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ブローチネイルとはどんなデザインのこと?

ブローチネイルのデザイン

ブローチネイルとは、アクセサリーのブローチをモチーフにしたネイルのデザインのことです。
ゴールドの金具フレームの中に装飾やアートを加えて、ジェルで固めて作ります。

表現できるイメージの幅が広く、女性らしく上品に仕上がるため世代を問わず人気です。
さまざまなファッションに用いられるブローチのように、フレームの中に好みのデザインを乗せることでオリジナリティを演出することができます。

ブローチネイルのメリット2つ

ブローチネイルで首に手をまわす女性

アクセサリーのブローチを、そのままネイルに乗せたようなデザインのブローチネイルは、1本施すだけでも印象的なので、ファッション全体のアクセントにおすすめです。

ブローチネイルには、下のような2つのメリットがあります。

  • アンティーク感が出る
  • ブライダルシーンにぴったり

それでは具体的にご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

アンティーク感が出る

ブローチネイルは、レトロでかわいい仕上がりになるのが魅力のひとつ。
従来のネイルではなかなか出すことのできなかった「アンティーク感」をオシャレに仕上げられるのが人気です。

ひと昔前のブローチをモチーフにすることが多く、クラシカルな雰囲気を醸し出すことができます。
大理石などに女性の横顔やバラモチーフなどを浮き彫りにした「カメオ」風パーツをゴールドで囲めば、高級感ただようレトロなブローチそのものです。

ブライダルシーンにぴったり

美麗で上品なブローチネイルは花嫁さんの手元を素敵に演出します。
ドレスやブーケに合わせるだけでなく、新郎新婦のイニシャルを装飾するなど工夫ができるので、ブライダルネイルに最適です。

プロポーズされた時のブーケがあれば、ドライフラワーにして埋め込むこともできます。
シンプルにワンポイントとして使う王道のデザインから、ハート等のキュートなデザイン、金箔やストーンをあしらったゴージャスなものまで、バリエーションは多様です。

簡単なブローチネイルの作り方6ステップ

ネイルする人

一見難しそうなブローチネイルですが、コツを知れば、誰でもセルフで作ることができます。

ここでは、基本的なブローチネイルの作り方を次の6ステップで紹介します。

  1. ベースカラーを塗る
  2. クリアジェルを塗る
  3. ブローチの「枠」となる部分をつくる
  4. 枠の上下左右にストーンやパールを置く
  5. 装飾を施す
  6. クリアジェルで埋め込む

それでは、ステップごとの詳細ポイントをご紹介します。
ポイントを押さえてブローチネイルにチャレンジしましょう。

ベースカラーを塗る

まずは、ベースカラーを塗る前にクリアジェルを塗ってベースカラーを塗る下準備をしてください。
クリアジェルを硬化させたら、ベースにしたいカラーを塗ります。

キレイな仕上がりのために、塗る前に爪表面の油分を拭き取り、爪と指の境や裏側の汚れを取り除いておきましょう。
カラージェルは、塗る前に空気が入らないようにスティックを使って、底から混ぜます。

塗り始めは筆を立てて塗り始め、徐々に爪と平行になるように寝かせて動かすのがポイントです。
爪の中央を根本から先端に向かって塗ってから、両端を塗ることで、均一な仕上がりになります。

またジェルの量を取りすぎないように、調節してください。

クリアジェルを塗る

ベースカラーが乾いたら、クリアジェルを塗りましょう。
量は多めに取り、筆全体にジェルをなじませて上からコーティングするように塗ります。

爪周り1~2ミリ程度離すように塗るのがポイントです。
甘皮周りにジェルが付かないように注意し、爪先の方はしっかりカバーするようにしましょう。

ジェルは、全体の厚みが均一になるように意識します。
数本一緒に塗ろうとすると凸凹の原因になるので、1本ずつ塗るのが重要です。

ブローチの「枠」となる部分をつくる

ワイヤーやブリオン等を使ってブローチの枠になる部分を作ります。

基本の形は、ブローチの元になる楕円です。
ワイヤーを丸くする時は、棒やペンなど丸いものにクルクル巻き付けてカットし、指の腹やピンセットを使って形を整えてから固めのジェルを爪楊枝に付けて仮止めします。

この枠は、市販のものを活用したり予め作っておくとスムーズです。
ネイルの上に乗せたら、爪の形やカーブに合わせて調整しましょう。

枠の上下左右にストーンやパールを置く

枠の上下もしくは左右に、ストーンやパール、スタッズ等を置きます。

爪楊枝で固めのジェルをちょんちょんと付けて、その上にパーツを置きさらに硬化させ、パーツを固定させます。
ベースの色とブローチの中の色を区別したい場合は、パーツを配置する前に、枠の中にカラージェルで色付けをしてきます。

装飾を施す

ブローチの中に、ラメやホロを入れたり、シールを貼る、絵を描くといった装飾を施します。
細かい作業には、細筆やライナーブラシ、爪楊枝を使うのが便利です。

選ぶパーツによって全体の印象や仕上がりにバリエーションが生まれます。
パールやビジューを使った華やかなものや、枠に使ったワイヤーをブローチの中の装飾用にアレンジする方法もいま話題のデザインです。

