
ネイルに必要ないマニキュアの捨て方4ステップ|捨てる際に気をつけること
手軽に指先のネイルを楽しめるマニキュア。ついつい買い集めることの多い商品ですが皆さんはマニキュアの正しい捨て方をご存知ですか?今回の記事では正しい捨て方、捨てるタイミングの見極め方、捨てる際に注意すべきポイントをご紹介します!
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正しいマニキュアの捨て方とは?
自宅で気軽に指先のネイルを楽しめるマニキュア。
ついつい買ってしまいますが、マニキュアの使用期限は1~2年と結構短いです。
開封してから徐々に発色が悪くなったり液が固まってしまったりと、休日のたびにネイルをしたとしても使い切る前に使えなくなってそのまま放置しているなんてこともあるんじゃないでしょうか?
使えなくなったマニキュアの存在に気づいていながらも、放置している人もいると思います。
今回はマニキュアの捨て方について説明していきます、ぜひ最後までご覧ください。
ネイルに必要ないマニキュアの捨て方4ステップ
マニキュアの捨て方は自治体によって分解の方法や分別の仕方に差がありますので、まずはお住まいの自治体のHPにて確認をしてみましょう。
今回は、全てを分解して捨てる方法をご紹介します。
マニキュアを分解して捨てる工程は大まかに分けて、次の4ステップがあります。
- 分別をする
- 中身をすべて出す
- 液体を乾燥させる
- パーツごとに捨てる
簡単な作業ですが、捨て方を確認していきましょう。
ステップ1:分別をする
マニキュアは以下の4つから構成されており、それぞれ素材が違います。
- 刷毛
- 中身(液)
- キャップ
- 瓶
そのため、この4つを分解して捨てていくことになります。
次はそれぞれのパーツごとに分解の仕方を確認していきましょう。
刷毛
刷毛の捨て方なのですが、キャップと刷毛を一緒に捨てていい自治体と分けて捨てる自治体の2つがあるため、自治体のルールを確認しましょう。
また、刷毛を単体で捨てる場合であっても、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのかが自治体で変わりますし、キャップと刷毛を一緒に捨てる場合はプラスチックゴミとして細かく分別が分けられている自治体もありますので、自治体のルールを守って捨ててください。
中身
使い切れればいいのですが、ネイルを使い切る前に捨てるとなると中身が残ってしまいますよね。
ここで捨て方の注意点なのですが、マニキュアは水に溶けにくい材質なので排水溝に流さはないようにしましょう。
瓶に水を入れて振ってもうまく洗い流せないですし、そのまま排水溝に流すとその場に色がついて最悪排水溝が詰まってしまいます。
また、マニキュアは揮発性の高い成分が入っていますので、分解作業時には換気をよくおこなってください。
中身の捨て方については以下で詳しくご紹介します。
キャップ
キャップの捨て方ですが、キャップはプラスチック製が多いので、燃えるゴミ又はプラスチックゴミに分別する自治体が多いようです
また、長期間放置したことによって中身が固まってキャップが開かない場合には、次の方法を試してみてください。
1つ目は輪ゴムをキャップに巻いてから開ける方法です。
輪ゴムが滑り止めとなり、力が入りやすくなってあく場合があります。
2つ目は汚れてもいい容器にお湯を張って2~3分くらい浸けておく方法です。
汚れてもいい容器として牛乳パックや食べ終わったジャムの瓶などがおすすめです。
瓶
ネイルを何年も放置すると中身が固まっている時もありますよね。
この場合の捨て方も自治体によってルールが変わります。
マニキュアの瓶は中身が固まってしまっていたり、液が残ったままだと「不燃ゴミ」に分類されることが多いようです。
ステップ2:中身をすべて出す
必要なものは「ビニール袋(またはペットボトル)」と「いらない紙」です。
ペットボトルを使用する場合は事前に下から5センチくらいの所をカッターなどでカットしておきます。
まず初めにビニール袋(ペットボトル)の中に紙を敷きます。
そしてマニキュアを紙の上に出します。
ネイルを放置していると中身がドロドロになってスムーズに出ない場合や、底に残ってしまった場合は綿棒などで中身をかき出すようにしてみてください。
瓶の中身を完全に取り除きたい場合は、瓶に除光液を入れて振ってみるとマニキュアが溶けて吸い取りやすくなります。
ステップ3:液体を乾燥させる
中身が出せたらベランダまたは窓の近くなど、風通しのいい場所で瓶とマニキュアのついた紙を乾燥させましょう。
外で乾かす場合は風で飛ばされないように対策が必要です。
ネイルが乾くのは時間がかかるため、余裕をもって行動してゴミ出しに際に慌てる必要がないようにしましょう。
ステップ4:パーツごとに捨てる
中身をきれいにして乾かしたら分別をして捨てていきましょう。
ここでも分別したゴミがどのゴミ区分になるかは、自治体への確認が必要となります。
どうしてもわからないという場合には、電話して聞いてみるのも方法です。
ネイルに使えない?マニキュアを捨てるタイミング5つ
ここからは捨てるタイミングについてお伝えしていきたいと思います。
- 刷毛がもう届かない
