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日常的にどんくさい人の特徴

忘れ物が多くてどんくさいことで悩む女性

では、日常的にどんくさい人にはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 忘れ物が多い
  2. 自分の意志で決断できない
  3. 周りの人よりも動きが遅い
  4. 人とコミュニケーションをとるのが苦手
  5. テンぱりやすい
  6. 運動神経が悪い

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴① 忘れ物が多い

どんくさい人は、日常的に忘れ物が多いというのが特徴としてあります。
特に、「なんでそんな大切な物を忘れるの?」と思うほど、目的のために必要な必需品を忘れてしまうというミスが目立ちます。

例えば、買い物しに来たのにお財布を忘れてしまったり、通勤や通学で定期券を忘れてしまったりと、注意力の欠陥から時々このようなミスをしてしまうのです。
その時点では大騒ぎして「今度から気を付けよう」と反省するのですが、時間が経てばその反省すら忘れてしまいます。

そして、同じようなミスをしないための努力を怠ってしまうことで、同じようなミスを繰り返してしまうのです。

特徴② 自分の意志で決断できない

どんくさい人は、優柔不断な性格で、自分の意志で物事をスパっと決断することができないという特徴もあります。
「どうしよう」と言って悩むだけで決断を下すことができず、いつも他人に決断を委ねてばかりですし、自分で決断を下せたとしても周りの人の何倍も時間がかかってしまうことが多いです。

そもそも、決断を下すのに時間がかかるということは、それだけ実際の行動に起こすまでに時間がかかることになります。
そのため、自分が行動に起こしたころには、既に周りの人は行動に起こしてある程度物事が進んでいる場合がほとんどなのです。

この取り掛かりのスピードの遅さがどんくさいと言われる原因となってしまうのです。

特徴③ 周りの人よりも動きが遅い

どんくさい人は、周りの人と比べて基本的に動きが遅いので、何をやらせてもとにかく遅いです。
せっかく仕事を頼んでも一向に仕事が終わらず、結局どんくさい人に仕事を頼むよりも頼んだ本人が仕事をやった方が早かったなんてこともあります。

たとえ仕事が終わったとしても色々と細かなミスが目立つので、周りの人は呆れかえってしまいます。
ただ、周りの人は動きが遅いと思っていても、本人にとってはこのスピードが当たり前で、そもそも自分の動きが遅いということを自覚していないので、余計にタチが悪いのです。

特徴④ 人とコミュニケーションをとるのが苦手

人とコミュニケーションをとるのが苦手で、自分から人に話しかけにいけないのも特徴のひとつです。
こういった人は、自分のせいで周りの人に迷惑をかけていたり、自分の能力が劣っていることを認識していることが多いので、何かしようと思っても自信がなくて気が引けてしまうのです。

これが原因で、自分に何か困っていることがあっても周りの人に助けを求めることができません。
その結果、間違った認識のまま物事を進めてしまって、後で周りの人に迷惑をかけてしまうことに繋がるのです。

また、困っている人を助けたいと思っても、「自分のせいで迷惑をかけたらどうしよう」と思ってなかなか声をかけに行くことができません。
そのため、周りの人が動いてから初めて自分も動き出すといった一歩遅れた行動をとってしまうのです。

特徴⑤ テンぱりやすい

どんくさい人は、テンパりやすくて周りの人から落ち着きがないと思われがちです。
特に、想定していなかった事態に直面すると、頭が真っ白になってテンパってしまうことが多いです。

例えば、運転中は道路の状態や車の流れを見て臨機応変な運転を心掛けなければなりませんし、道を間違えたり、事故を起こしたり、後続車から煽られたりと自分の想定していないことが多々起こります。
しかし、どんくさい人はそういった想定外の事態に対応して運転することができません。そのため、「どうすれば良いんだろう」と焦ってしまいます。

そして、焦りから生まれる行動がより焦りを生んでしまい、焦った運転をしてしまった結果、本当に事故に繋がったりしてしまうこともあるのです。

特徴⑥ 運動神経が悪い

どんくさい人は、運動神経が悪くてどのスポーツをやらせても基本的に上手くいきません。
特に、陸上競技では走るのが遅かったり、サッカーやバスケでは全くボールを取りに行くことができなかったりと、スポーツというのはどんくさい部分が明らかに分かるものです。

