かまってちゃんの特徴と対処法！かまってちゃんを卒業する方法とは 　

「かまってちゃん」とは？

かまってちゃんは、自分の存在を人にアピールしたいような人で、「スゴイね」「羨ましい」などと、賞賛されるのがとても嬉しいと思う人です。
今では、当たり前になったSNSなどをアップするのも大好きで、「もっと羨ましがられたい」という思いが強すぎると、行き過ぎた内容のものや、話を盛ってしまうこともあるのです。

また、かまってちゃんの中には、可哀想がられたいかまってちゃんもいます。
そのようなタイプは、メンヘラ的な要素が含まれていることがあり、常に負の感情を発信してきます。

「疲れた」「もうダメ」など、人から「大丈夫？」「頑張れ」という言葉を求めるため、可哀想なオーラを大量に放出し、周りの人をゲンナリさせてしまうことも。
いずれにしても、かまってちゃんは自己顕示欲の塊で、いつも自分が一番でなくては気が済まない性格の人なのです。

男性100人に聞いた！かまってちゃん女性の印象と本音

かまってちゃんは面倒なイメージがありますが、実際に男性はかまっちゃんにどういった印象をもっているのでしょうか？

男性100人に聞いてみましたよ！

Q.かまってちゃんな女性の印象を教えて

約7割の男性はかまってちゃんは面倒な印象と答えました。
かまってちゃんも度が過ぎるとかわいらしさより面倒くささが勝ってしまうのでしょう。

では、どういった言動なら可愛いと思われるかまってちゃんになれるのでしょうか？

Q.可愛いと思うかまってちゃん女性の言動は？

Q.面倒だと思うかまってちゃん女性の言動は？

控えめに服を引っ張ったり、ちょっかいをかけ上手に「寂しい」とアピールするかまってちゃんは、男性が可愛いと感じるようですね。
反対に、「自分の話をちゃんと聞いて！」という姿勢や連絡やちょっかいがしつこすぎるアピールは、男性から面倒なかまってちゃんと思われてしまいます。

また、愚痴や自分を卑下するようなネガティブな発言などは、聞いてる側がフォローしなければいけないので疲労してしまいます。
どうぜなら可愛いかまってちゃんになって、好印象を与えたいですよね。

では、かまってちゃんの特徴・心理について詳しくみていきましょう。

かまってちゃんの特徴・心理

では、かまってちゃんにはどのような特徴・心理があるのでしょう。

1. 自分がどう思われているのか不安
2. SNSは絶対
3. 心配される=好かれていると思っている
4. 不満が多い
5. 我がまま
6. 依存体質
7. 本当は逞しい

続いて、それぞれの特徴・心理を詳しくみていきます。

特徴・心理①：自分がどう思われているのか不安

かまってちゃんは、人の目が気になって仕方がありません。
そのため、ちょっとした人の言葉も気にして悩んだりしてしまいます。

「もしかして嫌われてるかも」「さっきの言葉はどういう意味だったの」などと、人が言ったことを深読みしたり、変な意味に解釈したりして悩んだり落ち込んだりするのです。
このような言動をするのは、自分がみんなに認められたい、という強い気持ちを持っていることが多いからなのです。

特徴・心理②： SNSは絶対

SNSなどで自分の生活や、呟きなどの発信がやたら多いのも、かまってちゃんの特徴でしょう。
SNSでたくさんの人から、コメントやメッセージをもらったり、評価をもらうことは、自分が認められ注目されていることを実感できるのです。

また、フォロワー数の獲得にも必死になります。
たくさんのフォロワーを持っていることで、自分が人気者だということを、他の人にも知らしめることができ、満足感を得ることができるのです。

かまってちゃんにとっては、SNSは自分の生活の一部で、自分の価値を実感できる大切なツールなのでしょう。

特徴・心理③：心配される=好かれていると思っている

「辛い」「寂しい」「しんどい」など、マイナスな言葉を吐くかまってちゃんもいます。
このような人は、自分が弱いということで人から同情され、心配してもらえることで、自分が愛されている、好かれている、ということを実感したいのです。

