ピーコックネイルを簡単に作る手順5つ!上手に行うポイントとは?
クジャクの羽のような形をしたネイルデザインといえば、ピーコックネイルです。ネイルアートの基本となるアートの1つで、コツと手順を覚えればネイル初心者の方でも簡単に描けるアートです。今回はピーコックネイルを簡単に作る手順についてくわしくご紹介します。
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ピーコックネイルとはどんなネイルデザイン?
ピーコックとは英語でクジャクという意味を持ち、クジャクの羽のようなネイルデザインを、ピーコックネイルと呼びます。
また、ピーコックネイルは、ジェルネイル検定初級のアートに指定されており、ネイルアートの基礎となるデザインの1つです。
ピーコックネイルの基本を学んでおくと、さまざまなデザインに応用ができるのでしっかりと手順を覚えましょう。
ピーコックネイルを簡単に作る手順5つ
ピーコックネイルは、カラーネイルを塗って硬化した後、カラージェルで数本ラインを描いてデザインを作ります。
カラージェルでラインを描いた後、ラインの上を細い筆で引きながら描くため、細い筆を必ず用意しておきましょう。
ピーコックネイルは、カラージェルとラインのカラー選びが重要なポイントです。
はじめのうちは、カラージェルに映える色を2色から3色選んでデザインが作っていくといいでしょう。
ここからは以下の手順に沿って、具体的にピーコックネイルのやり方を紹介していきます。
- ベースジェルを塗る
- カラージェルを塗る
- 細い筆などで縦方向にラインを引く
- お好みでラインとカラージェルに装飾する
- トップジェルでコーティング
ベースジェルを塗る
ピーコックネイルのはじめは、爪の全体にベースジェルを一度塗り、硬化していきます。
ベースジェルは爪の凹凸部分を埋め、爪を保護してネイルの仕上がりを美しくするために行うものです。
特に爪のサイド部分は塗り残しがないよう、爪のエッジも含めてしっかりと全体的に塗布しましょう。
カラージェルを塗る
ペースジェルを硬化した後、カラージェルを2回塗ります。
1、2回目ともに爪全体にカラージェルを塗った後にしっかりと硬化しましょう。
2回目のカラージェルを硬化した後、カラージェルが完全に乾いてしまった場合は、ベースジェルを薄く塗りましょう。
細い筆などで縦方向にラインを引く
カラージェルを硬化した後、細い筆を使用してラインを数本描いていきましょう。
1本目のラインを描いた後、2本目のラインは数ミリ間隔を空けて描くのがポイントです。
ラインとラインの間に隙間がないと、ラインのカラーが途中で混ざってしまい、デザインが崩れる原因になるため注意が必要です。
ラインを数本描いた後は、何もジェルがついていない状態の細筆で、ラインを横に1本ずつ引きながらデザインを作ります。
お好みでラインとカラージェルに装飾する
ピーコックのデザインを描いたら、好みに合わせてドットやラインを加えてデザインを完成させましょう。
たとえば、ピーコックネイルでクリスマスツリーのデザインを作る場合は、ツリーの頂上にある星を描いたり、ツリーの装飾であるオーナメントをドット棒で描いたりします。
デザインが完成したら、爪全体のジェルをしっかりと硬化させましょう。
トップジェルでコーティング
デザインが完成したら、最後にトップジェルを塗布していきましょう。
トップジェルには、拭き取りありとなしのタイプの2種類があります。拭き取りタイプの場合は、トップジェルを硬化した後にワイプで爪全体のジェルを拭き取ります。
ワイプで拭き取った後に表面が曇ってしまった場合は、もう一度トップジェルを塗布して仕上げましょう。
ピーコックネイルを上手に行うポイント3つ
ピーコックネイルは、カラージェルで作ったラインを引きながらデザインを完成させるため、ラインを引くごとに筆を毎回拭くのが上手に行うポイントです。
また、デザインによっても描き方やラインの引き方などが異なります。次は、ピーコックネイルを上手に行うポイントを下記の3つに絞ってご紹介します。
- ラインはカラージェルが乾く前に引く
- ラインを複数引くときはその度に筆を拭く
- ドットペンがあると便利
ラインはカラージェルが乾く前に引く
ピーコックネイルを描く場合は、カラージェルを硬化した後、カラージェルが乾いた状態ではないか確認するのが大切なポイントです。
硬化時間が長いものや特徴的ものによっては、ジェルが完全に乾いてしまう場合があります。
カラージェルを硬化した後、爪の上で硬化されていないジェルが少し塗布された状態であるかを確認しましょう。
