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ネイルベッドとは

シンデレラネイル

ネイルベッドとは、爪のピンク色をしている部分のことです。このピンク色の部分が長い人は、指先が長く見えるので、それだけで女性らしく見えますよね。

スラっとした指に憧れるけど「自分の爪は丸くて小さいから自信が無い」と悩んでいる方もいるでしょう。または「今よりもっと美しい爪を目指したい」という方もいるはずです。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ネイルベッドはハイポニキウムがカギ?

ハイポニキウムとは、手の平から爪を見たときに、爪の裏側に張り付いている白っぽい皮のような部分のことです。

ハイポニキウムは細菌から指先を守る役割をしていて、ここを境にして、爪の色がピンクと白に分かれていますよね。
つまり、このハイポニキウムを保護することで、ネイルベッドに良い効果がある場合があります。

知っておくべき爪の基礎知識

爪磨きをされている人

美しい爪を目指すためには、爪の基礎知識を知っておきましょう。爪は皮膚の一部で、硬ケラチンという髪の毛と同じ組織でできています。

一般的にツメと呼ばれているのはネイルプレートです。ネイルプレート自体はほぼ透明で、毛細血管の色が透けてピンク色に見えています。この透けているピンク色の部分がネイルベッドですね。

ネイルベッドには毛細血管や神経が通っています。そしてハイポニキウムより先の白い部分はフリーエッジと言い、乾燥しやすいのが特徴です。

ネイルベッドを保護する方法9選

ジェルネイルが剥がれるのを防ぎキレイな爪を維持している人

爪の基礎知識をざっくり学んだところで、ネイルベッドを保護する方法を詳しく見ていきましょう。

  1. 爪の長さに気をつける
  2. 血行を良くする
  3. 保湿を怠らない
  4. 保護を忘れずに
  5. 爪割れを放置しない
  6. 型をあらかじめ決める
  7. 爪やすりで整える
  8. 甘皮処理をする
  9. 日頃のケアを大切に

それぞれ詳しくご紹介します。

爪の長さに気をつける

ネイルベッドを保護する方法その1は、まず爪の長さに気をつけることです。

爪をいつも短くカットしているとハイポニキウムが少なくなり、その結果爪も短くなってしまうのです。健康な爪が伸びれば、必然的にハイポニキウムも伸びていきます。

しかし職業柄や家事などで爪を伸ばしたいけど伸ばせない、という方もいますよね。そんな方は、最低2ミリは爪の白い部分(フリーエッジ)を残してカットするようにしましょう。

血行を良くする

ネイルベッドを保護する方法その2は、指先の血行をよくすることです。特に冬の時期は手先が冷たくなってしまう人が多いのではないでしょうか。

指先の血行が滞っていると、爪が伸びにくかったり、ガタガタの爪になったりと健康的ではありません。指先をマッサージして指先の血行をよくすることが大切です。

おすすめの方法は、まず手の平の筋肉をほぐしてから、爪を横から挟んで数秒プッシュ、縦に挟んで数秒プッシュするのをすべての指に順番で行う方法です。手先が冷たくなりやすい方は、試してみてください。

保湿を怠らない

ネイルベッドを保護する方法その3は、爪の保湿を念入りにすることです。爪の表面だけでなく、爪先の内側までしっかり保湿することで、爪が丈夫になります。

また、ネイル専用のクリームやハンドクリームを使って丁寧に保湿しましょう。特にハイポニキウム周辺はしっかり保湿を行いましょう。

保護を忘れずに

ネイルベッドを保護する方法その4は、爪の保護を忘れないことです。素爪でいるとどうしても乾燥しやすく、爪が欠けたり2枚爪になりやすくなります。

実はジェルネイルは爪の保護にはもってこいだとご存じでしょうか。ジェルネイルをしていると爪先の強度が上がります。ジェルネイルでなくても、爪の補強コートや保護剤も販売されているので、ぜひ使ってみましょう。

爪割れを放置しない

ネイルベッドを保護する方法その5は、爪割れを放置しないことです。爪が割れてしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。割れた爪を放置しておくと、ネイルベッドまで被害が及ぶことがあります。

爪割れを発見したら補修をすることが大切です。ネイルチップをつけるときに使用するネイルグルーで割れた部分を補修し、上からトップコートを塗って仕上げます。また、ネイルサロンに行けば本格的に補修してもらえます。

型をあらかじめ決める

ネイルベッドを保護する方法その6は、爪の型をあらかじめ決めることです。爪の型を決める基準は、見た目の印象、爪の強度など何を重視するかによります。それでは爪の型の特徴を紹介していきましょう。

  1. ラウンド
  2. オーバル
  3. スクエアオフ
  4. スクエア

ラウンド

ラウンドは、全体的に丸みをおびている型です。自然な見た目になるので、短めの自爪にマニキュアを塗る人や、長さを出さないジェルネイルをする方におすすめです。

爪やすりを使い、指先のカーブとほぼ同じような形で、爪を整えましょう。ラウンドは爪の強度がある型なので、爪が折れやすい人におすすめです。

オーバル

オーバルは、細長い卵のような形のデザインで、側面から爪先に向かって丸みをつけた型です。ラウンドより縦長になり、爪先が細くなるので女性らしい印象が強くなります。

爪先の丸みがシャープになるので、長さを出していると欠けやすくなるので注意が必要です。ジェルネイルで補強しながら楽しむのがおすすめでしょう。

スクエアオフ

スクエアオフは、爪先がストレートで、角を少し丸めた形です。他の型と比べると、普段生活していく上で強度のある型とされています。

スクエアオフは自爪が割れやすい人におすすめの型で、フリーエッジの長さにより強度が変わります。横から見たときに爪の形が平べったい、という人におすすめです。

スクエア

スクエアは、名前の通り爪先をほぼ直角に整える型です。爪先の負荷が分散するので強度に優れ、爪伸ばしに最適です。派手なネイルやフレンチネイルが映える形になっています。