これは、基本的に動きが遅いのもそうですし、要領が悪すぎて無駄な動きが多すぎるのが原因で、結果的に運動神経が悪くなってしまうのです。

仕事でどんくさい人の特徴

仕事でどんくさいことに悩む女性

では、仕事でどんくさい人にはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 要領が悪い
  2. 臨機応変な対応ができない
  3. 仕事上のトラブルをよく引き起こす
  4. 物覚えが悪すぎる
  5. 周りが見えていない
  6. マイペース

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴① 要領が悪い

どんくさい人は、要領が悪くて手際良く物事を進めることができません。
仕事をしていれば、仕事に取り組む前にあらかじめ優先順位をつけて優先順位の高い仕事から仕事に取り組んだり、2つの仕事を同時に進めなければならないこともあります。

しかし、本人はどの仕事から手をつければいいのか分からずに手当たり次第に仕事を進めてしまったり、一つの仕事に集中してしまうと、他の仕事に手を付けられなくなってしまいます。
そのため、納期が直前にまで迫っているのに未だにその仕事が終わっていないということが多々あるのです。

特徴② 臨機応変な対応ができない

どんくさい人は、臨機応変な対応ができないので、仕事で想定外のトラブルが発生してしまうと焦ってしまってどうすれば良いのか分からなくなってしまいます。
例えば、お客様や取引先と関わるような仕事ですと、世の中には色々な性格の人がいますから、時には無理なお願いをされたり、理不尽なクレームをつけられることも多々あります。

特に、生身の人間を相手にする仕事の場合は、相手によってそれぞれ対応の仕方を変えたりと臨機応変な対応が求められます。
しかし、どんくさい人の場合は基本的にマニュアル通りの対応しかできないので、想定外のトラブルに対応することができず、余計にお客様の怒りを買ってしまったりすることもあるのです。

そのため、急な仕事が入ってこないようなルーチンワークの仕事しか上手にこなすことができないのです。

特徴③ 仕事上のトラブルをよく引き起こす

本人は一生懸命仕事に取り組んでいても、どんくさいところが原因で仕事上のトラブルをよく引き起こしてしまうのも特徴のひとつです。
例えば、どんくさい人が工場で働いていると、よく機械を壊してしまったり、不良品を完成品として流してしまってお客様からクレームが入ったりといったトラブルを引き起こしてしまいます。

周りの人からしてみれば、そういったトラブルを一緒に対処していかなければならないので、どんくさい人に対してイライラしてしまうことが多々あります。
ただ、本人は悪気があってやっているわけではないので、本人はいくら気を付けていても度々トラブルを起こしてしまいますし、周りの人も同じようなトラブルを起こされて次第に呆れかえってしまうのです。

特徴④ 物覚えが悪すぎる

どんくさい人は、物覚えが悪すぎて、同じようなことを何回も質問しに行ったり、同じようなミスを何回も繰り返してしまうことが多いです。
飲み込みの早い人であれば、上司や先輩から一度仕事のやり方を教えてもらえば全て覚えて、分からないことがあって質問しに行っても一度で覚えてしまうので、ある程度したら本人に仕事を任せることができるようになります。

しかし、どんくさい人の場合、いつまでたっても上司や先輩が付きっ切りで仕事を教えてあげないと、完璧に仕事を覚えられないことが多々あります。
また、一度を教えたことをすぐに忘れてしまうことが多いので、「これはどうすれば良いんですか」と何度も質問しに行ってしまい、自分一人で仕事を進めるのが難しくなってしまいます。

特徴⑤ 周りが見えていない

どんくさい人は、自分に与えられた仕事をするので精一杯なので、周りの人は今仕事がどれだけ進んでいるのか、周りに困っている人がいないかなど、他の人のことまで気が回らなくなってしまいます。
ただ、会社という組織に属している以上、チームや部署で一丸となって仕事をするのは当たり前のことですので、当然自分のことだけではなく、周りの人にも気を使いながら自分の仕事を進めていかなければなりません。

そのため、周りの人から「気が利かないな」、「自分のことばかり」といったマイナスの印象を抱かれやすいのです。
しかも、自分の仕事を進めることに精一杯なので、まるで何かに追われているかのような余裕がない状態で仕事を進めている場合がほとんどです。

