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日本の平均・理想の結婚年齢は?

結婚年齢の男女の差がある

平均の結婚年齢

日本の内閣府の統計によりますと、2016年の調査で日本の結婚年齢は、男性が31.1歳、女性が29.4歳となっています。

この結婚年齢は日本だけではなく世界で上がっているのが特徴です。
同じ調査で1985年を見ると、結婚年齢は男性が2.9歳上がっており、女性は3.9歳上昇しています。

そのため、女性の第一子出産年齢の平均は30.7歳、第二子が32.6歳となっています。
また、生涯未婚率も上がっており、50歳まで独身という人は男性で約23%、女性で約14%です。

理想の結婚年齢

実際の結婚年齢と理想の結婚年齢のギャップ

では、実際に何歳で結婚したいと思っているのでしょうか。
あるアンケートによると女性は26~28歳くらいと答えています。

これは、実際の結婚年齢よりも2~3歳若くなっています。
しかし、男性はその逆で理想の結婚年齢は32~34歳と実際の結婚年齢よりも2~3歳高くなります。

これは、女性は妊娠や出産の事を考えて若いうちにと考える人が多く、男性は仕事や収入を確保してからと考えて遅くと考えるのでしょう。

年齢別にみる結婚のメリット【20代】

結婚年齢が若いメリット

では、20代で結婚するメリットをみていきましょう。

  1. 妊娠、出産の備え
  2. 過ごせる時間が長い
  3. 新婚生活を謳歌
  4. 体力に余裕
  5. 子供の自立がはやい

続いて、20代で結婚するメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

メリット①:妊娠、出産の備え

結婚年齢が若いメリットは妊娠、出産に関わることが大きいでしょう。
女性の体は若ければ若いほど妊娠しやすくなっています。

そして、出産には体力が必要です。
また、子供がたくさん欲しいと考える人は妊娠期間を考えると若い方が希望がかないやすくなるでしょう。

その他、もし、妊娠しにくい身体だった場合でも、妊活をする期間も長く取れるでしょう。
そして、早く子供を産むことで若いお母さんでいられます。

メリット②:過ごせる時間が長い

結婚年齢が早いと好きな人と長く一緒に過ごせるでしょう。
お互い働いていてデートしている関係ならば、週末にデートしたりするくらいでなかなか一緒に過ごす時間がありません。

しかし、結婚してしまえば仕事以外の時間もずっと一緒にいられるでしょう。
また、平均寿命まで生きられたとしたら、晩婚のカップルよりもトータルするとそれだけ長い時間を過ごすことができます。

メリット③:新婚生活を謳歌

結婚年齢が若ければすぐに子供を生まなくても数年、二人だけの時間を過ごせるでしょう。
もし、晩婚ならば妊娠、出産に急がなくてはという気持ちもでてきます。

しかし、若いうちならば数年は二人だけで過ごそうという選択もできるのです。
すなわち、新婚生活を二人きりで楽しむことができます。

メリット④:体力に余裕

子育てには体力が必要です。
夜泣きや育児も体力がないとできません。

若いうちはこの体力があるので身体への負担は大きく違ってくるでしょう。
また、何人か子供が欲しいと思った時に、体力に自信があれば希望の人数を生むこともできます。
子育ては疲れるから、一人で精いっぱいということもありません。

メリット⑤:子供の自立がはやい

結婚年齢が早く、若いうちに子供を生んでおけば、子供の独立も早くなります。
若ければ夫もまだ定年まで時間もありますし、自分も働いていれば経済的にも余裕ができるでしょう。

また、その子供が早く結婚すれば孫も若いうちに会えるので面倒をみることもできるかも知れません。

年齢別にみる結婚のデメリット【20代】

結婚年齢が遅いメリット

では、20代で結婚するデメリットをみていきましょう。

  1. 後悔する可能性
  2. 離婚のリスク
  3. 同性代と遊べない
  4. 給料が安い

続いて、20代で結婚するデメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

デメリット①:後悔する可能性

年齢が若いと様々な選択肢があることに気付くでしょう。
結婚した後にもっと仕事をすればよかった、もっといろんな人と知り合っていれば良かった、もっと遊んでいれば良かったと後悔することもあるでしょう。

若いうちにしかできないこともたくさんあるので、それを知ってしまうとやっておけば良かったと思うかもしれません。

例えば、長期海外旅行や自由な一人暮らしなど、人によって異なりますがやり残したとこが後悔になるケースがあります。

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デメリット②:離婚のリスク

残念ながら結婚年齢が若い夫婦は離婚率も高いのが現実です。
若いということはやり直しもきく年齢でもあります。

だからこそ、我慢して結婚生活をしないで別れてやり直そうと考えるのもかも知れません。
また、精神的にも成熟していなければ、結婚することに意味を見いだせなくなったり、我慢することができない場合もあるでしょう。

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デメリット③:同性代と遊べない

同年代の友人が仕事をして社会人生活を謳歌していたりすると、寂しいと感じるかもしれません。
また、子育て中だと手が離せないので、誘われても行けなかったり、結婚していると旅行へ行ったりと家をあけるのが難しくなるでしょう。
話の話題も合わなくなる場合もあり孤立したような気分になる人もいます。