そのため、ため息をついてみたり、寂しそうなLINEスタンプを送ったりしてみんなから「大丈夫？」の言葉をもらいたがるのです。

特徴・心理④： 不満が多い

不平不満を言うのもかまってちゃんにありがちな行動です。
「おもしろくない」「やりきれない」など、ちょっとしたことでもブツブツと文句を言うのです。

そうすることで、周りの人の関心をひこうとするのです。
「そうだよね」「やってられないよね」などと、同調されることで、自分との仲がより深くなったように思うのです。

特徴・心理⑤：我がまま

かまってちゃんは、自分の思い通りにならないことがあると、急に機嫌が悪くなってしまう超我がままなのです。
例えば、会話中に、自分以外の他の人が中心になってしまったり、自分の意見を否定されたりすると、泣きだしたり、キレたりすることもあるのです。

これは、自分ではなく他の人が注目されたことで、自分自身がを否定されてしまったように思ったり、疎外感を感じたりするからなのです。

特徴・心理⑥：依存体質

かまってちゃんは、側に頼れる誰かがいないといけないのです。
恋人や女友達、先輩など、自分の話を聞いてくれる人や心配してくれる人なら誰でもかまわないのです。

また、かまってくれそうな人をいち早く見つける能力に長けているのも特徴です。
頼れる人を確保しておき、いつでも自分を受け入れてもらえる安心感が得たいのです。

特徴・心理⑦：本当は逞しい

かまってちゃんは、自分が弱っていることをアピールしたり、独りでは何もできないようなそぶりを見せてかまってもらおうとします。
けれど、本当は自分で何でもできたり、そんなにも悩んでいない場合が多いのです。

けれど、かまってもらうのが当たり前だと思っているため、弱く見せたり、大変だということを必要以上に見せたりするのです。

かまってちゃんになる原因

かまってちゃんになってしまうのは、もともとの性格によるものや、環境、精神的な病気が潜んでいる可能性など、人によって色んな原因が考えられます。
例えば、性格が原因の場合、プライドが高く自分中心でないと我慢が出来ないような性格の場合は、人から賞賛されることで、満足し納得できるのです。

また、子供のころからダメ人間のように言われて育った人は、極端に自信を無くしてしまっていて、誰かに少しでもかまわれたり、褒められることでバランスを保つことができるなど、複雑な精神構造が形成されてしまっていることなども考えられます。
その反対に、知らん顔されたりすると病的に気になってしまい、嫌われているかもしれないという妄想までしてしまう人もいるのです。

なんとなく、かまってほしいかまってちゃんと、もっと深刻な原因を抱えているかまってちゃんもいるということなのでしょう。

かまってちゃんに対する男性の本音

では、かまってちゃんに対する男性の本音をみていきましょう。

1. 甘えん坊なかまってちゃんならOK
2. 弱々しそうにしていたら放っておけない
3. 可愛い子ならかまってしまう
4. 自分の生活に入り込んでこられるとウザイ
5. グズグズネガティブなことを言われると疲れる

続いて、かまってちゃんに対する男性の本音を、それぞれ詳しくみていきます。

本音①：甘えん坊なかまってちゃんならOK

甘えてくると男性は、かまってちゃんだとわかっていても、「可愛いな」「仕方がないな」などと、許してしまいます。
かまってちゃんは、どうすれば相手が自分に興味をもってくれるかということをよくわかっています。

「急に声聞きたくなっちゃった」「すぐ、切るからね」などと、ドキューンな言葉で連絡してこられると、忙しくても眠くても「まっいいか」という気持ちでお相手をしてしまうのです。