装飾するカラーや素材、柄で季節感を表現することもできます。

クリアジェルで埋め込む

これまでの工程でネイルに乗せたパーツをしっかり埋め込むために、クリアジェルを塗って硬化させます。

パーツの周りは気泡が入りやすいので注意しましょう。
ぷっくりと仕上げたい人は、数回に分けてクリアジェルを盛って硬化します。

最後に仕上げのトップジェルを塗ったら完成です。

未硬化ジェルは、消毒用エタノールや拭き取り溶剤のクレンザーをコットン等に含ませて拭き取るとツヤが出ます。

ブローチネイルの枠に使えるおすすめのワイヤー3つ

ブローチネイルをしている人

ブローチネイルに重要なのが、ブローチの枠です。
ネイル専用のアイテムを使うことで、こだわりのアートを細部まで表現することができます。

ここでは、ブローチネイルの枠に使えるおすすめのワイヤーを紹介します。
イメージを叶えるのに役立つアイテムを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ネイルワイヤー 「enchantgel」

ネイル用品を扱うenchantgelのネイルワイヤーです。
柔軟性があるワイヤーで、ブラシのシャフトやヤットコを使って好みの形にすることができます。

太さは0.2mmで長さ50cmのものが2つ入っています。
好きな長さに切って使えるから枠の大きさも自由に決められ、幅広いアートに使えます。

シルバーとゴールドの2色から選ぶことが出来るので、デザインの印象に合わせて選びましょう。

ネイルワイヤー 太さ0.2mm 長さ1.0m シルバー エンチャントジェル
324円

メタルフレームパーツ 「jewel」

ネイルパーツを扱うjewelのフレームパーツが入った便利なセットです。
自分でワイヤーを切ったり曲げたりせずに、ブローチネイルの枠にそのまま使うことができます。

好みの形のものをサイズや型違いですぐに使うことができます。
薄いプレートタイプで、軽くアーチがかかっていて爪に乗せやすいなど、使い勝手が細かく考慮されているアイテムです。

ゴールドとシルバーの2色から選ぶことができます。

メタルフレームパーツ 「jewel」
580円

ブリオン ミニボトル入り「Princess style」

ネイルやアクセサリーパーツを専門に販売するPrincess styleのガラス製のミニボトルに入ったブリオンのセットです。

直径11mm×高さ23mmのミニボトルは、中身がぎっしりと入っていてどんなデザインにもフィットします。
小さな丸いメタルパーツのブリオンは、装飾だけでなく、ブローチの枠部分をブリオンで縁取ってフレームにする手法にもおすすめです。

ブリオン ミニボトル入り「Princess style」
598円

ネイルサロンで人気のブローチネイルデザイン5選

ブローチネイルと砂浜

セルフでも楽しめるブローチネイルですが、サロンに頼めばやっぱり素敵な仕上がりに。

流行を取り入れたものやパーティーにおすすめの華やかなデザイン等、プロならではの豊富なバリエーションが魅力です。

  1. 桜ブローチ
  2. フット用 ブローチ
  3. イニシャルブローチ
  4. 押し花ブローチ
  5. タイダイブローチ

ここでは、ネイルサロンで人気の高いブローチネイルのデザインを5つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

桜ブローチ

可愛らしい桜の花びらデザインのブローチネイルは、毎年春になると人気の高いデザインです。
フレームで桜の花びらをかたどって、内側にピンクのカラーを施します。桜のシールやパーツで装飾するのも華やかです。

ベースはホワイトやピンク・ベージュなどの優しい色で上品に仕上がるので、オフィスシーンにもおすすめです。

フット用 ブローチ

ブローチネイルは、フットネイルにもおすすめです。

親指の爪にインパクトをもたせることで、爪先にアクセサリーをつけているようなオシャレな足元を演出します。
ブローチチェーンは、ゴージャスな仕上がりのネイルデザインです。

リアルなチェーンを使ったネイルは、ネックレスを乗せたようなオシャレさを実現します。
ブローチと組み合わせると、女性らしさと豪華さを兼ね備えたネイルに仕上がります。

イニシャルブローチ

ブローチの中にイニシャルを配置し、ストーンをちりばめます。
ウェディングや誕生パーティーなど、華やかな場所に最適なネイルです。

ブローチネイルをスカルプチュアに施せば、シャープな形状のデザインを作ることが可能です。
また、スカルプチュアは爪に強度があるので、厚みのあるデザインやデコレーションを楽しむことができます。

押し花ブローチ

押し花をブローチの中に埋め込んで仕上げるフェミニンなデザインです。

ショートネイルでも可愛らしく、ベースカラーの色やクリアジェルの量でも印象が変わります。
季節を問わず楽しめ、トレンド感を取り入れやすいのが特徴です。

白やパステルカラーをベースにした押し花ブローチは、ピュアでガーリーな雰囲気を演出します。
シンプルなワンカラーネイルに施すと上品でクラシカルな仕上がりになり、オフィスシーンにもおすすめです。

タイダイブローチ

華やかで女性らしいデザインが得意なブローチネイルは、タイダイブローチデザインが最適です。

ベースには優しい色を選び、パステルや透明感のあるブルー、イエローなどでタイダイを作れば春夏ネイルにぴったりです。
パーツとして流行のタイダイブローチをいれれば、派手にならず馴染みます。

フレームの上部にパーツを置いて香水瓶の形に見立てるコケティッシュなデザインも、最近人気のデザインです。

ブローチネイルを楽しもう

ブローチネイルを楽しむ

ブローチネイルは、使う素材やアートする柄によってデザインがいくらでもアレンジできます。
春のフラワーモチーフや夏のシェルを使ったアート、ツイードや雪の結晶といった秋冬用など、全ての季節にぴったりなイメージを実現できるのが魅力です。

大人上品にもキュートにも仕上げられるブローチネイルで、自分だけのオリジナルネイルを楽しみましょう。

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ライター
noel編集部

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