結婚を後悔する男女別の理由と後悔しないための4つの心得

男女200人にアンケート！結婚を後悔している人の割合

結婚して幸せ！年を取っても仲良しという夫婦がいる一方で、「結婚しなきゃよかった……」と後悔している人も一定数いるよう。
結婚を後悔している人は実際にはどのくらいいるのでしょうか？

今回は既婚男女200人に、結婚を後悔しているかどうかを聞いてみました。

Q.結婚したことを後悔している？

男性は23％、女性は19％が「結婚したことを後悔している」と答えました。
約8割と大多数は結婚生活に満足している一方で、やはり結婚を後悔する人もいるようですね。

では、幸せを夢見て結婚した後、なぜ後悔するようになってしまうのでしょうか？
結婚で後悔する人の心理などについて、さらに詳しく見ていきましょう。

もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

結婚を後悔している人の割合は？

結婚は、男女にとって人生の一大イベントであり、一生を共にするパートナーを決断しなくてはならないのですから、のちに後悔しないように慎重にもなりますよね。
しかし、結婚当初どれだけアツアツであったカップルも「結婚しなければ良かった...」と、思う人は非常に多いようです。

女性に至っては、現在のパートナーとの結婚を後悔した割合がなんと53.8％と、約2人に1人の女性が一度は結婚を後悔したことがあるよう。
また、離婚を望む割合も男性よりも女性の割合の方が圧倒的に高く、結婚したことに後悔の念を抱き、離婚まで考えている状況のことを「結婚後後悔症候群」と言われています。

男女200人の本音…結婚を後悔する理由って？

新婚時代は幸せいっぱいで「失敗した！」と思う人は少ないのではないでしょうか？
いったいどんな理由で結婚を後悔するようになるのでしょう。

今回は既婚男女200人に結婚を後悔している理由を聞きました。

Q.結婚を後悔する理由を教えて

男性のコメント

女性のコメント

金銭感覚のズレや家事育児の分担、相手の親との関係など、さまざまな理由が寄せられました。
中には、好きという気持ちだけで結婚したために将来のビジョンをまったく描けていなかったとの声も！

お互いの価値観についてしっかり話し合わないでいると、結婚してから「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔することになりそうです。

男性が結婚を後悔する理由

では、男性が結婚を後悔する理由をみていきましょう。

1. 家事ができない
2. 料理がまずい
3. 自由度が低くなった
4. 自分の両親との不仲
5. 上から目線な態度に疲れた
6. 相手が年上過ぎた
7. 専業主婦で共働きがNG
8. 束縛が激しい
9. 結婚後に嫁が豹変した
10. 過去の女性と比べてしまう

続いて、男性が結婚を後悔する理由を、それぞれ詳しくみていきます。

①：家事ができない

旦那さんが結婚する奥さんに求める条件のひとつとして、家事能力を求める男性は非常に多いです。
奥さんが家事ができない・しない、もしくはいつも手抜きであると、「こっちは汗水流して働いているのに…！」と、次第に不満が募ってしまいます。

男性は、家事をこなせる女性に憧れるというよりも「できて当然」という考えを持つ人も多いことから、結婚したことを後悔されないためにも、女性は必要最低限の家事をこなせるようにしておきたいもの。

②：料理がまずい

女性は「胃袋で男を掴む」と言われているように、旦那さん好みのおいしい料理が作れるかどうかも幸せな結婚生活を送っていくうえで、とても大事なキーポイントになります。
仕事を終えて旦那さんが帰宅し、おいしい料理が待っていると期待していたのに、料理がまずいと仕事に対する活力も低下してしまうでしょう。

また、奥さんの料理がまずいと外食で済ませてきてしまうことも多くなるため、一緒に食事をしながらコミュニケーションするということがなくなってしまいます。
コミュニケーション不足に陥ってしまうのにはこのような背景もあり、やがて離婚への道を辿ってしまうことにもなるのです。

③：自由度が低くなった

独身時代は、自分の趣味や好きなことにお金や時間を費やすことができていましたが、結婚すると家族を養う為に自由に使えるお金や時間が圧倒的に少なくなります。
生活の自由度が低くなったことにより、ストレスが溜まり結婚を後悔する男性は多いのです。

