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不倫の結末にハッピーエンドはある?

不倫の結末はこれだけ?

不倫とは、結婚している人がパートナー以外の異性と不貞の関係にあることを指しています。
「自由恋愛」とはよく言われますが、結婚している男女が生涯の誓いを交わした伴侶以外の相手と内通するということは道徳上よいものではありません。

この結末にハッピーエンドはある?と質問されることはありますが、ケースバイケースとしか言いようがありません。
やっと運命の相手と交われる人もいれば、地位・名誉・金・伴侶・恋人すべてを失ってしまう人もいます。

不倫がろくな結末にならない理由

不倫の結末に向けた修羅場

では、不倫がろくな結末にならない理由をみていきましょう。

  1. 結局別れてもらえない
  2. 法的根拠を持ち出され民事裁判に発展する
  3. 慰謝料を求められ破産する
  4. 泥沼化すれば、恋人とも破局するかも
  5. 親権問題でもめ、貧乏くじを引く

続いて、不倫がろくな結末にならない理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①:結局別れてもらえない

パートナーが高給取りだ、地位や名誉を持っている人だという場合、離婚すれば「パートナー」のポジションが崩れてしまいます。
特に、夫が不倫をしているという妻の立場であればそれをみすみす手放すわけにはいきません。

だから、何が何でも「自分が正妻」であることをアピールし、離婚に応じようとしないでしょう。
なぜなら正妻側は愛よりも地位や名誉を支持しているので、それを思いのままにできる今の立場を手放せないからです。

慰謝料を積んでも、絶対応じてもらえないということに執念すら感じさせます。

理由②:法的根拠を持ち出され民事裁判に発展する

離婚問題に発展すれば、調停から入ることが一般的です。
調停員のすすめで和解や離婚など様々な提案が入ることがありますが、先述のようにパートナーが了承しなければ裁判へ発展します。

興信所を利用した証拠が固まっている場合や、離婚問題に実績がある弁護士が相手のバックについていれば、不貞をした側は当然不利になります。

裁判へ発展すれば、長期化することが予想されます。
「離婚をしたくない」という相手の要求もエスカレートしてきますので、相応の覚悟が必要になるでしょう。

理由③:慰謝料を求められ破産する

調停や裁判の結末として、最終的には「慰謝料」を支払って協議離婚というような形で決着するとしましょう。

そんな中で、不倫相手も「約束不履行や無責任な対応をされた」という理由から、慰謝料を請求する訴訟を起こすことだってありうる話です。
伴侶と相手それぞれから慰謝料を請求されれば、破産が待っているだけです。

また、収入のない女性が不貞を働いたという場合、男性側や相手の妻から慰謝料を求められれば女性側も破産することでしょう。
もちろん、破産手続きに入った不倫相手と付き合う奇特な人間はいません。

理由④:泥沼化すれば、恋人とも破局するかも

「別れる・別れない」でもめるほど、盛り上がるのが不倫の関係です。
結末としては調停や裁判などで、泥沼化することが一般的です。

興信所による調査から、相手の個人情報が洩れたことが、相手に知られたらどうでしょうか。
不貞の片棒を担いでいたとはいえ、自分の身にも都合の悪いことが降りかかることが予想されます。

スリルは味わいたいけれど、リスクを負ってまでの恋愛はしたくないというのが相手の本音です。
最終的には、恋人とも破局へ向かうことでしょう。

理由⑤:親権問題でもめ、貧乏くじを引く

パートナーの間に子供がいる場合、離婚などでもめるのが「親権問題」です。

引き取って新しいパートナーと育てたい、子供を捨てて新しい愛をはぐくみたいなどいろいろな理由があるかもしれません。
「足枷として、子供を引き取れ」「子供まで奪われてたまるか」というように、不貞をとがめる側も応戦するでしょう。

立場が悪いのは、不貞を犯した側です。
調停や裁判で審判が下ったことには従わなければいけませんが、最終的に「貧乏くじ」と感じてしまうことでしょう。

不倫の結末パターン~不倫がバレた場合~

不倫の結末へ向け一直線

では、不倫がバレた場合の不倫の結末パターンをみていきましょう。

  1. 円満離婚からの結婚へ
  2. 調停~裁判という泥沼化
  3. ゲームオーバー!結婚も不倫はおしまい

続いて、不倫がバレた場合の不倫の結末パターンを、それぞれ詳しくみていきます。

パターン①:円満離婚からの結婚へ

夫婦関係が冷め切っていたという場合は、それを理由に離婚が成立しやすい場合があります。
円満に結末を迎えるといっても、それに至るまでは罵り合いが続くことや、相手への嫌がらせが行われるなどヘヴィな事件も続くかもしれません。

