
プラトニック不倫とは?向いている人の性格やメリットも紹介
不倫と一口に言いますが、最近「プラトニック不倫」という言葉を耳にしたことはありませんか。 そのプラトニック不倫、いわゆる不倫とはどういった違いがあるのか、またプラトニック不倫が向いている男女の性格やそのメリットをご紹介します。
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プラトニック不倫とは?
「プラトニック」の意味
不倫に限らずプラトニックとはいわゆる精神的な結びつきのことで、肉体関係などを伴わない恋愛感情を指します。
従来は結婚前の男女交際において不純異性交遊ではない男女交際を意味するために使われていましたが、現在では婚姻しているしていないに関わらず、単純に性的関係を持っていないことを指して使われることが多いようです。
「プラトニック不倫」の定義
プラトニックと不倫が結びついたプラトニック不倫は、いわゆる独身男女のプラトニックな関係とはまた違った意味合いを持ちます。
独身男女がプラトニックな関係を選択する理由の多くは結婚前は清い関係でいたいという理由からなのに対してプラトニック不倫の場合は、単に保身であったり、肉体的充足は別のパートナーで満たしているので必要ないといった理由であることが多く見受けられます。
そのためかプラトニック不倫においてのプラトニックかどうかという定義もカップルや人によってまちまちであり、とにかく性交渉がなければプラトニックという人もいればキスしてしまえばプラトニックではないという人もいるようです。
プラトニック不倫のメリット
では、プラトニック不倫にはどのようなメリットがあるのでしょう。
- 不倫が発覚しにくい
- 妊娠の心配がない
- 不倫がバレた時に言い逃れしやすい
- 不倫の後ろめたさが少ない
- 長く続く関係になることもある
続いて、それぞれのメリットを詳しくみていきます。
メリット①:不倫が発覚しにくい
プラトニック不倫である以上、いちいちホテルで密会する必要もないので、お金がそんなにかかりません。
小遣い制の男性の場合は特に自由になるお金に限度があるため、経費のかからないプチ不倫としてもプラトニック不倫は一定の需要があります。
クレジットカードの明細やレシートなどの傍証になるようなモノを残しさえしなければ証拠から不倫の尻尾をつかまれるリスクも最小限で済みます。
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メリット②:妊娠の心配がない
キスや手を繋ぐ、ハグしあうといった行為をプラトニック不倫の範疇に含めるかどうかはさておくとしても、大切なことはそうした行為では妊娠のリスクはゼロということです。
万に一つも出来ちゃった略奪婚になることもありません。
さらに不倫相手が自分の子供をパートナーの子として産んでしまうといった托卵行為に結果として加担する心配もありません。
メリット③:不倫がバレた時に言い逃れしやすい
上手く振舞っていてもどうかした弾みや不可抗力で不倫関係なのではと疑いを持たれることもないとは言えません。
しかし、プラトニック関係に徹していれば、ホテル街への出入りといった決定的瞬間を目撃されるリスクはほぼないので飲み屋や店でたまたま出くわしただけなどの言い逃れができる余地が残されます。
メリット④:不倫の後ろめたさが少ない
プラトニック不倫で精神的に充実していればいるほどパートナーに対しての後ろめたさが募るということも想定されます。
しかし肉体関係を結んでいないという事実が、そうした後ろめたさから救ってくれるということもあります。
さらに昨今また流行し始めたという梅毒などの性病をうっかり家庭に持ち込むという決定的エラーリスクも回避できます。
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メリット⑤:長く続く関係になることもある
お互いが節度を守って細く長く繋がっていく道を選択できれば従来の肉体関係を伴う不倫よりプラトニック不倫の方が長続きすることもあります。
ただし、そのためにはお互いの家庭が円満であって、不倫が逃避のための手段ではないといった要因や、お互いのことを友人以上パートナー未満として大切にできるという心のゆとりが条件が不可欠です。
プラトニック不倫には向き・不向きがある?
プラトニック不倫に向いている人の性格
プラトニック不倫に向いている性格として挙げられるのはとにかく自制心のある人です。
本来ならば、パートナーがいる時点で例えプラトニックとはいえ不倫関係を持つこと自体が自制心のある人の行動ではないのですが、心ならずも不倫関係に陥ったのなら、少なくとも自分達は元より、お互いのパートナーのためにも自制心をもって周囲にバレないように振舞うことが最も大切だからです。
また、ある意味ではわかりやすい男女のつながりとしての肉体関係を選択せず、あくまでも心で繋がっていようとお互いに思えるには自分にそれなりの人間的魅力があると自負できる人でなくては関係が長続きしません。
プラトニック不倫に向いていない人の性格
反対にプラトニック不倫に向いていない性格として挙げられるのは、熱しやすく冷めやすい直情型の人です。
こうした直情型の人は不倫相手そのものよりもドラマティックな関係であるという事実に対して陶酔しやすくまるで昼メロの主人公気分でオーバーな行動に走りがちです。
そのためとにかく人目に立たないように振舞う必要のある不倫関係であるにも関わらず、その過剰反応や行動ですぐ噂の的になってしまいます。
プラトニック不倫を望む男性の心理
では、プラトニック不倫を望む男性の心理をみていきましょう。
- トキメキが欲しい
- リスクはとりたくない
- 責任問題になったら逃げたい
続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。
心理①: ときめきが欲しい
プラトニック不倫願望がある男性は毎日の生活の中でときめきを求めている人です。
いくら熱愛の末に結ばれた相手であっても1年365日寝起きを共にしていれば、相手の見たくない部分を毎日見せ付けられているようなもの。