④：自分の両親との不仲

嫁・姑問題は、いつの時代になっても起こりうる問題のひとつです。
奥さんと旦那さんとの両親の折り合いが上手く合わずに、旦那さんが板挟み状態となり、ストレスを抱えて結婚した事を後悔する男性は多いよう。

家族円満に過ごしたいと思っている男性は、どちらの肩を持っても責められるので、居心地が悪いと感じてしまうと同時に、とても肩身の狭い思いをしてるのです。

⑤：上から目線な態度に疲れた

一般的に、男性よりも女性の権力が強い方が夫婦仲が上手くいくと言われています。
しかし、あまりに女性の力が強くて物を言う際に、いつも上から目線な態度であったり、旦那さんをけなすような言い方にストレスを感じ、結婚したことを後悔するようです。

「なんでそんなこともできないの？」「それだからいつもダメなのよ！」と強い口調で旦那さんにあたっていたり。
奥さんが上から目線な態度だと、仕事から帰ってきても口うるさい上司が家にもいるようで、気を休めることができなくなってしまうのです。

⑥：相手が年上過ぎた

男性は、落ち着いていて優しく包み込んでくれるような包容力のある女性を好む傾向にあることから、結婚相手に年上の女性を選びやすいです。
しかし、あまりにも年上過ぎてしまうと、価値観にズレが生じたり、ジェネレーションギャップが生まれてしまうことも。

そのため、相手が年上女性過ぎたことが原因で結婚を後悔する男性もいるようです。
落ち着きや包容力も大切ですが、物の考え方や感覚が似ている方がお互いにとって、居心地のいい関係を築きやすいのかもしれません。

⑦：専業主婦で共働きがNG

結婚後に、専業主婦に憧れを抱く女性は多いでしょう。
最近では共働き世帯が増えており、ひと昔前と比べて専業主婦をしている女性は少なくなってきており、女性も家計を支える手助けをしています。

しかし、経済的にゆとりがないにも関わらず、結婚をきっかけに専業主婦になる女性も中にはいるのです。
経済的にゆとりがあるのであれば話は別ですが、そうでない場合は共働きを希望する男性は多く、女性が協力的でないこと**に男性は不満を感じます。

⑧：束縛が激しい

嫉妬深い性格をしている女性は、結婚前であろうと結婚後であろうと束縛が激しい傾向にあります。
結婚後に至っては、浮気や不倫の心配からさらに束縛が激しくなってしまう女性も少なくありません。

あまりに束縛が激しいと男性は窮屈に感じてしまいます。
夫婦は信頼関係で成り立つものでもありますので、結婚後もお互いに信頼し合える関係を築きたいもの。

⑨：結婚後に嫁が豹変した

恋人関係だった時は、とても優しくてなんでも合わせてくれていたのに、結婚後に化けの皮が剥がれる女性は少なくありません。
日々、育児や家事に追われる女性は、経験を積み重ねて頼もしくなっていくため、付き合っていた頃のような可愛らしい女性とはまるで別人に変わってしまうこともあります。

日頃の疲れやストレスで、旦那さんに強く当たってしまう事もあったりと、結婚前と結婚後での女性の豹変ぶりに、男性は結婚に後悔を覚えることがあるそう。

⑩：過去の女性と比べてしまう

無意識のうちに、奥さんと過去に付き合った女性を比べてしまい、結婚を後悔してしまう男性もいます。
「元カノだったらこうしてくれるだろうな…」という考えは、奥さんや現状に対する不満があるから。

過去の女性と比較して「○○だったら」というのは、ただの幻想に過ぎません。
現実を受け止めて、夫婦がよりよい関係を築いていくにはどうしたらいいのかを第一に考えていくことで、結婚後に後悔する道を辿らずに済むようになるはずです。

女性が結婚を後悔する理由

では、女性が結婚を後悔する理由をみていきましょう。

1. 価値観の違い
2. 旦那の不倫や浮気
3. 授かり婚
4. 結婚してから態度が一変
5. 家事に協力的でない
6. 育児を手伝ってくれない
7. 夫からのDV
8. 旦那を妥協して選んだ
9. 相手がバツイチ・子持ち
10. ギャンブル癖や借金

