化粧下地だけでつくる素肌メイクのやり方！透明感のある肌を演出♡

そもそも化粧下地の役割とは？

日頃からメイクをしている人なら当然使う化粧下地。
まずは化粧下地が担っている優れた役割を確認します。

①肌悩みをカバー

メイクをする理由としておしゃれをするという意味もありますが、肌悩みをカバーする目的も挙げられますよね。
化粧下地とは気になる毛穴やキメを覆ってカバーするアイテムです。

なかにはコントロールカラーとしての効果を持つタイプもあり、1つだけで肌の赤みやくすみの気にならない肌に整えられます。
今ある肌悩みを隠しつつ、自然で明るい肌に見せることができます。

②紫外線から肌を守る

肌の乾燥やしわ、くすみの大きな原因が紫外線です。
化粧下地には紫外線などの外部刺激から繊細な肌を保護する効果もあります。

もちろんこれは、UVカット機能のある化粧下地でなければ得られない効果。
ですが日焼け止めを塗ってから化粧下地を塗ることで、フタをし機能性をアップさせることが可能です。

③化粧崩れを防止する

どういったメイクをするにしても化粧下地を使うことはマスト。
ファンデーションの密着度が高まるため、一層きれいな仕上がりになるとともに化粧崩れをしにくくしてくれます。

さらに余分な皮脂を吸着して抑える効果も。
長時間の化粧崩れを防止できてきれいな肌が続きます。

化粧下地だけでメイクするメリット5つ♡

化粧下地だけでするメイクにはメリットが充実。
5つのメリットからその魅力に迫ります。

1. 肌への負担を軽減
2. メイク時間・コストの削減
3. 化粧崩れしにくい
4. メイク落としが簡単
5. 肌トラブルを予防

①肌への負担を軽減

メイクによって肌トラブルが増えたと感じる方は、ファンデーションを使っていることが原因かもしれません。
ファンデーションはカバー力や紫外線予防効果など機能性が高い分、肌の負担になりやすく炎症が起きたり乾燥を招きやすいです。

しかもファンデーションが毛穴に落ち込んで、ニキビの元となる毛穴詰まりを引き起こすこともあります。
化粧下地だけなら肌が呼吸しやすい環境になり肌を守れますよ。

②メイク時間・コストの削減

ファンデーションを使わないということは、メイクの工程を1つ減らすということです。
化粧下地だけのメイクにすれば、メイク時間が短くなるとともに、コスメにかかるコストの削減にもつながります。

削減した時間とコストは他の自分磨きに使うことができるでしょう。
ファンデーションに固執するよりも、多方面から女性らしさをアップさせる方が魅力的になれます。

③化粧崩れしにくい

化粧崩れを心配してファンデーションを厚塗りしてしまっていませんか？
実は化粧崩れの最大の原因となるのが、ファンデーションの重みによるヨレです。

化粧下地だけなら皮脂・汗の影響を受けても大きな化粧崩れを防ぐことができます。
化粧崩れが抑えられると、忙しくて化粧直しをする暇がない日でも気にせずアクティブに行動できますね。

④メイク落としが簡単

ファンデーションはカバー力が高いので、洗浄力の強いクレンジングで落とさなければいけません。
肌に余計な刺激を与えるとともに、毎日メイクをする女性にとっては面倒な作業です。

化粧下地だけなら簡単オフなので手間なく肌への刺激も最小限。
クレンジングをしなくなると大切な皮脂を落としすぎることもなくなるので、肌の乾燥を抑えることにもつながります。

➄肌トラブルを予防

化粧下地だけのメイクの特徴は薄づき仕上げ。
つまり変化があったときに「いつもより肌の調子が悪い」と敏感に感じ取ることが可能です。

素肌っぽいメイクになるため、より肌自体をきれいにしたいという気持ちにもなりますよね。
すると自然と肌トラブルが起きないためにどうすればいいかを考えられ、未然に防ぐことができるでしょう。

化粧下地だけでもOK！ノーファンデメイクのやり方how to

化粧下地だけで行うメイクとは、一体どのようにすれば手抜き感なくつくれるのでしょうか？
おすすめのやり方を手順ごとに解説します。

①スキンケアをする

メイクに入る前にきちんと洗顔をして、寝起きの肌の状態をフラットに。
化粧水・美容液・乳液・クリームを必要に応じて順番に使いますが、さらっとしたテクスチャーで保湿力の高いアイテムを使うことが大切です。

スキンケアアイテムは手で温めてからじっくりとハンドプレス。
乾燥しやすい口角や目元も含め、1つのアイテムがしっかり肌に入り込んだことを確認してから次のアイテムを重ねるようにしてください。

