目立ちたくない人の特徴・心理！人見知りとは違う？

目立ちたくない人の特徴・心理

では、目立ちたくない人の特徴・心理をみていきましょう。

1. 注目されたくない
2. 人の目が気になる
3. 他人からどう思われているか
4. 自分に自信がない
5. 恥ずかしい
6. 緊張しやすい
7. 問題を起こしたくない
8. 場を盛り上げたりすることが苦手
9. 他人とのコミュニケーションが億劫
10. 人見知り
11. 目立つことに疲れた
12. 平和主義

続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。

特徴・心理①：注目されたくない

目立ちたくないと考えている人は、それだけ注目されることが苦手なのかもしれません。
多くの人から注目されるということは行動を見られているということ。

多くの人から見られることで緊張することなどに慣れていないのかもしれませんね。

特徴・心理②：人の目が気になる

目立ちたくない人の多くが、人の目が気になっているのかもしれません。
自分が目立つことによって、他人から疎まれたりすることを防ぎたいと考えているのかもしれませんね。

人の目が多く集まることによって、他人から批判されたことがあり目立つような行動を避けていくことでなにかしらのトラブルを避けていたりします。

特徴・心理③：他人からどう思われているか

目立ちたくない人は、他人からどう思われているかをかなり気にしてしまっています。
他人からの評価が、自分の全てだと思っているのかもしれませんね。

他人から評価されることは、良いことであれば受け止めて、悪いことであればスルーできるように図太く行ける考え方を身に着けていけると目立つことが怖くなくなるのかもしれません。

特徴・心理④：自分に自信がない

自分に自信がないひとの多くが目立たないように周囲に溶け込んで自分の存在価値を見出したり、誰かに同調したりマネをして自分の価値を良く見せようとしています。
心の中では、自分に自信がないことは理解しているのですがそれを自分で認めたくないこと、また他人に指摘されることを恐れています。

目立ちたくない、自分に自信がなさそうに見える人には、良いところを褒めてあげることで大変喜んでもらえますよ。

特徴・心理⑤：恥ずかしい

目立ちたくない人は、単純に恥ずかしがり屋な性格ということもあります。
他人から注目される経験や褒めてもらったりする経験がないと人前に出るだけで、ただただ恥ずかしいという感情が湧いてきているのかもしれません。

恥ずかしいと感じて目立ちたくない人は、人前に出る経験を積むことで恥ずかしさから開放されるはずですよ。

特徴・心理⑥：緊張しやすい

おっちょこちょいな性格の方は人に注目されたり目立つような行動をとってしまうとすぐに緊張してしまい、なにかと失敗をしてしまったりすることが多いようです。
「目立つことは、緊張すること」と思考が繋がっており、過去の失敗の経験から目立つことを避けているのかもしれません。

世の中には、何をやっても、すぐに緊張してしまうというような性格の方も多くいます。
緊張しやすい人を無理やり目立つところに引っ張っていったりとするのだけはやめましょう。

特徴・心理⑦：問題を起こしたくない

目立つことは他人からの注目を集めることでも有ります。
他人から注目されるということは、良いことも悪いことも見られてしまいます。

良いところのみに注目をされるのであればよいのですが、やはり悪い部分なども目立ってきてしまいます。
また、その悪い部分などが注目された時に問題になってしまったりするのを防ぎたいがため事前防衛として目立ちたくないのかもしれませんね。

特徴・心理⑧：プレッシャーに弱い

目立ちたくないと考える方に多いのが、プレッシャーに弱い性格。
普段は何事もそつなくこなすことが出来ているのに、注目されたり目立ってしまった時に限ってプレッシャーを感じ失敗…。

そのような経験が多くあると目立つこと＝失敗という風にイメージされてしまい、結果的に目立ちたくないと考えてしまうこともあります。

特徴・心理⑨：他人とのコミュニケーションが億劫

目立つということはそれだけ他人から注目されるわけですから、多くの方とコミュニケーションをとる機会が増えてきます。
他人とのコミュニケーションが億劫に感じている方などは、目立つことを避けることで人との関わり合いを少なくしています。