続いて、女性が結婚を後悔する理由を、それぞれ詳しくみていきます。

①：価値観の違い

結婚を後悔する原因で非常に多いのが、価値観の違いによるものです。
同棲をせずに結婚してしまうと、お互いのライフスタイルの違いにズレが生じたり、金銭感覚をはじめとした価値観の違いが原因で、結婚を後悔する女性は多いもの。

結婚後に価値観の違いでイライラしたり、それが原因で離婚に発展させないためにも、あらかじめ対処法を考えておくのがベストです。

②：旦那の不倫や浮気

裏切り行為とも言える旦那の不倫や浮気は、結婚を後悔する大きな原因のひとつ。
結婚前のカップルであれば、浮気が原因で別れることは簡単ですが、結婚している夫婦や子供のいる家庭にとっては、すぐに「離婚」という決断を下すことができない場合もあります。

そのため、女性関係にだらしない旦那の本性を見抜けなかったことに、女性は激しく後悔してしまうのです。

③：授かり婚

結婚のきっかけは人それぞれですが、子供を授かったことを機に結婚するカップルも多いでしょう。
子供ができる前から、将来のビジョンを2人で話し合っていたり、結婚の意志がお互いに固まっている場合はまだいいのですが、授かり婚の場合、そうでないことがほとんどです。

授かり婚で、後になってパートナーとの結婚を後悔しないためにも、結婚後についてきちんと2人で擦り合わせしていくことが大切になります。

④：結婚してから態度が一変

結婚後に女性の態度が豹変したことに結婚を後悔する男性がいるように、男性も結婚を機に態度が一変することがあるようです。
態度が一変するだけでなく、歳を重ねるごとにメタボ体型に体型が崩れてしまったりすることも、旦那に幻滅してしまいます。

旦那の外見も中身もどちらも変わってしまったのであれば、それは結婚前とはまったくの別人とも言えるでしょう。

⑤：家事に協力的でない

最近では多くの家庭が共働きであり、女性もパートやアルバイトに出て、旦那さんとともに家計を支えている家庭は多いでしょう。
しかし共働きであるにも関わらず、旦那さんが一切家事を手伝ってくれないことで悩みやストレスを抱える女性は多いもの。

旦那さんが家事に協力的でないと、女性にばかり負担が掛かってしまい、やがて結婚したことを後悔し始めるのです。

⑥：育児を手伝ってくれない

家事に協力的でないことに加えて、育児も手伝ってくれない旦那さんは少なくありません。
子供が小さいうちは、ミルクをあげたりオムツを交換したりなど、女性は子供につきっきりです。

それなのに大変そうにしている奥さんを横目に、ダラダラとテレビを見ていたり、傍で寝られると奥さんの怒りが爆発してしまうのも無理はありません。
女性一人で育児するのは、男性が想像している以上に大変なものなのです。

家事も育児も協力的にやっていかないと、夫婦生活も円満にいかないでしょう。

⑦：夫からのDV

夫からの暴力が原因で、結婚したことを非常に後悔する女性も多いです。
また、体にふるう暴力だけでなく、精神的に追い詰める言葉の暴力もDVのひとつ。

DVは身体的被害だけでなく、精神的な病気を引き起こす原因にもなりますので、我慢せずに周りの人に相談したりして、解決策を練ることが大切です。

⑧：旦那を妥協して選んだ

旦那選びを妥協して、焦って結婚したことが原因で、結婚後に後悔する女性も多いです。
結婚適齢期を迎え、周りの友達や同僚が次々と結婚をしていくと、一人取り残された気持ちになり、結婚に焦りを覚える女性は多いもの。

人生の中でも結婚は、最も大きなイベントのひとつでもありますので、生涯のパートナー選びは慎重に行いましょう。

⑨：相手がバツイチ・子持ち

過去に結婚経験のある男性と結婚する際には、慰謝料や養育費の有無などについてきちんと確認しておきたいもの。
子供のいるバツイチ男性と結婚してしまうと、一般的な家庭よりも出費が多くなったり、過去に結婚式や新婚旅行などにお金を使ってしまっていることもあって、お金がない男性も多いです。

