思い込みが激しい人の心理と原因！視野を広くもつためのコツとは

男女200人にアンケート！「思い込みが激しい」と悩む人の割合

思い込みが激しいタイプの人は、周りの意見を聞けずに気がついたら孤立してしまうこともしばしば。
特に、周りから指摘されたりして自覚のある人はどうすればいいのかと悩んでいる場合も多いのではないでしょうか？

まずは、男女200人に「自分は思い込みが激しい方だと思うか」を聞いてみました。

Q.あなたは思い込みが激しい方？

男性・女性ともに51％と約半数の方が「思い込みが激しい方だと思う」と答えました！
意外と多くの方が、自分で思い込みが激しいと感じて悩んでいるようです。

思い込みが激しいという自覚があるのであれば、できれば周りとうまくやっていくためにも直してしまいたいですよね。
次は、思い込みが激しい人の特徴や心理について詳しく見ていきましょう。

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思い込みが激しい人の特徴・心理

では、思い込みが激しい人の特徴・心理をみていきましょう。
思い込みが激しい人には、以下の特徴・心理が考えられるでしょう。

1. 一つのことに固執する
2. 柔軟な考え方が出来ない
3. マイナス思考
4. 人の意見に耳を貸さない
5. 他人を信用しない
6. 頑固すぎる
7. 視野が狭い
8. 行動力がない

続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。

特徴・心理①：一つのことに固執する

頭の中に、一つの考えがあるとそれに固執するために、それ以外の考え方は思い浮かばなくなってしまいます。
その考えが正しいとか間違っているかとかは、全く考えていません。

そのことだけが全ての答えですから、他のことを言われたら反論をしてきます。
相手が何を言おうとそのことに固執しているために、頑として考えを変えることがないのです。

このような人は、異常に失敗を恐れるために寛容な考え方が出来ません。
自分が知っている範囲のこと以外は、怖くて考えたくはないのです。

臆病であるにもかかわらず、それを人に知られたくないがために、よく人とトラブルになったりもします。

特徴・心理②：柔軟な考え方が出来ない

普通の場合、何かを行う時にはいくつかの選択を考えます。
しかし、思い込みが激しい人は、それが出来ません。

選択といういくつかの考え方や、やり方があることを無視してしまいます。
1つの方法以外は、頭の中から排除してしまうのです。

物事には、いくつもの方法や仕組みが存在するのですが、それすらも排除してしまっています。
一つ信じることがあるならば、それ以外は全て間違いというレッテルを張ってしまいます。

自分の考えに対して、絶対的な信念を持っているために、柔軟性に欠けてしまうのです。
信念を持つことは、時には必要ですが、どんな時でも自分の信じたものだけですから、協調性といったことが欠落してしまいます。

また、誰かと共同に物事を進めるといったことが出来ない人ともいえます。
自分の信念が挫折すると、大きく落ち込んでしまう所があります。

特徴・心理③：マイナス思考

思い込みが激しい人の場合、どちらかといえば、マイナスな考え方をします。
壁にぶち当たるようなことが起きるとすぐに悪い考えばかり頭に浮かんできます。

『もう自分は駄目だ』とか『自分は必要ない人間だ』などと、自分へ艇を始めます。
それだけではなく、問題に関係した人すべてに責任を負いかぶせて、逆恨み的な感情さえ抱いてしまいます。

こうなると、手が付けられないといった方が良いかもしれません。
とにかく、自分の失敗でも人に責任を押し付けて自爆するタイプでしょう。

心では、自分は間違っていないのに、みんなが自分を非難するという妄想を膨らませ、社会が悪い、国が悪いと責任転嫁してしまいます。
マイナス思考からなかなか抜け出せない人です。

特徴・心理④：人の意見に耳を貸さない

自分の意見が全ての人ですから、人からの助言や意見はとことん無視をします。
相手が良いと思って言った言葉も自分を陥れるための策略ではないかと思い込んでしまいます。

自分の意見を取り入れてくれない人は、全て敵であると考えてしまうのです。
その為に、単独行動をとることが多いでしょう。

友達というものを作らない、人を寄せ付けないところがあります。
自分の世界を作っているために、そこに自分以外の人が足を踏み入れることを非常に嫌います。

人の話を聞かないことで、知識的なものに偏りがあります。
自分の好きなもの以外は、全く知らないといったことも少なくありません。

特徴・心理⑤：他人を信用しない

基本は自分ですから、自分以外の人を信用することはありません。
これ自体、人に対して臆病であるともいえます。

表面上は何事もないような顔をしていたりしますが、感情の起伏は激しい人です。
心の中では、憎しみが渦を巻いていたりするのに、表情にはほとんど何も感じられないのです。