特徴・心理⑩：大人しい性格

子供の頃からの性格で大人しい性格の方や心優しい性格の方など、自分が目立つことよりも他の人が目立ち活躍することを望んでいる方もいます。
自分が活躍したりすることよりも、その方のサポートをすることが好きだったりすることもあるようです。

いろんな性格の方がいることを受け入れることで人間関係がスムーズに行くかもしれませんね。

特徴・心理⑪：目立つことに疲れた

目立ちたくないと考える人の中には、すでに多くの方から注目されたり目立ったことのある経験のあるかたがいるのかもしれません。
注目されたり目立つことは人に好かれたりすることだけでなく、嫌われたりするきっかけにもなるのかもしれません。

過去に目立った経験によって多くの人から自分を評価されることで傷ついてしまったりすると、目立つことに疲れてしまいこれから先はもう目立ちたくない…と考えてしまう方もいます。

特徴・心理⑫：平和主義

目立つことは悪いことではありませんが、世の中には残念ながら目立っている人に対して疎ましく思ったり、やっかみを言ったりと、よくわからない言いがかりをつけてくる人も多くいます。
目立つことはそれだけ多くの人に注目され、同時に自分のアラを探しここぞとばかり否定してくる人に絡まれやすくなっています。

そんなトラブルを避けるには、周囲から目立たぬよう溶け込むのが一番と目立ちたくないと考える人も増えているのかもしれませんね。

目立ちたくない人との接し方

では、目立ちたくない人との接し方をみていきましょう。

1. 相手との共通点を作る
2. ゆっくりと距離を縮める
3. 自分のことばかり話しすぎない
4. 「だよね?」と同意を求めすぎない
5. 相手のペースに合わせる

続いて、目立ちたくない人との接し方を、それぞれ詳しくみていきます。

接し方①：相手との共通点を作る

目立ちたくない人は、「他人と違う」ということに対して少し苦手意識を持っているのかもしれません。
自分とはぜんぜん違うタイプの人から急に近づかれたりすると、もしかすると自分が目立っていたから声を掛けたのでは?と勘違いさせてしまうこともあります。

それを防ぐためにも、目立ちたくない人がこちらに対して心を開きやすいように共通点を作ってから接点を持つのがおすすめです。
なにか、その人が似たようなものを好きになってみて、それきっかけで話しかけてみるなどをするのが良いでしょう。

接し方②：ゆっくりと距離を縮める

目立ちたくない人は、自分に自信を持っていなかったりコミュニケーションにちょっと自信がない人が多いのかもしれません。
そんな人に急激に近づいてしまうと相手はびっくりしてしまい、心を閉ざしがちになってしまいます。

目立ちたくないような人には、その人にあった距離感を保ちなからゆっくりと距離を縮めていく努力が必要です。
また、相手に心を開いてもらうには、こちらも同じだけ心を開いて接することが重要ですよ。

接し方③：自分のことばかり話しすぎない

目立ちたくないと考える人は、どちらかというと話し上手なタイプより聞き上手なタイプのほうが多いのかもしれません。
かといって目立ちたくない人と接する時に、自分の話ばっかりしていると相手にとっては興味のないことをずっと喋ってしまっているということも有りえます。

相手が自分に対して興味を持ってくれているのならば別ですが、そうでない場合は自分の話ばかりではなく相手の話もたまには話してもらいましょう。
もちろん、話したくないと言われる場合は無理強いは禁止です。

接し方④：「だよね?」と同意を求めすぎない

目立ちたくないと考える人は、周囲に溶け込もうと考えるため他人と一緒を望みます。
会話の最中にもトラブルにならないように、「だよね。」、「私もそう思った。」という答えが多くなりがちです。

目立ちたくな人本人が、他人の意見に同調することを本当に望んでいるのならばいいのですが心の中ではそうではないのかもしれません。
たまには「どう思う?」と相手の意見を聞いてそれを受け入れたり認めてあげることで相手に自信がつきますよ。