本音②： 弱々しそうにしていたら放っておけない

本当はしっかり者や、意外にたくましいかまってちゃんですが、男性の前では可哀想な女を演出することがあります。
「今日大変だったの」「ダメだな」など、弱っている姿を見せて来られると、男性はついつい話にのっかってしまいます。

「元気出して」「また相談にのるよ」などと、優しい言葉をかけてしまい、後から後悔してしまうこともあるのです。

本音③：可愛い子ならかまってしまう

男性が見た目の可愛さに騙されてしまうことは多々あります。
可愛くて儚い雰囲気の女性が、かまってちゃんだったりしたら、何とかしてあげようと思ってしまいます。

「あなただけが頼りなの」などと、言われてしまうと他の人からの忠告など一気に吹っ飛んでしまい、一生懸命かまってちゃんのお世話に徹してしまう人も多いのです。

本音④：自分の生活に入り込んでこられるとウザい

「すぐに来て」「寂しいの」などと、突然自分の都合で相手を呼び出すかまってちゃんもいます。
そして、自分の思い通りに相手がしてくれないと怒ったり、拗ねたりなど手が付けられなくなることもあるのです。

このような場合、いくら可愛くても面倒でウザくなってしまい、かまってちゃんからの距離をとろうとしてしまうのです。

本音⑤：グズグズネガティブなことを言われると疲れる

かまってちゃんは、少しのことでも気になってしまいます。
そして、それを自分の中で解決できず、誰かに頼りたくなってしまうのです。

「そんなつもりじゃないよ」「大丈夫なんじゃない」などと、なぐさめても「でも」「やっぱり無理」など、後ろ向きな返事ばかりをしてくるようなかまってちゃんは、一緒にいるとこちらも、マイナスな気分に引き込まれそうでフェードアウトしたいと思ってしまうのです。

女性100人に聞いた！かまってちゃんの原因と治し方

「面倒なかまってちゃんから卒業したい……！」と悩んでる女性に向けて、アンケート調査で原因やアドバイスを聞きました！

Q.かまってちゃんになってしまう原因は？

原因で圧倒的に多かったのが、寂しさからかまってちゃんになるとの意見でした。
また、自分を好きになれないために人から評価を得ようというとした結果、他者に依存してしまうのでしょう。

“かまってもらうことで他者から相手にされている＝自分の価値”という考えを持つ人は、1人の時間を楽しめずに寂しさがつのってしまうのではないでしょうか。
では、そんなかまってちゃんを卒業するにはどうしたらいいのでしょうか？

Q.かまってちゃんを卒業する方法を教えて

寂しがりやなかまってちゃんは、暇になってしまうと、余計なことを考えネガティブ思考になってしまう傾向があります。
そこで、まずは1人の時間を楽しめるような趣味を見つけるのがかまってちゃん卒業の近道なのでしょう。
本を読む、映画を見る、音楽を聞く、料理、街を散策など1人でできることはたくさんありますね。

“1人は寂しい……”という気持ちから“1人でも楽しい！”と思えるようになれば、かまってちゃんの卒業も近くなるでしょう！

また、自分を見てほしいアピールが強いかまってちゃんの場合は、話す側から聞く側に徹してみることが大事。
人の話をしっかり聞けるということは、自分の話をするときも相手にちゃんと向き合ってもらえるようになるでしょう。

では、かまってちゃんを卒業する方法について詳しく見ていきましょう。

かまってちゃんを卒業する方法

では、かまってちゃんを卒業する方法をみていきましょう。

1. 自分を認めてあげる
2. 得意なことを見つける
3. 相手のことに目を向ける

続いて、かまってちゃんを卒業する方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①： 自分を認めてあげる

いつも人にかまわれることで自分の欲求を晴らそうとしてしまうかまってちゃん。
けれど、どれだけかまってもらっても「もっともっと私をかまってほしい」「私だけを見て欲しい」という欲求がわき出てしまうため、何度もアピールしたりするのです。