冷静な人にも見えるかもしれませんが、実際には、冷静さなどみじんもない、感情的で自己中心的な人なのです。
自分さえも信じていない場合もあり、矛盾の塊のような性格をしています。

特徴・心理⑥：頑固すぎる

それは間違っているといっても、信用しません。頑固なまでに自分の考えを頑なに貫こうとします。
間違いすら認めたくはないという心理が働いています。

頭ではわかっていても、気持ちが追い付かないのです。
間違いを認めることは、自分をも否定することに思うからなのです。

頑固すぎるために、失敗も多い人生になってしまいます。
人との関わりも薄く、心を許せる友達を作ることはむずかしいでしょう。

他人から見れば、何を言っても聞く耳を持たない、頑固で付き合いづらい奴と映っていることでしょう。

特徴・心理⑦：視野が狭い

少ない経験の中でのことでしか物事が図れないタイプですから、視野が狭く、知識も少ししかありません。
その狭い中での事柄しか知らないわけですから、答えに説得力がありません。

どんなに熱弁をふるって話していても、机上の空論にしか聞こえてきません。
実がない話しかできないからです。

自分の考えの外には意識が向きません。
思い込みの中だけで、激しく葛藤しているだけなので、人には理解してもらえないことも多いのです。

自分自身は視野が狭いという意識はありません。
小さな自分の世界の中にいるのですから、それ以上の世界観は認知できないのです。

特徴・心理⑧：行動力がない

本当はひどく精神的に弱い人が多いのです。
想いを膨らませて思考することはありますが、なかなか実行には移しません。

実行する、行動することは失敗や挫折を経験することがあります。
それが怖いために、空想のみでとどめていて、それを実行には移す勇気はないのです。

ありもしない事実に振り回されて、頭の中で試行錯誤しているのが関の山です。
臆病で、情けない部分が思い込みの激しさを一層強くしているのです。

思い込みが激しい性格になる原因

真実を目の当たりにすることが出来ずに、逃げてしまう事が思い込みの激しい性格にしてしまう原因でしょう。
世の中は、思い通りにいかないことばかりです。

それでも、それを乗り越えて生きていかなくてはいけません。
しかし、その現実から目を背けてしまう事で、自分を守ろうとしてしまいます。

そのようなことを繰り返していると、段々と妄想癖が強くなり、思い込むことで、苦しみから逃げるようになってしまうのです。
自分の殻の中に閉じこもることで、自分を守ろうとしているのですね。

男女の目線！思い込みが激しいことのデメリット

思い込みが激しい性格は、人間関係を築いていく上でデメリットとなることもあります。
今回は、男女200人に「思い込みが激しいことのデメリット」を教えてもらいました。

Q.思い込みが激しいとどんなデメリットがある？

男性のコメント

女性のコメント

思い込みが激しいと、周りとのコミュニケーションがうまくいかないのが大きなデメリットです。
自分の意見に固執して人の話を聞かなかったり、自分の考えありきで勝手に行動したりして、周囲に迷惑をかけていることに気づけない場合が多いようですね。

だんだんと周りの人が疲れて離れていき、気づいたら孤立していた……なんてことになってしまうかも。
また、思い込みの激しさゆえに視野が狭くなり、自分で自分をしばりつけて成長やチャレンジの機会を逃すことも多そうです。

アンケートで判明！思い込みが激しい血液型って？

血液型の占いがあったりと、「血液型で性格の傾向が違う」なんて声もありますよね。
思い込みが激しいのには、血液型が関係しているのでしょうか？

今回は、男女200人に「思い込みが激しいと思う血液型とその理由」を聞いてみました。

Q.思い込みが激しい血液型&その理由は？

男性のコメント

女性のコメント

思い込みが激しいと思う血液型は、大きくA型派とB型派にわかれました！
A型は真面目すぎて柔軟性がないイメージ、逆にB型は自分が1番！というイメージから思い込みが激しいと思われているようです。