②日焼け止めを塗る

スキンケア後に塗るのは日焼け止め。
パール大よりやや大きいくらいの量の日焼け止めを塗っていきます。

両頬・鼻・額・顎の5箇所に点置きしてから、くるくると丸く塗り進めていきましょう。
顔に広げた後に首もまとめて塗って、首の紫外線予防も行います。

③化粧下地を塗る

化粧下地だけのメイクは、きちんと化粧下地を塗っていくことで、仕上がりと化粧持ちを左右します。
半顔でパール大を目安に手に取り、指の体温で温めてから肌にのせます。

指で顔の中心から外側に向けて塗ることでカバー力アップ。
肌の赤みやくすみなどのトラブルをより隠したい場合は、先にコントロールカラーを塗っておきましょう。

④コンシーラーでカバー

クマやシミなどの気になる部分はコンシーラーで隠します。
ブラシでコンシーラーを取ってカバーしたい部分の中心にのせましょう。

コンシーラーを放射状に広げるイメージで広げていきます。
こうすることでカバー力はそのままに、浮いて見えることを防げますよ。

➄フェイスパウダーをのせる

化粧下地だけのメイクではファンデーションは使いませんが、仕上げにフェイスパウダーを使ってテカリを抑えることでメイクしたての仕上がりを持続させましょう。
フェイスパウダーを付属のパフに軽くつけてから、パフを折ってなじませておきます。

崩れやすいTゾーンと小鼻にパフをやさしくのせてください。
目の下や口元も崩れやすい場合は軽くフェイスパウダーをのせますが、肌にパフをすべらせると化粧下地が取れてしまうので注意しましょう。

化粧下地だけで外出するときに気を付けること

化粧下地だけでするメイクはいいこと尽くめではありますが、注意しておきたい点もあります。
見逃せない注意点を2つチェックしましょう。

①スキンケアを入念にする

化粧下地だけのメイクだからといって、スキンケアを手抜きするのは絶対にNGです。
むしろスキンケアが不十分なら化粧下地さえきれいにのりません。

また、メイクをした肌が乾燥しやすくなるため、皮脂が過剰に分泌される原因にもなります。
たっぷりと保湿してから化粧下地だけでメイクをすることにより、みずみずしいナチュラルな肌を演出できますよ。

②紫外線対策をしっかり行う

化粧下地だけのメイクで肌への負担を軽くしたい場合でも、紫外線対策はきちんと行いましょう。
たとえUVカット機能のある化粧下地を使っていても、首や頭皮は紫外線にさらされています。

体の皮膚は1枚で繋がっているため、全身の紫外線対策ができていないと、顔の肌の乾燥まで進行してしまいます。
日焼け止めや服装などで徹底した紫外線対策が不可欠です。

ノーファンデメイクにおすすめの化粧下地の選び方

自分の肌悩みや求める質感に合う化粧下地を見つけるため、選び方の4つのポイントをまとめました。

①肌質に合うタイプ

化粧下地だけの方が負担が少ないとはいえ、自分の肌質にあるアイテムを選ぶことが重要になります。
乾燥肌なら保湿力の高いタイプ、オイリー肌ならオイルフリーのタイプなど肌になじむものをチョイス。

特に敏感肌の方は刺激成分を避けることはもちろん、自分がどんな成分を苦手としているかを把握しておくなら、より安全に使えるアイテムが選べます。

②カバー力の高さ

カバー力を求めている人は化粧下地だけでは物足りなく感じるかもしれませんが、上手に選べばファンデーション要らずのカバー力もバッチリ。
特に毛穴カバーが得意な化粧下地だと薄づきで肌の凹凸をなくしてくれます。

皮脂を吸着する成分を配合しているなら化粧崩れもしにくくなり、素肌から美しく見えますよ。

③伸びの良いテクスチャー

化粧下地にはリキッド・クリーム・ムース・ジェルといった種類があります。
どの種類でも、化粧下地だけでメイクをする際は特に伸びの良いテクスチャーを選ぶことが大切です。

肌全体に広がりやすいと刺激が少なく均一な仕上がりになります。

④付加的な機能性

最近の化粧下地には様々な種類があり、化粧下地だけでいくつもの機能を有しているなら、より簡単にきれいなメイクがつくりやすいです。
コントロールカラーが配合されていると色ムラやくすみを整えるのに効果的。

他にも紫外線予防機能や美容液成分による整肌効果などがあれば、化粧下地だけのメイクのメリットを実感できるでしょう。

化粧下地だけできれいに♡おすすめベースメイクコスメ11選

化粧下地

①インテグレート／エアフィールメーカー

インテグレートの素肌のような軽さで使える「エアフィールメーカー」。
軽量のパウダーと皮脂吸着パウダーの融合できれいな肌が続きます。

たっぷりの保湿成分と肌荒れ防止成分により、化粧下地だけでも肌を守るメイクが完成。
ラベンダー・レモン・ミントの3色があり、カバーしたい肌悩みに応じて選びやすく補正効果も高いですよ。