そのため、先ずは自分自身の良いところを見つけてあげることです。
そしてきちんと褒めてあげることが大切なのです。

「わたしもやったらできるんだ」という喜びをかみしめることができると、自信につながっていくのです。

方法②： 得意なことを見つける

誰かにかまってほしい気持ちが強いかまってちゃんは、自分一人の時間の使い方がわからないことが多いのです。
つまりは、暇なのです。

時間を持て余すとよけいなことを考えたり、暇つぶしに誰かに連絡したり、SNSで自分自慢に時間を費やしてしまうのです。
好きなことを極めてみたり、自分の得意なことを見つけそれに向けてがんばることで、自分自身が人にかまう暇がなくなるのです。

方法③： 相手のことに目を向ける

いつも自分が人に話を聞いてもらっていたような人は、相手の話にも耳を傾けるようにしてみてはいかがでしょう。
かまってちゃんは、自分中心の会話をしているため、いつも話している人のことをあまり知らないこともあり、話を聞くことでその人の別の一面をみることができるのです。

そうすることで、関係がより深くなり、今よりもわかりあえる関係が生まれるかもしれないのです。

女性100人に聞いた！面倒なかまってちゃん男子の対処法

男性のかまってちゃん、面倒なときはどう対処すればいいのでしょうか？
女性100人に対処法を聞いてみました！

Q.面倒なかまってちゃんな男子にどのように対処してる？

LINEでの連絡がしつこい場合は、相手にせずスルー、もしくは空返事で興味がないと示すことで対処しているとの意見が多くありました。
対面する場合でも、対応は冷たくした方がかまってちゃんのエスカレートを防ぐためには◎

また、かまってちゃんの自覚がなくすでにエスカレートしている男性にはハッキリと物申すとの意見も！
あまりのもひどい場合は、直接指摘するほうがその男性のためにもなるかもしれませんね。

では、関係性別、かまってちゃんへの対処法をみていきましょう。

かまってちゃんへの対処法

女友達

女友達の中にかまってちゃんがいる場合は、かまってちゃんの甘える頻度も多くなってしまいます。
そこで、ゆっくり話す時間がないことを伝えることです。

「ごめん仕事が立て込んでいてバタバタしているの」など、連絡ができないことや、ご飯会に参加できないのを、仕事が理由だとすることで、かまってちゃんにも不快感をあたえません。
かまってちゃんは、すぐに対応してくれる誰かが欲しいため、別のかまってもらえるターゲットを見つけ、そちらにシフトしていくでしょう。

彼氏

かまってちゃんの彼氏は、対応が大変でしょう。
彼氏というだけで甘えるのは当たり前だと思っているのですから。

そこで、彼氏の場合は突き放すのではなく、優しくなぐさめる言葉を言いながら諭してあげることです。
「君の気持ちはわかるよ」「でも、もう少し待ってね」などと、理解しているけれど,どうしようもないくらい忙しいということを伝えるようにします。

愛情があることを伝えると、かまってちゃんは「自分のことは好きだけど忙しいから仕方がない」ということを理解するのです。

職場

職場にかまってちゃんがいる場合は、ハッキリ公私を分かるようにします。
友達や彼氏のように、ベッタリな付き合いをしなくても良いため、こちらがしっかりとした対応をすればかまってちゃんも近寄ってこなくなります。

例えば、仕事中は極力仕事の話だけにしたり、プライベートな誘いには数人で行くようにするなど、さり気なく線引きするようにしましょう。

かまってちゃんから卒業して大人の女性に

かまってちゃんは、男性にとっては可愛い部分もありますが、いつも自分が中心でなければ怒ったり、拗ねたり周りを巻き込んで面倒な態度をとることがあります。
また、面倒なかまってちゃん男性には巻き込まれないよう、さり気なく距離感を保つなど対処法を実践してみてくださいね。

自己中心的な性格や自信がないなど、原因はさまざまですが、面倒なかまってちゃんにならないためにも紹介した方法を参考にかまってちゃん卒業を目指しましょう！