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ブリーチが色落ちしていく過程

ブリーチの色落ちが深刻

ブリーチは、発色の良いカラーやハイトーンを楽しむためには必要な工程です。
そして、髪色を変えるときは、髪のキューティクルを開いて、中に色素を浸透させていきます。

しかし、ブリーチは無理やり開いているので、一度染まった後も熱や水で洗い流すことでどんどん色素が抜けていってしまうのです
色素を定着させる成分もすべて取り除かれている状態なので、うまくカラーが安定せず、最初の状態を維持することは難しくなるでしょう。

ピンクやブルーなどの鮮やかな色味はどんどん失われ、定着しやすい暗めのカラーやブラウンカラーは残りやすいですよ。
最初からビビットカラーに染めてしまうと、後に金髪になってしまうことも。

ブリーチしても色落ちしにくいカラー

ブリーチの色落ちを防ぐ

次に、ブリーチしても色落ちしにくいカラーを詳しく見ていきましょう。

色落ちしにくいカラー

①ネイビー

深いブルーカラーで、落ち着きと上品さが魅力のネイビー。
黒とは違う透明感があり、個性的な雰囲気を出していくこともできますよ。

光が当たると艶感が出て、暗めの髪色でも重たくなることはありません
ブルー系のカラーは髪に浸透しやすく、色持ちも抜群。

時間が経つと、さらに透け感が出て、美しく輝きます。
完全に色が落ちたときにも、金髪が黄色っぽくならずに白っぽいおしゃれな仕上がりに。

②ラベンダーアッシュ

アッシュ系は色落ちしやすいカラーですが、ラベンダーカラーを混ぜることで、より長くカラーを楽しむことができます。
トレンドカラーでもあり、女性らしいアンニュイな雰囲気になりますよ

さらにピンクを加えたり、ブラウンを強めにしていったり、バランスを変えることで自分らしいカラーを楽しめるでしょう。
色落ちすると、明るめのベージュカラーに変わります。

③ショコラブラウン

多くの方に愛されるショコラブラウンも、色を長持ちさせたい女性におすすめ。
かわいらしさもある色で、キュートなファッションが好きな方にもピッタリですよ

始めは深めのブラウンカラーで、落ち着いた雰囲気に。
徐々に明るくなってきてミルクティーカラーに変化します。

ブリーチ毛特有の傷みを感じさせず、しっとりと仕上げてくれますよ。

色落ちしやすいカラー

①マット系

グリーンを入れて赤みを抑えたマット系のカラーは、大人っぽくこなれた雰囲気になる人気のヘアカラーです。
しかし、どうしても色落ちが早く、ブリーチ後に色を入れると1週間ほどで色が変化してしまいます

黄色味が強くなって、汚らしくなってしまうこともあるので、できるだけ早く色を重ねていくことがおすすめ。
長く定着させたい時は、ほんの少しブルー系のカラーを足すといいですよ。

②ピンク

かわいらしさ抜群のピンクカラーは、アクセントとしても使いやすく、女性の肌を美しく見せてくれます。
色も入りやすいので、インナーカラーとして取り入れている人も多いです。

しかし、色が入りやすい分、抜けるのも早いのが難点
カラーシャンプーやトリートメントで、丁寧なケアを続けていくことが大切です。

ピンク感はほとんど残らず、赤みのあるベージュになります。

ブリーチ後の色落ちを防ぐ!サロンでできるヘアケア

ブリーチの色落ちがない

ブリーチ後の色落ちを防ぐためのサロンでできるヘアケアにはどんなものがあるでしょうか?

  1. トリートメント
  2. 希望よりも暗めに染める

次に、ブリーチ後の色落ちを防ぐためのサロンでできるヘアケアを詳しく見ていきましょう。

①トリートメント

ブリーチ後の髪は、キューティクルが開きっぱなしの状態で、カラー剤が抜けやすくなっています。
そのため、サロンで丁寧なトリートメントをしてもらい、髪の状態を整えてもらうことが大切です

自宅ではできない丁寧なケアで、内部まで潤いや美容成分をきちんと浸透させていきましょう。
見た目もウルウルつやつやの髪になり、美しく仕上がりますよ。

②希望よりも暗めに染める

色落ちすると、どんどん髪色は明るくなっていきます。
そのため、後のことを想定して、最初に少し暗めに染めておくと長い時間イメージ通りの髪色を楽しむことが可能です

例えば、ピンク系の髪色なら、最初に赤みを強く入れておくとピンクが残りやすくなりますよ。
自分でわからないときは、なりたいカラーのイメージ写真を持っていき、担当の美容師さんに相談してからカラーを決めていくのが◎

ブリーチ後の色落ちを防ぐにはホームケアも大事

ブリーチの色落ちが起こる

ブリーチ後の色落ちを防ぐホームケアにはどんなものがあるでしょうか?