また子どもとの信頼関係を築いていけるかどうかも、幸せな結婚生活を送っていく上で大切な要素となります。

⑩：ギャンブル癖や借金

お金にルーズでギャンブル癖などが治らず、自己管理ができないような男性は、結婚不適合者とも言えます。
結婚後に苦労することが目に見えているこのような男性と結婚してしまうと、後悔するのは時間の問題と言えるでしょう。

借金やギャンブル癖があるかどうかは、結婚前にきちんと見極めておきたいもの。

既婚女性100人からアドバイス！結婚を後悔しないために

自分の人生を大きく左右する結婚、誰だって失敗したくはありませんよね。
今回は既婚女性100人に、結婚を後悔しないために気をつけるべきポイントについてアドバイスをもらいました！

結婚後に後悔しないためにも、結婚を決める前にチェックしておきましょう。

Q.結婚を後悔しないためにはどんなことに気をつける？

結婚を後悔しないためには、金銭感覚や生活態度に不安要素がないか確認するのはマスト！
食事の好みや家事がどれくらいできるか、毎日一緒にいてストレスがないかなどを知るためには、結婚前に同棲をするのがいいようです。

また、相手の両親をチェックすべき！との声も多くあげられました。
相手の両親を見ることでおのずとどういう環境で育ってきたのかがわかりますし、結婚後に義実家とうまくやっていけるかを見極めることもできそうですね！

結婚を後悔しないための心得

では、結婚を後悔しないための心得をみていきましょう。

1. 結婚と恋愛は全くの別物！
2. すべてが自分の思い通りにはならない！
3. 夫婦間のコミュニケーションに務める
4. 後悔しないように最初にルールを作っておく

続いて、結婚を後悔しないための心得を、それぞれ詳しくみていきます。

心得①：結婚と恋愛は全くの別物！

結婚は、楽しい恋愛の延長線上にあると思いがちですが、恋愛と結婚は全くの別物と心得ておくようにしましょう。
結婚となると、お互いの責任が伴ってきます。

また「結婚＝生活」でもあるので、愛の力だけでなんとか乗り切っていけるという甘い考えは捨てましょう。
現実的に考えて、生活をしていくにはお金が必要です。

結婚したことを後悔しないためにも、恋愛と結婚は別物であると肝に銘じておきましょう。

心得②：すべてが自分の思い通りにはならない

女性は、「結婚・出産・親の介護」など人によって、自分のライフスタイルが左右されてしまいます。
男性は結婚しても、家庭を支える大黒柱として働きに出るというのは結婚前も結婚後も変わりません。

しかし、女性は結婚して子供ができると、子供のお世話で手が離せず自分の時間を確保するのも難しくなるでしょう。
また、結婚に対する理想が高い人が完璧を求め過ぎてしまったがために、理想と現実のギャップに「こんなはずじゃなかった」と結婚を後悔してしまいます。

後悔しないためにも、すべてが自分の思い通りにならないということは、結婚前から心得ておくことは大切です。

心得③：夫婦間のコミュニケーションに務める

いつまでも仲良し夫婦でいるためには、夫婦間のコミュニケーションを確保することも大切です。
コミュニケーション不足は、離婚の原因のひとつでもあり、どんなに忙しくても夫婦でコミュニケーションすること忘れないように心掛けましょう。

心得④：後悔しないように最初にルールを作っておく

後になって結婚を後悔しないためにも、結婚前にあらかじめ2人でルールを作っておくことをおすすめします。
ただ、あまりにもルールを細かく作り過ぎてしまうと、窮屈になってどちらか一方がストレスを感じてしまいますので、どうしても譲れないという点を相手に伝えておくようにしましょう。

後悔しない幸せな結婚を！

結婚したことを後になって後悔しないためにも、結婚相手はきちんと見定めたいもの。
ただ、慎重になり過ぎてしまい結婚を逃してしまわないように注意しましょう。

男女の結婚に後悔した理由を参考に、同じ道を辿ってしまわないよう、幸せな結婚生活を送るヒントにしてくださいね。