これにより、仕事で小さなミスを繰り返してしまったり、時には重大なトラブルを引き起こしてしまって周りの人に迷惑をかけてしまうことも多々あるのです。

特徴⑥ マイペース

どんくさい人は、マイペースで自分のペースを乱されたくないと思っているため、周りの人のペースに合わせることができません。
自分のペースを乱されてしまうと逆に焦ってしまうので、あまりにも仕事を急かされてしまうと怒りだしてしまうことも少なくありません。

そのため、周りの人がテキパキと仕事をこなしている中、のんびりと仕事を進めて周りの人をイライラさせてしまうことが多々あるのです。

どんくさいと困ること

どんくさいことで困っている女性

では、どんくさいと困ることをみていきましょう。

  1. 周りの人をイライラさせてしまう
  2. 自分に自信がなくなってマイナス思考になる
  3. 仕事ができないことで職場で評価されない

続いて、どんくさいと困ることについて詳しくみていきます。

困ること① 周りの人をイライラさせてしまう

どんくさい人は、基本的に動きが遅くてマイペースだったり、同じようなミスを何度も繰り返したり、仕事を覚えるのが遅いです。
そのため、周りの人からすれば「もっとテキパキと動いてよ」、「早く仕事を覚えてよ」と思ってしまい、その人に対してイライラしてしまうことが多々あります。

また、どんくさい人の中にもそれなりに自覚があって、周りの人の目が気になってしまうことで焦ってしまう人もいます。
しかし、焦りが焦りを読んで逆にミスをしてしまうこともたくさんあるので、ミスをしてしまったことで周りの人から怒られたり呆れられてしまうこともあるのです。

困ること② 自分に自信がなくなってマイナス思考になる

どんくさい人は、周りの人から怒られることも多く、周りの人をイライラさせていると感じているので、自分に自信がなくてマイナス思考になっている人が多いです。
こういった人は、直そうと思って自分なりに努力をしていても、なかなか人並みのスピードまで追いついていけない人も多いです。

そのため、生まれ持った自分の能力の低さに理不尽さを感じてしまうことも少なくないのです。

困ること③ 仕事ができないことで職場で評価されない

どんくさい人は、周りの人と比べて仕事ができない傾向にあります。
周りの人が一時間で終わらせるような仕事に二時間も三時間もかけてしまったり、ミスが多くて上司に叱られてばかりで職場の人からは呆れられてしまうことも日常茶飯事です。

仕事ができないということは、職場や上司からの評価も一向に上がらず昇進を難しいですし、職場の人の目を気にして肩身の狭い思いをしながら仕事をしていかなければならなくなります。

どんくさいのは悪いこと?

どんくさいことは悪いのか考える女性

どんくさい人は、基本的にのんびりとした性格の人が多いです。
確かに基本的な動きや仕事のスピードが遅くて周りの人からイライラされてしまうことも少なくありません。

しかし、そういった部分があるからこそ何かと隙があるように見えるので、周りの人からしてみれば肩の力を抜いて接することができる居心地の良い存在になることもあります。
何をやらせても完璧にこなしてしまうような人は全く隙が無いように見えるので、そういった人と接する時というのはいつも以上に緊張してしまうものです。

しかし、どんくさい人と接する時には緊張せずに気楽に接することができるため、必ずしもどんくさいのは悪いことだとは言い切れないのです。

どんくさいのを直す方法

どんくさいことを直したい女性

では、どんくさいのを直す方法をみていきましょう。

  1. テキパキと動くことを心掛ける
  2. 人目を気にせずに焦らず自分のことに集中する
  3. 分からないことがあればすぐに聞く

続いて、どんくさいのを直す方法を、それぞれ詳しくみていきます。

直す方法① テキパキと動くことを心掛ける

どんくさい人は、周りの人よりも動きが遅くて要領の悪い人が多いです。
特に、歩くスピードが遅かったりして動きがノロノロしているとそう思われがちです。

そのため、歩く時には背筋を伸ばして早歩きをするなどして、日常的にテキパキと動くことを心掛けるようにしましょう。
また、仕事の時もいつも以上に集中して作業スピードを上げる努力をするようにしましょう。

最初はなかなか作業スピードが上がらなくても、意識しながら取り組むだけで大分違ってきます。
そして、普段よりも早く仕事を終わらせることができれば、早く終わらせられたことに対して自信を持ちましょう。