それを乗り越えられるか相手もしっかり受け止めてくれるかといった「試し」が求められることだってあるのです。
浮気相手とも幸せな結末を迎えるまでは喧嘩が繰り広げられることだってあるかもしれません。

「円満」とは言っても、そこまでたどり着くまでの道のりは、なかなかまっすぐに行かないことは理解しておくことが大切です。

パターン②:調停~裁判という泥沼化

「伴侶の浮気が原因で一人になってしまった」というのは、人間として最低で最悪な不名誉案件と受け止める人もいます。
特にプライドが高い人や、これまで伴侶のポジションを利用していた人は、このような感情を抱くことでしょう。

不倫が分かった時点で、自分の存在を全否定されたという事実に結びつくため、それを打ち消すために、調停や裁判を起こします。もちろん、興信所や弁護士なども間に入れるでしょう。

不倫をしていた側としては、些細なことでも暴いてしまう執念さ、執拗さに舌を巻きながらも、プライドが許さない部分に関しては応戦し、泥沼化していることも予想されます。

パターン③:ゲームオーバー!結婚も不倫はおしまい

不倫をする側の心理としては「安定と背徳」のアンバランスさを楽しむ人が多いようです。
男性が浮気をしている場合は「安定の妻」と「背徳の浮気相手」、女性側からすれば「安定の夫」と「奥さんがいる人と寝るスリル」のバランスですよね。

不倫がばれたことで、その不安定な部分がもろくも崩れ去ってしまいます。
リスクを負ってまで愛を追求したくないという場合は、その時点で「ゲームオーバー!」を宣言することでしょう。

男性としても、背徳心をもった妻はお払い箱、自由になりたいと思うはず。
こちらも「ゲームオーバー」を宣言し離婚を告げる結末を迎えることでしょう。

不倫の結末パターン~不倫がバレていない場合~

不倫がばれていない二人の結末

では、不倫がバレていない場合の不倫の結末パターンをみていきましょう。

  1. ゲーム続行!現状維持
  2. 潮時を見極める
  3. 結婚かゲームオーバーか責められる

続いて、不倫がバレていない場合の不倫の結末パターンを、それぞれ詳しくみていきます。

パターン①:ゲーム続行!現状維持

特に、女性が男性と密会をしているとき、「夫と彼氏」のおいしいとこ取りをしてしまいます。
そして、夫というお気楽な存在を見下すようになります。

「私が浮気をしてるさなか、汗水流して私が密会をする資金を作ってくれている」というようなうがった見方が働き、その見下した感覚からゲーム(不倫)を楽しむ口実を正当化させるようになります。
ばれていないから、ゲーム続行。

相手も重たい関係を持ち掛けてこないから、このまま現状維持、おいしいとこだけつまみ食いの関係が続きます。

パターン②:潮時を見極める

身の回りで不倫がばれて、その結末として左遷や更迭、諭旨免職という大きな代償を背負わされた人がいることを知ったら、今の関係を改めたいと思う人もいます。

浮気をする人は保守的で、なおかつずるい性格の持ち主ですので、自分の身に降りかかるリスクに気づけば、清算へ心が動きます。

「潮時」とみなし、浮気相手との関係を清算させる結末を迎えることでしょう。

女性が不貞をしている場合も、浮気相手の男性に迷いがあることを悟れば、先回りしてくぎを刺します。
「もう関係をやめよう」と諭し、自らピリオドを打つはずです。

パターン③:結婚かゲームオーバーか責められる

不倫をする女性の場合、いつまでも宙ぶらりんな関係でいることに業を煮やすことでしょう。
「いつまで、ネクスト待遇なの?」「いつ別れてくれるの?」「今度っていつ?」何年もこの関係が続けば、しつこいほど責め立てるでしょう。

女性も「悪いことをしている」という意識は持っており、いつかどこかで終えなければいけないという気持ちは持っていますが、居心地が良い相手であるほど離れがたくなっています。

だから「1か0か」「結婚かゲームオーバーか」を迫ります。
それがこじれれば、慰謝料を求めたり、エキセントリックな行動にでるといった男性を困らせる行動に出る場合もありますよ。

不倫で幸せな結末を手に入れるには?