O型・AB型は少数派でしたが、O型に関しては自分や周りの人がそうだからといった理由が目立ちました。
とはいえ、血液型で性格の全てが決まるわけではないので、深く考えすぎないようにしましょうね。

思い込みが激しい性格になりやすい血液型

血液型で言うならば、思い込みが激しいのは『A型』ではないでしょうか？
A型の特徴は真面目といわれています。

几帳面で頑固なのがA型だと、占いでは出ているようです。
このような性格から推測して、自分の考えを押し通す頑固さが、『思い込みが激しい』につながってきそうです。

しかしながら、A型は協調性がありますから、自分勝手に思い込んで、相手に押し付けることはないようにも感じます。
自分で正しいと思った考えをうまくだせない場合は、深く不満として溜まっていってしまう可能性がありそうですね。

思い込みの激しい人と上手に付き合う方法

では、思い込みが激しい人と上手に付き合う方法をみていきましょう。
思い込みが激しい人と上手に付き合う方法には、以下のものがあります。

1. 一定の距離を置く
2. 反論や自分の意見を押し付けない
3. 相談はしないこと
4. 聞き役に徹する

続いて、思い込みが激しい人と上手に付き合う方法を、それぞれ詳しくみていきます。

上手に付き合う方法①：一定の距離を置く

人との付き合いの中で一番難しいのが、どのくらいの付き合いをするかにあります。
深くつく会う相手もいれば、上辺のみの付き合い方もあります。

どちらにするかは、その相手とどのような付き合いをしたいかによって変わりますよね。
思い込みが激しい人と付き合うのですたら、深入りは禁物です。

深入りすると、必ず振り回され、相手が嫌いになってしまう事でしょう。
相手の嫌な部分を見ないようにして、良い部分だけを見るような一定の距離感が必要です。

思い込みが激しい人は、親しい人に対しては遠慮なく本心をぶつけてくるでしょう。
それは、かなり重いものになります。

そうならないためには、あまり深入りをしないで、軽い付き合い方をすると良いでしょう。

上手に付き合う方法②：反論や自分の意見を押し付けない

思い込みが激しい人に対して、反論したり、自分の意見を主張したりしては、反撃を受けてしまいます。
自分の意見や考え以外は、決して受け付けないのが、思い込みの激しい人の特徴です。

受け付けない相手にいくら意見を言っても、受け入れてくれるはずはありませんよね。
逆に、激しく口論になったり、険悪な状態になりかねません。

相手の意見に対して、肯定するのは良くても、反論や違った意見を押し付けるようなことは、絶対しないようにしましょう。

上手に付き合う方法③：相談はしないこと

思い込みが激しい人に相談をしてしまった場合、その人の心の中にまで入り込もうとするところがあります。
特に、自分の状況と重ね合わせて物事を考えますから、親身になってくれはしますが、かなり行き過ぎたところまで、土足で踏み込んでくる可能性があります。

思い込みが激しいので、相談内容を自分の考えで想像を膨らませてしまい、さも、現実化のごとく物事を展開させていきます。
それに対して、反論が出来ないために、結果的に余計に問題や悩みを広げてしまうでしょう。

そうなってしまうと、相談事も切り上げたくなりますよね。
しかし、切り上げてしまえば、今度は、相談に乗ってあげたのに、裏切られたなどと、逆恨みに走ることもあります。

あまり、大事なことや、真剣な悩みなどは、相談してはいけない相手という事になりますね。

上手に付き合う方法④：聞き役に徹する

とにかく、思い込みが激しい人ですから、何か言うよりも、話を聞く方に回った方が無難です。
返事も、あいまいなもので構わないでしょう。

あまり、親身に聞き過ぎては、どんなことでも話を持ち込んでくる可能性もありますからね。
「そうだね。」とか「なるほどね。」ぐらいの返事で、意見を言ったり、深く物事を訪ねたりはしないことです。

そのぐらいの浅い言葉以外は、話しかけてきたら、聞いているぐらいが
ちょうど良いでしょう。
話しても、軽い返事しか来ないなら、相手もそんなに思い込んだりすることもなくなります。

