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ヘアカラーの種類|色味と明るさ

ヘアカラーは、明るさと豊富な色味で、色々な髪色を表現できます。
まずは、ヘアカラーの種類についてご覧下さい。

暖色系と寒色系

ヘアカラーの種類は、暖色系と寒色系に2つに分けられます。
暖色系は、暖かさのある色味で、赤やオレンジ、黄色などの色味の種類。

一方、寒色系は、青や青緑などの種類の色が挙げられます。
暖色系は、興奮色とも言われていて、見ると元気が出たり、心がホッと温かくなる種類です。

寒色系は、気持ちが落ち着いて、沈静効果のある色味のことを指します。

色味

アッシュ

アッシュは、色味でいうと青色のことを指します。
寒色系の代表的な色で、髪の毛にスモーキーさをプラスするカラーです。

アッシュは、オレンジの補色なので、オレンジ味を打ち消してくれる効果があります。
さらに、様々なヘアカラーとの相性が良く、カラーバリエーションが豊富なことから、男女問わず人気です。

ブラウン

ブラウンは、色味で言うと茶色です。
暖色系にも寒色系にも属さないフラットな色なので、単色でヘアカラーする時もあれば、他の色味と混ぜて使われる時もあります。

ブラウンは、他の色味と混ぜることで、柔らかさや落ち着いた雰囲気をプラスしてくれる万能な色味です。

ピンク

ピンクは、女性の間で人気のヘアカラーで、どちらかと言えば暖色系に分類される種類の色。
髪の毛に施すことで、ピンク特有の可愛さや柔らかさを表現できるところが特徴です。

ヴァイオレット

ヴァイオレットは、色味で言うと紫になり、パープルやラベンダーと呼ばれる種類のヘアカラー。
ヘアカラーの中では、比較的濃い色で、他の色に混ぜると、落ち着いた深みを出してくれます。

さらに、ヴァイオレットは、イエローの補色です。
黄みが気になる髪の毛にプラスしてあげると、黄みを打ち消して、ツヤを出してくれます。

明るさ

ヘアカラーの明るさは、レベルという単位で現します。
数字の単位が高くなるに連れて、明るくなり、1レベル〜20レベルくらいまでが主流です。

1〜3レベル&4〜6レベル

1〜3レベルくらいまでの色は、真っ黒です。
地毛の色か、それよりも黒い種類の色味になります。

そして、4レベルから少しずつブラウンを感じるようになり、6レベルになるとパッと見ただけでも、ブラウンとわかるくらいの明るさです。

7〜9レベル&10〜12レベル

7〜9レベルの明るさは、お仕事をされている方からもオーダーが多いスタンダードなレベルです。

さらに上の10〜12レベルの明るさは、ブラウンというよりもオレンジ味が目立ってきます。
ハイトーンカラーに分類される明るさで、ヘアカラー剤で出せる最高の明るさです。

13〜15レベル&16〜20レベル

13〜15レベルの明るさになると、ライトナーという明るくするだけのカラー剤を用います。
オレンジに少しずつ黄みが入ってくるので、まずベースの髪の毛を明るくしてから、色味を入れるダブルカラーが必要です。

さらに、その上の16〜20レベルは、ブリーチを重ねながら少しずつ明るくします。
ブリーチを塗布して、流す行程を何度も繰り返すのですが、髪質によってはこの明るさまで辿り着けないことも。

明るくなるよりも先に、髪の毛が傷んで、弱ってしまうのです。

ブラウンヘアカラーの種類を詳しくチェック

ブラウンヘアカラーは、色々なカラーと相性が良くて、バリエーションが豊富なカラーの種類です。
性別や年齢に関係なく、人気のブラウンへアカラーの種類をご紹介します。

  1. アッシュブラウン
  2. ピンクブラウン
  3. ヴァイオレットブラウン
  4. スモーキーブラウン

①アッシュブラウン

アッシュブラウンは、カラーの種類の中でも大人気です。
ほんのり青みのアッシュと、ブラウンを混ぜれば、スモーキーさのあるヘアカラーになります。

落ち着いた雰囲気を感じるので、学生さんやお仕事をされている方も、取り入れやすいヘアカラーの種類です。

②ピンクブラウン

赤みのあるピンクとブラウンを混ぜたピンクブラウンは、アッシュブラウンと同じくらい女性に人気のヘアカラー。
ピンクが加わることで、女性らしくて柔らかい雰囲気を感じます。

ピンクブラウンを入れると、ツヤが生まれるので、乾燥やパサつきが気になる方におすすめ。
赤みが加わることで、パサつきを抑えて、黄みがかった色を緩和する効果が期待できます。