  1. カラーシャンプー&トリートメントを使う
  2. ぬるま湯で優しく洗う
  3. 熱をなるべく加えない

次に、ブリーチ後の色落ちを防ぐホームケアを詳しく見ていきましょう。

①カラーシャンプー&トリートメントを使う

色落ちを防ぐために欠かせないのが、カラーシャンプーやカラートリートメントです
髪が黄色っぽくなっていくのを防ぎ、色味を補正していくことができます。

使い方は普段のシャンプーと同じように、髪を洗っていけばOK。
週に2~3回で構わないので、ケアを続けていってください。

必要な潤いや、美容成分を補うことができるアイテムもあるので、自分に合ったカラーや成分を選んで使ってみましょう。

②ぬるま湯で優しく洗う

熱いお湯を使うと、それだけでカラー成分は洗い流されて行ってしまいます。
髪を洗うときはぬるま湯を意識してください

ゴシゴシ擦るのではなく、たっぷりの泡で頭皮を中心に揉み洗いするのが◎
カラー剤は定着するのに、24時間かかると言われているため、美容院に行った当日と翌日はシャンプーを避けるのがベストです。

髪を洗った後は、なるべく早くドライヤーを使って髪を乾かします。

③熱をなるべく加えない

熱によって、カラー剤は落ちてしまうことがあります。
髪を乾かす際や、スタイリング時に、できるだけ熱を加えないように気を付けるのがおすすめ

毎日コテを使ってスタイリングを行っているという人は、設定温度を160℃までに抑えておきましょう。
髪をはさむ時間も3秒までにとどめて、ダメージを極力抑えられるように心がけて。

ブリーチ後の色落ち対策!おすすめカラーシャンプ&トリートメント5選

ブリーチの色落ちも楽しむ

次に、ブリーチ後の色落ちを防ぐカラーシャンプー&トリートメントを詳しく見ていきましょう。

①ロイド プレミアム仕様 カラーシャンプー

ロイド プレミアム仕様 カラーシャンプー
2400円

11種類のアミノ酸を配合し、潤いを与えながら、髪を美しく洗い上げます。
髪の黄ばみを防ぎ、アッシュ系のカラーをキープしてくれますよ。

放置時間を長く置くことで、色の入り具合も変わりますよ
さらっとしたテクスチャーで、髪に馴染みやすく、しっとりとした洗い上りが魅力です。

②ナプラ N. カラーシャンプー

ナプラ N. カラーシャンプー
3000円

シア脂油、ブロッコリー種子油、加水分解シルクなどの天然由来成分を配合し、髪に潤いを与え、まとまりをプラス。
ティントロックポリマーが色落ちを抑えて長い間イメージ通りのカラーを楽しむことができますよ

黄ばみを抑えて、アッシュ系のカラーを持続させることが可能です。
シャンプーだけでも効果があるので、一度試してみてくださいね。

③CALATAS(カラタス)シャンプー

CALATAS(カラタス)シャンプー
1630円

合成ポリマー、パラベン、シリコン、動物性由来原料などがフリーで、天然植物性成分配合の髪や頭皮に優しいシャンプーです。
保湿成分フルボ酸配合で、髪や頭皮を保湿し、より良い環境へとコントロールしていくことができます。

シルバー、パープル、ピンクなど、自分の髪色に合わせたものを選ぶことで、染めたての状態をより長くキープ

④EVERY(エブリ) アンナドンナ エブリカラートリートメント

EVERY(エブリ) アンナドンナ エブリカラートリートメント
1076円

髪をケアしながら、色落ちを補正して再びイメージ通りの髪色へ。
豊富なカラーバリエーションから、好みのカラーを選ぶことができますよ

お風呂で簡単に使うことができるので、後処理も簡単です。
手についてもお湯で流すことができるのも魅力。

⑤エンシェールズ クリップジョイント カラーバター

エンシェールズ クリップジョイント カラーバター
1880円

90%以上がトリートメントでできており、トリートメントをする感覚でヘアカラーをすることができます。
色落ちしてしまった部分も、これさえあれば簡単に理想通りの髪色へ

好みのカラーとブレンドすることで、オリジナルのカラーを作ることも可能です。

色落ちを防ぐ!ブリーチ前にしておきたい色落ち予防法

ブリーチの色落ち対策

次に、ブリーチ前にしておきたい色落ち予防法を詳しく見ていきましょう。

①シャンプーの見直し

髪が傷んだ状態でブリーチをしてしまうと、色は入りやすくなっても、あっという間に色落ちしてしまいます。
そうならないためにも、あらかじめ髪の状態を整えて、潤いを保てるようにコントロールしておくことが大切です

日々のシャンプーの仕方でも、ゴシゴシ洗い過ぎていたり、洗浄力の強すぎるシャンプーを使っているなら見直しが必要。
髪を自然乾燥している場合も、どんどん潤いは失われて行ってしまうので、すぐに乾かす習慣をつけてくださいね。

②トリートメントで潤いプラス

不足している潤いを補うことができるトリートメントを使って、ブリーチ前に髪をケアしていきましょう
髪を乾かす前にも、洗い流さないタイプのトリートメントを使えば、熱によるダメージを防ぐこともできますよ。

ヘアアレンジにもヘアオイルを使い、毛先に潤いをプラス。
日中は紫外線ダメージが加わっているので、スプレーや帽子をかぶって対策することも忘れずに。

ブリーチ後の色落ちを防いで、イメージ通りのカラーを楽しもう

ブリーチの色落ち解決

ブリーチをすることで、発色の良い明るい髪色を楽しむことができます。
しかし、その分色落ちもしやすくなり、すぐに明るく色が抜けてしまうこともあるのです。

少しでも長く髪色を持続させるためにも、日々丁寧なケアを続け、髪に潤いを与えていかなくてはいけません
自宅でも、カラーシャンプーを使ったり、洗い流さないトリートメントを使えば、簡単にケアができますよ。

見た目も潤いが残り、美しい状態が保てるので、諦めずにコツコツケアを続けていってくださいね。

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ライター
noel編集部

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