②ピディット／モイストコントロールベースN

ピディットの美容液成分でうるおい肌に仕上げる「モイストコントロールベースN」。
血色を上げるピンクと透明感を出すブルーの組み合わせでくすみをカバーします。

SPF30・PA+++の高機能で、化粧下地だけで夏の日差しの下に出るのも安心です。
肌に刺激となるエタノールやタール系色素を使わないことで、ストレスなくメイクを楽しめます。

③ケイト／シークレットスキンCCベースゼロ

ケイトのトーンアップもかなえる「シークレットスキンCCベースゼロ」。
ビューティアップパールにより肌の凹凸を光で効果的に飛ばします。

水溶性コラーゲンの保湿力が肌の状態を整えるとともに、少量でよく伸びて密着性を向上。
UVカット機能はSPF30・PA++となっていて、仕上がりの肌はサラサラなので化粧下地だけでもきちんとメイクをしたような印象になります。

④マック／ストロボクリーム

マックの内側から発光するようなツヤ肌になれる「ストロボクリーム」。
植物エキスと繊細なパールがナチュラルなのにきらめく肌を演出してくれます。

5色展開で、どれも白っぽいクリームがすっと肌になじんでムラなく調整。
化粧下地だけのメイクでも肌年齢を感じさせたくない方におすすめです。

⑤ポール&ジョー ボーテ／モイスチュアライジング ファンデーションプライマーS

ポール&ジョー ボーテのかわいいパッケージで気分が上がる「モイスチュアライジング ファンデーションプライマーS」。
3種のヒアルロン酸とオレンジフラワー水でメイク中も肌をケアします。

シャンパンゴールドパールが上品に輝き、ツヤと立体感を表現。
すばやくベースメイクが完成し、フローラルな香りがリラックス効果までもたらしてくれます。

フェイスパウダー

①キャンメイク／マシュマロフィニッシュパウダー

キャンメイクの薄づきなのにカバー力が高い「マシュマロフィニッシュパウダー」。
フィットしやすい軽いパウダーがやわらかいマットな質感の肌に見せてくれます。

プチプラの安心感とデパコス級の良質さで、化粧下地だけではテカってしまうメイクの仕上げや化粧直しに大活躍。
どんな肌色にも合いやすい4色展開の上に、石鹸や洗顔料でオフできる肌思いの人気フェイスパウダーです。

②セザンヌ／UVクリアフェイスパウダー

セザンヌの肌の透明感を劇的にアップする「UVクリアフェイスパウダー」。
スクワランと11種の保湿成分を含んだパウダーがしっとり肌になじみます。

微細なパールがさりげなく自然なツヤを演出するため、化粧下地とこのフェイスパウダーだけで外出するのも怖くありません。
さらにSPF28・PA+++で紫外線吸収剤不使用だから、肌にかかる負担を徹底的に防ぎます。

③カネボウ／プレストパウダースライドコンパクト

カネボウの3色のパウダーが1つになった「プレストパウダースライドコンパクト」。
血色感を出すピンク、くすみを飛ばしてマットに仕上げるイエロー、肌なじみを良くしてツヤを出すコーラルをブレンドして使います。

キメ細かいパウダーが肌をなめらかに仕上げて明るくトーンアップ。
花と果実が合わさるさわやかな香りで、化粧下地だけのお手軽メイクでもリッチな気分になれます。

コンシーラー

①メイベリン／フィットミーコンシーラー

メイベリンの高いカバー力を誇る「フィットミーコンシーラー」。
グリセリンを配合したウォーターベース処方で肌にやさしく密着します。

ななめにカットされたクッション性の高いチップが肌触り良く使いやすいです。
プチプラながら7色の種類があるため、化粧下地だけではカバーしにくい悩みに合わせた使い分けもしやすくなっています。

②ザセム／カバーパーフェクション チップコンシーラー

ザセムの14色もの多彩なカラーバリエーションが特徴の「カバーパーフェクション チップコンシーラー」。
肌の屈折率に近いソフトフォーカスパウダーで自然に仕上げます。

みずみずしいテクスチャーですがすぐに乾き、肌に密着してマットにカバーするので悩みレスな印象に。
SPF28・PA++の機能も有し、化粧下地だけでは心配な細かい箇所の紫外線予防も果たします。

③リンメル／スーパーカバーコンシーラー

リンメルの美容液成分を含んだ「スーパーカバーコンシーラー」。
カバー力・フィット感・ソフトフォーカス効果に強い3種のパウダーを配合しています。

密着度をアップさせるアミノ酸系成分とワックスで膜を張って、化粧下地だけのメイクでも肌悩みを長時間カバー。
やや固めのクリームですが、指でなじませることでヨレにくいメイクになります。

化粧下地だけで美肌メイクをつくろう！

化粧下地だけのメイクが手抜きのように感じてしまう女性は少なくないですよね。
ですが、肌への負担や肌トラブルの回避の点で考えると、化粧下地だけでメイクをする方が圧倒的に良いと言えます。

肌やベースメイクについてお悩みがあるなら試す価値アリのメイク法です。
化粧下地だけのメイクで自信の持てる肌になりましょう！