③ヴァイオレットブラウン

ヴァイオレットブラウンも、ブラウンの種類の中では主流の色味。
色が濃いヴァイオレットをブラウンと合わせることで、高い明度だったとしても、少し暗めに染め上がります。

色が少し暗くなってもいいから、ツヤや落ち着き感が欲しいという方にピッタリのブラウンのへアカラーの種類です。

④スモーキーブラウン

スモーキーブラウンは、くすみを感じる種類のヘアカラーですが、アッシュとは違って、くすみの中に透明感も感じます。
グレーとブラウンを混ぜたヘアカラーで、アッシュやピンクと並んで、男女問わず人気です。

2020トレンドのヘアカラー

ヘアカラーは、毎年トレンドのヘアカラーが発表されていますが、2020年にも注目したいトレンドのへアカラー。
2020年注目のトレンドへアカラーの種類をご覧下さい。

  1. ラベージュ
  2. ベイクドブラウン
  3. グレージュ
  4. ラテベージュ
  5. クールアッシュ

①ラベージュ

ラベージュとは、ラベンダーとベージュを混ぜて作った、トレンドのヘアカラー。
青みと赤みを持ったラベンダーと、柔らかいベージュのバランスが絶妙です。

透明感に加えて、女性らしさも醸し出してくれる注目のトレンドヘアカラー。

②ベイクドブラウン

ベイクドブラウンとは、焼いたようなこげ茶色のヘアカラーのことを指します。
ナチュラルなヘアカラーの種類で、季節やコーディネート、年齢に関係なく、挑戦しやすいヘアカラーです。

③グレージュ

グレージュは、グレーとベージュを合わせた透明感とくすみを感じるヘアカラーの種類です。
色味が濃くてくすみのあるグレーと、柔らかいヘアカラーのベージュを合わせることで、ふんわりとした色になります。

④ラテベージュ

ラテベージュは、まろやかなブラウン系の種類のヘアカラー。
柔らかい雰囲気のポイントは、少しだけ混ぜたピンクです。

ピンクは入れ過ぎると、赤みが強く出てしまいますが、少量足すことで黄みを緩和して甘さが加わります。
赤みは出したくないけど、ツヤは欲しいという方におすすめ。

⑤クールアッシュ

クールアッシュとは、濃いめのアッシュブラウンに、グレーを混ぜてスモーキーさをUP。
ボーイッシュな印象の中に、セクシーさや女性らしさも垣間見えるおしゃれなトレンドのヘアカラーです。

美容院でヘアカラーの種類を伝えるときのポイント

美容院でヘアカラーの種類を選ぶ

ヘアカラーには、膨大な種類があるので、美容師さんに希望を伝える時に迷ってしまいませんか。
次は、美容院に行った時に迷わないためのヘアカラーをオーダーする時のポイントをご紹介します。

  1. 写真などを使って伝える
  2. 気になるところを伝える
  3. どう変えたいのかを伝える

①写真などを使って伝える

言葉で伝えることが苦手という方は、自分が希望するヘアカラーの種類の写真を持参して、美容院へ行きましょう。
こうすることで、自分がどんなヘアカラーをしたいのか、素早く伝えることが可能です。

その写真を参考にしながら、美容師さんが色々な提案をしてくれますよ。

②気になるところを伝える

美容師さんには、自分が今気になっていることを伝えましょう。
例えば、時間が経つと黄色くなる点が気になることや、赤みを出したくないなどの要望のことです。

それを基にしながら、美容師さんが髪の悩みを解決できるようなヘアカラーを、いくつか挙げてくれます。

③どう変えたいのかを伝える

美容師さんにヘアカラーをオーダーする時は、今の自分の髪色や髪の状態を基に、どうしたいのか伝えることが大切。
美容院に行く時は、根元が数cm伸びて、毛先が黄色やオレンジみを帯びている状態です。

ほとんどの人が、前回へアカラーをした時よりも、だいたい1〜2トーンくらい明るくなっているのです。
そこで、ヘアカラーをオーダーする時は、明るさを今よりも明るくしたいのか、暗くしたいのかをまず伝えます。

その後に、色味の好みを伝えながら、美容師さんと相談して決めていきましょう。

ヘアカラーの種類を決めるときの注意点

美容院に行って、ヘアカラーしたけれど、希望の色と違ったという経験はありませんか。
この原因は、ヘアカラーの種類を決める時にあります。

実際に美容院に行って、ヘアカラーの種類を決める時の注意点をご紹介します。

  1. 地毛の色を知っておく
  2. 照明の当たり方でヘアカラーは変わる

①地毛の色を知っておく

髪の毛は、人それぞれ太さやくせの有無、持っているメラニン色素の色が違います。
それを知らずにオーダーしてしまうと、希望のヘアカラーと種類が違うという事態が起きるのです。

