Search

体育会系を嫌いな人は多い?

団結力のある体育会系の人々

では、体育会系が苦手だと思う人は、沢山いるのでしょうか?
そもそも、体育会系の人は、自分が体育会系だと気付いていないことが多いでしょう。

しかし、そういう人が上司や同僚になった時に、独特な体育系のノリであるため「体育会系の部活出身ですか?」と聞くとそうだったということがあります。

本人は、体育会系の自覚がないので、普段の振る舞いが独特のものだと気付かず、他人に強要したりしてしまうのでしょう。
そして、周りから体育会系は嫌いと思われるのかも知れません。

体育会系が嫌いな理由

体育会系の嫌いな女性上司

では、体育会系が嫌いな理由をみていきましょう。

  1. 論理的に話ができない
  2. 品がない
  3. 上下関係に厳しい
  4. 飲み会でのノリ
  5. 言葉遣いが嫌い
  6. 強引
  7. 無神経
  8. 武勇伝を話してくる
  9. 団体行動を強制する
  10. パワハラまがい

続いて、体育会系が嫌いな理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①:論理的に話ができない

「論理的に話をする」と言う言葉があります。
それは、筋立ててわかりやすく話をするという意味です。

つまり、論理的な話ができないということは、感情に任せて話をしたり、つじつまの合わない話をするという意味になります。

体育会系の人が嫌いと言う理由に、話をしている時に、意見や反論があっても、大きな声で否定や反論だけして、その理由が具体的ではなく、その話しに根拠がなかったりするところです。

ただの世間話では問題ありませんが、仕事の話となると付き合いづらいから嫌いと言われるのでしょう。

理由②:品がない

体育会系が嫌い理由として品がないという点があります。
特に、体育会系の人が声が大きく、言葉遣いが綺麗ではないので品がないとみなされます。

友達同士では声が大きくても気になりませんが、公共の場や大勢の人がいるお店では、品がないなと思われるのでしょう。

また、言葉遣いが「~っす」といったもの、年齢が年下だとわかると命令口調になるのも嫌いと言われる原因です。

理由③:上下関係に厳しい

体育会系の人は、目上の人に対して絶対服従の精神があります。
後輩は先輩の言うことには逆らわない、従うという規律がしっかりと守られています。

それは、学校を卒業して何十年たっても変わりません。
その規律が社会人になっても抜けなくて、年上の人を敬うのは良いのですが、年下に対して偉そうになったりします。

そのため、体育会系の人がいると、立場が下の者が意見を言ったり、提案することも許さず、閉鎖的な環境になってしまいます。
自由を重んじる世代にとって、体育会系が嫌いというのはこういったことが原因かも知れません。

理由④:飲み会でのノリ

集まって飲み会をすると体育会系の人がいることで、その場の雰囲気が変わることもあるでしょう。

そういうノリが嫌いと言う人も多いのです。体育会系の人は性格が明るく飲み会などで重宝されることもあります。
しかし、飲み会でも静かに飲みたいと言う人もいます。

それなのに、先輩へのお酌を強要したり、もっと飲むようにと強制されるとうんざりでしょう。
特に、一気飲みや飲み比べといった体育会系のノリが嫌いという人が多いでしょう。

理由⑤:言葉遣いが嫌い

体育会系の言葉遣いが嫌いと言う人もいます。
返事をする時に「ウッス」、お礼を言う時に「あざーす」というようなことです。

また「自分は~」という言葉にも違和感を感じる人が多いでしょう。
また、女性からすると、そういう言葉遣いにムードがないから嫌いと言う人もいます。

女性はロマンティストなので、歯の浮くようなセリフを言ってほしい人も多いのです。
しかし、体育会系の彼氏からはそのような言葉は出てきません。

理由⑥:強引

自分の考えややり方を強引に押し通そうとするところが、体育会系が嫌いになる点でしょう。

例えば、遊びに行こうと誘われたけど風邪気味だと答えたら「そんなもの、気合いで治る」と言われると、強引で嫌いだと思われても仕方ありません。

また、仕事が立て込んでいるときに「根性でなんとかしろ」と言われると、上司として体育会系は嫌いと思われます。

理由⑦:無神経

体育会系の人は細かいことを気にしないとこが長所でもあります。
しかし、逆に雑なところが無神経と感じることもあるでしょう。

皆が気にして触れないような話題をしてしまったり、空気を読めない所です。
さらに、女性の場合は、その無神経さが嫌いと言う人が多いでしょう。

肌荒れを気にしている時に「肌、荒れてるよ」と言ったり、女性に対して「太った?」というような無神経な言動です。
それでは、女性に体育会系は嫌いと言われても仕方ないでしょう。

理由⑧:武勇伝を話してくる

体育会系の人の話題の中に、武勇伝を話してくるというのがあります。
それが、体育会系が嫌いと言われる理由に入っています。

スポーツをやっていた頃のどれだけ自分が凄かったか、部の歴史がどれだけ凄いかなど、誰も聞きたくない話を何度もするでしょう。

そして、古傷を見せては男の勲章のようなたとえをします。
仕事で難しい局面になった時には、「あの頃に比べたらマシ」と「あの試合よりは楽勝」と根性論だけで解決しようとします。

理由⑨:団体行動を強制する

結束力を重んじる体育会系の人は、それを周りに強要することで嫌いと言われるでしょう。
同じ部署やプロジェクトメンバーなど、グループになる機会があると、結束力を固めるために飲み会を開催したりします。

