると、人は胡散臭いと感じるものなのです。
5. 喋りがなめらかすぎる
話が上手い人、話が好きな人は、ペラペラとなめらかに言葉が出てくるものですが、あまりにもしゃべりがなめらかであると、胡散臭いと思われがちです。
話が好き、上手い人は、なめらかに話しながらもそこに感情が感じられますが、感情も感じられず一定のテンションで滑らかに話すと、相手に対し不信感が生まれるのです。
散臭い人との接し方や対処法
では、胡散臭い人とはどう接すればいいのでしょうか。
気になったことは質問する
気になったことは質問して見ることがオススメです。
胡散臭いと感じるということは、相手に対して疑問に思う点があるということです。
それを抱えたまま胡散臭いなと思いつづけるのでは、自分もモヤモヤしたままです。
気になることがあれば聞いて見ましょう。
その答えの内容や答え方によって、その印象が正しいのかが見えてきます。
相手について深く聞く
胡散臭い人はその人の人柄が見えてきません。
だから胡散臭いと感じるのですが、もしかしたら単純に自己開示が苦手なだけかもしれません。
相手を信じるかどうかは、相手のことを知ってからでないと判断できません。
相手について深く聞くことによって、相手が信じるに値する人なのかがわかってきます。
あまりリアクションしない
あえて相手の話にあまりリアクションしないという方法もあります。
何か下心があって近づいてきている胡散臭い人は、基本的に帰化づく相手を選びます。
自分の話を疑わずに聞いてくれそうな人、疑ったとしても何も言わずにとりあえず最後まで聞いてくれどうな人を探して選ぶのです。
そこで思いがけず相手がリアクションしてくれなかったら、人選を間違えたと思って離れていきます。
もし胡散臭いという印象が間違いだったなら、そこからも引き続き関わってきます。
胡散臭いと言われないためには?
胡散臭いと言われないためには、自分の感情と意見をごまかさないことが大切です。
自分の感情や意見をごまかしていると、自分ではできていると思っていても、相手からは意外とすぐにわかるものです。
自分を良く見せたいとか、優位に立ちたいなどさまざまな気持ちがあって胡散臭い行動をとってしまうこともありますが、素直でいることが大切だということです。
胡散臭い人を見分けよう
普段人のことを胡散臭いと感じる時、なんとなく、これと言った理由はないけれど、という場合が多くあります。
しかし、胡散臭いと感じるにはある程度のパターンがあり、それを理解しておけば、本当に胡散臭い人なのか確かめる方法もわかってきます。
いい人付き合いのために、騙されないために、胡散臭い人を見分ける力を持っているといいですね。
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