人は、意見を言われるよりも聞いてくれることで、満足する人も多いのです。聞いてほしいから話ししたいのであって、反論や相手の考えを聞きたいわけではないからです。

思い込みが激しい性格の直し方

では、思い込みが激しい性格の直し方をみていきましょう。
思い込みが激しい性格の直し方には、以下のものがあります。

1. 人の意見を聞く
2. 心に余裕を持つ
3. 視野を広げる
4. 柔軟な考え方をする
5. 経験を重ねる
6. 物事に固執しない

続いて、思い込みが激しい性格の直し方を、それぞれ詳しくみていきます。

直し方①：人の意見を聞く

他人の意見を聞くことは、自分だけではなくいろんな人の考えを知ることが出来ます。
知ることで、自分自身の考え方にも幅が広がりますよね。

また、自分の考えが全てではないという事も知ることが出来るでしょう。
自分自身を成長させることにもなり、たくさんの人との交流もできるようになります。

直し方②：心に余裕を持つ

思い込みが激しくなる要因の一つには、自分の余裕のなさがあります。
心に余裕があれば、そこまで思い込むことはありません。

誰かの意見を聞いても、心を揺さぶられたりもしなくなるでしょう。
感情をコントロールできるようにする事で、心に余裕を持つことが出来ます。

まずは、何かを考えたり、言葉にしたりする時には、深呼吸をしましょう。
深呼吸をすることで、緊張感を和らげることが出来ます。

緊張が解けると、感情の方にも余裕の部分が出来るために、冷静な対処が出来るのです。
思い込むことも、その人呼吸があるために、激しく思い込んでしまわずに済むのです。

心に余裕が生まれてくれば、冷静な部分がはぐくまれ、思い込みやすい性格にも変化が訪れます。

直し方③：視野を広げる。

思い込むという事は、目の前のものにしか目が言っていないことに気が付きましょう。
目の前のものしか見えなくて、周囲が見えないようでは、真実は見えてきません。

真実を知るには、もっと周りの状況を把握する必要があります。
落ち着いて、なるべくたくさんのものや事柄を見る目を養ってください。

考える前に、周りをよく見る習慣をつけると良いでしょう。
状況確認や、事の成り立ちなど、もっと深いところも見るように心がけましょう。

視野が広がれば、思い込むことも少なくなり、自分だけが正しいなどという考え方はしなくなるでしょう。

直し方④：柔軟な考え方をする

頑固な部分を柔らかくするようにしてください。
全てに対して頑なであると、考え方も偏ってしまい、失敗することも多くなってしまいます。

色んな考え方があるのだと分かれば、そんなに失敗を恐れる気持ちもなくなります。
一つの答えだけだと、行き詰ってしまうために、思い込みの激しい性格になってしまうのです。

頭をもっと柔らかくして、どんなことでも受け入れられるような、思考をするように努力してください。

直し方⑤：経験を重ねる

人間は、経験の多い人の方が生き方にも幅が出来ます。
経験によって知ることもたくさんあるでしょう。

内にこもってばかりでは、思考も固まってしまうので、どうしても、思い込みが激しくなってしまうのです。
たくさんの経験をしましょう。

色んな事にチャレンジすることで、色んな考え方を学び、いろんな感情を経験し、やがては、思い込みが激しい性格も直っていくのです。

直し方⑥：物事に固執しない

一つの考えにとらわれていると、何も解決できませんし、孤独になって
しまいます。
一つのことをやり遂げることと、一つのことに固執する事は同じではありません。

物事に固執することで、逆に自分をがんじがらめにしてしまっているのです。
その考えから抜け出せないために、思い込みが激しくなり、他者の意見が耳に入ってこないのです。

もっと自由になりましょう。
自分をその鎖から解き放ちましょう。

自由な考えをすることで、思い込んで苦しくなってしまったり、壁にぶち当たって落ち込むことも減っていきます。
自由な考え方をすることを心掛けながら、物事を進めていくようにしましょう。

思い込みが激しい性格は損

思い込みが激しい性格についてみてきましたが、おしなべてあまり良いとはいえないでしょう。

間違えた思い込みは、身の破滅にもつながります。
何にしてもほどほどにした方が、この世は万事うまくいくような気もします。

思い込みが激しいと自分を振り返って感じるのであれば、視野を広くもち、柔軟性を持つような考え方を身に付けていくのがいいでしょう。