しかし、それに参加しないと「統制が乱れる」と文句を言われるでしょう。
そういった強要が体育会系が嫌いと言われる原因です。

理由⑩:パワハラまがい

社会問題となっているパワーハラスメント。
プロスポーツ界や学生の部活でもパワハラ問題が勃発しています。

全ての部活がそうではありませんが、多くの体育会系の世界は上下関係が厳しく監督やコーチの機嫌で怒鳴られたりしているでしょう。
すなわち、理不尽であっても文句や意見が言えない環境です。

そういう環境に身を置いていた体育会系の人は、そのまま社会に持ち込んでしまいがち。
部下を怒鳴ったり、理不尽な事を言って、それを指摘されたら逆切れしたりと扱いにくい人物になります。
そのため、体育会系の上司は嫌いと言われてしまいます。

嫌いな体育会系の人への接し方

集団行動する体育会系の人達

では、嫌いな体育会系の人への接し方をみていきましょう。

  1. 嫌なことはっきり伝える
  2. 真に受けない
  3. 長所を見つける
  4. 賛同しておく

接し方①:嫌なことはっきり伝える

この人、体育会系かもと気付いたら、その後の対応を「体育会系だから」という言葉で片付けていませんか。

その言葉で片付けていては、何の問題解決にもならないでしょう。
それならば、嫌な事、やってほしくないことは、その場ではっきりと伝えます。

誰も注意をしないと、体育会系の人も迷惑を掛けていることに気付きません。
とりあえず、嫌いだから放置するのではなく、相手にうまく伝えることから始めましょう。

接し方②:真に受けない

体育会系の人が嫌いという中に、押しつけがましいというのがあります。
自分基準で考えるところがある体育会系なので、悪気はなく体調の悪い人に「気合いで治る」などと言ってしまうのです。

それらをいちいち真に受けないようにします。口癖で「根性、根性」と言ってしまってることもあるので、受け流すようにするのが一番です。

接し方③:長所を見つける

欠点ばかりに目を向けていては体育会系の人が嫌いと思いこんでしまい、スムーズな関係を築けません。

体育会系の人は、明るく元気で、ムードメーカー的な存在です。
また、根気強く粘り強いので、簡単に諦めたりせず、最後までやり通すと言う長所もあります。

その長所を生かして接することが出来れば、良い関係が築けます。
少し難しい仕事でも「あなたなら絶対出来る」と言えば、一生懸命取り組んでくれるでしょう。

接し方④:賛同しておく

仲間意識が強いのが体育会系の人です。
そのため、体育会系の人の言うこと、やることに対して賛同しておきましょう。

特に、上司や立場的に上の人に対しては、反抗せずに素直に「はい」と言っておけば、機嫌が良いでしょう。

なぜなら、体育会系の人は、自分が一番正しいと思っています。
そのため、反論する相手に対しては敵意を持ってしまいます。
その場は、何でも賛同しておいて、機嫌が良い時にうまく意見を出していけばよいでしょう。

体育会系が嫌いな人への対処法

社会人になってもスポーツをする体育会系女子

では、体育会系が嫌いな人への対処法をみていきましょう。

  1. 価値観を押し付けない
  2. 役割を与える
  3. 中立の立場にたつ
  4. 距離を取る

続いて、体育会系が嫌いな人への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

対処法①:価値観を押し付けない

人の価値観はそれぞれ違います。
体育会系の人は、自分の価値観を押し付けがち。

そのため、自分の意見や考えがあっても押し付けないようにしましょう。
グループで話し合う時には、意見を言った後に他の人はどう思うかを必ず聞くようにします。

そして、意見が食い違っても、強引に押し通すことはやめましょう。
できれば、多数決を取ったりして、公平な採決をするように心がけます。

対処法②:役割分担する

人には得手不得手があります。
体育会系の人は、体力もありますし、集団行動が得意です。

しかし、それらが苦手な人もいます。
同じことを複数人で一斉にするのではなく、得意なものを得意な人がする役割を決めて仕事をすすめましょう。

きっと、その方が効率が良いですし、仕事をする人たちもやる気が出ます。
皆でやらないと団結しないと考えず、役割分担しても同じものを作り上げるという点では、充分結束しています。

対処法③:中立の立場にたつ

体育会系の対極にいるのが文化系です。
このどちらかに所属していた人には、それぞれの特徴がありますし、それ以外の人にも特徴があります。

体育会系だから嫌い、体育会系じゃないから好きと対立していても、人間関係はうまく行きません。

それならば、率先して中立に立つのが良いでしょう。自分が体育会系だからその肩を持つのではなく、間の立場に立ち、橋渡しのような役割になって円滑な関係を作りましょう。

対処法④:距離を取る

学生時代に培った体育会系の精神論はなかなか抜け出せないでしょう。
それならば、人との距離感を少し開けるようにすればよいのです。

体育会系の人は、義理堅く、仲間意識が強いでしょう。
そのため、人との距離感が近い特徴があります。

その距離感が苦手と言う人が、体育会系の人が嫌いということもあるのです。
少し距離をあける感覚を持つと、関係もうまくいくでしょう。

体育会系の良いところを引き出そう

ノリの良い体育会系の人々

体育会系の人は、明るく、社内でも大きな声で挨拶してくれる元気な人が多いでしょう。
性格もサバサバしていて、話していてもこちらの悩みが馬鹿らしくなることもあります。

体育会系の人だからと敬遠しないで、そういった良い部分をうまく引き出しましょう。
例えば、社内イベントを企画してもらったり、根気のいる仕事を任せたりします。

どんな人にもパーソナリティがあります。
そう思えば体育会系の人だから嫌いと偏見で見ることもなくなるでしょう。

Apple touch icon
ライター
noel編集部

取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。

ライターの記事一覧を見る