アッシュと一言で言っても、赤みが強い髪に入れた時と、黄みが強い髪に入れた時では、色味が異なります。
もちろん、写真のモデルさんとも髪質が違うので、仕上がりが異なってしまうのです。

②照明の当たり方でヘアカラーは変わる

ヘアカラーの種類を決める時には、照明の色も考えて選ぶことが大切。
ほとんどの美容院では、白熱灯や蛍光灯などの種類を、照明として使っているお店が多く見られます。

そのため、照明の影響を受けて、ヘアカラーが違って見えることもあるのです。
美容師さんと、光の当たり方に関することも相談しながら決めるのもGOOD。

ヘアカラーのダメージを抑えるにはリタッチ・ハイライト

ヘアカラーは、1剤と2剤を混ぜて、混合液を作ったものを髪の毛に塗布。
1剤に含まれるアルカリ剤がキューティクルを開き、混合液が髪の内部に浸透します。

その後、発色した染料の分子が内部で大きくなることで、髪の毛が染まるという仕組みです。
明るさのレベルが低いからと言って、何度もヘアカラーを繰り返すのは髪の毛に負担がかかります。

①リタッチ

リタッチは、根元の伸びてきた部分のみを染めるヘアカラーです。
人の髪の毛は、1ヶ月に1〜1.5cmのスピードで伸び、根元が2cmほど伸びてくるとへアカラーが気になり始めます。

全体的なヘアカラーをした後に、リタッチをしてあげることで、毛先に負担をかけず、気になる根元だけを染めることが可能。
ヘアカラーをしてから、1〜2ヶ月後くらいにリタッチをしてあげましょう。

②ハイライト

ヘアカラーのダメージを軽減する方法に、ハイライトがあります。
ハイライトとは、筋状に明るくなっているヘアカラーのこと。

毛束を細く取って、明るめのカラー剤を乗せながら、ホイルに包みます。
こうすることで、ホイルの中に包まれた毛束だけが、明るくなる仕組みです。

ハイライトを入れることで、根元が伸びてきても気にならなくなりますし、ヘアカラーに立体感が出ます。

ヘアカラーの楽しみ方【長持ち・色落ち】

ヘアカラーは、時間が経つと色味が抜けて明るくなってきます。
施術してもらったヘアカラーを長持ちさせるには、ヘアカラーをした当日はシャンプーをしないことが大切です。

ヘアカラーをしてすぐは、キューティクルが完全に閉じていないため、色が落ちやすくなっています。
そこで、シャンプーをしてしまうと、色味が簡単に落ちてしまうのです。

そしてもう1つは、髪の毛を洗う時は、カラー専用のシャンプーを使うことがGOOD。
一般的なシャンプーは、洗浄力が強いため、色落ちの原因になる可能性があります。

さらに、色落ちが気になる人には、根元が暗くて毛先に連れて明るくなるグラデーションカラーをオーダーするのも◎
グラデーションカラーにすると、色が抜けてきても気にならずにおしゃれに見えます。

ヘアカラーにおすすめのアイテム3選

ヘアカラーをしたら、毎日使うシャンプーやトリートメントを専用のものにするだけで、カラーの持ちが変わります。
次は、ヘアカラーをした時におすすめのアイテムをご紹介しましょう。

①アンナドンナ エブリカラートリートメント

アンナドンナ エブリ カラートリートメント
1076円

ヘアカラーの抜けが気になる方は、カラートリートメントがおすすめです。
中でもエブリカラートリートメントは、カラーの色落ちを補って自然な色にしてくれます。

素手で使えますし、カラー独特の嫌な臭いもないので、手軽に使えることころも◎

②リーゼ プリティア泡カラー

リーゼ プリティア泡カラー
2480円

リーゼのブリティア泡カラーは、その名の通り、泡で出てくるヘアカラーです。
そのため、根元から毛先まで、泡が行き渡って色ムラを防いでくれます。

カラーバリエーションは、22色あるので自分の好みに合った種類の色が、必ず見つかります。

③シュワルツコフ カラースペシフィークシリーズ

シュワルツコフから販売されているカラースペシフィークのシャンプーは、アルカリに傾いた髪の毛を包み込みながら洗い上げてくれます。
染料の流出を防ぐ、カラーヘアー専用の種類です。

このトリートメントは、高密度補修をしてくれるので、カラーで傷んだ髪を内部から引き締めつつ、色持ちを良くしてくれます。

ヘアカラーの種類を把握してカラーをより楽しもう!

ヘアカラーの種類は、バリエーションがとても豊富で、配合の違いで広がります。
ぜひ、多くの種類の中から、お気に入りを見つけてヘアカラーを楽しみましょう。

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ライター
noel編集部

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