不倫の結末ですっきりする女性
では、不倫で幸せな結末を手に入れる方法をみていきましょう。

  1. 沈黙を貫き通す
  2. 関係を清算し、伴侶のもとへ戻る
  3. 浮気相手と伴侶どちらも手放す
  4. 離婚を申し出て、不倫相手と結婚する
  5. そんなこと、あってたまるか!

続いて、不倫で幸せな結末を手に入れる方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①:沈黙を貫き通す

付き合い続けようが別れようが、浮気を続けている事実は死ぬまでトップシークレットです。
疑われても、詰め寄られても、興信所による調査が入ってもずっとウソを貫き通しましょう。

そして、浮気相手を囲い続け、ずっとそのままの関係を続けましょう。
とてもとてもつらい関係となりますし、ウソをつき通す強さを持ち続けなければいけません。

もちろん、相手にもずっとこのままの関係を続けなければいけない事実に同意してもらわなければいけません。

あなたには、それができますか?

方法②:関係を清算し、伴侶のもとへ戻る

幸せはすぐ近くにあります。
甘えすぎていたからこそ、本当の幸せが見えず、ほかの異性に舞い上がっていただけです。

結末を迎えるのは「不倫」相手とのつながりです。
まだばれていない状態であれば、相手との関係を清算し、伴侶のところへ戻りましょう。
そして、なにごともなかったかのように、「家庭的な人」として家族に対する罪滅ぼしを生涯にわたって続けましょう。
そうすれば、円満解決です。

別れた相手からの復讐がなければ…、の話ですが。

方法③:浮気相手と伴侶どちらも手放す

もう、自由になりましょう。
夫からのがんじがらめからも、不義理をしているという背徳感もすべて切り離しましょう。

これを機会に新しい自分を見つけてください。
そうすれば、形はどうであれ、新しい幸せが見つかるかもしれません。

それが不倫の結末から見える本当の幸せだと位置付けて暮らしていきましょう。
自分がやりたいことに打ち込む、だれからも干渉されない遠いところで人生をリセットするなど方法はいろいろありますよ。

方法④:離婚を申し出て、不倫相手と結婚する

とてもシンプルに、ストレートに夫に離婚を申し出て、相手と結婚する方法を模索しましょう。

お互いに愛情が覚めている場合なら、夫とは簡単に離婚できるはずです。
子供がいない、まだ若い、夫婦共働きなど障壁がなければさらにハードルは下がります。

この結末は、夫婦ともにWINWINの関係で手打ちになるはずです。
ただし「不倫をしている」ことを洗いざらい話すこと、相手の男性に「結婚してほしい」ときちんと伝えそれに向けて動き始めることが大切です。

相手の男性にも妻がいれば状況は一転しますので、お気を付けくださいね。

方法⑤:そんなこと、あってたまるか!

これまでいくつかの「幸せな結末を迎える方法」を紹介しました。
けれど「すべての人が幸せになっていない」ことに気づきませんか?

夫を奪われた妻は浮気相手を当然憎みます。
また、不倫をしていたのに、本妻のもとへ帰った男性を憎む女性もいるでしょう。

身勝手・自分本位のふるまいで幸せを手に入れた結果、涙を流す人も出てきます。
「そんなこと、あってたまるか!」と復讐の対象とされない人は相当ラッキーなのです。

幸せの裏側もきちんと背負っていきましょう。

「不倫は文化」ではないことだけは覚えておこう!

不倫の結末は秘密
ひそやかさ、背徳感、スリルと入り混じる甘やかで濃密な時間。
逢瀬を重ねている時間はお互い、必要としている相手であることを認識できるけれど、帰るべき家庭がある場合は、自分本位での行動は控えなければいけません。

「不倫は文化」などと言われることがありましたが、これからもこのインモラルは「文化」にはならないことでしょう。

幸せは簡単に手に入りません。
けれど、浮気の恋だってしょせん「不幸せな恋愛」ですよね。

それを「幸せな結末」へ書き換えるには、相応の労力がたくさん必要になります。
そして、「二兎を追うもの一兎をも得ず」という結果になるリスクもはらんでおり、ギャンブルともいえるでしょう。

それを乗り越える覚悟があれば、幸せはもう目の前にありますよ。

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ライター
noel編集部

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