- 中身が分離している
- 中身が固まってしまった
- 発色が悪くなった
- 使用期限が過ぎている
これら5つの状態のいずれかである場合には、ネイルとしてはきれいに使えない状態ですので、捨てることを考えましょう。
タイミング1:刷毛がもう届かない
刷毛がマニキュアに届かなくなったという場合は使用期限内でも買い替え時です。
瓶を傾ければ使える場合もありますが、そうしても届かないのであればもうネイルができないので買い替えるべきでしょう。
何度も使っているネイルだと、液がドロドロになっている場合も多いため、使い続けるよりも新しく買った方がネイルもきれいに塗れます。
薄め液を使えば液が元に戻ってまたネイルをしやすくなりますが、液自体が少ないので元のような塗り心地にはなりにくいでしょう。
タイミング2:中身が分離している
マニキュアの使用期限として中身が分離したら買い替え時だとよく言われています。
しかし、マニキュアの販売元が明記している使用期限内であっても、しばらく使わずに放置していると分離することがあります。
この場合、分離したからといって必ずしもネイルを捨てる必要はありません。
ボトルを振って液を混ぜると液が元に戻りますが、強く振ると気泡が入ってしまい、きれいに塗りにくくなります。
手の平にボトルを挟んでゆっくり瓶を回して混ぜてみてください。
塗料がきれいに混ざって、元の色に戻ります。
タイミング3:中身が固まってしまった
中身が完全に固まってしまった場合はマニキュアを捨てるタイミングですが、薄め液で薄めたり、お湯で温めればネイルを復活させることができます。
少しでも長くマニキュアを楽しむためには、光の当たらない場所に保管し、瓶の口についたマニキュアは使用後は都度ふき取る、しっかりと蓋を閉める、ということに気を付けましょう。
タイミング4:発色が悪くなった
ネイルの色が明らかにくすんできたら買い替えのタイミングです。
こうなったら対処方法がなく、処分することになります。
ネイルとしてではなくDIYとしてシャツのボタンの表面に塗って補強するという使い道もあります。
糸がほつれにくくなり、ボタンが取れにくくなるのでおススメです。
タイミング5:使用期限が過ぎている
マニキュアに明確な使用期限はないと言われていますが、メーカーによっては記載されていることがあります。
基本的に劣化するのは開封後ですが、未開封の状態でも数年が経過しているものは劣化している可能性があるので注意してください。
劣化してしまうとネイルの色も悪くなってしまうので、早めに開封して1回でも多くネイルを楽しめるといいですね。
マニキュアを捨てる際に気をつけること4点
ここまでマニキュアの捨て方と捨てる時のタイミングについて説明してきました。
最後にマニキュアの捨て方には気を付けるべきことがいくつかあるので、確認していきましょう。
- 必ず自治体に確認する
- 換気をしっかりする
- 家具や服につかないようにする
- 直接トイレや流しに流さない
以上の4つについて詳しく見ていきます。
必ず自治体に確認する
分解方法から分別のやり方までマニキュアの捨て方はすべて自治体ごとに異なってきます。
そのため自治体のHPを確認してみましょう。
また、個人のブログの情報だと情報がアップデートされていない場合もありますので、情報が最新のものであるか、更新された日時もチェックしましょう。
HPに載っていない場合には、電話で問い合わせると最新の情報が得られます。
換気をしっかりする
少しだけなら問題ないのですが、一度にたくさんの量を捨てるとなると換気の良い場所で作業をしないと、体調が悪くなる場合があります。
マニキュアの成分である有機溶剤や顔料には臭いがあるため、捨てる作業により大量に空気中に揮発して、それらを吸い込んでしまうからです。
特にペットや小さな子供がいる家庭では注意が必要です。
また、火気厳禁でもありますので、タバコなどの火の近くでは作業しないようにしましょう。
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家具や服につかないようにする
マニキュアは服や家具についてしまうと取ることができません。
ですから、捨てる時には付かないように、細心の注意を払うようにしましょう。
汚れてもいい服を着て屋外で作業することが良いですが、室内で作業する際はブルーシートや新聞紙などで床や家具を覆って作業をすると良いでしょう。
直接トイレや流しに流さない
マニキュアは水に溶けにくい性質なので排水溝に流すとその場に色がついて排水溝は詰まってしまいます。
色がつくとなかなか取れないですし、排水溝が詰まる可能性もあるので絶対にやめましょう。
捨て方を知ってネイルに必要ないマニキュアを断捨離しよう
以上がマニキュアの捨て方、捨てるタイミングと少しでも長く使う方法やネイル以外での活用法、気を付けるべきポイントでした。
自治体の捨て方に従って、換気をしつつ周りが汚れないように気を付けながら余裕をもって作業をしましょう。
今回マニキュアの捨て方について勉強したので、この機会に断捨離をして気分を新たにネイルを楽しみましょう。
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