直す方法② 人目を気にせずに焦らず自分のことに集中する

どんくさい人は、周りの人よりも遅れをとっているということを自覚していることで、余計な焦りを感じてさらに何をすれば分からなくなってしまったり、作業スピードが遅くなっている可能性があります。
そのため、人目を気にせずにまずは落ち着いて、自分のするべきことに集中して取り組むようにしましょう。

焦ってあたふたしてしまうと、周りが見えなくなって失敗を引き寄せてしまう恐れがあります。
焦らなければ、次に自分が何をするべきかと先のことまで見据えて行動することができるので、失敗も起こりにくくなりますし、失敗が起こらなければ結果的に作業スピードの向上へと繋がります。

直す方法③ 分からないことがあればすぐに聞く

どんくさい人は、周りの人に冷たい目で見られたらどうしようと思って、仕事などで分からないことがあっても人に聞けずに手が止まってしまいがちです。
しかし、仕事で手が止まってしまうということは、それだけ仕事を終わらせるのに時間がかかってしまうことになります。

そのため、分からないことがあればあれこれ考える前に、まずは人に聞くという癖を身に着けるようにしましょう。
分からないことをすぐに聞いて仕事のやり方が分かれば、それだけ手が止まる時間も少なくなります。

人間は完璧ではありませんし、分からないことがあって当然のことですから、周りの人に遠慮せずにどんどん質問しに行くようにしましょう。
ただ、同じようなことを繰り返し聞いてしまうと周りの人から呆れられてしまうので、一度聞いたことは忘れないようにメモをとるなどの工夫を凝らすことも必要です。

どんくさい人との上手な付き合い方

どんくさい人と上手に付き合う女性

では、どんくさい人との上手な付き合い方をみていきましょう。

  1. 「~であるべき」という固定概念を捨てる
  2. その人の長所に目を向けてみる
  3. イライラしたらその場から離れる

続いて、どんくさい人との上手な付き合い方を、それぞれ詳しくみていきます。

付き合い方① 「~であるべき」という固定概念を捨てる

どんくさい人と上手に付き合っていくためには、「~であるべき」という固定概念を捨てることが大切です。
そもそもイライラしてしまうのは、「普通の人であればこんなミスはしないはず」、「この仕事は今日までに終わらせられるはず」だと決めつけているからです。

しかし、どんくさい人は普通の人よりも作業スピードが遅いので、自分の期待に相手が応えられないことで「なんでこんなこともできないんだ」といってイライラしてしまうのです。
そのため、こういった人に対してはそれが当たり前だと思って、諦めの心を持つことでイライラせずに済むようになるのです。

付き合い方② その人の長所に目を向けてみる

人間だれしも必ず長所がいくつかあるはずですので、上手に付き合っていくためには、その人にどんな長所があるのか探してみるようにしましょう。
そもそもイライラしてしまうのは、短所に目がついてしまっているからです。

しかし、長所に目をつけることで、些細なミスが多くても手を差し伸べてあげようと、その人に対して優しく接することができるはずです。

付き合い方③ イライラしたらその場から離れる

どんくさい人と接していてイライラするようであれば、その場を離れるなどしてその人以外のことに意識を向けることが大切です。
怒りの対象が自分の視界に入っていると、冷静になれないどころか怒りを増幅させてしまう原因となってしまいます。

そうなってしまうと相手に怒りをぶつけてしまうので、相手も傷ついてしまいますし、人間関係も悪化してしまう可能性があります。

どんくさい人の6つの特徴とどんくさい人との上手な付き合い方のまとめ

どんくさい人と上手く付き合ってチームで進めていた仕事が成功した瞬間

どんくさい人には、普通の人と比べて基本的な動作が遅かったり、要領が悪くて手際良く仕事を進められなかったり、焦ってしまって些細なミスを連発したりといった特徴があります。
そのため、周りの人に迷惑をかけて怒らせてしまうことも日常茶飯事ですし、本人も自分のどんくささに自信を無くしてしまいがちです。

しかし、いくらどんくさい人であってもその人の長所はたくさんあるはずです。
したがって、こういった人と上手に付き合っていくためには、その人の長所に向けるようにして、短所も含めて全てを受け入れることで、イライラせずに上手に付き合っていくことができるでしょう。

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ライター
noel編集部

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