デメリット④:給料が安い

結婚年齢が低い若い夫婦の場合は、収入が低い場合も多いでしょう。
社会人としての継続年数が短いと、収入もまだ低く、ボーナスの額も多くないので生活するのに余裕があると言えません。

そのため、自由に使えるお金がありません
また、女性が早くに妊娠、出産すると仕事ができなくなるので、家計のサポートがなかなかできなくなります。
貯金もあまりないので、何かあった時に不安になる可能性があるでしょう。

年齢別にみる結婚のメリット【30代~】

結婚年齢が30代の女性

では、30代以上で結婚するメリットをみていきましょう。

  1. 人生を謳歌
  2. 収入に余裕
  3. 精神的な余裕
  4. キャリアを積める
  5. 離婚リスクが低い

続いて、30代以上で結婚するメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

メリット①:人生を謳歌

結婚年齢が高いと独身時代が長いので色々ことが楽しめるでしょう。
社会人生活が長くなると収入も安定しますし、自分が自由に使えるお金も多くなります。

また、時間にも余裕ができ、趣味を楽しんだり旅行へ行くなど、独身生活を謳歌できます。
そして、独身なので恋愛も自由にできるでしょう。
その間に結婚したい相手をよく見極めたり、結婚相手をじっくり探す時間もあります。

メリット②:収入に余裕

結婚するまでに働いていることで、結婚した時の収入が高くなっています。
貯金もある程度できていて、家庭生活を営むにしても余裕が出てきます。

そのため、生活費だけに追われることもなくお小遣いを自由に使えたり、結婚しても旅行に出かけたりする余裕もあるでしょう。
また、奥さんが妊娠、出産で仕事を離れても、当面心配はありません。

メリット③:精神的な余裕

結婚年齢が高いと精神的に大人になっているので結婚生活に対しても子育てに対しても余裕があるでしょう。

結婚している先輩の友人から色々な話も聞いていますし、子育てについてのアドバイスもたくさん得られます。

そのため、始めての事でも慌てたりすることなく、精神的にもゆとりがあるでしょう。
また、独身を謳歌してきているので、やり残したこともなく結婚生活に集中できます。

メリット④:キャリアを積める

社会人として仕事をする期間が長いとキャリアを積むことができます。
また、経験年数があることで、妊娠や出産で職場を離れたとしても、今までの仕事がキャリアとして認められるので復職しやすく再び仕事をやりやすいでしょう。

また、仕事の実績があることで、産休も取りやすく仕事の量ややり方も自分で決められるようになるでしょう。

メリット⑤:離婚リスクが低い

結婚年齢が早い早婚は離婚率が高いですが、結婚年齢が高い晩婚は世間的には離婚率が低くなっています。

これは、年齢がある程度いっていることで、若い時のように価値観を相手に押し付けたり、喧嘩する機会も減るからでしょう。
そのため、結婚してから離婚する確率も低く抑えることができます。

年齢別にみる結婚のデメリット【30代~】

結婚年齢が20代の女性

では、30代以上で結婚するデメリットをみていきましょう。

  1. 体力が衰える
  2. 子供の自立が遅い
  3. 新婚時代が短い
  4. 妊娠、出産のリスク

続いて、30代以上で結婚するデメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

デメリット①:体力が衰える

20代前半と30代後半では年齢的に体力の差が出るでしょう。
特に、妊娠、出産に関しては体力が必要なので、身体への負担は大きくなります。

また、子育てで子供を追いかけ回したり、年齢の近い兄弟だと疲れが出てしまいますし、それによって結婚年齢が高いと子供に兄弟を作ることも諦める可能性もあるでしょう。

デメリット②:子供の自立が遅い

結婚年齢が高いと、子供が独立した時には自分の年齢も高くなっています。
例えば、30歳で子供を生んで、子供が30歳で独立した場合、自分の年齢は60歳です。

夫が5歳年上ならばもう定年の年齢になっています。
定年になったらゆっくり旅行へ行こうと思っていても、孫が出来たりしてなかなか自由にならないことも多いでしょう。

デメリット③:新婚時代が短い

結婚年齢が高いと、妊娠、出産に焦りを感じてしまうでしょう。
まして、2、3人、子供が欲しいと考えるならば、早く生まなくてはいけません。

そうすると、二人だけの新婚生活を楽しんでいる暇はないでしょう。
2~3年は二人だけの新婚生活を楽しもうということができないのがデメリットでしょう。

デメリット④:妊娠、出産のリスク

結婚してすぐに子供ができれば良いですが、高齢になればなるほど妊娠しにくくなります。
そのため、妊活が必要になってきますが、それも早くしないと2人目を考えているならば、タイムリミットが迫ってきます。

また、結婚年齢を知っている周りからも早く作らないとというプレッシャーを掛けられて、精神的に負担になることも多いでしょう。

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結婚年齢に捉われないで!

平均的な結婚年齢

結婚年齢はどうしても気になるでしょう。
しかし、自分に合った結婚年齢が自分の結婚適齢期だと思うようにしましょう。

結婚年齢が早くて満足する夫婦、結婚年齢が遅くて満足する夫婦など色々な夫婦がいて当然です。
もう、この年齢だから、まだこの年齢だからと考えずに、結婚年齢に捉われない自分らしい結婚をしましょう。

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ライター
noel編集部

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