また、きれいなスクエアを作るためには、爪の長さが必要になってきます。整え方は、やすりの面に対し爪の先を垂直にあてまっすぐ削っていくことです。やすりは動かさず、爪を動かすイメージで整えていきましょう。

爪やすりで整える

ネイルベッドを保護する方法その7は、爪やすり(ネイルファイル)で整えることです。

爪を整えるにはエメリーボードというネイルファイルを使います。最近は薬局だけでなく、ダイソーでも買うことができます。目の荒さを表すグリッドは、数字が小さいとよく削れますが荒く、数字が大きいと一気に削れませんが、細かく削ることができます。

「150/220」など2つの数字が書いてあるものは裏表でグリッドが違います。数字が小さい面である程度爪を整え、数字が大きい面で微調整しましょう。

甘皮処理をする

ネイルベッドを保護する方法その8は、甘皮処理をすることです。甘皮をきれいに処理すると爪の面積が広く見えます。

まずは、硬くなった甘皮を柔らかくしてくれるキューティクルリムーバーを塗り、お風呂の温度くらいのお湯に10分ほど指先を入れ甘皮を柔らかくします。

次にプッシャー(甘皮処理の道具)などで甘皮を押し上げていき、根元付近にたまった甘皮をガーゼなどで優しく取り除きます。最後はネイルオイルなどで爪全体を保湿しましょう。

日頃のケアを大切に

ネイルベッドを保護する方法その9は、日ごろのケアを大切にすることです。

ケアのタイミングは、水分を吸収して爪が柔らかくなるお風呂上りがおすすめです。ハンドクリームで手全体をケアしたあとに、ネイルオイルで爪周りを保湿しながら優しくマッサージしましょう。

また、指先を使う作業をすることが多い方は、爪がダメージを受けやすくなるので、特にいたわって爪のケアをしてあげましょう。

ネイルベッドを伸ばす際のNG行為5選

完成した爪磨きをチェックする女性

次はネイルベッドを伸ばす際のNG行為を紹介します。

あなたが普段何気なくしていることが、実は爪にダメージを与えている可能性があります。今回は5つのNG行為を紹介しますので、なるべくしないように気をつけてみましょう。

  1. 爪を噛む
  2. 爪の乾燥を放置
  3. 深爪にする
  4. 爪切りで爪を切る
  5. 爪先をよく使う

爪を噛む

NG行為の1つ目は、爪を噛むことです。爪を噛んでいると、二枚爪や爪割れを起こしてしまい、爪へのデメリットしかありません。

しかし爪を噛むクセを直すのは簡単ではないですよね。そんなときは、マニキュアやジェルネイルをしておくのがおすすめです。噛んだときに違和感を持つので、徐々に爪を噛む回数が減っていきます。また、辛味や苦味がある専用のトップコートを塗るのもおすすめです。

爪の乾燥を放置

NG行為の2つ目は、爪の乾燥を放置することです。乾燥を放置していると、ハイポニキウムが伸びない直接の原因になるだけではなく、爪が割れやすくなる原因にもなります。

爪は根本のあたりから爪先まで、全体的にネイルオイルなどでしっかり保湿しましょう。特に爪の根本にあるネイルマトリクスからは新しい爪が作られるので、乾燥させないように気をつけてあげましょう。

深爪にする

NG行為の3つ目は、深爪にすることです。ネイルベッドが小さい人は深爪になりすぎるくらいに爪を切っている場合が多いです。

爪の長さが気になってしまう方は、フリーエッジを2~3ミリ残すように気をつけましょう。

爪切りで爪を切る

NG行為4つ目は、爪切りで爪を切ることです。きれいな爪を目指すのであれば、爪切りの使用をやめてみましょう。

爪切りで爪を切るとき圧力がかかり、爪は大きなダメージを受けています。この積み重ねで、薄い爪になったり、爪の層が剥がれて二枚爪になりやすくなってしまうのです。

先ほども紹介しましたが、爪を整えるときはエメリーボードをつかい、丁寧にやすりをかけて調整するようにしましょう。

爪先をよく使う

NG行為5つ目は、爪先をよく使うことです。実は無意識のうちに爪先を使っていることがけっこうあります。

例えば、缶ジュースを開けるとき、テープを剥がすとき、みかんの皮をむくときなど、爪をひっかけていますよね。この行為は爪に対してあまり良いとはいえないでしょう。

ネイルベッドを伸ばすためにも、指先の作業はなるべく指の腹を使うように気をつけてみましょう。

ネイルベッドを保護して自信の持てる手元を目指そう

度の爪を切るか夢で悩む人の手

ここまでネイルベッドについて詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか。ネイルベッドを保護することで爪をすこやかに保つことができるでしょう。

ぜひ、爪の血行を良くしたり、保湿をしたりして爪にうるおいを与え、自信の持てる美しい指先を目指しましょう!

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ライター
noel編集部

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