接し方⑤：相手のペースに合わせる

人付き合いで何よりも大事なのが、思いやりなのかもしれません。
自分以外の他人といる時は気を使ってしまうものです。

相手に気を使わせずに自分が気を使って相手をもてなしてあげるといった思いやりが必要です。
お互いがそれを上手く出来ていると相手のペースに合わせて接することが出来るようになります。

目立ちたくないときの振る舞い方

では、目立ちたくないときの振る舞い方をみていきましょう。

1. 注目されないように無駄な行動は控える
2. おどおどとしない
3. 周囲をキョロキョロと見ない
4. 軽く微笑んでおく
5. 周囲の雰囲気に合わせる

続いて、目立ちたくないときの振る舞い方を、それぞれ詳しくみていきます。

振る舞い方①：無駄な行動は控える

目立ちたくない時に限って、あれよこれよと余計な行動を行っているとそこから失敗をしてしまい大注目を浴びてしまう…なんてこともあるのかもしれません。
本当に目立ちたくない時は、言われたことだけ、またはやるべきことだけをこなして自分一人で判断して動くことを控えるのがおすすめ。

特に仕事で失敗して注目されたくないときなどは、こまめに経験者に指示やアドバイスを仰ぐこと。
何度も指示を仰いだりアドバイスを貰うことに対して、注目したり目立っていると目をつける人はいないので安心してくださいね。

振る舞い方②：おどおどとしない

目立ちたくない…!その気持ちだけが先行してしまい自信がなくおどおど…。
この振る舞いは、大変目立ってしまいます。

おどおどしたいと思ってしているわけではないのはわかるのですが、自信のなさが表情や姿勢に現れてしまいます。
目立ちたくない場合は、自分を小さく見せようと猫背になりがちだったりもします。

肩の力を抜いて背筋を伸ばすだけできっと周囲に馴染めますよ。

振る舞い方③：周囲をキョロキョロと見ない

目立ちたくないのであれば、視線はなにか一点集中するように意識するのがおすすめ。
自信のなさから周囲をキョロキョロ、周りに合わせるために様子をうかがいたくなりますがその行動他の人から見ると、浮いていて悪目立ちしています。

どうしても周囲を確認したい時は、ゆっくりとした動作がおすすめです。
ゆっくりとした動作は落ち着いて見えるため余裕を感じさせてくれます。

振る舞い方④：軽く微笑んでおく

緊張したり不安になったりしていると、姿勢や瞳だけでなく表情にも現れてしまいます。
不安になっている顔って案外目立ってしまうものなので、目立ちたくない時でこそ笑顔を意識することが良いのかもしれません。

微笑むと言っても、口を開けて笑うのではなく口角を上げることを意識するだけでも十分ですよ。

振る舞い方⑤：周囲の雰囲気に合わせる

どうしても目立ちたくない時は、周囲の雰囲気に合わせて溶け込んでしまうことがおすすめです。
どのような場面で目立ちたくないと考えているのかにもよりますが、周囲の雰囲気に合わせて溶け込むには、事前の下調べが有効になってきます。

例えば、面接でオフィスカジュアルを指定された時に、目立ちたくないと考えているのでしたら、事前にいろんなサイトで調べたり、実際に面接を行った人の感想を聞いたりして念入りに下調べして周囲に合わせたりすることが有効ですよ。

目立ちたくない人と人見知りの違い

目立ちたくないと考えている人と、人見知りは似ているようで少し違うものなのかもしれませんね。
目立ちたくないと考えている人の多くは自分に対しての自信が少なく他人の評価や目線を気にしていることが多いようです。

人見知りをする人は、初対面の相手に対して嫌われないようにであったり自分を受け入れてもらえるかに対して不安になっているのかもしれませんね。

目立ちたくないからといって人付き合いしないわけではない

目立ちたくない人だからといって人付き合いが苦手というわけでもないですし、人見知りと決まったわけでもありません。
ただ、多くの人に注目され有りもしない噂をされたりすることを不快に感じているため目立ちたくないと考えている人もいるのです。

目立ちたくないと考えている人すべてが、大人しい性格だったり聞き上手、などとは限らずいろんなタイプの性格の方がいるためその人一人一人に合わせてコミュニケーションを取っていきましょう。