絶世の美女であっても、悩みの水虫に薬を塗りたくっていたら百年どころか千年の恋も冷めようというものです。
そうした毎日から逃げ出したいとまではいわなくてもかつてのような異性に対しての純粋な憧れやときめきをプラトニック不倫願望男性は取り戻したいのです。
心理②:リスクはとりたくない
もっとも安易な肉体関係を選択しないプラトニック不倫願望の裏側には、泥沼になって今の平穏な生活を危機にさらしたくないというある意味日和見的な態度が見え隠れしています。
つまりときめきは欲しいが、不倫が発覚して冷や汗をかくようなリスクは欲しくないわけです。
心理③:責任問題になったら逃げたい
プラトニック不倫願望がある男性は、口では「肉体関係なんて誰とでも持てる」「キミという人間が好きなんだ」等々のキレイごとを並べる傾向にあります。
しかしこれらの言葉は裏返せば「肉体関係はパートナーでおなか一杯」「キミという人間をつまみ食いしたいだけだ」とも言えるのです。
こうしたおいしいトコどりだけしたいリスク絶対回避派のプラトニック不倫男性とは、大人の恋愛ごっこに付き合ってあげるくらいの広い心であたらないと女性側だけ傷つく結末になりかねません。
プラトニック不倫をする時の注意点
では、プラトニック不倫をする時の注意点をみていきましょう。
- のめりこまない
- 証拠は残さない
- 約束はしない
- ムードに流されない
- 人に打ち明けない
- いつでも別れる覚悟をしておく
続いて、プラトニック不倫をする時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
注意点①:のめりこまない
例えプラトニックであっても不倫という背徳感に酔って、相手に対してのめりこみすぎてはいずれ不倫相手とも破綻するだけでなく、自分のパートナーともダメになってしまうという二重の喪失に見舞われてしまう可能性があります。
あくまで自分達の関係は不倫であり、実を結ばない一時のものでしかないという自覚が必要です。
注意点②: 証拠は残さない
不倫関係が表沙汰になった時に不幸になる人はいても幸せになる人はいません。
例えどんな窮地に陥っても申し開きができるように証拠は絶対に残さないことが大切です。
1枚くらいならと思って写真をスマホに残していたり、LINEにメッセージを残すなどは、間違っても行ってはいけません。
注意点③:約束はしない
道ならぬ恋の鉄則は守れない約束はしないことです。
例え口先だけのことにしても、約束があると人は多かれ少なかれその約束に縛られてしまいます。
明日の約束、来月の約束、来年の約束、そのどれも守れる確証がないのが不倫の宿命。
甘い約束はお互いを傷つけるだけと覚えておきましょう。
注意点④:ムードに流されない
生活の大変さも、毎日の細々としたルーティンも関係のない不倫はたまに食べる本格フレンチのようなもの。
たまにしか口にできないからこそのおいしさであって毎日ならそのクドさに辟易するのが当たり前です。
そんなことも自覚せず、ムードに流されて軽はずみな行動をするようになれば、深みにハマるかうっかりミスで足元をすくわれるのが関の山です。
注意点⑤:人に打ち明けない
例え不倫であってもワクワクドキドキのトキメキで満ちていると、ついつい誰かにそれを打ち明けて、うらやましがってもらいたい、自慢したい願望が起きることがあります。
しかし、不倫は絶対に誰にも打ち明けるべきではありません。
例え親友であっても不倫を知ってしまえば、そんな「汚い関係は許せない」と態度が変わることもありえます。
また打ち明けた本人に非がなくても、送ったメールやLINEが親友の友達や、パートナーの目に触れてそこからどんどん流出していくこともないとは言い切れません。
注意点⑥:いつでも別れる覚悟をしておく
不倫であるということは、その関係より大切な関係があるということと裏表です。
なんらかの事情で不倫関係の維持とパートナーとの安定した生活を天秤にかけなくてはいけなくなった時には、内心はどうあれ切って捨てられる運命です。
そうなった時に喪失感で虚脱状態になったりしないためにも、自分たちの関係は今日明日に別れが来てもまったく不思議はない、もろいものと覚悟しておきましょう。
プラトニック不倫でも慰謝料が発生する?
いわゆる不倫関係が発覚した時に不倫相手の妻や夫、また自分の妻や夫から精神的慰謝料を要求されることがあります。
この時いやいや、自分達の関係は不倫は不倫でもプラトニックだから慰謝料は払わなくていいと思う人もいるかも知れませんが、婚姻関係にあるお互いのパートナーを裏切っての不貞行為に絶対に問われることはないとは言い切れないのが本当のところです。
なぜなら不貞行為での性交渉があったかなかったかを証明する場合、性行為があった証拠を見つけるのはある意味カンタンですが、性行為がなかったことを証明するのは非常に大変だからです。
例えば、ホテルに入るところを写真に撮られていた場合、5分で出てきたというならともかく1時間過ごして出てきたという事実があった場合、わざわざ2人きりの密室になれる空間を確保した以上性行為があったと考えるのが普通の感覚であり、その際の証拠物でもあれば完璧アウトです。
その反対に2人きりで人気のない山道のドライブにも行ったし、人目を避けてホテルでも会ったがあくまでプラトニックで何もしていないと抗弁したところでああそうですかなるほどね、と引き下がるようなら弁護士は皆失業ということになってしまいます。
プラトニック不倫も不倫は不倫
当事者本人同士はプラトニック不倫なのだし、そう大きな罪ではないと思っていても周囲の人間やそれぞれの配偶者から見ればプラトニックだろうがなんだろうが不倫は不倫としか考えられないのが本当のところです。
さらに肉体関係がなくても不倫という行為をすることによる精神的な後ろめたさが思いもかけないメンタルダメージになることがないとも限りません。
人を好きになるという本来は素晴らしいことであっても、それと引き換えにする代償があまりに大きく誰にも祝福されないのであれば、大人の節度を持って自制することも忘れないようにしましょう。
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