ラインを複数引くときはその度に筆を拭く
ピーコックネイルでは、ラインを引く際に必ず筆を毎回拭くことが大切なポイントです。
ラインを一度引くと、筆の先端にジェルが少し付いた状態になります。
筆を拭かずにラインを引くと、筆先に付着していたジェルが他の部分に付着し、デザインが崩れる原因となるので注意しましょう。
ドットペンがあると便利
ピーコックのデザインでハート柄を描く場合は、ドットペンを使用して描くと上手に仕上がります。
ドットペンとは、ペンの先端が丸みを帯びたペンタイプのネイル用品です。
通常のネイルアートでは、ドット柄を描く際に使用します。
ピーコックネイルでは、ラインの替わりにドットペンで丸状の模様を作り、丸形の真ん中からラインを引くと可愛いデザインになるのでおすすめです。
ピーコックネイルのデザインの決め方3つ
ピーコックネイルの基本となる羽のようなデザインは、ラインの方向や幅を変えるだけでさまざまなアレンジを楽しめますよ。
基本的には爪の先端あたりに斜めなラインを引いて描いていきます。
縦にラインを引き、筆の引き方を爪の先端から引いた後は根元から引くなど、引く方向を変えるだけでも可愛いデザインに仕上がります。
ここからはデザインの決め方3つを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- テーマを決める
- カラーの組み合わせを考える
- モチーフを決める
テーマを決める
ピーコックネイルのデザインを決める場合は、まずデザインのテーマを決めましょう。
たとえば、春という季節に合わせる場合は、淡いピンクやブルーをベースに、ホワイトやイエローなどのラインでデザインを描くと華やかで春らしいデザインに仕上がります。
テーマは、季節に合わせたイベントなどがおすすめです。
イベントのモチーフとなるアイテムやカラーを使って、お洒落にデザインしましょう。
季節
ピーコックネイルを季節に合わせて描きたい場合は、カラー選びが重要なポイントです。
春の季節は、淡い色やペールトーンなどの爽やかな色がぴったりです。
夏の季節は、ビビットな色を中心に、レッドやイエローなどの原色を使用するといいでしょう。
秋冬は、カーキやブラウンなどのアースカラーをメインに、落ち着いたカラーでまとめるとお洒落なデザインに仕上がります。
バレンタイン
バレンタインのシーズンは、チョコレートのような茶色をモチーフにしたピーコックネイルがおすすめです。
カラージェルのベースは薄めのピンクかブラウンを使用し、濃いめのブラウンやホワイトでドット柄を線状に描きます。
ドット柄を描いたら、丸の真ん中あたりからラインを一気に引きデザインを仕上げましょう。
ハートが連なったような可愛いピーコックネイルの完成です。
クリスマス
クリスマスのモチーフでもあるクリスマスツリーやリースは、ピーコックの技法を使ってお洒落に描けます。
クリスマスツリーを描きたい場合は、三角形状にラインを描いていき、三角形の底辺からラインを引くようにしましょう。
クリスマスリースの場合は、ドーナツ状でドット柄を描き、ドットの真ん中から大きな輪っかを描くようにラインを引けば完成です。
カラーの組み合わせを考える
ピーコックネイルは、ベースとなるカラーやラインの色を変えるだけでデザインの雰囲気も大きく変わります。
たとえば、エスニックなネイルにしたい場合は、オレンジやグリーンをベースに、ホワイトやブラウンなどのラインを引いてデザインを仕上げるといいでしょう。
可愛いらしいデザインにしたい場合は、ラインで使用する色を少なくすることで、控えめで可愛らしいピーコックに仕上がります。
モチーフを決める
ピーコックネイルの中でも上級者の方であれば、バタフライやフラワーなどのモチーフを決めてからデザインするのもおすすめの方法です。
大きなモチーフを使用する場合は、爪全体に描くのではなく、やや斜めにモチーフを描くとお洒落なデザインに仕上がります。
さまざまなモチーフを題材にしながら、オリジナリティー溢れるデザインを考えてみましょう。
ピーコックネイルを楽しもう
ピーコックネイルはネイル初心者の方でもコツを覚えれば簡単に描けるデザインで、手順を覚えればネイルデザインの幅も広がります。
また、季節に合わせた色を選んだり、イベントのモチーフを取り入れたデザインにしたりすることで、さらにお洒落に仕上がりますよ。
簡単でお洒落なピーコックネイルにぜひ挑戦してみましょう。
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